【ラジオ】 #43 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/12/29

今日の音源は、第91回、1983年(昭和58年)12月29日の放送分です。

これが年内最終回ということで、番組自体を『谷山浩子のオールナイトニッポン 忘年会』という形にして、六本木のお店から生放送を行なうという企画でした。
番組の冒頭から、テーマ曲の「てんぷら☆さんらいず」ではなく、中島みゆきさんの「悪女」のカラオケが流れるという変則スタイルです。しかも、浩子さんは「今日はミニスカート」(!)という姿で参加しています。お店も貸切ではなく一般のお客さんもいる状況でやっていて、カラオケをしながら勝手にみんながしゃべっていたりするので、リスナーもあたかも参加しているような気分になってきます。

番組が進むに従って番組スタッフもお酒が入って、次第にヨッパライの集団となっていきます。参加していた上柳アナも“放送禁止用語”を言い放ってしまうという、深夜3時からという「深夜放送の一番深い時間帯」にやっていた放送こその一面も聴くことが出来ますよ。

最後に浩子さんが『普段の自分と全然違うものを引き出してもらったよう。今年一年は良い年でした。』と振り返った放送でした。

ちなみに、忘年会ということなので、この日も「真夜中のお客様」のコーナーにお休みでした。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年12月29日

ちなみに、次週のハガキの宛先は“無し”でした。


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Date: 2015.01.29 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

【谷山浩子:Album】  『心のすみか』



アルバム 2001年1月24日発売

ポニーキャニオンから2000年5月に出来た「ヤマハミュージックコミュニケーションズ」へ移籍して、最初に発売したオリジナルアルバムがこの『心のすみか』です。
このタイトルは、この時期も含め、浩子さんの作品に割とある「1曲目の歌詞の一節」です。

ちなみに、ポニーキャニオンから出した『ねこの森には帰れない』から『僕は鳥じゃない』までのアルバムは入手困難となっていたものが多かった為、2011年に『紙ジャケットシリーズ』として高音質の「Blu-spec」CDの形で再販されました。(これまでご紹介してきたオリジナルアルバムの試聴のリンク先はいずれもその再販されたものですよ。)

さて、このアルバムのお話に戻ります。
これが21世紀最初のアルバムですが、1月発売なので20世紀末に書かれた作品群ですね。
このアルバムは特徴的なパッケージになっていて、ケースそのものが紙ジャケットと一体化したような形をしています。その内側には袋状になったところがあって、歌詞カードなどの紙ものはそこに入っているという体裁になっています。
その外装パッケージはどの面も写真になっていて、アルバムジャケットに相当するオモテ面が上の写真になります。カメラを鏡に向かって構える浩子さんの姿と、そのレンズの中に浩子さんの顔が映り込んでいるという作品になっています。

そんな装丁なので、もちろん歌詞カードの中も写真がたくさん入っています。実はこれらはいずれも浩子さんが撮影したもの。(歌詞カードにもちゃんとクレジットされています。)
この写真の腕前がなかなか大したもので、浩子さん自身が『カメラを持って歩いていると、世界を見る見方が変わる。特殊な意識状態になるのがとても心地よくスリリング』と語っているとおり、実に“雰囲気のある写真”が並んでいます。
ジャケットにも映る浩子さんの当時のマイカメラはNikonの「FM2」。
既にデジカメもあった2000年ですが、あえてマニュアルフォーカスのカメラという選択はなかなかですね。このカメラを手にするまでの顛末は浩子さんのご主人の書いた「サポート日記」の2000年春のところで語られています。なかなか面白い経緯をたどったようですよ。(以下のリンク先)

「谷山のおかかえエンジニアN氏によるサポート日記」

アルバムの話に再び戻ります。
全10曲構成ですが、いろいろなテイストのものが入っていて、様々に楽しめます。
タイトルだけ聴くと動物保護団体が噛みついてきそうなものや、大変上質なフォークソングもあり、ちょっとコミカルな作品もありと、実に多彩なものが詰まっています。全体的な雰囲気として「温かみ」がしっかり感じられるものです。

そんな10曲を明日からご紹介していきます。


Date: 2015.01.28 Category: 谷山浩子   

#380 【谷山浩子:今日の1曲】  「おやすみ」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:鳴海寛・山川恵津子  【花谷山】  (3:34)

【ポイント】
 ・ 夜の持つ静寂感とキラキラ感を併せ持つ


このアルバムの終曲になるこの作品は4度目の収録になります。
この年代別ベスト:「'80S」にはシングルVer.が収められていますが、1982年4月発売のシングル:「てんぷら☆さんらいず」のB面曲になっていました。

こちらもシングル盤らしいキラキラ感を持った音が入っていますが、夜が舞台の歌詞なので夜の持つ静寂感のようなものもあわせて感じられるようなアレンジになっています。特にシングル盤らしさを感じられるのは間奏の部分でしょうか。ストリングスの厚めの音になっていて、贅沢な感じに仕立てられています。
また、歌の方はエコーが少な目になっていて、その素朴さが片想いの純粋さに繋がっているように感じられます。

