#358 【谷山浩子:今日の1曲】  「あかり」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【花谷山】  (4:42)

【ポイント】
 ・ 珠玉のフォークソング


早いもので今日が大晦日。
こんなグダグダな内容にもかかわらず、今年もたくさんの方々にこのブログへ遊びに来て頂きました。本当にありがとうございます。感謝申し上げます。

そんな年内最終日の「今日の1曲」でご紹介するのが、この「あかり」。
ライフベストの「花とゆめ」に収録されている代表曲のひとつです。
このアルバム随一の「珠玉のフォークソング」と言いたくなる作品です。実に心に染みます。
この頃のアルバムには、必ずこういった感じの上質なフォークソングが収録されています。

スローテンポでアコースティックギターが奏でる前奏から、メロディーが切々と訴えてきます。
今年は早くから寒波で大変冷たいですが、そんな寒い夜に外を眺めながら聴いていると、本当に励まされる、心の中から温かくなってくるような、そんな「見守られ感」の詰まった“励ましソング”です。個人的にも大変好きですし、皆さんにも是非聴いて頂きたいお奨めの作品です。

ちなみに、この曲は年代別ベストにもセレクトされていますので、「'90S」にもこのVer.が収録されています。

いろいろときな臭い出来事や凄惨な事件・事故が多かった2014年。
大晦日にこんな作品を聴きながら、静かに、穏やかに終えてみるのも良いものです。

このブログは明日からの三が日も平常営業です。
浩子さんの作品のご紹介も、2015年の終わりまで続けられるほど作品はまだまだありますので、引き続き遊びにきて下さいね。
来年もよろしくお願いします。


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Date: 2014.12.31 Category: 谷山浩子   

#357 【谷山浩子:今日の1曲】  「キャンディーヌ」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【黒谷山】  (3:43)

【ポイント】
 ・ 谷山ワールドらしい混沌とした空想世界が描かれる


歌詞を理解しようとするのではなく、この詞は「感じる」歌なんでしょう。
浩子さんが見た演劇に材を取った作品です。
「7123年前」や「7123分の1」等のいろいろな数字が出てきますが、現実と空想を行ったり来たりするような歌詞が続きます。元の演劇からは内容は離れているようですが、「王道の谷山ワールド」という感じのメルヘン作品です。

曲のアレンジ自体はとてもPOPな仕立てになっていて、オルガン、シンセサイザー、それにエレキギターという小編成にもかかわらず、結構スピード感のある作品に仕上がっています。


Date: 2014.12.30 Category: 谷山浩子   

#356 【谷山浩子:今日の1曲】  「おひさま」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:43)

【ポイント】
 ・ 「おひさま」の解釈で、とてもかわいらしい歌に
 ・ フォークソングっぽく、弦楽器が主体のアレンジ


この曲は1997年に岩男潤子さんへの提供された作品のセルフカバーになります。
提供曲として書かれたのですが、歌詞を聴いていると「浩子さんのご夫婦像がモデルなのではないかしら?」と思ってしまうようなところもあったりします。もっとも、ご主人のN氏が「気むずかしいと評判」かどうかはわかりませんが。。。

メロディーはリコーダーの前奏から始まって、アコースティックギターがずっと主旋律を奏でていくというもの。それにエレキベースにアコーディオン・シンセサイザーというフォークっぽい仕立てになっています。

そんなこの歌の一番のかわいらしいところは、歌詞の「おひさま」という部分を「王妃様」と聴こえるように唄われているところだと思います。


Date: 2014.12.29 Category: 谷山浩子   

#355 【谷山浩子:今日の1曲】  「僕は鳥じゃない」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:32)

【ポイント】
 ・ まさに、「悩める若者」がテーマ。(でも、どうでもいいことを悩んでいる?)


このアルバムのタイトル曲です。
歌詞の主人公は、とにかく苦しい境遇にいるようです。
・・・悩み深き、そんな印象です。
その苦しみから抜け出せないから、アレコレと出来たらよいのに・・・と思いつつ、
もう片方で「どうでもいい」と考えるのを止めようとしたりしている気の毒な状態です。

前奏のアコースティック・ギターのメロディーからして、頭の中で右往左往して悩ましい感じになっちゃっていると想像させるものになっていて、歌詞の内容をどこかコミカルなものにしてくれているように感じます。

