#448 【谷山浩子:今日の1曲】  「マイケルという名のパン屋さん」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (2:26)

【ポイント】
 ・ 不可思議な雰囲気をそのままに、シンプルなピアノ曲に


オリジナルは、アルバム:「時の少女」(1981年)に収録された作品です。
作詞者が「不詳」というちょっとミステリアスな生い立ちなものです。
(その時の評はこちらから。)

オリジナル版の収録時間は約3分半の作品が、このピアノソロでは約2分半になっています。
このピアノソロでは、1番はほぼメロディーなのでオリジナルの持つメルヘン的な雰囲気をそのままにイメージすることができます。2番ではピアノ曲らしいアレンジになり、明るい光がさすような穏やかで不可思議な印象の世界観が表現されています。


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Date: 2015.04.23 Category: 谷山浩子   

#447 【谷山浩子:今日の1曲】  「COTTON COLOR」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (2:00)

【ポイント】
 ・ ピアノソロでもメロディーが持つかわいらしさは変わりません。


オリジナルは、アルバム:「ボクハ・キミガ・スキ」(1991年)に収録された作品です。
言葉遊びをした作品で、その謎解きをすると結構な「黒さ」が見えてくるという、浩子ファンの間でも話題になった歌詞を持っています。
(その時の評はこちらから。)
これはそのピアノソロVer.になります。

オリジナル版の収録時間は3分なのですが、他の作品と同様に前奏を省くなどしている関係で、このピアノソロでは2分ちょうどになっています。この作品は元から高音域が主体の作品なので、ピアノで演奏してもそのかわいらしさは変わりません。
ただ、Instrumentalになった分、「黒い成分」(“毒気”?)も無くなって、ピュアな仕立てになったのかもしれませんね。


Date: 2015.04.22 Category: 谷山浩子   

#446 【谷山浩子:今日の1曲】  「悲しみの時計少女」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (3:19)

【ポイント】
 ・ ピアノで新たな世界観が描かれているようです。


オリジナルは、アルバム:「歪んだ王国」(1992年)に収録された作品です。
(その時の評はこちらから。)

こちらも前奏なしで始まる作品になっています。その為、オリジナルでは4分半程度あった演奏時間も3分半弱の長さになっています。オリジナル版が収録されたアルバム:「歪んだ王国」はそのジャケット写真からもゴスロリを感じさせるような仕立てになっていますが、この作品は浩子さんが執筆した小説が元になって生まれたものです。

オリジナル版はジプシー音楽のようなイメージをまとっていましたが、このピアノ曲の方がタイトルからイメージされるような世界観を表現するのに合っているような印象も残ります。


Date: 2015.04.21 Category: 谷山浩子   

#445 【谷山浩子:今日の1曲】  「ひとりでお帰り」 ③

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子  【白谷山】  (3:58)

【ポイント】
 ・ 弾き語りソロコンサートのイメージとかなり近い印象です。


オリジナルは、シングル盤:「夜のブランコ」(1994年)のc/wとして収録された作品です。
(その時の評はこちらから。)

オリジナル版での収録時間はは6分弱の作品を、このピアノソロでは約4分にしています。
元々がピアノ曲ですので、前奏がなくてもイメージを変えることなくシンプルにその世界観が表現されているようです。メロディー全体に漂う切なさ・淋しさもしっかり伝わってきます。


Date: 2015.04.20 Category: 谷山浩子   

#444 【谷山浩子:今日の1曲】  「空からマリカが」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (3:54)

【ポイント】
 ・ 透明感がいっぱいに漂うアレンジです。


オリジナルはアルバム:「心のすみか」(2001年)に収録された作品です。
(その時の評はこちらから。)

オリジナル版では収録時間が5分弱の作品。
元々のメロディーが大変美しい作品なので、ピアノでもその良さは際立ちます。
浩子さんの作品の特徴である「透明感」がこのアレンジにはよく出ています。
もちろんその透明感には温もりがあって、冷たい感じはありません。
そして、メルヘンらしい世界観が伝わってきて、全体にやわらかい雰囲気が漂います。


Date: 2015.04.18 Category: 谷山浩子   

#443 【谷山浩子:今日の1曲】  「クルル・カリル」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (2:27)