「ニューミュージック」の時代らしい作品でもあり、わずか3分半の短めの作品ですが代表曲として、ライフベストである「花とゆめ」にもセレクトされています。


Date: 2015.01.27 Category: 谷山浩子   

#379 【谷山浩子:今日の1曲】  「銀河通信」 ⑤

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:鷺巣詩郎  【白谷山】  (4:00)

【ポイント】
 ・ リマスタリングで音の質と情報量が増えた印象


既に5回目の収録になる浩子さんの代表曲です。しかし、この「銀河通信」も実はB面曲。
訳詞を行なってTVドラマの主題歌に使われた「DESERT MOON」のB面に収録されたのが最初の登場です。1984年11月発売ですね。
この「'80S」では、そのシングルVer.が収録されています。

先日、1/9(金)の深夜、正確には10日(土)未明に、NHK-FMで2時間の生放送という形で浩子さんが久しぶりにDJをしていました。そこでこの曲は弾き語りで演奏していました。その番組の中ではこの作品の出来た時の裏話もされましたが、「元々はNHK-FMのラジオドラマ向けに作った」というお話でした。

他のB面曲と同様に、シングル盤らしい華やかなアレンジになっている作品ですが、この「'80S」ではリマスタリングを行なったことで、従来はよく聞き取れなかった音も聞き取れるようになっているようで、少しお得感がありますね。


Date: 2015.01.26 Category: 谷山浩子   

【こんなブログが!】 PINK と 映画の紹介ブログ


現代は毎日のようにネットサーフィンをしている方も多いと思います。
時には「おもしろいブログ」や「変わった趣向のブログ」に出会ったりすることもありますね。
そういったブログに出会った時に話題に取り上げてみたいと思います。

そんな新コーナー ・・・ 題して 『こんなブログが!』

第1回目を飾るのは、ふだんから使っている上の強調色ではないのですが、
「ピンク色大好きな人へのファンサイト」を標榜するこのブログ。

『 ピンク ピンク ピンク PINK PINK PINK 』 です。

このブログは、とにかく
 「こんなもののピンク色があった」 や
 「こんなもののピンク色があったらよいなぁ」
というのを取り上げているというのをいうのがメインです。
探してみれば、ピンク色の商品って実にいろいろとあるものですね。
「ピンク好き」の女子には参考になる情報でしょう。
また、これから春の新生活を始める女性にも“お役立ち感のある紹介ブログ”ですね。

このブログのもう1つの特色は、「最新の映画紹介」です。
こちらもブログ記事が週1以上のペースでUPされている感じでしょうか。
2014年は年間に60本以上も映画を観に行ったというこのブロガーさんによる新作の内容紹介、観た感想&評価(☆)が書かれていて、「映画でも見に行こうかなぁ」と思う時の参考になる情報発信になっています。

ブログ自体はほぼ毎日更新しているようなので、チョコチョコ覗いてみると面白い商品や映画と出会えるかもしれないですよ!

『 ピンク ピンク ピンク PINK PINK PINK 』


・・・こんな感じで、おもしろブログの紹介もしていきたいと思います!


Date: 2015.01.25 Category: ブログ紹介   

#378 【谷山浩子:今日の1曲】  「なおちゃん」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:鷺巣詩郎   (3:23)

【ポイント】
 ・ 歌謡曲全盛だった時代らしい華やかなアレンジ


こちらもシングル盤のB面曲として発表された作品で、オリジナルアルバムへの収録はなく、この年代別ベスト:「'80s」で初めて再録されたものになります。この時のA面曲は「風になれ~みどりのために~」ですね。1983年9月発売だった作品です。

前奏を聴くとコミカルな感じの歌をイメージするのですが、歌の始まりからはアコースティックギターの音色と共に切ない歌詞が唄われます。年下の男の子に片想いして、そしてそれに諦めた女の子の気持ちを唄っています。
B面曲とはいえ、シングル盤の持つアレンジの華やかさもあり、悲しい歌を悲しくは唄わないところが歌謡曲全盛だった時代の作品らしさを感じさせるところかもしれませんね。


Date: 2015.01.24 Category: 谷山浩子   

【感謝!】 20,000アクセスを超えました

今日もこのブログを見に来て頂き、ありがとうございます。
おかげさまで、このブログへのアクセスが、今週20,000を超えました!!
ありがとうございます!

2013年9月半ばから本格的に書き始め、ちょうど10か月経った昨年7月半ばに10,000アクセスを超え、そこから半年で20,000を超えるところまでになりました。
ひとえに皆さんに遊びに来て頂いたおかげです。
これからも無理のない程度に、日々のいろいろな話題を提供していけるように書いていきたいと思います。


でも、まだFXの話題に全然触れていないんだよなぁ・・・・
こんなにボラティリティーが高い相場が続いているというのに。(笑)

これからもご愛読くださいね!