何が原因でこんな心持ちになったのかはわかりませんが、とにかく全てを荷物にして背負っていくしかないという些か悲観的な結論が導かれていたり・・・
こんな悩みもどこか若者らしい感じで伝わってくる歌詞になっています。
それを象徴しているようなのが、どこか混沌としたイメージの演奏が長く続く後奏ですね。


Date: 2014.12.27 Category: 谷山浩子   

#354 【谷山浩子:今日の1曲】  「僕は帰る きっと帰る」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【花谷山】  (4:44)

【ポイント】
 ・ “美少年系”を感じさせるかわいらしいお歌です。


歌詞は大変かわいらしい少年の強い意志を唄ったものですね。
メロディーも大変リズミカルなアレンジになっていて、前途洋洋な感じを持って希望を持って臨んでいる感じが伝わってきます。
でも、その置かれている境遇は、平たく言えば「迷子」?
明るく悲観的な部分があったりする、“黒っぽさ”も感じさせる面白い一面もあります。

そして、最後の鳴き声で何の「動物」のお話かがわかる訳です。


Date: 2014.12.26 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #38 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/11/24

今日の音源は、第86回、1983年(昭和58年)11月24日の放送分です。
この日は「森谷ディレクターの“目で見る番組の私物化”」が横行した回です。(笑)
ツッコミのハガキとか都合が悪くなると、近日放送予定の「オールナイトニッポン・オフコース・スペシャル」のCMを強引にかぶせてくるという“荒業”を使ったりと、その掛け合いもなかなか面白いですよ。

さて、「真夜中のお客様」のコーナーは、ゲストに「鳥谷さん」を迎えています。
そうです。
この数週間、森谷ディレクターが“なりすました”ディレクターのご本人さんが登場です。当時は「ヤングパラダイス」、「コッキーポップ」を担当していたそうです。(私はどちらもよく聴いていました。)

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年11月24日

ちなみに、次週のハガキの宛先は 「お帰りなさい、厚顔大顔揃い踏み」 でした。


Date: 2014.12.25 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#353 【谷山浩子:今日の1曲】  「笛吹き」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:01)

【ポイント】
 ・ 渇いた都会の情景を民族楽器が織りなす


タイトル・そして歌詞を見ていると、「ハーメルンの笛吹き」が思い浮かぶような作品。
冒頭の南米の民族楽器:ケーナという笛が、その独特の世界観に引き込んでいきます。
都会を唄う歌詞に、荒野の草原をさすらうようなメロディーが付けられていて、何とも言えない渇きや切なさが伝わってきます。

演奏に使われているもうひとつの民族楽器に「Irish bouzouki」(アイリッシュ・ブズーキ)という弦楽器があります。この楽器はマンドリンのネックを長くしたような弦楽器で、共鳴する箱(ボディー)はちょうど洋梨の断面のような形をしているもの。元々はギリシャやバルカン半島のあたりで使われているものですが、楽器としては「リュート」の部類に入ります。
ここで使用しているアイリッシュモデルは、その楽器をギターに似た形態にアイルランド人が変化させたものです。YouTubeでも演奏の様子は検索できますが、非常に響きのよい弦楽器ですね。

“音楽してる”感が大変高い、とても雰囲気のある作品です。
目立つ作品ではありませんが、聴いてみて頂きたいですね。


Date: 2014.12.25 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『僕は鳥じゃない』



アルバム 1999年10月20日発売

70年代から在籍したレコード会社:「ポニーキャニオン」から発売した最後のアルバムがこの『僕は鳥じゃない』です。

飛行機が右上を飛んでいくジャケット写真。
このアルバムタイトルでジャケットを見ると、思わず「鳥じゃなくて、飛行機じゃん!」とツッコミをかましそうになりますが、もちろん飛行機をテーマにした書いた作品ではなく、真面目な話、「かなり重く深いテーマ」を取り上げている印象があります。そんな内容もあってか、アルバムタイトルについて浩子さんが『思いつきで「僕は鳥じゃない」にしたが、いまだにそれでよかったのかよくわからない』と語っているほど、重たい内容を様々な形で表現してくれているように思います。

歌詞カードは、Bookスタイルではなく、縦長1枚モノを折り畳み式にいたもの。
開け方に一瞬戸惑いますが、その表・裏の1枚1枚にいろいろな工夫をしています。
こういう楽しみもアリですね。その中には浩子さんの笑顔の写真がたくさん入っています。

かわいい曲の「おひさま」は岩男潤子さん、「Door」は石井聖子さんへの提供曲をセルフカバーしたものですが、黒セレクト・花セレクトされた曲が4作品も入っている中身の濃いアルバムです。特に「あかり」は出色の出来栄えと思います。

