#333 【谷山浩子:今日の1曲】  「満月ポトフー」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (3:38)

【ポイント】
 ・ どこか“闇鍋”的なポトフが思い浮かべてしまう歌詞
 ・ 山賊の賑やかな晩餐を感じさせるようなリズミカルなアレンジ


物語に出てくる「山賊の娘」をテーマに書かれた作品です。
今年を見てもコンサートで度々唄われた曲で、大変愉快な、それでいてチョット黒い、いかにも「浩子ワールド」らしさが伝わるものです。代表曲の1つですね。
歌詞だけを読むと結構きわどいフレーズもあるのですが、これが「真っ黒」ではなくて、セリフ的な言い回しになっていることで、アニメやドラマ的なフィクションぽさを伝えてくれています。
曲は大変リズミカルなアレンジになっており、いかにも60年代後半~70年代前半のアメリカのテレビアニメ作品で見たようなミュージカルタッチの場面が浮かんできます。この原作が音楽劇を作らせてしまう理由がこんなところにも表われてきているのかもしれませんね。

この作品を色に例えると「色とりどりに中にグレーが入っている感じ」で、混沌とした色彩が不思議と調質されているような印象です。そこが『谷山作品らしさ』に感じられ、そんなフィクションぽさから浩子さんが代表曲として「ゆめ」セレクトしているように伝わってくるのです。

楽しい作品です。是非聴いてみてください。


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Date: 2014.11.29 Category: 谷山浩子   

#332 【谷山浩子:今日の1曲】  「壁に映る影」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:43)

【ポイント】
 ・ ソロのヴァイオリンが切なく泣いている
 ・ 夜、ひとりでしっとり聴きたい暗い歌


この曲を聴いた時、浮かび上がった像は何故か「モノクロ」の画しか出てきませんでした。
“闇の暗さ”がシンプルに描かれているからなのかもしれません。
この歌も「真夜中」が唄われています。浩子さんの一番得意な時間帯だからこそ、このようなメロディーが浮かんでくるのでしょうか。。。

この曲ではアレンジャーではなく、ヴァイオリニストとして斎藤ネコさんが入っているのですが、この演奏が実に切ない感じで良いのです。まさに泣いている感じで、この歌詞の「黒っぽい世界」を浮かび上がらせるだけでなく、「無常観」さえ演出してくれている印象があります。

派手だったり元気が出るような歌とは明らかに性質が違いますが、騒がしかった1日の終わりにしっとり聴くと心を落ち着かせるような効果を持った作品のように感じます。

そういう非日常に誘うという意味では、“劇中歌”らしい歌になっているのかもしれませんね。


Date: 2014.11.28 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #34 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/10/27

今日の音源は、第82回、1983年(昭和58年)10月27日の放送分です。

この一週間で2つの大学で学園祭コンサートをやってきたという報告をする浩子さん。

『私、知らなかったんですけど、東京工業大学って国立の一期校だそうですね。』

・・・ 「一期校」 ・・・時代ですねぇ。
この表現に響くのはやはり50代以上の方々でしょうか。
ちなみに、若い方に向けて「一期校」をちょっと解説すると・・・
1970年中盤までは国立大学の試験は2回受験できる日程で設定されていました。
その第一期には東大をはじめとする旧帝国大学が集中していました。入試日程との関係もあって、一期校が第一志望、二期校は滑り止めという形になったんですね。これによって入試期によって大学が序列化されていった訳です。その後、1978年に「大学共通第一次学力試験」(いわゆる共通一次試験、いまのセンター試験の前身)が始まると、この入試期による区分はなくなりました。

ちょっと脱線しましたが、こんな話題のオープニングの後、冒頭のハガキコーナーでは
シーズン終了したプロ野球のセ・リーグのお話をしています。(エース:平松正次投手の通算200勝達成のお話もあわせて)。

『皆様、おかげ様で、我が“大洋ホエールズ”が、みごと夢かと思われたAクラスに!』

・・・ 「大洋ホエールズ」 ・・・これもまた時代ですねぇ。

ちなみに、こちらもちょっと解説すると・・・
プロ野球のセントラルリーグに所属する「横浜DeNAベイスターズ」(2012年~)は、その前身を「横浜ベイスターズ」(1993年~2011年)と言いましたが、更にその前が「横浜大洋ホエールズ」(1978年~1992年)でした。今の横浜スタジアムが出来る時に川崎から横浜にフランチャイズ球場を移してきました。この1983年は関根潤三さんが監督だったシーズンですよ。(近藤貞夫監督が“スーパーカートリオ”を売り出す少し前ですね。その一角だった屋鋪選手は、最近ではSL写真家としても著名になりました。)

そんなこんなで冒頭から時代背景を懐かしめる放送になっています。
しかも、途中には、浩子さんのいとこが通っている東京都立大学(現:都市大学東京)の学園祭:「メポタン祭」のお知らせまで行なってしまうという「深夜放送的な公私混同」もあったりと、大変賑やかな放送です。本当に、「古き良き深夜放送」といった感じがいっぱいに詰まっています。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年10月27日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、こんな冒頭のくだりもあって 『おめでとうAクラス/おめでとう200勝』 でした。



Date: 2014.11.27 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#331 【谷山浩子:今日の1曲】  「世界一不幸なトナカイ」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:15)

【ポイント】
 ・ シュールでいて、そして悲しい世界観を描く歌詞


大変ネガティブな先入観を持たせるタイトルですが、歌詞の描く世界は結構シュールで、それでいて悲しさを感じさせるものです。
「トナカイ」はいろいろな童話でも賢い存在で描かれることはほとんどないと思いますが、ここでも嘲笑の対象として描かれています。それも「自分」を人が揶揄する生き物という形で。 歌を聴く以上に、歌詞カードで詞を読む方がこの歌詞の世界の「深さ」をより感じられると思います。

曲のアレンジは、冒頭はピアノの弾き語りっぽく始まるのですが、次第にいろいろな楽器が伴奏として入ってくる形になっています。中盤以降のエレキギターが入ってくるあたりからはロックテイストも入ってくる感じです。


Date: 2014.11.27 Category: 谷山浩子   

#330 【谷山浩子:今日の1曲】  「花の季節 屋根の上」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:22)

【ポイント】
 ・ 花が咲く暖かな季節感がいっぱいに伝わるメロディー


最近のコンサートでもピアノがメインで演奏された作品ですが、アルバムVer.ではアコースティック・ギターが存在感を示すものになっています。「花の季節」というタイトル通り、前曲の冷たい感じから一変して、春のような光に満ちて来たような明るいアレンジです。

春の暖かな感じに誘われて屋根の上で過ごすというのもなんとも長閑な光景ですが、「これが普段の生活なら・・・」という羨む想いも持ってしまいます。そこに「雲に手が届き、星にキスをする」というメルヘンの世界が描写されていくところが、いかにも谷山ワールド的な広がりを持っているように感じられます。


Date: 2014.11.26 Category: 谷山浩子   

#329 【谷山浩子:今日の1曲】  「カイの迷宮」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (6:15)

【ポイント】
 ・ 音楽劇のテーマになるメロディーがまとめられた作品
 ・ 舞台となる「雪と氷の世界」が感じられる冷たく透き通った音のアレンジ


昨日のアルバム紹介でも触れたとおり、アンデルセンの「雪の女王」がモチーフで全曲が作られているのですが、その歌詞カードには1曲ずつ1つのイラストが付けられています。この曲には、舞台となる雪の世界がオーロラと共に描かれています。

アルバム冒頭から一番長い6分を超える大作です。
その長さを感じさせないのは「音楽劇」という背景を持っているという面もあるでしょうが、基本的にメロディーが大変美しいことも大きいですね。
歌詞もとても切ない内容で、これから始まる物語の中身を期待してしまいます。

繰り返しになりますが、アルバム自体が音楽劇のサウンドトラックということもあり、この『カイの迷宮』という作品は歌詞とアレンジを変えた別Ver.がこのアルバムに2つ収められています。
そういう意味でも、この大作は音楽劇の軸となる大切なテーマ曲になっている訳です。


Date: 2014.11.25 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『カイの迷宮』



アルバム 1998年9月18日発売

今年3月に日本でも公開され大ブームを起こしたディズニーの“アナ雪”。
ディズニーのミュージカル・ファンタジーアニメの『アナと雪の女王』は、ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作の童話:『雪の女王』にインスピレーションを得て、その舞台を「雪と氷の世界」と設定してストーリーを新たに書き下ろしたオリジナル作品でした。昨年度の「アカデミー長編アニメ映画賞」も受賞しましたね。

その15年も前、1998年に浩子さんが原作の「雪の女王」をモチーフに制作したコンセプトアルバムが、この『カイの迷宮』です。
このタイトルは童話の主人公から取られています。ちなみに、「アナと雪の女王」では、原作の主人公の名前は主人公:アナとエルサの召使いとして登場しますね。