Date: 2015.01.24 Category: 未分類   

#377 【谷山浩子:今日の1曲】  「鳥は鳥に」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞:大島弓子・谷山浩子、作曲:谷山浩子、編曲:橋本一子   (3:25)

【ポイント】
 ・ 浩子さんの感謝の気持ちで作られているかのような作品


大島弓子さん原作の映画:「綿の国星」(1984年)の挿入歌として作られました。
谷山作品としては、オリジナルアルバム:「水の中のライオン」に収録されたアルバムナンバーという位置にある作品です。

浩子さんが「人生一度きり」と自ら発言しているほどのスランプだった時期に、この「綿の国星」をモチーフにした作品を出していました。〔アルバム:「ここは春の国」(1980年11月)〕
この映画が公開された1984年の頃には既にラジオ:「オールナイトニッポン」も始まっていて、シングル・アルバムとも順調に制作・発表されているので、大変だった時期を越えて歌詞の共作を行なえるところまできたという大島さんへの「浩子さんの感謝の気持ちの表現」がこの作品ではないかと思います。

劇中の挿入歌ということもあって歌詞は大変短いですが、スローテンポの作品なのでサイズ感としてはちょうどよく収まっている感じに仕立てられているようです。
大変雰囲気のあるアレンジになっているので、映像への馴染みは良いのではないでしょうか。


Date: 2015.01.23 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #42 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/12/22

今日の音源は、第90回、1983年(昭和58年)12月22日の放送分です。

「真夜中のお客様」のコーナーは、先週の告知通り、ゲストに富田靖子さんです。
まだ中学生なので録音ですが、彼女の声はマイクに乗りやすい声なんですね。とても15才の雰囲気ではなく落ち着いた雰囲気で受け応えをしていますが、どこか新人らしさも伝わってきます。浩子さんのファンである彼女のお兄さんからのハガキも読まれ、妹がツッコミを入れているという面白いところもあります。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年12月22日

ちなみに、次週のハガキの宛先は 「忘年会、総立ちの浩子」 でした。


Date: 2015.01.22 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#376 【谷山浩子:今日の1曲】  「Pyun Pyun」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (3:49)

【ポイント】
 ・ 悲喜交々なんだけど、笑ってしまうしかない時って、たぶんこんな感じですね。


シングル:「MAY」のB面曲として発表された作品で、これが初めての再録です。
この後に再録される機会がなかったので、アルバム作品ではこの「'80S」のみで聴くことが出来る作品になります。

この「'80S」はリマスタリングされた音源になっているので、音の情報量が大変増えたように聴こえることもあり、電子音は温かみや雰囲気がよく出るようになっているように思います。この作品は歌詞の切なさ・悲しさに比べ、そのメロディーと音色はコミカルで、“暗さ”がないのが特徴的ですね。

悲しいことがあっても笑っちゃうしかない時って、おそらくこんな時なのかもしれませんね。


Date: 2015.01.22 Category: 谷山浩子   

#375 【谷山浩子:今日の1曲】  「メリーメリーゴーラウンド」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:川島裕二   (5:15)

【ポイント】
 ・ 荘厳で穏やかに時がたゆたう


とにかく浩子さんのイメージと全く違う大変賑やか(うるさいくらい)でビート感いっぱいだったシングル:「ブルーブルーブルー」のB面曲として収録されたのがこの作品です。
「'80S」にはそのシングルVer.が収録されました。

アレンジャーはシングルA面と同じ方ですが、こちらの作品は浩子さんの作品らしく、穏やかでたゆたうような時間が流れていくようです。歌詞には「急いで」という言葉が出てきますが、それと逆行するようなゆっくりとしたテンポで進むギャップも面白いところです。


Date: 2015.01.21 Category: 谷山浩子   

#374 【谷山浩子:今日の1曲】  「まっくら森の歌」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:乾裕樹・石井AQ  【白谷山】  (2:57)

【ポイント】
 ・ 長く読み継がれていく童話のようなメルヘン世界が描かれている


NHKの「みんなのうた」に向けて制作された作品です。
この曲が放送された時(1985年8月~9月)に「谷山浩子」を知った当時の子供たちも、その年頃の子供を持つ親御さんになられている方が多いのだろうと思います。今年の夏に放送30年を迎えるんですね。

浩子さんの代表曲になったのは言うまでもないですが、現在の「アナ雪」に反応する子供たちの現象を見ていても、この作品をいま改めて「みんなのうた」で放送しても話題になるかもしれませんね。浩子ワールドが描くメルヘン世界は、どこか普遍的なところがあって、長く読み継がれる童話のような性格も持ち合わせていると思います。

テレビサイズなので3分にわずかに欠ける短い作品ですが、一気にメルヘン世界へ持っていってしまうというところは、浩子さんの実力が如何なく発揮されていると言ってもよいのではないでしょうか。


Date: 2015.01.20 Category: 谷山浩子   

#373 【谷山浩子:今日の1曲】  「DESERT MOON」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:Dennis De Young、日本語詞:谷山浩子、編曲:鷺巣詩郎  【花谷山】  (5:09)

【ポイント】
 ・ TVドラマ用に加工されたシングルVer.から本来の声に戻ったVer.