年またぎで遠く離れた家族が集う機会も多いこの時期。
このアルバムを聴いて頂いて、日々の暮らしを平凡に過ごせることの大切さと幸福を感じて頂きたいと思います。


Date: 2014.12.24 Category: 谷山浩子   

#352 【谷山浩子:今日の1曲】  「今日は雨降り」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:ジャン・ムージィー  【白谷山】  (2:53)

【ポイント】
 ・ 聴きやすさが向上して、メロディーの美しさが際立つ


オリジナルは、高校卒業直前に出したデビューシングルのB面曲だった「夕暮れの街角で」が、改めてシングルA面で発売された折に、そのシングルのB面曲として収録されたものです。
この曲と「カントリーガール」は1980年の発売ですが、70年代の範疇に入れられています。

それもそのはずで、この「今日は雨降り」は1970年代に所属するYAMAHAの提供番組の『コッキーポップ』(Cocky Pop)で1976年に既に発表されていました。
この番組は、ニッポン放送の系列局で70年代初め~80年代中盤まで放送されていた音楽番組ですが、一時期は日本テレビ系列でも放送されていて、浩子さんの昔の弾き語りの姿はそこに見ることが出来ます。大石吾朗さんの司会でしたね。

その頃の音源が浩子さんのオリジナルとして収録(再録)されたのが、デビュー35周年記念で再発売されたアルバム:『静かでいいな ~谷山浩子15の世界~ 35th Anniversary Edition』で、“特典”として2Ver.が収録されています。
このブログでも#19・#20でご紹介しましたので、良かったらそちらも参照してみてください。

この「'70S」では、この曲もリマスタリングのおかげで聴きやすさが向上しています。
これがアルバムの終曲ですが、全体を通して好印象な仕上がりになっていると思います。

さて、年末年始にかけては、20世紀最後のオリジナルアルバムのご紹介をしていきますね。


Date: 2014.12.23 Category: 谷山浩子   

#351 【谷山浩子:今日の1曲】  「カントリーガール」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:山川恵津子  【ゆめ谷山】  (4:08)

【ポイント】
 ・ 3番Ver.を収録
 ・ リマスタリングによって大変聴きやすい印象に


70年代のベストアルバムなので、この作品はレコード収録時間の都合にあわせた「3番まで」Ver.です。こちらがオリジナルになるのですが、「正調」となるのはCDが生まれたあとに出された「4番まで」Ver.なので、時代によって微妙な変化をしていますね。実際にコンサートでも、その時々のテーマに合わせて「3番Ver.」・「4番Ver.」を分けて演奏されていますね。

この作品も、このアルバム収録時のリマスタリングに合わせて少しピッチを落としているように感じます。勢いに流されるような印象が全くなく、歌詞の言葉の1つ1つがしっかり伝わってくるようになり耳馴染みが良くなった印象です。わずかな差なのでしょうが、聴き手からするとだいぶ違った受け止めになるようです。また、歌唱も入れ直している感じがしますね。


Date: 2014.12.22 Category: 谷山浩子   

#350 【谷山浩子:今日の1曲】  「テングサの歌」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲・編曲:谷山浩子  【ゆめ谷山】  (2:47)

【ポイント】
 ・ リマスタリングで全く別物に


この「'70S」で一番変化があったように耳に届くのはこの作品ではないでしょうか。
コーラス部分が前に出てくるようにアレンジし直している為か、コーラス部分のハーモニーが大変美しく、そしてバランスよく耳に入ってくるようになった印象があります。
こういう改良はWelcome!ですよね。

歌詞は、いわゆる浩子ワールドにおける「地球滅亡ソング」なので、その中身のコミカルさは言うまでもありません。

この歌の舞台になっている駅は紀勢本線に実在するので、実は先週末の「大阪遠征」の計画で時間があえば訪問したい駅でした。しかし、紀伊半島の先端に近いところなので、名古屋からも大阪からも結構な距離があり、今回は断念しました。
この駅もいつか訪れたいと思っています。


Date: 2014.12.20 Category: 谷山浩子   

#349 【谷山浩子:今日の1曲】  「風を追いかけて」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:56)

【ポイント】
 ・ 典型的なフォークソングですが、飽きさせない華が


いつ聴いても前奏の部分が気分を上げてくれる感じがして、そして前奏が終わるといきなり暗い世界へ突き落すようなジェットコースターみたいな作品です。歌詞の内容は70年代の作品らしく暗くて影のあるものですね。個人的には面白いアレンジで気に入った作品ですが、典型的なフォークソングなのではないでしょうか。