このアルバムは浩子さんが以前に『やりつくした』と語った「組曲」の形で制作されています。
まず、経緯的に興味深いのは、浩子さんから『組曲みたいなアルバムは売れないから止めたほうがいいのでは?と助言した』にもかかわらず、ディレクターが薦めて発表されたというところでしょうか。その上、『このアルバムはよく出来た曲が多い』と浩子さんが思ったほど秀作揃い。こんな時はセールスが伴わないことを経験上から痛感していた浩子さんの“助言通り”に当時はなってしまったようですね。。。

また、これが発売されたこの年の暮れに浩子さんは初の音楽劇:『谷山浩子の幻想図書館 “雪の女王” 』を開催するのですが、そのサウンドトラックとして作られたアルバムでもあります。実際、本当によい仕立てのアルバムでいろいろなタイプの作品が収録されていますが、全体的なまとまりがよく、1つの物語が展開していくその只中にいるような不思議な感覚を残してくれます。

“アナ雪”で盛り上がった流れで手にして聴いて頂いても、その良さが伝わるかと思います。
そんなアルバムから紹介を続けていきますね。



Date: 2014.11.24 Category: 谷山浩子   

#328 【谷山浩子:今日の1曲】  「ひとみの永遠」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:斉藤ネコ   (4:03)

【ポイント】
 ・ 目薬のCM用のイメージソング
 ・ 実は「動物目線」の歌


コマーシャルの映像用の絵コンテに書かれた動物の光景を見て作られた作品だということを浩子さんがライナーノーツで明かされていますが、そう言われてみれば確かにそういう歌詞になっています。でも、言われなければそう感じさせずに「人間の話」に見えてしまうのが創作の不思議さでもあったりしますね。
(このあたりの詳細はアルバムのライナーノーツを参照くださいね。)

この作品はシングル盤として発売(1992年)されたので、ここに再録されたものもそのVer.です。とっても華やかなアレンジになっていて、パッと開いた光に満ちた明るい世界を感じさせてくれるものになっています。

ところで、先日放送されたNHKの『SONGS』の中島みゆきさんの回をご覧になりましたか?

「主題歌」の特集でしたが、ここでも同じようなお話がありました。
あの大ヒット曲の『空と君のあいだに』(1994年)も実は“動物目線”だったというお話でした。主題歌を頼まれた時に決まっていたのは「犬が出る」ということだけだったので、そこを頼りにイメージしたものだったそうです。そして、『犬が下から見上げると「空と君」しか見えないから』という理由でこのタイトルも決まったらしいです。興味深いエピソードでした。

この作品が2枚組アルバムの終曲になります。
明るく気持ちよい余韻を残してくれるのにピッタリの作品です。


Date: 2014.11.22 Category: 谷山浩子   

【鉄旅日記】 北海道へ行ってきました! ④


最終日:11月2日の札幌は、あいにく朝から雨模様。
強くはないものの、しっかり濡れる程度の降り方で傘は必要な状態でした。
天気予報でも帰り道にあたるエリアはどこも☁か☂の印で、お土産を買いつつの道中はなかなか大変になりそうな予感がありました。
そんな朝のニュースでは「北海道新幹線のレール締結式が昨日:11月1日に行なわれた」という話題も流れていて、タイムリーなタイミングで来たのを実感します。

ホテルを7時半にチェックアウト。地下鉄でススキノから札幌駅まで向かいます。
日曜日、しかも3連休の中日の朝ということで電車は空いていました。

札幌駅では、前夜の晩ごはんで入った店の店員さんが『北海道のお土産を買うなら、ここは大変便利』と教えてくれて、地元でも話題になっているという『北海道四季彩館』(札幌西店)へ行きました。お店自体は実はキヨスクの店舗なのですが、コンコースの中にあって乗車前の時間を有効に使えるうえ、朝早くから営業してくれているので確かに重宝します。
勤務先の同僚へのお土産を物色していくつかお菓子を購入しました。(あまりに定番すぎるので、「白い恋人」は買いませんでした。(笑))


荷物を小さくすべく背負っているバッグにお土産を詰め替えて、いよいよ改札内へ。
今日はこれから出発までの時間を使って、まずは昨日は小樽で撮影した「SLニセコ」の札幌駅での姿を収める為です。
しかし、ここでトラブル発生!
改札に入ってから、荷物を詰め替えたところに傘を置き忘れたことに気づきます。
今更戻っても仕方がないので、そこは思い切りよく断念し、そのままホームへと上がります。

札幌駅でのSLニセコの出発ホームが、これから乗車しようとしている列車の隣のホームだったこともあり、出発前の時間帯は撮影にちょうどよく使えます。既に「SLニセコ」は入線していて、この日を含めてあと2回しかない運転の光景を思い思いに撮影していました。
C11@札幌

SLニセコは、昨日も書いた通り、札幌を発つ時はディーゼル機関車が先頭になって牽引されて小樽まで向かう為、下の写真のような編成になっています。些か興醒めなところがありますが、都市部のダイヤにあわせて走るには致し方ないところもあるのでしょう。
SLニセコ@札幌①

そんな中に混じって撮影をしていたところ、札幌駅の独特の構造に気づきました。
機関車あたりの天井が一段高くなって、そこに「換気口」が付いていて、あたかも昔のSL機関庫のような構造になっているのです。(上の写真の煙がたなびいているちょうど上の部分です。)
これは北海道がまだ電化されていない区間が多く、札幌駅にも煙の出るディーゼル機関車が牽く列車が多く出入りしていることとも影響していそうですね。現時点でも「北斗星」・「カシオペア」、大阪と結ぶ「トワイライトエクスプレス」もそういった類の列車です。
また、雪害を考慮して全面的に屋根に覆われてしまっていて、ホーム階はかなり暗いこともあって、これまたスマホのカメラでの撮影には辛いところでした。

SLニセコ@札幌②


さて、今日はここ札幌から再び陸路で東京を目指します。

乗車したのは、函館へ向かう特急:「北斗6号」です。
特急券-北斗6号

8:34に発つ列車が既に「6号」(3本目)なので、いかに遠くへ行くのかが逆に伝わってきます。
列車は雨模様の札幌を定刻に出発。座席はかなりしっかり埋まった状態で、連休中の遠出をされる姿の方々がやはり多かったようです。

千歳空港が右手に見えるところで「トワイライトエクスプレス」の札幌行とすれ違います。来年3月には廃止になってしまうので、出来れば何とか乗車してみたい列車です。そして、2日前に夕張に向かう為に「北斗星」を降りた苫小牧を過ぎると、海沿いに出ます。この日はやはり雨だったこともあり、海は少し波立っているようで往路とは違う太平洋の姿を見ることが出来ました。

既にお気づきかもしれませんが、この列車を降りる駅は約3時間後に到着する「森」です。
往路と同じく、噴火湾(内浦湾)を眺めながら、途中の長万部の手前にある“秘境駅”:「小幌駅」を通過しながら、列車は森駅に到着します。

森駅。
駅名で言われてピンとはこなくても、ここの「駅弁」はご存知の方も多いでしょう。
「駅弁大会」や「北海道物産展」での超定番商品:「いかめし」です。
いかめし

これが「いかめし」の森駅の構内です。こんな小さな駅です。
でも「北斗星」を始めとする特急が停車するこのエリアの代表駅。
森駅の構内

駅の東側はすぐに岸壁になっていて、カモメが休んでいたりする長閑で静かな駅です。
(画像上、小さくなっちゃっていますが。)
森駅のカモメ

ここは非電化区間なので本当に北海道らしい駅の作りになっていて、出発信号機が橋上に並ぶ光景を見ることが出来ます。 (※札幌方を望む。)
森駅-出発信号機

写真に収めていないのですが、北海道の信号機には本州であまり見掛けないような「着雪対策」が様々に施されていて、“雪国の工夫”が見てとれます。

そんな写真を撮っていると、これから乗る上りの普通列車が札幌方面から来ました。
普通列車@森駅

今日はこれから函館本線の南部にある「2つめのルート」のを巡っていく旅です。
1つは森~大沼までの「砂原支線」。もう1つは、下り列車が通る「藤城支線」ではなく、上り列車が通る「本線」を通って函館に向かう訳です。その途中には、いま話題のスポットがあります。ここは意図的にスケジュールしないとうまく乗ることが出来ないこともあり、今回は往路の寝台特急では通らなかった経路を通る普通列車がちょうど接続よくあったので、この森駅で乗り換えることにした訳です。

砂原支線は、優等列車のうち、寝台特急:「トワイライトエクスプレス」と寝台急行:「はまなす」だけは通るようですが、「駒ケ岳」という富士山の形によく似た円錐形の活火山の周囲を取り巻くように海沿いを走る路線です。森~大沼の間はこの駒ケ岳を右回り・左回りするルートで2つに分かれている訳です。
ノンビリ走るディーゼルカーに乗り、砂原支線に入るとすぐに東森駅に着きます。まだ街中にある為、周囲にも民家が多くあるところですが、駅舎は何ともかわいらしい形をしています。
砂原支線-東森駅 駅舎