シングル発売されたのが1984年11月ですから、約16年経って初めて再録された作品です。
フジテレビ系列で放送された学園ドラマの「青い瞳の聖ライフ」の主題歌として、デニス・デ・ヤングさんのヒット曲の訳詞を浩子さんが行なって、そして唄ったという作品です。

以前、シングルVer.のご紹介をした時にも少し触れましたが、TV主題歌用にアレンジされたシングルVer.は“違和感”を伴うものでした。実際、どこが違って感じられるかというと、「ピッチが高めにセットされていて、唄声が上ずって聴こえる」というところがあり、浩子さんの美声が損なわれた印象があったのです。

今回の再録にあたっては、そのあたりに少し修正が入っているように聞こえます。
少しピッチが下がって、「浩子さんの声」とわかるレベルまで微修正されてきていますね。
ただ、この「'80S」に入っている歌も「オリジナル音源Ver.」では、まだありません。
そのお話は、のちのライフBESTである「花とゆめ」の再録時にまた触れたいと思います。

浩子さんのオリジナル作品ではないので独特の印象を残しますが、これが「花」セレクトされたということは、浩子さん自身がシンガーソングライターとしては珍しい経験を楽しんでいたということなのだろうと思います。


Date: 2015.01.19 Category: 谷山浩子   

#372 【谷山浩子:今日の1曲】  「MAY」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞:谷山浩子、作曲:MAYUMI、編曲:大村雅朗   (4:37)

【ポイント】
 ・ 温もりが伝わるけど、とても切ない


斉藤由貴さんへ提供されてヒットした「MAY」
この「'80S」へ収録されているのはシングルVer.になります。
その斉藤由貴さんをデビュー30周年を迎え、その「30th Anniversary Concert」が3月に行なわれますが、浩子さんはそのうちの3/14の夜の公演にゲストで参加されるようですね。

この作品は浩子さんの世界観が歌詞に表現されているのと同時に、やはり斉藤由貴さんの雰囲気がすごくよく伝わってくる作風になっていて、双方がオーバーラップするような印象を聴き手に残してくれるのではないでしょうか。提供されたアーティストと作者自身が、よく似たアレンジで唄っているというのも珍しいケースかと思います。これは浩子さんが作曲していないからこそ生まれたのかもしれませんね。

切ない片想いの歌ながら、柔らかい雰囲気が全体に漂う、とてもやさしさの感じられる作品。
それが、この「MAY」ですね。


Date: 2015.01.18 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子弾き語りコンサート2015』 チケット発売!


今年のコンサートは4月の労音主催の「弾き語りコンサート」から始まります。
関東で行なうコンサートですが、今年は4日(土)の横浜、10日(金)の東京:調布の開催です。
そのチケットが本日発売になっています。

私もしっかりGetしました!
私用で横浜にいた時間帯に発売になり、しかも、会場の「神奈川県民ホール」のすぐ脇にいたという偶然もあり、そこからネットでチケット申込みをして・・・と、奇妙な感じでありました。(笑)

13時現在、横浜も調布もまだ座席があるようです。 (「チケットぴあ」による。)
ゆったりリラックスできる楽しいコンサートなので、皆さんもお出掛けされては如何でしょうか?
横浜の「神奈川県民ホール」は山下公園と中華街の間にあるので、コンサートの後に中華街で晩ごはんというコースも楽しめますよ!


Date: 2015.01.17 Category: 谷山浩子   

#371 【谷山浩子:今日の1曲】  「たんぽぽ」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:倉田信雄   (3:32)

【ポイント】
 ・ 歌詞の構成に日本的なリズムを抱かせていて、とても覚えやすい


オールナイトニッポンの放送期間中の1983年3月に発売になったシングル盤でした。
この後のライフベストの「白と黒」・「花とゆめ」には収録されなかったので、この再録が最初で最後になっています。その割にコンサートのリクエストコーナーで挙げる方がちょくちょく出ているみたいです。
ファン層の拡大にやはりラジオの影響は大きいですね。かく言う私もそのクチですが。

この作品の歌詞は、とても日本的なリズムで一貫しているところも特徴です。
いわゆる「七・七」で全て書かれていて、随所に韻を踏んでいて、またその組合せも美しく、結果的に大変覚えやすい歌詞になっているというものです。だからラジオで聴いても、スっと聴き手の頭の中に入ってくる感じになる訳ですね。


私にとっては「シンガーソングライター 谷山浩子」との出会いの作品ですが、残念ながらまだコンサートでは聴いたことがありません。その機会にうまく巡り合うか、自分がコンサートでリクエストできるか、いずれにしても生で聴いてみたいですね。出来ればシンセサイザー:石井AQさん、アコースティックギター:岡崎倫典さん、ヴァイオリン:斎藤ネコさん、リコーダー:栗コーダーカルテットの皆さんという編成で。このメンバーだと『還暦記念コンサート』くらいにならないと集められないかなぁ。

・・・しかし、やっぱり、何度聴いても良い曲ですねぇ。(笑)