ソングライターという部分では、実に覚えやすい歌詞とメロディーで構成されており、シングル盤(A面)らしい部分をしっかり持っていて、その華という部分では色褪せた感じは今もしないように思います。


Date: 2014.12.19 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #37 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/11/17

今日の音源は、第85回、1983年(昭和58年)11月17日の放送分です。

まず冒頭から、この前のディレクターの「替え玉演出」に続き、このところずっと「不在」となっていた放送作家の“ポチ”こと寺崎要氏の動向を白状するコーナーが『緊急ティーチイン』として流れます。
タイトルも「帰ってきた寺崎要」。
「この4週間どこにいたのか?」という問いに、「スタジオにいたけど出してもらえなかった」と。
ディレクターの森谷さんの姑息な演出があったことが判明します。

「真夜中のお客様」のコーナーは、ゲストに小室等さんを迎えています。
この頃の小室等さんと言えば、FM東京系で『小室等の音楽夜話』というミュージシャンとの対談番組が月曜~金曜の23:30~23:45で放送されていましたね。
私も好きな方々が出演する時は聴いていましたし、もちろん浩子さんの時も聴きました。
その番組で2人で歌を作ってみようという企画で作られたのが『揺れないものは』です。音源があるのですが、機会があれば編集したいと思います。

小室さんは浩子さんにとってのアイドルだったということで「高校の時はグルーピーをやっていた」という思い出を語っています。また、小室さんも「浩子さんの番組に出るのは初めて」ということで、自分の番組には度々出てもらっているのに、浩子さんの番組にゲストで出ることへの不思議な感慨をお話されています。最初に出会った時に感じた中学生のようなイメージが今もあると言いながら、浩子さんが27歳(当時)と知り、思わず言葉を失う小室さんも面白いです。

いま、小室さんは東京MXテレビで『小室等の新 音楽夜話』というライブ&対談番組を放送していますね。オープニングはまさにFM放送の番組の仕立てと全く同じなので、懐かしいことしきりです。でも、スポンサーが「パイオニア」ではないので、そのあたりの違いはありますが・・・あまりテレビには出ない浩子さんにも、この番組には是非出演してもらいたいところです。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年11月17日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、今回はなぜか設定されませんでした。


Date: 2014.12.18 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#348 【谷山浩子:今日の1曲】  「六月の花嫁」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:   (3:35)

【ポイント】
 ・ 「華」を引き立てる“影”を巧みに作り出しているよう


70年代後半のアイドル、ロウィナ・コルテスさんへ提供した作品(1977年)でしたが、その後、80年代アイドルの柏原芳恵さんも唄った作品(1984年)でもあります。

この時代は「歌謡曲」が全盛の時代ですから、やはり「テレビサイズ」といいますか、3~4分くらいの作品が多いですね。この歌も悲しい・淋しい気持ちの歌ですが、アイドルの「華」の部分を引き立てるのには、こんなテイストの作品がジャストフィットだったのかもしれませんね。
ソングライターとしての実力が光を放ったような作品です。


Date: 2014.12.18 Category: 谷山浩子   

#347 【谷山浩子:今日の1曲】  「あやつり人形」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:ジーノ・メスコリ   (3:28)

【ポイント】
 ・ 現代なら「ドMな女性」に考えてしまいそうな歌詞


70年代はアレンジを外国人が担当した作品がありますね。こちらもそんな作品の1つです。
いわゆる「暗い谷山浩子」という範疇に入ってくる作品ですが、現代ではドMを感じさせてしまいそうな女性の印象を与えてしまいそうな歌詞です。
やはりフォークソングの要素を色濃く持っている時代の作品なので、「年代別ベスト」という切り口になると、こういう時代背景を背負った印象がある曲を入れていくことになりますね。

スランプの時期に書いた作品だからか、若き日の浩子さんの“魂のほとばしり”のような強さや激しさも感じられるような作品です。


Date: 2014.12.17 Category: 谷山浩子   

#346 【谷山浩子:今日の1曲】  「あたしの恋人」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲・編曲:谷山浩子  【花谷山】  (3:13)

【ポイント】
 ・ 音質が良くなったら少し温かみが伝わる音に


同じ音源のハズなのに、高音質になったら、オリジナルアルバムの収録版よりも「温かみ」が出てきました。そんな印象が何故かする作品です。
歌詞の内容は「暗い」を超えて、もはや「恐い」の領域だと思いますが、聴き手にこんな刺激を与えてくる“浩子ワールド”に次第嵌っていくという要素も入っているかと思います。