小雨模様が続く中、私の席の隣のボックスシートには旅の途中のご夫婦が。
I-PHONEを片手に撮影しながら景色を楽しんでいたようですが、どうやら奥様が「鉄子」の雰囲気でしたね。席を右に左に替えながらの乗車でした。また、お昼時だったこともあって地元の方々も比較的乗車されていて、高校生からお年寄りまで区間乗車も多くありましたね。

海沿いと言っても山を取り巻くように走る関係上、徐々に標高が上がっていき、山を半周近く周って大沼に向かう為に西向きの進路になる頃には結構な高さまで上るルートになっています。
大沼公園の湿地帯や沼が見え始めると、右手から森駅で別れた本線が合流してきて大沼駅に着きます。ここは観光地にある駅なので多少は賑やかですね。

次に、ここからがもう1つのルート、大沼~七飯の「本線」を進みます。

この間には下り列車(札幌行)の場合に急勾配の登り坂があり、重量級の列車だと障害になる為、回避した支線が設けられています。その昔は、下りが支線経由、上りは本線経由という振分けになっていました。最近では車両性能の向上もあって普通列車やディーゼル特急はそのルート選択に必ずしもなっていませんが、寝台列車や貨物列車はその例にならっています。この為、この区間は上り列車の方が乗る機会に恵まれやすいのですね。実際、七飯駅も大沼駅もそれぞれ下り列車の側が本線を跨いだり潜ったりする形態で分かれていく設計になっていたので、運用を前提にした配線になっていることが乗っていてもよくわかります。

その問題の急勾配は仁山駅を過ぎたあたりからなのですが、明らかに下っていることがわかるほどの感覚です。この下り勾配が終わるのがちょうど渡島大野駅の手前のあたりです。この下り終わりで車窓が開けると遠くに函館山も見えるようになります。


渡島大野駅。
ここを見たかったのが今日の目的の1つです。
今はただのローカル線的な無人駅。しかし、2016年には誰もが知っている駅になります。
その時の名前は、「新函館北斗駅」。
北海道新幹線の終点になるターミナル駅に変貌します。
東京駅で見ることが出来る行き先になる訳で、今回は建設状況を見たかった訳です。

左に大きく曲がりながら坂を下りきったところにある駅に入ってくると、、新しい駅舎と新ホームの建設はかなり進んでいました。
改築中の渡島大野駅① 改築中の渡島大野駅②

ご同輩と思われる方々が何人か下車しましたが、私は傘を札幌駅に置き忘れてしまったので、雨模様の渡島大野駅の散策は断念。でも、その判断が正しかったことは、駅を出発してすぐに気づきました。
渡島大野駅を出発すると、函館本線は緩く左に曲がりながら進みますが、右手の新幹線は高架になっていきます。そこから分岐する形で北海道新幹線の車両基地が建設されているまっ最中でしたが、これがとんでもなく広大です。とても歩いていろいろ見ることが出来るスケールでは既にありませんでした。
下の写真中央に横たわる建物が検車庫です。その手前にも引込線の建設中でした。
建設中の北海道新幹線の操車場

この日の朝のニュースで「北海道新幹線の車両が、函館の車両基地で公開された」という映像が流れていました。おそらくその車両が収められているのでしょうが、整備されている引込線はこの建屋の向こう側と思われ、その雰囲気は感じられませんでした。

この渡島大野駅から五稜郭駅までの交流電化工事も順調なようです。
既に架線まで引かれているところも随所にあり、2016年に向けての準備は着々です。
ちょうどこの旅日記をUPした今日、ここを走る電車の導入に関する記事が出ていましたね。
 【記事:「アクセス列車用に733系1000番台を導入」】

函館郊外のベッドタウン的な駅からの乗降客も多く、車内は結構な賑わいを見せながら、ようやく函館に着きました。時刻は13:20でした。

途中下車印を乗車券にもらって駅前に出ました。
今回の旅でもそうでしたが、夕張・札幌・小樽、そしてその移動の特急の車中、どこも中国人の観光客の方々が大変多かったですが、この函館もやはりそうでした。そんな方々も日本の観光客の皆さんも記念撮影に使っていたのがこのモニュメントでした。青函トンネルが出来る前の青函連絡船が運行していた頃の「0キロポストと駅跡」の表示です。
函館駅-モニュメント


函館は津軽海峡に面している為か、雨だけでなく、とにかく風が大変強くて寒かったです。
本当であれば、函館市電に乗って湯の山温泉に一泊して、函館観光を楽しもうかと思っていました。しかし、よりにもよって函館山のロープウェイが整備運休中とかで、十分に楽しめそうもなかったので今回は泊まらない計画になりました。

ここから乗る列車までは約2時間あったので、駅周辺を少し歩いてみて、それからお昼ごはんを食べようと決めて、とにかく駅前に出てみました。
函館朝市が駅近くにあったはずだけど・・・と思ったら、目の前にありました。
函館朝市

たしか火事で焼け落ちたハズなので、どの程度のお店があるのかと些か心配していましたが、結構な賑わいのようです。駅周辺の散策後が楽しみになりました。

駅前広場に出て、ぐるっと見回すと、目に入ったのが「青函連絡船」の記念館でした。
「摩周丸」です。
退役後にここに係留され、貨車の積載用のボーディングブリッジと共に残されています。
青函連絡船記念館-摩周丸①

煙突の側面に「JNR」(国鉄)の赤文字が見えます。
青函連絡船記念館-摩周丸②

微妙に中心から外れた位置に船は係留されていますね。
青函連絡船記念館-摩周丸③

雨で山頂が雲で霞んでいる函館山です。
摩周丸と函館山

今回は記念館:摩周丸の中には入らず、函館に次回来る時の楽しみに残しておきました。

また、駅とこの桟橋を結んでいた位置には駐車場が整備されているのですが、そこに国鉄時代の2つの象徴である「青函連絡船の碇」と「SL:D51の動輪」を飾るモニュメントがあります。
青函航路のモニュメント

その後ろの岸壁からは函館ドックを遠くに望むことが出来ました。
函館ドック

港での散歩&撮影をひとしきりした後、腹ごしらえに遅めの昼ごはんです。
しかし、この「函館朝市」でも一波乱。。。
そうです。“朝市”だということをすっかり忘れていました。ほとんどのお店が14時閉店。
おかげで市場の多くのお店はラストオーダーはとっくに終わり、閉店作業中でした。

そこで少し歩いてみたのですが、どんぶり屋さんみたいなところばかりしか開いていない。いろいろと見て悩んでみたものの、そこまでパッとするものはなく、結局、そのうちの1軒に入ってみました。「3色どんぶり」(ウニ・イクラ・ホタテ)を注文して食しましたが、大した感動もなく・・・。

そのまま近所の店で函館でのお土産を新たに仕込み、駅前を通る市電を見てきました。
NHK函館放送局の広告付の電車がちょうど来ました。
函館市電

最後に、市電の通る交差点から函館駅を眺望しました。
函館駅舎


いよいよ北海道を離れる列車に向かいます。
ところが、駅舎に入ると何やら放送がしきりに流れていて様子が変です。
よくよく聞いてみると、どうやら今度乗る列車の車両編成が予定と変わって短くなった為、指定席の振替えを行なっているから注意してほしい、と言っているようでした。

函館から乗ろうとしていたのは、この列車でした。
スーパー白鳥@函館①

この列車:「スーパー白鳥34号」が「当初は8両編成で運転の予定だったものが6両編成に変更になった」というのが放送の内容だったのです。
ふと、自分の切符を見ると・・・
特急券-スーパー白鳥

上り列車の6号車の14列目・・・「先頭車になった・・・だけでなく、その一番前の列では?」 と思い立ち、車両に向かってみると案の定、最前部の席の窓側でした。
出発まで函館の最後の撮影をパチリ。
函館駅構内 Part2

スーパー白鳥@函館②

まだ小雨模様の函館を16時前に出発して、再び青函トンネルに向かいます。
木古内を過ぎて津軽海峡線の高速軌道に入ると、往路では見ることが出来なかった線路の様子がよくわかります。既に新幹線用の線路が外側に1本足されています。しかも、それがしっかり敷かれている様子が、この140Km/hで走る列車からの流れる風景からもわかって頂けると思います。

まだ使用されていない為に赤いサビ色になっている一番下側の線路が新幹線用の標準軌の専用レールです。
青函トンネル前の3線軌条

この「スーパー白鳥」には車内情報表示盤がある為、青函トンネルに入る前から出た後まで「トンネル名」や「走行位置」の情報を提供してくれるのも、長いトンネルを飽きずに短く感じさせてくれる工夫として面白かったですよ。

青函トンネルを抜けて津軽線に入る頃にはもう外は真っ暗。雨は更に強く降っていました。
しかし、たいした遅れもなく青森駅へと走り、列車はちょうど18時に新青森駅に着きました。

新青森駅からは東北新幹線の「はやぶさ」に乗っての帰京です。
新青森から盛岡までは初めて乗ったのですが、興味深かったのは青森県内の区間乗車が多かったことでしょうか。新青森駅と八戸が短時間で結ばれるようになった訳なので、人の移動が変わるのも不思議はないのですが。。。