Date: 2015.01.16 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #41 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/12/15

今日の音源は、第89回、1983年(昭和58年)12月15日の放送分です。

この週に特徴的だったのは、「アイコ16才」でデビュー仕立ての女優だった富田靖子さんのインタビューを明日行なって次週放送するという「告知」ですね。当時は15才でまだ深夜放送には出られませんでしたが、彼女自身が取材などで「浩子さんファン」と公言していたこともあってインタビューすることになった訳です。実際はお兄さんが浩子さんファンということでその影響ということですが、この後も彼女は度々ゲストに来ることになり、リスナーへは大変おなじみの存在になっていきます。
ちなみに、そんな案内もあった関係で、この日も「真夜中のお客様」のコーナーにお休みでした。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年12月15日

ちなみに、次週のハガキの宛先は 「谷山浩子の無条件幸福」 でした。


Date: 2015.01.15 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#370 【谷山浩子:今日の1曲】  「あの子の愛した三毛猫」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞:朝久義智、作曲:谷山浩子、編曲:平野孝幸   (3:49)

【ポイント】
 ・ 切ない別れの歌


こちらはオールナイトニッポンのDJを始める前、81年春に発売されたシングル:「ごめんね」のB面に収録されていた曲です。アルバム収録されなかったので、この年代別ベストで初めて再録されたことになります。
音づくりはシングル盤に入っているだけにやはり全体的に明るめですが、歌詞は切ない内容になっています。

特に80年代前半から中盤は、ラジオDJでの人気も加わっていたこともあり、しっかり定期的にシングル盤が発売されていました。そんなこともあってか、特にB面曲ではオリジナルアルバムへ収録されないまま、この年代別ベストに入ってくるという作品も目立ちます。リスナーからすれば、CD化の流れの中でデジタル音源化される機会から漏れていたものも多く、ここでデジタル化された意味は結構大きかったと思います。
そんな視点で見てもこの年代別ベストは必携盤と言えるのではないでしょうか。


Date: 2015.01.15 Category: 谷山浩子   

#369 【谷山浩子:今日の1曲】  「真夜中の太陽」 ③

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:橋本一子  【花谷山】  (3:45)

【ポイント】
 ・ 夜の静寂感の中で自らを励ます作品


浩子さんが超夜型の生活なので、この深夜帯が舞台の作品が多いですね。
この作品も前奏と冒頭部のアレンジは、しっかり星空の静かな夜を感じさせてくれるに十分な透明感と静寂を与えてくれます。
「人生唯一」と浩子さんがスランプに陥った時期に書かれた作品で、この作品が出来たのをキッカケにそのスランプから抜け出たというターニング・ポイントにもなった作品です。

いわゆる「励ましソング」ですが、歌詞があまり長くない作品の割に、後半ではその内容の熱さに比例した盛り上がり方をします。「力が入っていく」感じのメッセージ性を帯びた谷山作品というのはあまり多くないかとも思うので、そういう視点で見ても特別な作品かもしれません。


Date: 2015.01.14 Category: 谷山浩子   

#368 【谷山浩子:今日の1曲】  「ガラスの巨人」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞:谷山浩子、作曲・編曲:崎谷健次郎  【黒谷山】  (4:04)

【ポイント】
 ・ 「音を楽しむ」アレンジ


オールナイトニッポンの終了後に最初に出されたシングル:「夕焼けリンゴ」(1986年8月)のB面に収録されたのが、この作品です。谷山作品では多いのですが、B面曲が代表曲になってしまうというパターンで、ライフベストの「白と黒」にも収録されています。ここでは、最初に出たシングル盤のそのB面Ver.が収録されています。

このアルバム:「'80S」で面白いところとして、今の相棒である石井AQさんアレンジの作品が実は1作品しかないということがあります。この80年代の途中から谷山作品に係わっているのに、この時期はシンセ・エンジニアの役割が強かったということかもしれませんね。この作品はシンガーとしても活躍されている崎谷健次郎さんが作曲とアレンジをしています。

このシングルVer.はアコースティックな楽器で彩られています。ストリングスがしっかり入った作品ですが、演奏方法にピチカートが多用されたりと、アレンジで“遊び”がいろいろ入っています。「音を楽しむ」という視点でも弦楽器の使い方は必聴です。


Date: 2015.01.13 Category: 谷山浩子   

#367 【谷山浩子:今日の1曲】  「O YA SU MI」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:松下誠   (4:33)

【ポイント】
 ・ 透き通るような満点の星空感の中で思いを馳せる


シングル盤の「ラ・ラ・ルウ」(1984年5月)のB面に収録された作品の再録になります。
ライフベストの「白と黒」・「花とゆめ」には収録されていませんので、ベスト盤へのラインナップとしてここでしか聴けない作品になっています。

前奏に入る前の冒頭のシンセサイザーの演出が、満点の星空を思わせるキラキラ感と透明感、そして静寂感を感じさせてくれます。そこにピアノが入っていくというアレンジですが、電子音とアコースティックな楽器の音のバランスがとても良く感じられる作品です。そして、間奏部のアレンジはこの作品をリスナーにグッと聴きこませる効果は満点で、夜空感をいっぱいに伝えてくれるような気持ち良さを感じることが出来るのではないでしょうか。