【ポイント】
 ・ ピアノソロでは副題がなくなりました。


オリジナルはアルバム:「天空歌集」(1993年)に収録された作品です。
(その時の評はこちらから。)

収録時間もオリジナル版では5:13でしたから、このピアノソロでは半分以下の時間に。
前奏・間奏・後奏がほとんどなく、歌詞のある部分だけをシンプルにつなぐというアレンジを施しています。
また、最初のアルバム収録時には、「クルル・カリル(扉を開けて)」という副題が付いていましたが、ここではその副題が廃されています。

“いろいろと削ぎ落としてみた”感のあるピアノソロVer.です。


Date: 2015.04.17 Category: 谷山浩子   

#442 【谷山浩子:今日の1曲】  「河のほとりに」 ⑤

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子  【白谷山】  (3:05)

【ポイント】
 ・ 70年代のフォーク感がピアノソロでもしっかり伝わってきます


これで5回目の収録となる、初期の代表曲。「3度目のデビュー」をした作品ですね。
オリジナルは、シングル盤のA面として、そしてその直後に発表されたアルバム:「ねこの森には帰れない」(1977年)に収録された作品です。
(その時の評はシングルはこちらアルバムはこちらから。)

オリジナル版では収録時間が3:14。
このピアノソロVer.は前奏なしに始まるので、間奏に変更が加えられてはいるものの、その分が短くなったようなアレンジです。

いかにも70年代フォークのようなメロディーラインに懐かしさを感じます。


Date: 2015.04.16 Category: 谷山浩子   

#441 【谷山浩子:今日の1曲】  「遺跡散歩」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (2:32)

【ポイント】
 ・ 光とエネルギーが次第に満ちてくる都会の光景が感じられます。


オリジナルはアルバム:「透明なサーカス」(1987年)に収録された作品です。
(その時の評はこちらから。)

オリジナル版での収録時間は4分強。
作品は明け方の都会を唄ったものですが、このピアノソロの方が次第に光に満ちてくるような印象を与えてくれるようですね。


Date: 2015.04.15 Category: 谷山浩子   

#440 【谷山浩子:今日の1曲】  「銀の記憶」 ④

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (3:38)

【ポイント】
 ・ 弾き語りコンサートとも違うアレンジです。


オリジナルはアルバム:「銀の記憶」(1994年)に収録された作品です。
(その時の評はこちらから。)

これで4回目の収録です。
オリジナル版では収録時間が5分弱の作品。
間奏をシンプルにすることで短くなっている訳ですが、オリジナルの持つ世界観は変わることなく、その空気感までも伝わってくるようなピアノアレンジになっています。

先日の横浜での弾き語りコンサートでは、この作品の原曲となった提供曲:「シロツメクサの想い出」をピアノソロで演奏していましたが、このアルバムに収録されたVer.ともまた違ったので、その時の雰囲気や気分で浩子さんもコンサートでのアレンジは変えているのですね。


Date: 2015.04.14 Category: 谷山浩子   

#439 【谷山浩子:今日の1曲】  「水玉時間」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (3:39)

【ポイント】
 ・ みずみずしいイメージが広がります。


オリジナルはアルバム:「水玉時間」(1986年)に収録された作品です。
高田みずえさんへの提供曲です。
(その時の評はこちらから。)

オリジナル版での収録時間が5分ありましたから、かなりのシンプルアレンジです。
メロディーが明るいので、雨上がりの明るさのようなキラキラとみずみずしい感じが出ているようにも感じられます。


Date: 2015.04.13 Category: 谷山浩子   

#438 【谷山浩子:今日の1曲】  「ふたり」 ②

 (写真をクリックすると試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (3:15)

【ポイント】
 ・ 十分に潤いを与えてくれます。


オリジナルはアルバム:「漂流楽団」(1995年)に収録された作品です。
(その時の評はこちらから。)

オリジナル版では収録時間が3:37ありましたから、BGM的にシンプルなアレンジになっていますね。 ・・・とはいえ、盛り上がるところは厚めの音をしっかり入れています。

穏やかに響くピアノの音。
コンサート会場に響くだけでなく、日常生活のBGMとしても十分に潤いを与えてくれます。


Date: 2015.04.12 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『弾き語りコンサート2015』 @調布市文化会館たづくり くすのきホール