まぁ、その後は、“語るに及ばず”というか呆れるほどの高速運転。
盛岡で後方に「こまち」を併結してからの320Km/hでの街の灯りの飛びっぷりと言ったら、感慨も何も吹っ飛ばしてくれますね。あっという間に仙台・福島・宇都宮・大宮と来て、約3時間半で東京に着きました。


こんな3泊4日の“鉄分”満載の北海道旅行でした。
やっぱり北海道旅行は最低でも「5日間」でセットしないと、元を取って割安になる感じにはならないようです。実際、現在発売されている「フリーきっぷ」や「フリー乗車券」も、有効期間:5日以内で移動を検討すると、多くは普通に乗車券・特急券を買っていくのとほとんど変わらない内容に感じられます。そのあたりは参考にして頂くと良いかもしれません。

またどこかに出掛けたら、こんな旅日記を書いてみようと思いますね。


Date: 2014.11.21 Category: 鉄道ネタ   

#327 【谷山浩子:今日の1曲】  「約束の海」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:谷山浩子・石井AQ   (5:14)

【ポイント】
 ・ 作家陣の話を聞く中で生まれた、文学的表現も入った歌詞


これまでのコンサートレポートでも何度も話題にあがった作品ですね。(笑)
ここに再録されているのはオリジナルアルバムのものなので、弾き語りVer.とは違います。
ピアノの弾き語りだと「とっても難しい」という、浩子さんも「練習しておきます」というメロディーを持った作品ですが、その歌が生まれたキッカケは、ある2人の作家がする「海」の話を聴いたことだったそう。 (どこの海のお話かなど、ご興味のある方は、このアルバムのライナーノーツを参照くださいね。)

歌詞に使われている言葉や表現が大変文学的なものが多いのもこの作品の特徴です。これは、こんな作家陣の話を聴いて生まれたせいなのでしょうか・・・


Date: 2014.11.21 Category: 谷山浩子   

【鉄旅日記】 北海道へ行ってきました! ③

さて、小樽に泊まった夜が明けて、11月1日(土)の朝は小樽港までのお散歩からスタート。
駅前のホテルに泊まったのですが、土曜の朝6時半の人も少ない小樽駅を見ながら、駅前の通りを港に向かって緩い坂を下っていきます。

早朝の小樽駅

その坂の途中に、北海道開拓の歴史とは切っても切れない旧:国鉄手宮線の線路がそのまま遊歩道として残っています。

旧:国鉄手宮線

手宮線モニュメント

この線路跡を犬を連れて散歩する人がいて、喉かな土曜の朝の景色でした。
その坂を下りたところにあるのが、観光写真でもお約束の小樽運河です。
小樽運河

港に着くと、駐車場に人なれしすぎの全く警戒感のかけらもないカモメが・・・
小樽港のカモメ

そんな駐車場から来た道を振り返ると、坂の上に小樽駅が見えていました。
小樽港から小樽駅を望む


さて、この3日目、11月1日の目的は2つです。
1つめはSLを撮影すること。

お散歩から戻って、天然温泉の朝風呂&朝食をゆっくり済ませ、9時過ぎにチェックアウト。
真向いの駅に向かいます。
函館本線を走る「SLニセコ」は、札幌から小樽を通って山間部の蘭越まで走る列車。
札幌から小樽までの都市部はディーゼル機関車が先導する形で運行され、小樽から先の山間部はSLが先頭になって走るという運行形態になっています。しかし、保安対応上の問題で最新の機器が載せられない為、11月3日で運転が終了することになり、今回はるばる見に来た訳です。

先行列車の遅れで到着が遅れたのですが、SLニセコは3番線に入ってきました。
2番線にはまだ札幌方面行の電車が入っていた為、撮影は出来なかったのですが、9時23分に出発してからの数分が撮影の絶好の機会になります。今回は写真だけでなく動画でも記録したので、ここではそちらで見て頂きますね。ちょうど先頭で牽いてきたディーゼル機関車が後押し役に代わる為に“機回し”をしている最中の風景です。光線の方向が悪くて露出もあっていないのですが、音も含めて雰囲気だけでも感じて頂ければと思います。


早めにポジション取りをしたものの、最前部に余計なものが入ってしまった。
SLニセコ@小樽

他の方も大勢いたので手が映り込んでしまったのはご愛嬌。
SLニセコの全景

到着番線に移動してホームの光景を少し撮ってみました。
SLニセコ-C11側面

故・石原裕次郎さんの等身大パネルなんかもあったりする3番線です。
SLニセコ-ホーム 小樽駅3番線

牽引されている客車も少し収めてきました。
SLニセコ-客車① SLニセコ-客車②

SLニセコ-サボ① SLニセコ-サボ②

オハシ47


最後に、ここから後押し役になるディーゼル機関車:DE15を記念に。
本来は雪シーズンにラッセル車(雪かき車)の機関車としての本来業務がある機関車です。
SLニセコ-DE15


こんな感じで、小樽駅構内で撮影を行なった後、次の目的地に向かう為、私は札幌へ。
逆方向に同時出発と相成りました。
それにしても南小樽~銭函までの日本海沿いを走るところは、前日は日が暮れた後の通過だったのでわからなかったのですが、右に左に海べりを走りながら、大変美しい風景が続きます。この日は海も穏やかで、車窓を眺めていても本当に気持ちよかったです。

そんな感じでわずか30分後には札幌に戻り、今度は次の目的地に向かいます。
今度は「1日に来る列車がわずか3本」という超ローカル線に乗る為です。

札幌からは特急の自由席での移動です。降りる駅は函館本線の滝川駅。
特急券-スーパーカムイ

小1時間の乗車で到着した滝川駅。
降りたらビックリ! 特急停車駅なのに、何もない。。。
なのに、駅の上空にはグライダーが低空で飛んでいるという不思議な駅でした。

滝川駅

タクシーに乗って、その超ローカルな終着駅へ向かいます。
その駅が札沼線(学園都市線)の「新十津川駅」です。ここが本日の2つ目の目的。
函館本線の滝川駅から川を挟んでタクシーで10分。わずか4Kmしか離れていない場所にあります。

着いてみると、どうも御同輩の方が・・・・スーツ姿で一生懸命に撮影されていました。
とにかく1日に3本しか列車が来ない駅です。『タクシー移動で来る人を乗せることがありますね』と運転手さんが行っていたくらいなので、こんな方が土曜の朝にいらしても不思議はありません。

それにしてもかわいらしい駅舎です。お奨めの訪問先です。
新十津川駅

駅舎の脇には、いかにも北海道らしい白樺チップの敷き詰められた簡易舗装も。
駅脇の白樺チップ舗装

駅・ホームの全像

線路の点検用の車両の停止位置が書かれたボードも線路脇にありました。
この写真の突き当たりが札沼線の線路が終わっているところです。
札沼線の行き止まり点

しばらく駅の周りを散策していると、遠くで踏切の鳴る音が。
すると、単行のディーゼルカーがやってきました。
キハ40の到着

新十津川駅-ホームにて

札沼線-サボ

さて、撮影もほどほどに車内に入り、出発を待ちます。
新十津川駅舎-車内より

この列車は途中の石狩当別駅までしか行きません。
もっとも札沼線で新十津川から札幌まで2時以上。まず端から端まで乗る人は「鉄分多めの人」しかいないでしょうね。石狩当別駅からは札幌のベッドタウンなので、いまや電化路線。同じ路線とは思えないほど、列車頻度があまりに違いすぎます。

こんな感じで車内でノンビリと外を眺めながら移動した訳ですが、外はすっかり雪支度が済んだ家々が多かったですね。道路の除雪車も整備がすっかり終わり、いまや遅しと待機中でしたし、秋の終わりを実感する光景が多かったです。


15時半の少し前に札幌駅に戻りました。
ここからホテルのチェックインまでにあるところへ地下鉄で出掛けます。
その場所がこちら。
(この写真だけでわかったら、間違いなくフリークですよ。)
平岸高台公園

平岸高台公園です。
あのHTBの『水曜どうでしょう』のオープニング&エンディングでよく使われるロケ地です。
(これが、いわゆる“聖地巡礼”ってヤツですね。)
雨が今にも降り出しそうな天気で、既に16時を過ぎてかなり暗かったのですが、そんな時間でも女子大生くらいの女性2人組が記念撮影をしていましたよ。(真ん中に小さく写っていますね。)

すぐそばに北海道テレビ放送(HTB)の社屋があり、そこには番組グッズのお土産コーナーがあります。
HTV入口

番組グッズのお土産を買いつつ、雨も降りだしたHTBを後に、ホテルのあるススキノへ。

しかし、このススキノって繁華街は実に“怪しい”感じですね。
こちらはチェックイン後にお約束の「ラーメン横丁」に晩メシをしに出掛けたくらいでしたが、夜に出歩くと“客引き”とおぼしきオジサンたちが実に多かったこと。。。