そんな音づくりに乗った歌詞は、大切な人に思いを馳せるもの。
フォークソングらしい言葉の使い方をしているようで、聴き手に伝わりやすい言葉が選ばれてシンプルに並んでいるという言い方も出来るかもしれません。


Date: 2015.01.12 Category: 谷山浩子   

#366 【谷山浩子:今日の1曲】  「サーカス」 ②

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:平野孝幸   (3:39)

【ポイント】
 ・ リマスタリングによって同じアレンジでも落ち着いた雰囲気へ


この年代別ベストアルバムで初めて再録された作品で、オリジナルアルバムに未収録です。
オールナイトニッポンの放送開始後に出したシングルの2曲目になります。「シングル盤らしいな」と思うのは、谷山作品としては珍しくしっかりとしたドラムが入っているところでしょうか。

このベストアルバムで収録されたこの曲は、若干ピッチを落としているのではないかと感じています。当時にFMラジオでよく耳にした時に比べて「前奏部分が遅めかな?」と感じ、本編を聴き進む中でも「落ち着いた感じ」にピッチがコントロールされているような印象がやはり残ります。

ただ、これが違和感を生んでいることもなく、歌詞の内容がしっとり聴けるようになった感じに受け止めています。(勘違いかもしれないし。)アレンジを変えていることはないようですが、作品の世界観がリスナーによく入ってくる感じになったという受け止め方をしています。


Date: 2015.01.10 Category: 谷山浩子   

#365 【谷山浩子:今日の1曲】  「風になれ~みどりのために~」 ⑤

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:鷺巣詩郎  【白谷山】  (3:43)

【ポイント】
 ・ 光、透明感、そして、みずみずしさにあふれる


オールナイトニッポンの中でリスナーに新曲のデモテープ(浩子さんの弾き語り)からタイトルを募集して決まったのが、この「風になれ~みどりのために~」です。
エーザイの胃薬:「緑の胃薬 新サクロン」のCMソングとして「谷山浩子」とテロップでちゃんと表示されていたこともあり、そのCMをきっかけにを浩子さんを知った方も多かったようです。

昨日に続き、こちらも5回目の収録になります。ここで'80Sに収録されたVer.はシングルVer.なので、その透明感やキラキラ感が華やかさとなって伝わってくる作品です。みずみずしさを感じる音源がいっぱい詰まっているというのも特徴的ではないでしょうか。
アレンジも「いかにもニューミュージック」という感じで、80年代のアイドル・歌謡曲全盛の時代に、しっかり地に足が着いた実力派らしい印象を残してくれます。


Date: 2015.01.09 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #40 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/12/8

今日の音源は、第88回、1983年(昭和58年)12月8日の放送分です。

今週も生放送です。今週は冒頭しっかり“証拠”を示しての放送でした。
リスナーからのハガキが激減したとのことで、ディレクターの危機感が高まっています。
これは“あるコーナー”を数週間前に失くしたのが原因。。。

この日の「真夜中のお客様」のコーナーはお休みでした。
その代わりに「ニッポン放送の上柳昌彦アナウンサーの本命は誰だ?」という“緊急ティーチイン”というコーナーがありました。そんな訳で当時は月曜日の2部を担当していた上柳さんが遊びにきています。浩子さんの番組のハガキ整理をやっていたYAMAHAのスタッフでこの番組のスタジオにも入っている「うさぎ」さんが、その後に上柳さんと結婚することになるので、こんな形で茶化していても人の人生とはわからないものですね。

そんな中、冒頭のハガキのコーナーで、これも上柳さんのアナウンサー人生でも印象的な出来事として語られている「新宿ワシントンホテルからの放送を行なった週」であることがわかります。『深夜3時からの生放送を聴いている人は外に出て懐中電灯を振って』というお願いに、ワシントンホテルの24階フロアから眺めたら街のアチコチで振られていたという出来事ですが、これに大変感動したことを上柳さんは今もインタビューで語っておられますが、その出来事があった週でした。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年12月8日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、 「スペシャルサンクス TO 谷山浩子のオールナイトニッポン」 でした。


Date: 2015.01.08 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#364 【谷山浩子:今日の1曲】  「地上の星座」 ⑤

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:平野孝幸  【花谷山】  (4:53)

【ポイント】
 ・ 美しいアコースティックなアレンジの中に切なさが詰まる


この作品も年代別ベスト:'80SにはシングルVer.が収録されています。
この作品自体は、既にこれで5回目の収録になっています。

本編で紹介した通り、この作品の歌詞はあの当時に盛んに行なわれた「中国残留孤児」がテーマになっていますね。戦後40年近く経過しても「戦争」を身近に感じることが出来るひとつの出来事でした。それだけ社会性の強いテーマを浩子さんが唄った作品です。

