#333 【谷山浩子:今日の1曲】  「満月ポトフー」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (3:38)

【ポイント】
 ・ どこか“闇鍋”的なポトフが思い浮かべてしまう歌詞
 ・ 山賊の賑やかな晩餐を感じさせるようなリズミカルなアレンジ


物語に出てくる「山賊の娘」をテーマに書かれた作品です。
今年を見てもコンサートで度々唄われた曲で、大変愉快な、それでいてチョット黒い、いかにも「浩子ワールド」らしさが伝わるものです。代表曲の1つですね。
歌詞だけを読むと結構きわどいフレーズもあるのですが、これが「真っ黒」ではなくて、セリフ的な言い回しになっていることで、アニメやドラマ的なフィクションぽさを伝えてくれています。
曲は大変リズミカルなアレンジになっており、いかにも60年代後半~70年代前半のアメリカのテレビアニメ作品で見たようなミュージカルタッチの場面が浮かんできます。この原作が音楽劇を作らせてしまう理由がこんなところにも表われてきているのかもしれませんね。

この作品を色に例えると「色とりどりに中にグレーが入っている感じ」で、混沌とした色彩が不思議と調質されているような印象です。そこが『谷山作品らしさ』に感じられ、そんなフィクションぽさから浩子さんが代表曲として「ゆめ」セレクトしているように伝わってくるのです。

楽しい作品です。是非聴いてみてください。


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Date: 2014.11.29 Category: 谷山浩子   

#332 【谷山浩子:今日の1曲】  「壁に映る影」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:43)

【ポイント】
 ・ ソロのヴァイオリンが切なく泣いている
 ・ 夜、ひとりでしっとり聴きたい暗い歌


この曲を聴いた時、浮かび上がった像は何故か「モノクロ」の画しか出てきませんでした。
“闇の暗さ”がシンプルに描かれているからなのかもしれません。
この歌も「真夜中」が唄われています。浩子さんの一番得意な時間帯だからこそ、このようなメロディーが浮かんでくるのでしょうか。。。

この曲ではアレンジャーではなく、ヴァイオリニストとして斎藤ネコさんが入っているのですが、この演奏が実に切ない感じで良いのです。まさに泣いている感じで、この歌詞の「黒っぽい世界」を浮かび上がらせるだけでなく、「無常観」さえ演出してくれている印象があります。

派手だったり元気が出るような歌とは明らかに性質が違いますが、騒がしかった1日の終わりにしっとり聴くと心を落ち着かせるような効果を持った作品のように感じます。

そういう非日常に誘うという意味では、“劇中歌”らしい歌になっているのかもしれませんね。


Date: 2014.11.28 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #34 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/10/27

今日の音源は、第82回、1983年(昭和58年)10月27日の放送分です。

この一週間で2つの大学で学園祭コンサートをやってきたという報告をする浩子さん。

『私、知らなかったんですけど、東京工業大学って国立の一期校だそうですね。』

・・・ 「一期校」 ・・・時代ですねぇ。
この表現に響くのはやはり50代以上の方々でしょうか。
ちなみに、若い方に向けて「一期校」をちょっと解説すると・・・
1970年中盤までは国立大学の試験は2回受験できる日程で設定されていました。
その第一期には東大をはじめとする旧帝国大学が集中していました。入試日程との関係もあって、一期校が第一志望、二期校は滑り止めという形になったんですね。これによって入試期によって大学が序列化されていった訳です。その後、1978年に「大学共通第一次学力試験」(いわゆる共通一次試験、いまのセンター試験の前身)が始まると、この入試期による区分はなくなりました。

ちょっと脱線しましたが、こんな話題のオープニングの後、冒頭のハガキコーナーでは
シーズン終了したプロ野球のセ・リーグのお話をしています。(エース:平松正次投手の通算200勝達成のお話もあわせて)。

『皆様、おかげ様で、我が“大洋ホエールズ”が、みごと夢かと思われたAクラスに!』

・・・ 「大洋ホエールズ」 ・・・これもまた時代ですねぇ。

ちなみに、こちらもちょっと解説すると・・・
プロ野球のセントラルリーグに所属する「横浜DeNAベイスターズ」(2012年~)は、その前身を「横浜ベイスターズ」(1993年~2011年)と言いましたが、更にその前が「横浜大洋ホエールズ」(1978年~1992年)でした。今の横浜スタジアムが出来る時に川崎から横浜にフランチャイズ球場を移してきました。この1983年は関根潤三さんが監督だったシーズンですよ。(近藤貞夫監督が“スーパーカートリオ”を売り出す少し前ですね。その一角だった屋鋪選手は、最近ではSL写真家としても著名になりました。)

そんなこんなで冒頭から時代背景を懐かしめる放送になっています。
しかも、途中には、浩子さんのいとこが通っている東京都立大学(現:都市大学東京)の学園祭:「メポタン祭」のお知らせまで行なってしまうという「深夜放送的な公私混同」もあったりと、大変賑やかな放送です。本当に、「古き良き深夜放送」といった感じがいっぱいに詰まっています。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年10月27日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、こんな冒頭のくだりもあって 『おめでとうAクラス/おめでとう200勝』 でした。



Date: 2014.11.27 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#331 【谷山浩子:今日の1曲】  「世界一不幸なトナカイ」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:15)

【ポイント】
 ・ シュールでいて、そして悲しい世界観を描く歌詞


大変ネガティブな先入観を持たせるタイトルですが、歌詞の描く世界は結構シュールで、それでいて悲しさを感じさせるものです。
「トナカイ」はいろいろな童話でも賢い存在で描かれることはほとんどないと思いますが、ここでも嘲笑の対象として描かれています。それも「自分」を人が揶揄する生き物という形で。 歌を聴く以上に、歌詞カードで詞を読む方がこの歌詞の世界の「深さ」をより感じられると思います。

曲のアレンジは、冒頭はピアノの弾き語りっぽく始まるのですが、次第にいろいろな楽器が伴奏として入ってくる形になっています。中盤以降のエレキギターが入ってくるあたりからはロックテイストも入ってくる感じです。


Date: 2014.11.27 Category: 谷山浩子   

#330 【谷山浩子:今日の1曲】  「花の季節 屋根の上」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:22)

【ポイント】
 ・ 花が咲く暖かな季節感がいっぱいに伝わるメロディー


最近のコンサートでもピアノがメインで演奏された作品ですが、アルバムVer.ではアコースティック・ギターが存在感を示すものになっています。「花の季節」というタイトル通り、前曲の冷たい感じから一変して、春のような光に満ちて来たような明るいアレンジです。

春の暖かな感じに誘われて屋根の上で過ごすというのもなんとも長閑な光景ですが、「これが普段の生活なら・・・」という羨む想いも持ってしまいます。そこに「雲に手が届き、星にキスをする」というメルヘンの世界が描写されていくところが、いかにも谷山ワールド的な広がりを持っているように感じられます。


Date: 2014.11.26 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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