そんな繁華街のホテルへ泊って、翌:最終日に向けて休息しました。
最終日の11月2日(日曜)は7時半には出発。
そして、北海道内で“寄り道”をしながら、一路東京に向かう15時間の旅になるのです。。。


Date: 2014.11.20 Category: 鉄道ネタ   

【ラジオ】 #33 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/10/20

今日の音源は、第81回、1983年(昭和58年)10月20日の放送分です。

冒頭に「おしろい(白粉)を変えた」という浩子さん。
それも「ピンクのおしろい」とのこと。
・・・それにしても、いつのころからでしょうね。
お化粧でも「おしろい」って単語を聴かなくなりましたね。
こんなところにも“昭和”がそこはかとなく感じられてしまう放送です。

「真夜中のお客様」は、浩子さんの所属するヤマハの“唯一のアイドル”と言われた小林千絵さんでした。
「西城秀樹の妹コンテスト」で、同じ大阪出身の河合奈保子さんと決勝を争ったエピソードを語っていますね。ファーストアルバムの発売の宣伝で来た訳ですが、浩子さんが提供した『水色のカチューシャ』を唄っている彼女も、河合奈保子さんも浩子さんの歌を提供されたということでいえば、アイドルソングもたくさん書いていた時期なのですね。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年10月20日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、 『谷山浩子の We are not alone.』 でした。


Date: 2014.11.20 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#326 【谷山浩子:今日の1曲】  「パジャマの樹」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:斎藤ネコ   (4:04)

【ポイント】
 ・ 賑やかアレンジで目覚めを応援!


朝が苦手で寝るのが大好きな人の「応援歌」のような作品です。
起きるのを後押しする為のリズミカルな賑やかアレンジになっています。

ピアノの鍵盤の上で音を聴いているが如く、その音が左右交互に聴こえる形のミキシングがされているのがこの作品の特徴的なところです。ヘッドフォンで聴いていると、自分があたかもピアノを弾いているように、楽器の音が配置された感じで聴こえてきます。


Date: 2014.11.20 Category: 谷山浩子   

【鉄旅日記】 北海道へ行ってきました! ②

寝台特急:北斗星に乗って、ひとまず青函トンネルを起きて抜けるべく、眠りについたのは宮城県の松島付近を過ぎた24時頃でした。そして2日目に入ります。

目が覚めたのはちょうど青森駅に到着する直前でした。もちろん真夜中。
駅への入線前で揺れたのが目覚まし代わりにうまくなってくれました。
青森駅は運転停車で客扱いがありませんので窓から覗いていただけですが、津軽海峡線を走る為の機関車:ED79への付替えが行なわれていて、汽笛が何度か聴こえるという風情を感じることが出来ました。

青森駅を発車すると津軽線へ入るのですが、この分岐点に広大な車両基地があります。
最近は関東地区を走っていた電車が置き換えられる際に改造対象になったものが“疎開”という形で一時保管先として鉄道ニュースでよく出てきています。
もちろん、この時も「何がいるのかな?」と見ていたところ、高崎線から引退した211系の電車がヤードの灯りに照らされて大量に留置されている光景を見ることが出来ましたよ。

深夜の津軽線を走り、蟹田を過ぎると、いよいよ津軽海峡線に分岐。揺れも少なくなり、いかにも高速新線の乗り心地に変わります。
東京近郊を走っていた時は東の空に昇っていたオリオン座が、この津軽線を走る4時過ぎには西の空に沈もうとする位置でした。「青函トンネルを抜ける頃にはおそらく夜が明けてくるのだろうな」と思いつつ、気が付くと青函トンネルに列車は入りました。青函トンネルの長さは約53kmもあり、北斗星でも通過に40分弱の時間が掛かります。

この青函トンネルの通過をロビーカーで楽しむ方々がいるハズなので、そんな様子を見にいくのも兼ねて、2度目の車内探検です。

1回目は営業中で遠慮した食堂車も無人でひっそりでした。
食堂車-1

食堂車-2

ロビーカーは、やはりほどよく酔っ払いさんがたくさんいらして、私は自動販売機で飲み物だけを買って退散してきましたが、旅の想い出づくりに賑わっていましたね。

部屋に戻るとすぐに旧:吉岡海底駅を通過。北海道にようやく入った感じがする瞬間です。
そうしてしばらくすると長いトンネルを抜けました。外は予想通りに既に明るくなっていて、北海道らしい煙突のある家々が目立ちます。
木古内駅が近くなると左手から今年廃止になった江差線の線路が合流してきます。木古内駅は既に北海道新幹線の駅も出来て架線も貼られている状態でした。

津軽海峡線は木古内~函館に掛けてはところどころで海沿いを走ります。
時刻は6時半の少し前。海峡を挟んで下北半島に陽が昇ってきたところでした。

津軽海峡の朝

朝の清々しさを伴いながら北斗星は函館に到着です。
ここで進路が反対向きになり、また電気機関車からディーゼル機関車への付替えも行なう為、少々長めの停車をします。
函館駅にて。

ED79@函館

函館駅構内

函館駅ホームにて。

そして、この函館から噴火湾(内浦湾)に沿って北斗星は走ります。
雄大な駒ケ岳を右手に見ながらしばらく走るのですが、終着駅の札幌まではまだ4時間半もかかります。この日の海はとても穏やかで凪いでいて、見上げればきれいな青空とのどかな汽車旅になりました。

青空。

大変美しい白い大きな吊り橋が架かる東室蘭を過ぎ、そして、太平洋を見ながら進んた列車は苫小牧に到着します。北斗星は札幌に向けてひた走りますが、私は今回の旅の1つめの目的地に向かう為、ここで下車しました。
今回の旅の「入り口」を楽しいものにしてくれた北斗星ともここでお別れ。
ちょうど誰も周囲にいなかったので、スマホで出発の光景を撮ってみました。



苫小牧駅では、北斗星の着いたホームの向かいにいたこのディーゼルカーへ乗換え。
室蘭本線の岩見沢行きにワンマンカーです。

苫小牧-室蘭線

単行のディーゼルカーでノンビリ走るのも気分転換には良いですね。
「北海道」から来るイメージに近い農村風景も見ながら進み、最初の大きな駅が追分駅です。
ここで今度は石勝線に乗り換えます。ちょうど特急:「スーパーとかち」が入ってきました。

追分駅

しかし、こちらはそれには乗らず、その直後の「新夕張行」のワンマンカーへ乗車します。
そう、今回の1つ目の目的地は旧:夕張線(石勝線の夕張支線)を訪ねてゆくことでした。

追分駅を出ると、石勝線の沿線風景は一変します。
まさに『ザ・北海道』という感じの巨大な酪農家や競走馬の牧場、そして丘の向こうまで続く畑・・・いずれも写真で良く見かける北海道の光景が車窓に広がります。こういう光景は函館から追分までほとんど見なかったので、あの北海道のイメージの光景は「十勝」方面の風景であることがようやく理解できました。

新夕張で更に単行に乗り換えて、ようやく第1訪問地の「夕張」へ着きました。
上野を経ってから約17時間半。さすがに身体の中が“揺れて”いる状態になっていました。

そして、この3日前に振った雪がまだあちこちに溶け切れずに残っている状況でした。
夕張駅-ホーム

夕張駅-駅名表示

夕張駅舎

財政破綻した夕張市ですが、この山間部に入ってくる沿線風景を見ていても、いかに炭鉱中心になっていたのかが今も垣間見れました。一般の住宅も昭和30年代~40年代のデザインのものが多く残り、タイムスリップした感覚もしてきます。
ただ、少し驚きだったのは、駅前にタクシーが1台もいなかったことでしょうか。市役所も近くにある駅にも係わらず、駅前にあるのは「屋台村」と「リゾートホテル」だけと、大変閑散としたものでした。

おかげで他に周ることも断念し、その屋台村で遅いブランチをしながら、新夕張の駅前にある「道の駅」でお土産物でも物色しようかと1時間後の列車で戻ることに決めました。その後、駅舎の中にある観光センターの女性と少しおしゃべりなどしながら時間を待ちましたが、やはり炭鉱が閉鎖になる度に千人単位で街から人が去ったとのことで、初代の夕張駅が移転したのも駅のある地区に住民がほとんどいなくなった為だというお話が聞けました。

夕張駅-冬支度

来た道を戻る車中、南清水沢駅で驚きのものにバッタリ。

夕鉄バス

そうです。「都営バス」です。
しっかり「夕鉄バス」に名前だけ変わってましたが、その他の見た目は都営バスのままで運行されていました。たしか破綻した折に譲渡された旧型車ですね。

そして、新夕張駅でいったん下車。
高台にある駅舎から降りたところの国道沿いにある道の駅に向かってみました。しかし、なんと、臨時休業でクローズ。完全に当てが外れてしまって、仕方なく近くのセブンイレブンでお茶を買って、駅に戻って待合室で1時間後の札幌行きの特急をノンビリ待ちました。
田舎の駅というのも独特の時間が流れるので楽しいものですね。待っている間に1台のパトカーがやってきて、「指名手配犯」のポスターを貼り換えていきましたが、駅員とのやりとりはホノボノ系でしたね。