美しい夜景を通して表現された歌詞ですが、その裏を流れる淋しく切ない想いがアコースティックなアレンジによって引き立てられているように感じられる作品です。シングル盤としての華やかさが、その印象を強くさせているようです。


Date: 2015.01.08 Category: 谷山浩子   

#363 【谷山浩子:今日の1曲】  「てんぷら★さんらいず」 ④

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2000年9月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:鳴海寛・山川恵津子  【黒谷山】  (2:32)

【ポイント】
 ・ まさに番組が始まるかのように、これで幕開け


80年代のベスト盤の冒頭を飾るのが、ファンを多くするきっかけになったオールナイトニッポンのオープニングにも使っていたこの曲です。オールナイトニッポンを担当し始めた直後が発売日(1982年4月21日)だったこともあって、ファンにとっても馴染み深い作品です。

アルバムVer.ではJazzyな雰囲気を持っていた作品でしたが、山川恵津子さんのこのシングルVer.のアレンジを得て、とてもPOPな“歌謡曲テイスト”を身にまとった作品に生まれ変わりました。わずか2分半の、どちらかといえば短めの作品ですが、歌詞の内容は谷山ワールドらしいものにあふれていて「まさに代表曲」というにふさわしい内容です。

ちなみに、この歌詞には「新宿駅」が出てきますが、実際に作詞された場所は、昨年暮れに開業100年を迎えた日本のセントラルステーションである「東京駅」なのでした。


Date: 2015.01.07 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『HIROKO TANIYAMA '80S』



ベストアルバム 2000年9月20日発売

デビュー25年を超えた浩子さんの作品を年代別BESTとして誕生したシリーズです。
その第二弾として20世紀最後に発売されたアルバムが『HIROKO TANIYAMA '80S』です。
その80年代は、まさにオールナイトニッポンなどのラジオを媒体としてファンを増やしていった時代であり、またテレビの主題歌やCMソングを手掛けて耳に触れることが多くなっていった、まさに今につながるファンを多く得た時代です。

このアルバム:'80Sでは、そんな精力的な活動を行なっていた20代後半~30代前半に発表された曲から選曲されています。シングル盤で出されたものが数多く入っていることもあり、「谷山浩子入門編」としてふさわしい内容と思います。
この年代別ベストの「'80S」は音源をリマスタリングして収録されているので、シングルVer.の持つ華やかさがより引き立つような形になっており、聴き応えもしっかりあるアルバムということも出来ます。
また、同じような観点で言えば、ここに収録されているうちの半分の作品が「白と黒」・「花とゆめ」というライフBESTの中にも再録されていくので、谷山ワールドに触れて頂くのにも十分な作品になっていると言えると思います。

そんな'80Sの18曲を明日からご紹介していきます。


Date: 2015.01.06 Category: 谷山浩子   

#362 【谷山浩子:今日の1曲】  「窓の外を誰かが歩いている」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:18)

【ポイント】
 ・ ミステリアスな歌詞にふさわしいシンプルな音づくり


これがアルバムの終曲です。「20世紀最後の発表曲」という言い方も出来るでしょうか。
ミステリアスな雰囲気の前奏から始まりますが、メロディーはどこかとても温かい感じがする作品です。

演奏は浩子さんと石井AQさんの2人だけで行なっているアレンジですが、ちょっと特徴的なのは、ピアノとシンセサイザーだけでなく、「Rhodes」という楽器が使われていることですね。ここではその楽器を浩子さんが演奏しています。
このRhidesは正式には「Rhodes Piano」と言いますが、普及型のシンセサイザーが出てくる前の電子楽器として生まれたもので、「音叉」がベースになっている鍵盤楽器です。40代中盤~50代前半の方には馴染み深いYAMAHAのシンセサイザー:「DX7」へ似た音源が収録されたことで代替されていったようですが、70年代後半~80年代前半のミュージックシーンでよく使われた楽器でした。

歌詞は、淋しい感じが漂う、内面を見つめるような内容になっています。
自らの来し方を振り返るようで、どちらかといえばネガティブな心理が描かれています。
そして、実はこの「窓」、浩子さん自身が種明かししていますが、3階なんだそうです。
その「窓の外」を誰かが歩いているんですね。
“見えてはいけないもの”が見えてしまっている?!・・・ってことですね。(笑)
ただ、この作品の歌詞を読んでいると、のちに発表になる大作で代表曲となる「よその子」の世界観と繋がっていくような部分を感じます。こちらには“救い”があまり感じられないというところが、その世界観の差になっているのかもしれません。

静かに余韻を残して聴き終えるという点では、アルバムの終曲にふさわしい一曲です。


Date: 2015.01.05 Category: 谷山浩子   

#361 【谷山浩子:今日の1曲】  「DOOR」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞:谷山浩子、作曲:崎谷健次郎、編曲:丸尾めぐみ   (5:51)

【ポイント】
 ・ 温かく穏やかで希望に心が満ちていくよう


この曲は翌2000年1月公開の映画:「ガラスの脳」(原作:手塚治虫)の挿入歌として石井聖子さんへ提供された作品です。セルフカバーの曲としては珍しく浩子さん自身のアルバムへの収録が先行して発売された形になっていますね。