Date: 2014.12.16 Category: 谷山浩子   

#345 【谷山浩子:今日の1曲】  「窓」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:小野崎孝輔  【白谷山】  (3:50)

【ポイント】
 ・ フォークソングらしいフォークソング


77年10月に発売されたシングル盤のA面の音源を収録しています。
この「窓」は、学生時代を振り返って浩子さんが19才の時に書かれた作品でしたね。
厚めのストリングスなど弦楽器によってA面収録曲らしい仕立てになっていますが、テーマやストーリーが暗めの設定の割に暗く淋しい感じにならなかったのは、この演奏が効果を発揮してくれていたからと思えてしまいます。そして、リマスタリングによる音響効果が音を楽しいものに替えてくれていることに、きっと間違いはありません。


Date: 2014.12.15 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『ソロライブツアー(千秋楽)@大阪・ザ・フェニックスホール』 のハズでしたが・・・・

今年のソロライブツアーの千秋楽になる大阪でのコンサート。
関西では京都で2daysのコンサートをツアー前半で行なったので、この大阪は1日だけです。

今回の席は、ホールの座席案内を見ると、2階席の最前列となかなか良さげな席です。
浩子さんも『ザ・フェニックスホールは好き』とおっしゃっていたので、10月から準備万端で大阪のコンサートを楽しみにしていました。しかも、今回は地方コンサートへの初参加ということもあり、大阪に行くついでに土曜に前泊していろいろと周ってこようかと“鉄分”多めの計画を考えておりました。

が、しかし・・・
  それなのに・・・


11月の途中から新たにアサインされた仕事で土曜も休日出勤をせざるをえなくなって、この“遠征計画”の雲行きが怪しくなった頃から「嫌な予感」を感じていました。昨夜は『日帰り強行軍で行くしかないか』と思っていたのですが、朝から“ちょっとした出来事”があって遠出することがままならなくなり・・・ギリギリまで粘ってみたものの、新幹線に乗るタイムリミットを過ぎてしまって「断念」となりました。

チケットは取れていた・・・
キャンセルはもはや出来ないタイミング・・・
こんな直前の様々な出来事で見に行けなかったというガッカリな事態は、チケットの金銭的ダメージ以上に、これはショックが大きいです。 (会社も明日は午前半休にしたのに・・・。)

ちょうど開場の時間になりましたね。
悲しんでも致し方ないので、まもなく17:30から谷山浩子スタッフさんがツイッターで流す「ライブ実況」を見ながら、どんな作品が演奏されたか掴むことにしたいと思います。

コンサートに参加することが出来た方は楽しんできてくださいね~!!

今日のコンサートの様子は、帰りの新幹線の中で書こうと考えていたりしたのですが、そんな訳で千秋楽のリポートは出来なくなりました。今年は次の土曜の東京:江東区での恒例のコンサートが最後になりますが、私はこの大阪に今年は絞ったので不参加なので、今年のライブリポートはこれで終了です。
来年こそはどこか地方のコンサートにも参加してみたいと思います。
(やっぱり、大阪のリベンジかな?)


Date: 2014.12.14 Category: 谷山浩子   

#344 【谷山浩子:今日の1曲】  「ねこの森には帰れない」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:船山基紀  【白谷山】  (3:43)

【ポイント】
 ・ ピッチを下げたのでは?と感じてしまうほどのゆったり感をまとう


わずかながらにピッチを下げたのでは?と思いたくなるほど、ゆったりとした入り方をするVer.になっている「ねこの森には帰れない」です。どこか落ち着いて聴くことが出来るような微妙な差があるように思います。うまく説明が出来ないのですが、やはり少し違っていると思います。

この曲は、浩子さんがニッポン放送のラジオのDJの時に担当していた『谷山浩子のニャンニャンしてね!』のオープニング曲でしたね。今でもファンの多い作品だそうで、コンサートで行なうと喜ばれるのだそうですよ。


Date: 2014.12.13 Category: 谷山浩子   

#343 【谷山浩子:今日の1曲】  「河のほとりに」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:クニ河内・戸塚修  【白谷山】  (3:13)