そんな訳で、特急でいよいよ札幌へ向かいます。
新夕張駅構内

新夕張-札幌

わずか1時間の移動で札幌に到着します。
それにしても、さすがは中心地だけに東京と全然変わらない人の多さ。
この日:金曜日は小樽で宿泊の予定で、札幌の宿泊は翌:土曜日だったので、この日は札幌駅の近くを少しだけ散策してみました。まずは、お約束の「札幌時計台」へ。夕方の5時頃だったのでいくぶん照明の入った写真を撮ることが出来ました。

札幌時計台

そして、夕方の帰宅ラッシュに紛れながら小樽へ移動。
既に夜なので、駅も風情ある佇まいを見せてくれていました。
小樽駅の夜

時間帯的に観光できるところはほとんどなかったので、ホテルにチェックインした後は、軽くお散歩しました。 (旧:日本銀行 小樽支店)
旧:日銀 小樽支店

乗りつぶし中心の旅行2日目は、翌朝に小樽港の散策をすることに決めて、夜はゆっくりと休みました。

次は3日目の様子を書きたいと思います。


Date: 2014.11.19 Category: 鉄道ネタ   

#325 【谷山浩子:今日の1曲】  「会いたくて」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:谷山浩子・石井AQ  【白谷山】  (3:25)

【ポイント】
 ・ 「降ってきた」歌。


クリエイターらしい『降ってきた』というキッカケで作られた歌。
夜道を歩いていてこんな歌詞を思いついてしまったら、そんな時はどんな作業をしているのか見てみたいと思ってしまいますね。・・・やはりケータイのメモ機能を駆使していたのでしょうか。

打込み系の音が多いサウンドになっていて、この作品が書かれたバブルがはじけた後の少人数編成での制作活動を感じさせつつも、豊かな音を追求しようとしていた姿が垣間見えるようです。


Date: 2014.11.19 Category: 谷山浩子   

【鉄旅日記】 北海道へ行ってきました! ①

久しぶりの鉄ネタです。
10月30日から11月2日にかけて4日間の鉄分たっぷりの旅に出ていました。
その行先は 「北海道」 です。
今回は完全な「乗り鉄」で、夜行から新幹線まで取り混ぜてやや贅沢な旅になりました。
そんな風景を4日間に分けて写真とともに書いてみたいと思います。

出発は10月30日(木)。
久しぶりに乗りたくなった夜行列車のチケットがうまく手に入ったので、会社を金曜日に休暇を取る形で旅程を組みました。

今回はスマホしか持っていかなかったので、写真はあまり良い画像で撮れなかったものが多く、そのあたりはご愛嬌ですが・・・
北斗星 13番線入線
【13番線に推進灯を点けて入線した寝台特急:北斗星(1レ)】

今回取れた車両は9号車のB寝台の個室:「ソロ」の上段の部屋でした。
北斗星のチケットとルームキー

ソロの車内
現在の「北斗星」はJR東日本・JR北海道の2社の車両の混結編成になっているのですが、この9号車はJR東日本の所有車両になります。編成中に同じB個室:「ソロ」のあるJR北海道の車両がありますが、そちらの車両の方が部屋は広い構造です。出入りには写真のような「ルームキー」でセキュリティーを確保するのですが、このキーが「持帰り可」というおみやげにもなるシステムです。

今回は一人旅ということもあり、食堂車へ行くのではなく、駅ナカのお弁当屋さんで食材をしっかり仕込んでの乗車です。
スシ24

オハネフ24

上野で皆さんの記念写真の撮影が済んだ頃にようやく出発です。
出発直後から車内放送ではあの「ハイケンスのセレナーデ♪」が流れ、車掌さんが停車駅案内などを行なっていきます。上野を発車した時点で「青函トンネルへ入る予定時間」の案内までしっかりしてくれます。
(そんな音源がYouTubeにありました。夜行列車の雰囲気だけでも如何ですか?)



カシオペアが定期点検で運休していた為か、北斗星の乗車率もかなり高かったようです。食堂車やラウンジも盛況で、結構な混雑ぶりでした。

上野を出発して大宮を過ぎた後は、お弁当を食べたり、ノンビリとベッドに寝転びながら車窓を眺めたりしていました。街の明かりが次第に減ってくるようになると、晴れていたこともあって空一面に星が出ていることにも気づきます。ちょうど東の空にオリオン座が煌めく夜空になっていました。

宇都宮を出た後は、列車の探検や車両間の内装類の差などを確認に出歩きました。私の乗った9号車はA寝台とB寝台の合造車なので、各部屋は色分けされた内装になっています。

【Bソロのエリアは明るいブラウン系】
 9号車 B寝台ソロ

【Aロイヤルのエリアは深い茶色】
 9号車 A寝台ロイヤル

そんなことをしている間に列車は早々と郡山へ到着。

郡山に停車

この後、寝台特急:「北斗星」は、福島駅へ停車した後、本州最後の停車駅である仙台駅停車して、夜のとばりの中を軽快に走っていきます。私も仙台を発車して松島付近まで車窓を眺めたら、ひと寝入りすることにしました。

そして、明け方の時間帯に入る青函トンネルへ向けて列車はひた走っていくのでした。

そんな青森駅以降の2日目の模様は、また明日にでも。。。。


Date: 2014.11.18 Category: 鉄道ネタ   

#324 【谷山浩子:今日の1曲】  「冷たい水の中をきみと歩いていく」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ  【ゆめ谷山】  (5:02)

【ポイント】
 ・ パソコンソフトのトライアルで生まれた歌詞


この作品の収録された同名のオリジナルアルバム:『冷たい水の中をきみと歩いていく』から、曲を先に作ってから歌詞を書くスタイルに歌を作るスタイルを変えた浩子さん。
しかし、この作品はそれまでの「詞が先」みたいです。この曲の由来をコンサートで紹介していた時と、このアルバムのライナーノーツの記載が違うようなので、どちらが本当なのかはちょっと不明ですが。。。
・・・とはいえ、この作品の曲の“透明感”は、改めて聴いてもこの上ないほどの出来栄えですね。浩子さんがコンサートで自ら絶賛するだけのことはあります。

歌詞は、なんとパソコンのソフトウェアのトライアルをしている際に出来た(!)ようで、それはそれで“浩子さんらしさ”を感じてしまいます。


Date: 2014.11.18 Category: 谷山浩子   

#323 【谷山浩子:今日の1曲】  「おはようクレヨン」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:藤本敦夫   (2:25)

【ポイント】
 ・ NHKの「みんなのうた」への提供曲


この2枚組アルバム:『Memories』には全31作品が収録されていますが、ライブ音源で収録されたのは前回分までで、ここからの残り6作品は通常のベストアルバムのスタイルになっています。

この「おはようクレヨン」は、前回ご紹介の通り、NHK:「みんなのうた」へ提供された作品。
浩子さんのコンサートは場所によって未就学児NGのところもありますが、多くは子供たちも入れるコンサートの設定なので、小さなお子さん連れで聴きにきている女性もいます。そういうところでは「みんなのうた」・「おかあさんといっしょ」向けに書かれた作品はもってこいですね。


Date: 2014.11.17 Category: 谷山浩子   

#322 【谷山浩子:今日の1曲】  「小さな魚」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子  【白谷山】  (4:06)

【ポイント】
 ・ ピアノがメインのアコースティックアレンジに
 ・ 合唱にも向いている“明るい励まし唱歌”では?!


この作品は代表的な「励ましソング」です。
浩子さんもライナーノーツで解説していますが、温かな感じがとても伝わってくる作品です。
オリジナルアルバムに収録されたVer.は前奏からストリングスが豊かに入っているアレンジですが、このライブVer.ではシンプルなピアノのメロディーで奏でるという形になっています。作品が唱歌のような仕立てになっているので、いずれの形でもアコースティックなアレンジにはよく馴染むものになっています。

歌詞の内容といい、とてもかわいらしい明るい歌です。
以前の紹介の時にも書いたかもしれませんが、卒業式シーズンに謝恩会とかで唄ってみても良いのではないでしょうか。


Date: 2014.11.15 Category: 谷山浩子   

#321 【谷山浩子:今日の1曲】  「風のたてがみ」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子  【ゆめ谷山】  (5:15)

【ポイント】
 ・ とにかく、ライブVer.はカッコいい!
 ・ 荒涼感や逞しさを伝えるライブアレンジ


このライブVer.形式のベストアルバム:『Memories』に収録された中で最も新しいアルバムから収録されたのが、この「風のたてがみ」です。ちょうど2年前の1995年9月にリリースされたアルバム:『漂流楽団』に1曲目に収められていた作品になります。

この作品は是非コンサート会場で触れてほしい作品です。
とにかく、カッコいい。
「音楽してる」って感じが強く伝わってきます。
浩子さんとAQさんだけなのでシンセサイザーの打込みは必須になっていますが、歌の持つその「力強さ」はしっかり伝わってくるようです。