この2曲前に紹介した『夢の歯車』では“心のドア”が閉まっていく光景が歌詞に唄われていますが、こちらは心のドアが「開く」という内容で、その喜びと共に明るく温かさが感じられるような曲にアレンジされています。その編成もピアノやオーボエ、ギターなどアコースティックな楽器が中心で、エレキギターの音だけが後奏で右に左に動きますが、総じて生音の良さを多く感じられる作品に仕立てられています。


今日でお正月の三が日も終わり。
週が明けて5日からはまた日常が始まりますね。
物質だけでなく、心も豊かになるような一年に向けて、改めて動き出すことにしましょうね。


Date: 2015.01.03 Category: 谷山浩子   

#360 【谷山浩子:今日の1曲】  「ドッペル玄関」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞:谷山浩子、作曲:石井AQ、編曲:石井AQ・谷山浩子  【黒谷山】  (4:28)

【ポイント】
 ・ 大人の世界を唄っているけど、曲はとってもかわいい仕立て


“黒”セレクトされていますが、その内容は明るく楽しい歌詞になっています。
曲のかわいらしさの割に、その歌詞の中身はちょっと大人向きです。

そもそもは「美少女ゲーム」の企画が石井AQさんのところに来て、彼が作曲したのに浩子さんが歌詞を付けて発注主に聴かせたところ、『瞬殺された!』という曰く付き。結果的にそのゲームの企画がぽしゃった為、浩子さんが自分の歌にして唄っているという作品です。

確かにこの歌、発注主が聴くなり『谷山さんがご自分で唄った方が』と言った理由もよくわかるほど、浩子ワールド全開な作品に聴こえます。
まずもってタイトルからしてファンタジックです。
「ドッペル」ってドイツ語ですが、英語の「ダブル」のことです。(ドイツの鉄道の2階建て車両にも見ることが出来る表記です。) そんな2つの玄関に入るだけでも不可思議なことが起きる訳ですから、ある意味でファンタジー&ミステリーなお話を読んでいるかのような歌詞の展開を見せるところに谷山作品らしいところがとてもよく出ているように思います。代表作にならない訳がないくらい、とっても成分濃ゆい感じです。

元がゲーム用ということで、石井AQさんがシンセサイザーだけで作ってしまっている訳なので、演奏は基本的に電子楽器となり、シンセサイザーとエレキギターのみの演奏です。

とにかくアップテンポで勢いで聴かせてしまう感じの曲の仕立ては、最近の作品でも見ることが出来るのですが、このあたりが始まりなのかもしれませんね。
面白い作品なので、是非聴いてみて頂きたいです。
「みんなのうた」的なアニメでよいので映像化したら面白いものになるのではないかと個人的には思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。。。


Date: 2015.01.02 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #39 谷山浩子のオールナイトニッポン 1983/12/1

今日の音源は、第87回、1983年(昭和58年)12月1日の放送分です。

今週は前の週の「録音」ではなく、ちゃんと生放送だった回になります。随所に“証拠”を示しながらの放送です。先週分は「大石吾朗さんが通った」など深夜にはあるまじき光景を垣間見せていたので、リスナーにはものバレだったみたいですが。。。

この日の「真夜中のお客様」のコーナーは、ゲストに明日香さんを迎えています。
この時はまだ19才。1週間後に成人になるというタイミングでの出演です。声だけ聴いているとおよそそう思えない落ち着いた声をしていますが、結構軽妙なトークをしてくれています。
そんな彼女も今は故人。
おととし2013年10月に49才の若さで病気で亡くなってしまいました。
彼女が唄った「花ぬすびと」は大変雰囲気のある作品で私も好きでしたが、あの歌を唄っていた彼女が19才だったとはいま改めて驚いてしまいます。
そんな彼女の懐かしい声も聴ける放送になっています。

では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1983年12月1日

ちなみに、次週のハガキの宛先は、放送の最後の最後に決定した 「生放送の谷山浩子」 でした。


Date: 2015.01.01 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#359 【谷山浩子:今日の1曲】  「夢の歯車」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 1999年10月20日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:斎藤ネコ   (4:51)

【ポイント】
 ・ 月夜の薄闇と淋しい心をうまく重ねたアレンジ


今年最初の作品は、おめでたいお正月には些か似合わない、ちょっと暗めの作品です。
谷山作品のアレンジとしては珍しく少人数ながら管楽器が多く入った曲で、オーボエ・クラリネット・フルートと3つの管楽器にアコースティックギターとヴァイオリン、そして浩子さんのピアノという編成になっています。

失恋を唄った歌詞にはとても切ない言葉が並びます。
そして、薄暗い光しか感じられない暗さが全編を覆っています。
スローなメロディーが本当に月夜の薄闇の中にいるような感じを抱かせる、そんなアレンジの妙も光ります。


今年もこんな調子で年末までご紹介を続けていきますので、良かったら遊びに来てくださいね。


Date: 2015.01.01 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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