【ポイント】
 ・ いかにも70年代のフォークソング


77年3月に発売したシングル盤が音源なのですが、全く違って聴こえるように感じます。
この曲の途中に入るナレーションの部分も、シングル盤の時と同じように滑舌の悪いフレーズがあり、またシングル盤と同じような雰囲気がたしかにあるので音源は変えていないのでしょうね。


Date: 2014.12.12 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #36 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/11/10

今日の音源は、第84回、1983年(昭和58年)11月3日の放送分です。

先々週・先週は番組のディレクターを若手の「鳥谷さん」が務めているということになっていたのですが、この回の冒頭に耐え切れずに全てをゲロってしまいます。鳥谷さんを装っていたのは真っ赤なウソで、全て森谷さんがやっていたということの大謝罪から始まります。まぁ、こんな遊びが出来たのも、あの時代のラジオらしかったりしますね。

さて、今週のトピックスですが、浩子さんのオールナイトニッポンで初回からやっていたコーナーの「ザ・ベストスリー」が、森谷さんが『このコーナーは今週で終わり』と言っているとかで一旦終わってしまうことでしょうか。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(今回は今までのウP主さんとは違う方ですが、提供ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年11月3日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、 『リリアン、蒸発∞(無限大)』 でした。


Date: 2014.12.11 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#342 【谷山浩子:今日の1曲】  「夕暮れの街角で」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞:泉明子、作曲:谷山浩子、編曲:ジャン・ムージィ   (3:10)

【ポイント】
 ・ 音源が良くなったことで、艶のあるフォークソングに


この盤では1980年9月に発売したA面曲としてシングルカットした作品が音源になっています。
当時よりノイズリダクションの技術が向上しているので、全体的にホワイトノイズが減ったような聴こえ方をしているように思います。ヴァイオリンの音は随分と良い艶が出た感じになって、音自体に高級感をまとったような聴こえ方にかわっていますね。

初期のフォークソングでも秀逸な作品です。
どこか“日陰の女”という淋しい絵柄が、まだよく似合う時代だったかもしれませんね。


Date: 2014.12.11 Category: 谷山浩子   

#341 【谷山浩子:今日の1曲】  「お早うございますの帽子屋さん」 ⑥

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年6月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:萩田光雄  【白谷山】  (3:17)

【ポイント】
 ・ 全体のバランスが良くなって、とても耳馴染みの良い音に


SACDに録音したのかと思うほど、今回のリマスタリングの効果は大きいですね。
音のバランスといい、情報量といい、同じ音源だったのだろうかと疑いたくなるほど、その音はすばらしく洗練されています。音響技術の進化、すなわちデジタル化のなせる業なのでしょうね。

この盤に収録されているのは、アルバムの「ねこの森には帰れない」に収録された羽田健太郎さんのピアノ演奏のVer.ではなく、その前に出たシングルVer.ですね。復刻版的に作られた「静かでいいな~谷山浩子15の世界~」にサービストラックとして収録されており、ポプコン予選~本選~シングルデビューまでのこの曲の“変遷”としても貴重な聴き比べが出来る作品ですね。


Date: 2014.12.10 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『HIROKO TANIYAMA '70S』



ベストアルバム 1999年6月17日発売

20世紀もまもなく終わるところに来て、デビューして25年を超えた浩子さんの作品をディスコグラフィーとして整理する作品群が誕生してきます。年代別に切り取っていくその第一弾として発売されたのがこのアルバム、『HIROKO TANIYAMA '70S』です。

このシリーズの発売にあたってはリマスタリングが行なわれていて、同じ楽曲ながらディスクに入っている音の情報はかなり多くなり、贅沢に感じられるほど豊かな響きを持って聴こえます。ちょっと高価なオーディオ機器であれば、その差は圧倒的な形になって音場に現れると思いますよ。

この'70Sは、パッケージにも書かれていますが、「'70S」と言いつつ、1980年に発売になった2枚のシングルまでの作品からセレクトされています。選曲されたものの多くが、やはりその時期の代表曲としてシングル盤として録音されたもの。その為、華やかさを持ったアレンジになっていることもあり、「暗い」と評された70年代とは思えない「輝き」のある内容になっています。

この年代別ベストのシリーズでは、後に出る「作品の性質別ベストアルバム」とでもいうべき『白と黒』や『花とゆめ』に収録されない作品もあり、この'70S・'80S・'90S・'00Sの4枚は「谷山浩子を知る」という意味でも是非聴いて頂きたいベスト盤です。その時代の“時代感”もよく現れていて、カーオーディオでドライブしながら聴くというのも良いのではないでしょうか。