90年代の浩子さんの歌は「凄み」や迫るものがあるような印象の作品が折々に出てくるのですが、この作品も歌詞・アレンジともスケール感、そして荒涼感を伝えてくる良作だと思います。

これも図鑑を見ていてメロディーが浮かんだそうなのですが、ホント、クリエーターの発想って、面白いですよね。痩せた土地に生える野草から、その荒涼とした環境や植物の逞しさをここまでイメージを広げてくれるのですから。


Date: 2014.11.14 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #32 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/10/13

今日の音源は、第80回、1983年(昭和58年)10月13日の放送分です。

すっかり元気になって復活した浩子さんです。
なのに、関係するスタッフが全然スタジオに来ず、わずか4人という閑古鳥状態での放送になっています。そんな理由からなのか、構成作家が連れて来るはずのゲストも結果的になく、「真夜中のお客様」のコーナーも無しという、肩の力が抜け過ぎ(笑)の放送になっています。

今回のトピックスとして面白かったのは、「浩子の人生相談」のコーナーの冒頭で、浩子さんが中学校の時に憧れていてチョコレートを渡そうとしたら『困ります』と受け取ってくれなかったナカガワ・シュウイチさんが「結婚する」というタレこみが届いたことですね。(ちなみに、この方は「お抱えエンジニアN氏」ではないですよ。)
また、「時代だなぁ」と思ったのは浩子さんのお母様の「お名前」のお話ですね。
「気に入らなくい」という理由で戸籍名を使わずに俗称を使っているというのは、私の祖母も同じでした。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年10月13日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、 『オールナイトニッポン名曲ベスト150』 でした。
このハガキの宛先紹介のコーナーで出てくる『ナショナルのお店に行って・・・』というくだりに時代を感じてしまいました。


Date: 2014.11.13 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#320 【谷山浩子:今日の1曲】  「六月の花嫁」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (3:34)

【ポイント】
 ・ 弾き語りアレンジはライブ版にぴったり!


元はアイドル向けの提供曲として書かれた初期の作品です。
当時15歳のロウィナ・コルテスさんがちょっと“背伸び”して唄っていた作品ですが、浩子さんがオリジナルアルバムでセルフカバーしてから初めての再録になったのが、このライブVer.となります。既にロウィナさんが唄ってから20年が経っています。

幸薄い感じの女性が夢見て来た結婚を迎える心持ちを唄った歌詞ですが、切ない感じがいっぱいに詰まった作品です。それをピアノの弾き語りVer.にしています。しっとり聴かせる内容なので、浩子さんのような小さなホールでのコンサートには馴染む作品のように思います。


Date: 2014.11.13 Category: 谷山浩子   

#319 【谷山浩子:今日の1曲】  「ミスティーナイト」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞:安田義文、作曲:谷山浩子   (3:58)

【ポイント】
 ・ 弾き語りの熱いメッセージに、環境音楽的に漂うシンセサイザーアレンジも、また良し


前の曲に続いて、これも初期の作品です。
浩子さんが初めてレギュラーDJとなった関西でのラジオ番組:「ギャルギャルコーベ」
プロ野球のオフシーズンに放送されていた番組ですが、1978年~1980年に渡って出演されていました。その番組内で歌詞をリスナーから募集して浩子さんが曲を付けるという企画から誕生した作品が、この「ミスティーナイト」ですね。

歌詞が浩子さんの言葉づかいとはやはり違うので、谷山作品としては異色です。当時は「大人の女性の歌を・・・」と求められていたようなので、この歌詞にいろいろな刺激をもらったのではないかなと推察されます。いまでもコンサートで演奏されるので、初期の作品の中で「白・黒」、「花・ゆめ」というベストセレクションに入っていない作品ですが、思い入れが深い作品なのでしょうね。

さて、このライブVer.の音づくりですが、ほぼ浩子さんの弾き語りと言ってよいほど。
バックで石井AQさんのシンセサイザーの音が「夜の霞」の如く環境音楽的に漂っているというアレンジになっています。弾き語りでのピアノの強さを上手に受け流してくれているようです。


Date: 2014.11.12 Category: 谷山浩子   

#318 【谷山浩子:今日の1曲】  「あやつり人形」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (3:48)

【ポイント】
 ・ 弾き語りVer.
 ・ 切なさと悲しさが際立つ、シャンソンのようなライブVer.


初期の作品からの収録になります。
デビュー6作目のシングル盤として1979年2月にリリースされた作品です。
この「Memories」では2度目の収録になっている作品が大半なのですが、この作品は今回で3度目の収録になっています。

シングル盤はそれ相応の華やかなアレンジになっているのと比べれば、このライブVer.は浩子さんのピアノ1本での弾き語りになっているので、小さなサイズ感になっています。ただ、この作品自体がシャンソンのような歌詞とメロディーなので、その切なさや悲しさが表に出てきて、このサイズ感が小さなホールでは好印象につながりますね。この弾き語りの方がずっと作品のイメージを豊かにしてくれているように感じます。


Date: 2014.11.11 Category: 谷山浩子   

#317 【谷山浩子:今日の1曲】  「王国」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子  【黒谷山】  (8:25)

【ポイント】
 ・ ライブVer.は長編アレンジで、また違う妖しさに
 ・ 音はライブ感がたっぷり


オリジナルアルバムでは「これぞ、谷山ワールド」というご紹介をした『王国』。
このライブVer.では、前奏の妖しさがたっぷり盛られて、更に長いドラマになっています。
アルバムの時と同様、この歌の原作となった小説の作者、作家の綾辻行人さんも「声」の形で参加されています。

音づくりとしては、浩子さん・石井AQさんに、ここではアコースティックギターで岡崎倫典さんが参加されています。このライブ音源も「冒頭の扉の音」は2chステレオで聴いても左から右に音が動いていき、ここでも強烈にその世界観に引っ張り込んでいきます。シンセサイザーでの打込みの音も多いですが、ライブVer.ならではの雰囲気たっぷりの「王国」が作り上げられている感じです。

8分半という時間を感じさせないのも、このライブVer.の内容充実ぶりを裏打ちしています。これも是非、オリジナルアルバム:『歪んだ王国』の「王国」と聴き比べてみて頂くことをお勧めします。


Date: 2014.11.10 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『ソロライブツアー@鎌倉・歐林洞ギャラリーサロン』・・・のリハーサルにちょっと触れてきた!

何でこんな変なタイトルが付いたかというと、これまでであればコンサート模様を書くところですが、もちろん書きたいのはやまやまなれど、チケットが確保できなかったのです。
今回の定員はわずか100席ほど。その争奪戦にわずかに間に合わず、ネット予約画面の最終画面の遷移中に『所定の枚数は売切れました』という悲しいお知らせで・・・終わりました。

今日のコンサート会場は『歐林洞』という鎌倉を代表する洋菓子屋さんです。
元は人形美術館だったところを洋菓子店&CAFEにしたものですが、その2階がサロンになっていて定期的に様々なジャンルの小さなコンサートが催されています。

そんな小さな会場でのソロライブなのですが、実は会場まで車で道一本で行けるところで生活しており、とにかくチケットが取れなかった悔しさもあり、『コンサートが始まる前に、少しだけでもその雰囲気に触れてこようかな。』と思い立ち、お菓子を買いがてら先ほど歐林洞に行ってきました。

お店の前は渋滞の名所なのですが、週末なのに珍しく渋滞しておらずスイスイと。
14時過ぎにはお店に到着。オーナーさんのロールスロイスが2台停まる駐車場に車を入れて、オシャレな店内に入りました。17時半からのコンサートなので浩子さんも到着していないと思っていた為、普通にお菓子を見て品定めをしていました。

ふと気付くと、わずかに2階からピアノの音が。。。
なんと、2時過ぎには浩子さんは既に到着してリハーサルに入っていたのでした。
これはラッキー!と思って、お菓子を見ながら少し聞き耳を立てていたのですが、その時に誰かがサロンのドアを開けたようで、1階のお菓子の店舗でもハッキリわかる音量で歌声とピアノが聴こえてきました。ちょうどコンサートが今から始まるので、ネタバレになってはいけないので細かくは書けませんが、その時に唄っていたのは『“骨”にまつわるフレーズが面白い歌』でしたよ。

さすがに長時間いられるような場所ではないので10分弱の歐林洞の訪問でしたが、逆に普段のコンサートでは聴くことがないリハーサルの歌声を聴く貴重な機会を得ることが出来ました。
そんな訳で、チケットは取れなかったけど、少しだけ取り返したような気分の今なのです。

紹介が最後になってしまいましたが、歐林洞のお菓子については「食べログ」を是非参照してください。特に「パトロン」という球体のケーキがこちらの名物になっています。 (こちら
・・・ちなみに、サロンの風景も見ることが出来ます。

既に開場して、開演まであと5分弱。
今日のコンサートの模様も、浩子さんのスタッフのツイッターでリアルタイムリポートされます。
こちら
そちらで何曲目にこの曲が出てくるか、楽しみにしたいと思います。