Date: 2014.12.09 Category: 谷山浩子   

#340 【谷山浩子:今日の1曲】  「椅子」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:斎藤ネコ   (4:39)

【ポイント】
 ・ ピアノの音色の響きがとても情感的で美しい
 ・ 淋しい歌、メロディーながら、余韻が心に強く残る作品


前日に続き、このアルバムの終曲も静かな作品です。
こちらはピアノとストリングス・カルテットという編成ですが、ピアノの響きが素晴らしく、温かみを感じる作品です。
歌詞の内容はとても淋しい心持ちを唄っていて、ある種の「抽象画」を見ているような印象でもあり、その光景が浮かび上がってくるようです。

音楽劇のサウンドトラックという位置づけのアルバムとしては、このような淋しさを強く印象付ける作品が終曲になっていることが気になる方もいるかもしれませんが、余韻がたっぷり残るという効果もあるようで、穏やかな心持ちで作品を見終えたような気分にさせてくれます。


Date: 2014.12.08 Category: 谷山浩子   

#339 【谷山浩子:今日の1曲】  「岸を離れる日」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子・斎藤ネコ   (5:09)

【ポイント】
 ・ アコースティック・アレンジの良作
 ・ 静かなメロディーだからこそ伝わるひたむきな熱さ


スローなナンバーです。
ギターとストリングス・カルテットの演奏という大変アコースティックないでたちの作品です。
この3人体制での編曲は、まさに猫森集会のオールリクエストさえこなしてしまう手練れ達の集まりなので、安心して聴くことができます。特に、間奏部分のカルテットのところのアレンジは斎藤ネコさんの手によるものかと思いますが、弦楽器の音色の美しさ・切なさを伝えてくれるアレンジでうら悲しくも心地よい演奏です。

歌詞は、この切ないメロディーとは反対で、その静かさの中で燃える想いをひたむきに伝えているという内容です。使われている言葉といい、文学的な言葉も並び、音楽劇の作品としても“文化の香り”が漂う作品になっています。

本当に良質なものを聴かせてもらっている感がよく伝わってくる良作ではないでしょうか。


Date: 2014.12.06 Category: 谷山浩子   

#338 【谷山浩子:今日の1曲】  「カイの迷宮(誰かが笑っている)」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (2:12)

【ポイント】
 ・ 同じタイトルの3作品目
 ・ 電子楽器&音響効果を使って全く違う印象に


これが同じ主題を使って作られた別Ver.の3つめです。
シンセサイザーという電子楽器らしい効果をふんだんに使っている作品です。
メロディーは変わらないのですが、同じようなピッチでもアレンジを大きく変えたことで、元の曲を素直に比較できないほど、しっかり違う性格のものになっているような印象が残ります。
この作品も短い演奏時間ですが、場面転換を効果的に行なってくれる作品のようです。

アルバムも終盤。
“不思議な世界”を唄った作品はここまでです。
残りの2曲は「泣かせる作品」です。


Date: 2014.12.05 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #35 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/11/3

今日の音源は、第83回、1983年(昭和58年)11月3日の放送分です。

前の週に続き、番組のディレクターが森谷さん(現:ニッポン放送の役員)ではなく、若手の「鳥谷さん」が務めているということになっています。
・・・が、なぜか放送の途中で「森谷さん」の声らしき音をわずかにマイクが拾っています。「いない」ってことになっているんですが。。。

さて、今週は「真夜中のお客様」のコーナーがありました。
ゲストにシンガーソングライターの飯島真理さんを迎えています。
彼女は、ちょうどTBS系で放送していたアニメ:「超時空要塞マクロス」のリン・ミンメイ役の声優さんとしての活躍から、本業に歌手の部分の人気も出始めていた頃ですね。「1回30分の番組を6時間かけてアテレコしていた」とか、「声優さんはベテランでもギャラが少なくて大変な世界」とか、「マクロス」裏話をしてくれています。
彼女は茨城県土浦市の出身ですね。
聴きながら思い出しましたが、彼女のご両親の知人が親戚にいてその頃教えてくれたのですが、学生時代は“自己主張”がいろいろと強かったらしいです。どこか少し生意気な感じに聴こえてしまう“独特の受け答え”も懐かしく聴こえてきます。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年11月3日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、 『艶姿谷山浩子、色っぽいね♪』 でした。


Date: 2014.12.04 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#337 【谷山浩子:今日の1曲】  「花園の子守歌 つづき」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (1:58)