※追伸
 わずかコンサートが始まって1分で答えが出たようです。(笑)
 リハーサルの歌声を聴いたのは、モンティーパイソンをカバーした「あの歌」でした。


Date: 2014.11.08 Category: 谷山浩子   

#316 【谷山浩子:今日の1曲】  「海の時間」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子  【白谷山】  (6:21)

【ポイント】
 ・ 唱歌的な歌い方の良さ・潔さが感じられる
 ・ ピアノとシンセサイザーだけとは思えない「音の豊かさ」


何故か理由はよくわかりませんが、ご本人曰く、『図鑑を眺めていて発想した』という作品。
しかも小学生向けの図鑑・・・なのに、どうにもエッチな内容に聴こえるという、極めていろいろな解釈を呼ぶ作品です。

このライブVer.では、オリジナルアルバムとは少し違う歌い方になっているので少し印象が違ってくるのですが、「唱歌」的な良さが前面に出てきているようなものになっています。その結果、「細工のない潔さ」のようなものが伝わってくる印象を持ちます。

オリジナルアルバムでは後ろに分厚いストリングスというアレンジでしたが、ここではピアノ(浩子さん)とシンセサイザー(石井AQさん)だけ。
しかし、その音の充実っぷりといったら、アコースティック感はさすがに減りはしますが、シンセサイザーのアレンジもあり甲乙つけがたい印象です。ピアノの豊かさとシンセサイザーの器用さを上手に組み合わせた形になっていて、これはこれで原曲イメージを崩すことなく、聴き手を楽しませる内容になっているように感じます。


Date: 2014.11.08 Category: 谷山浩子   

#315 【谷山浩子:今日の1曲】  「夢の逆流」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (4:49)

【ポイント】
 ・ 夢の持つエネルギー感も伝わってくるようなライブアレンジ


この作品には斎藤ネコさんがヴァイオリンで参加しています。いまも続く「猫森集会」らしい3人編成でのライブアレンジになっていて、これがライブとは思えないほど、そのアレンジが良いのです。熱くエネルギッシュで、しかもタイトルに表現されたような、ほとばしるような感じが伝わってくる演奏になっています。

この作品は浩子さんが著した『お昼寝宮・お散歩宮』という小説のイメージアルバムを自ら作った際に収録されたものです。このアルバム:『お昼寝宮・お散歩宮』で、デビュー以来ずっと続けてきていた「組曲」は『これでやりきった』ということになったので、エポックメイキングをした中の代表曲として相応しい出来栄えの作品になっているように感じます。


Date: 2014.11.07 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #31 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/10/6

今日の音源は、第79回、1983年(昭和58年)10月6日の放送分です。

先週の放送を風邪でお休みした浩子さんが復活。
中盤以降はピンチヒッターを勤めた上柳昌彦アナウンサーも入っての放送です。(前半はスタジオの外にいます。)先週の放送の「密告」やら「ボツはがきの供養」などのハガキ中心の進行になっています。そんな構成ですからこの日はもちろん「録音」でした。
まぁ、病み上がりですからね。当然、「真夜中のお客様」のコーナーもなしでしたが、最後にエンディングに使っている『オールナイトで朝帰り』の「三浦弘とハニー・シックス」の皆さんが乱入してきます。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年10月06日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、 『おはようございますのごくろうさん』 でした。


Date: 2014.11.06 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#314 【谷山浩子:今日の1曲】  「約束」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞:谷山浩子、作曲:いしいめぐみ  【花谷山】  (3:36)

【ポイント】
 ・ 映画の主題歌として作られたのがオリジナル
 ・ 90年代のコンサートでよく唄われたライブVer.


1991年のアルバム:『ボクハ・キミガ・スキ』に収録された作品ですが、元々はその前年に映画:「孔雀王2~阿修羅伝説~」の主題歌として、グロリア・イップさんへ提供された作品です。
シンセサイザーが前面に出た演奏の作品なので、浩子さんのピアノと石井AQさんで2人でやっても、アルバム版の原曲イメージがしっかり伝わってきます。映画主題歌だけにスケール感を伴っていて、聴いていて気持ち良くなる要素がいろいろと詰め込まれているようで、特に後奏、それも一番最後のシンセサイザーの音は、80年代後半~90年前半でよく使われた音色と“揺らぎ感”ですね。

「オールナイトニッポン」の放送終了後に精力的に行なっていたコンサートの時期に発売された作品なので、その時代にコンサートによく行かれた方にはお馴染みのライブVer.になっているのではないでしょうか。


Date: 2014.11.06 Category: 谷山浩子   

#313 【谷山浩子:今日の1曲】  「森へおいで」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子  【ゆめ谷山】  (4:14)

【ポイント】
 ・ オリジナルアルバムで変更された歌詞が戻された「ライブ版」
 ・ オリジナル版とは異なるが、怪しい世界へ誘う前奏がよい


7年前のオリジナルアルバム:『水の中のライオン』の収録時には、社会を震撼させた凶悪事件を想起させるという、いま思えば「必要以上の配慮」で歌詞が変更されていたのが、この「森へおいで」です。
この「Memories」で初めてオリジナルの歌詞で再収録されました・・・というものの、実際には「ライブVer.」としてコンサートではこのオリジナル版で唄われていたそうなので、この時点では初出とは言えないようですね。

実際の歌詞を見ると、明らかに書き換えたオリジナル版の歌詞の方が怖い世界を演出しています。社会を揺るがす事件というのは、さほどでもない内容にさえ配慮や、時として自主規制をしなくてはならなくなるので、クリエイターにとっては逆風ですね。本当に運を左右してしまう側面を持つだけに。。。

さて、音づくりの方ですが、浩子さん・石井AQさんにこの作品は岡崎倫典さんがアコースティックギターで参加されている3人編成です。前奏部分のシンセサイザーがいかにもこの歌詞の持つ「怪しいメルヘン」の世界に引っ張っていくようで、アルバムアレンジとも違ってなかなか良い雰囲気です。是非、歌詞・アレンジともども、オリジナル版と比較して聴いてみてください。


Date: 2014.11.05 Category: 谷山浩子   

#312 【谷山浩子:今日の1曲】  「ブルーサブマリン」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞:谷山浩子、作曲:岡本朗   (3:14)

【ポイント】
 ・ ベストアルバムなのに、これが初収録
 ・ しかも、演奏する方も「ほとんど初演」という稀有な録音


斉藤由貴さんのアルバム収録曲として提供されたものです。(1987年)
作曲は浩子さんではありませんが、歌詞もメロディーもあの当時の斉藤由貴さんのイメージにいかにも合う感じがして、懐かしさと共にかわいらしさを改めて感じさせてくれる作品です。ピアノの弾き語りなので、余計にそう感じさせてくれるのかもしれませんね。

しかし、これがほとんど「初演」とは思えないほど、ライブVer./弾き語りVer.としてまとまりのよいアレンジになっています。この作品が2枚組のベストアルバムの1枚目の終曲なのですが、それに相応しい印象を残してくれます。


Date: 2014.11.04 Category: 谷山浩子   

#311 【谷山浩子:今日の1曲】  「まっくら森の歌」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子  【白谷山】  (4:02)

【ポイント】
 ・ チャペルで録音したライブVer.
 ・ 電子ピアノとアコースティックギターの組合せによる弾き語り


この作品では浩子さんが電子ピアノを弾いているものが収録されています。
録音されたのも北海道の新富良野プリンスホテルのチャペルと、ホールではない異色のライブ音源です。当時の最新デジタル音響機器であったDATを使って録音したものだそうですが、岡崎倫典さんのアコースティックギターが大変美しく響いていて、チャペルらしい音の響きも手伝って、それは気持ちの良いスローナンバーに仕上がっています。
これは現場で聴きたかったですね。。。

この時は、企画されたコンサートへのゲストとしての参加だったようですが、極度の寒がりである浩子さんが真冬・厳冬の富良野へ行った時の裏方の大変さについては、“おかかえエンジニアN氏”(旦那様)の書かれた「サポート日記」でもリポートされていますね。

おかかえエンジニアN氏の部屋-富良野冬の陣・ホテルに籠城の巻

NHKの「みんなのうた」への提供曲で話題になった作品です。アルバムVer.ともまた違った趣きのチャペルVer.も是非聴いてみて頂きたいと思います。


Date: 2014.11.03 Category: 谷山浩子   

#310 【谷山浩子:今日の1曲】  「見えない小鳥」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1997年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子  (4:59)

【ポイント】
 ・ 「唱歌」として弾き語りにもよく馴染む作品
 ・ 励ましソングにも聴こえるラブソング


弾き語りに向いている作品で、コンサートでもよく唄われますね。
フォークソングというよりも「唱歌」として印象が強く感じられる作品ですが、その出来栄えの良さはオリジナルアルバムでご紹介した時にも書きました。

歌詞の内容はラブソングなのですが、なぜか聴いていると元気が出てくる不思議な曲です。どこか背中を推されるような“励ましソング”のエッセンスも入っていますね。


Date: 2014.11.01 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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