【ポイント】
 ・ 連作の「つづき」
 ・ 停まりそうなオルゴールは、いつしか“真っ黒”な歌を奏でるように


「つづき」と銘打ってあるだけにメロディーは「花園の子守歌」と同じですが、オルゴールが停まりそうなピッチになったところが、この曲への切り替わり。遅くなるにしたがってどんどん悲観的な内容の歌詞に変化していき、かわいい音がするのに最後には「死に絶え」ていくのです。

アレンジも途中に超低音が不協和音として入ってくるなど、もう雰囲気は悲劇的に真っ黒な感じになっていきます。「これぞ、黒いメルヘン!」という感じに浸食していき、そこには「浩子ワールド」が広がっています。

アルバムで2曲を続けて聴くと、この曲が終わる頃には聴き手の気分も真っ暗な感じにしてくれるすごい「子守歌」に化けていきます。とても幼児に聴かせられる内容ではなくなっていますが、それほど聴き手の気分に変化を与えてくれるだけに、音楽劇としては場面がしっかり転換されますね。うまくできた連作です。


Date: 2014.12.04 Category: 谷山浩子   

#336 【谷山浩子:今日の1曲】  「花園の子守歌」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:24)

【ポイント】
 ・ 連作の「その1」
 ・ オルゴールにしたくなる美しいメロディーのかわいらしい子守歌


ここで連作が収録されています。いずれも「子守歌」の形式です。
その1つ目は、美しくかわいらしいメロディーとハーモニーを持った作品です。

アレンジはシンセサイザーの音源で本当にこんなオルゴールでもあるかのようにまとまっていますが、この作品の聴きどころはやはりコーラスですね。浩子さんが2つの別の歌詞を唄いながら、時に輪唱のような形でコーラスアレンジされています。

温かさや慈しみが伝わってくるような始まり方をする歌詞ですが、オルゴールが次第にゆっくりになっていくかのように、後半にかけてピッチが落ちるのにあわせて“怪しい感じ”が顔を覗かせていきます。そして、音楽劇の場面転換に繋がっていく雰囲気をにじませていきます。

そして・・・“連作のその2”へと繋がっていくのです。


Date: 2014.12.03 Category: 谷山浩子   

#335 【谷山浩子:今日の1曲】  「薔薇の歌」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:03)

【ポイント】
 ・ チベット仏教(密教)の仏具がアクセントに
 ・ 伝統的なアコースティック楽器による伴奏が“雰囲気”を醸し出す


ラテンのような、西アジアのような太鼓のリズムに乗っていて、アコーディオンやチェロといったアコースティックな楽器が伴奏を行なっていくというアレンジで、スケールの大きさと寂しさが同居したような世界観を演出しているようです。

昨日紹介した作品でも民族楽器を使っていますが、この作品でも冒頭部分に民族楽器を使っています。正確に言えば「仏具」・・・宗教楽器という方が良いのかもしれませんが、「チベタンシンバル」という小さな楽器が鳴っています。我々に身近な「御鈴(おりん)」のように澄んだ音色で、響き方は長めの楽器です。

やっぱり、「仏具」は一発でも“良い仕事”をしますよね。
それを実感する作品でもあります。


Date: 2014.12.02 Category: 谷山浩子   

#334 【谷山浩子:今日の1曲】  「カイの迷宮(文字のない図書館)」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1998年9月18日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (1:55)

【ポイント】
 ・ 「カイの迷宮」のメロディーの主題を使った2作め
 ・ フィンランドの民族楽器の素朴な響きが幻想的に


このアルバムの中に「カイの迷宮」とタイトルされた作品が3曲ありますが、その2つめです。
基本となるメロディーのアレンジを変えて、そこに新たな歌詞を載せるという形で、音楽劇のサウンドトラックらしい展開を見せてくれています。演出が豊かな割に曲が短かいというのもそんな背景を映しているようです。

この作品の冒頭から金属的な音の出る弦楽器が存在を示しているのですが、歌詞カードを見ると「Kantele」(カンテレ)という楽器が書かれています。この楽器の音はインドのシタールにも少し似た音色がしています。響く弦楽器のようなので、弦楽器でもチェンバロのような音よりもギターに近い感じかもしれません。フィンランドの民族楽器なのだそうです。浩子さんは後にフィンランドのことを唄う作品を出しますが、この頃から「フィンランド」に関心を持っていたんでしょうか。

歌詞の内容も大変幻想的な表現で、シンプルな言葉づかいながら、不思議な世界が目の前に広がるようです。


Date: 2014.12.01 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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