今年の労音主催の「弾き語りコンサート」の2本目は、東京の調布市で開催されました。
場所は、「調布市文化会館たづくり」の中の「くすのきホール」でした。
今回は、先週土曜の横浜の神奈川県民ホールでの開催から間を置かない形ですね。
雨がそぼ降る中、冷たい北風に吹かれつつ、出掛けてきました。

調布駅から歩いて数分のところにホールはあり、調布市役所に隣接する形です。
建物に到着して中に入ってみると、そのエントランスホールは大変美しい空間でした。

たづくりエントランスホール

そんな片隅には、映画の撮影所がある街らしく、こんな立像も飾ってあります。

ガメラ像

金曜日の夕方、そしていつもの平日夜のコンサートよりスタートが30分早い6時半の開演ということもあって、人の集まりは若干遅めの感じでした。

くすのきホール入口

今回の「くすのきホール」は、照明さんなどのスタッフブースを後方の3分の1くらいに充てていたので、前方のアリーナ席と階段状の中段席の2ブロックの構成になっていました。
ここのところ、浩子さんのコンサートに行くと、なぜか端の席が多かったのですが、今回もまた右端の席。前から数列のところだったこともあり、前にはほとんど観客がおらず浩子さんの演奏中の顔も見えている状態で聴けたのは幸いというところでしょう。


館内の時計が開演時間の6時半になるやいなや照明が落とされ、浩子さんが登場。
衣装は、先週土曜日の横浜でのコンサートと同じだったようです。
まず、浩子さんから挨拶代わりの1曲で、オープニングはヤマハ音楽教室の教材用に作った「ねこねこでんわ」からスタートでした。
ちなみに、この日のコンサートで使用したピアノはSteinway & Sons。
やはり響きはとても良かったですね。

最初のご挨拶の時に、今日のコンサートの進行に関して浩子さんから説明がありました。
『時間に関して厳しいホールで、9時30分に従業員を含めた閉館になるので、片づけ時間時間を考えると8時半には終わっていないといけないです。』
『そんな訳で、テキパキやりたいと思います。でも、私がテキパキやって、他の方の普通のコンサートくらいですから、そんな感じで聴いてください。』
・・・といった説明がありました。

ここ調布には「調布FM」というローカルFM局があるのですが、一昨年の5月~9月まで「谷山浩子ノセカイ」という、浩子さんは出演しないのに浩子さんの歌しか流さないというちょっと変わった番組が放送されていました。今回のコンサートはそのおかげかもしれないというようなコメントもありつつ、前半の部に入っていきました。

先日の横浜と同様、ここではホールの名前にちなんで、「く・す・の・き」から
 「く」 ・・・ 「草の仮面」
 「す」 ・・・ 「素晴らしき紅マグロの世界」
 「の」 ・・・ 「のらねこ」
 「き」 ・・・ 「キャンディーヌ」
という4曲をセレクト。
斉藤由貴さんに提供した「のらねこ」は弾き語りでも雰囲気よかったです。

その後は、リクエストコーナーで、今日も4人勝ち残りを目指したジャンケン大会!
今回は初戦は突破しましたが、2回戦で散りました。。。
晴れて勝ち残った方が、なんと5名。
ここが「終了時間が切られた」コンサートらしく、
『後から演奏予定の曲でドボンがあるかもしれないから、リクエストを聴いてしまおう』
という浩子さんの粋な計らいで、5曲が選出。
 「真夜中の太陽」
 「ポプリ」
 「テングサの歌」
 「SORAMIMI」
 「河のほとりに」
というリクエストで、結局、ドボンがなかったので、浩子さん提案で
『「真夜中の太陽」を後半の部のどこかに入れるからね』
という約束で、そのほかの4曲でリクエストコーナーは進みました。
この中の「ポプリ」は後藤久美子さんへの提供曲。浩子さんがセルフカバーをしていない作品なので、私も初めて聴きましたが、ちょっとお得感がありました。
個人的には、初期の代表曲である「河のほとりに」がとっても良かったです。

そんな前半を終えたところで、本日は5分間の“お手洗い休憩”。
『後半も最初はお話しだから、それが終わるまでに帰ってくれば大丈夫』
というやさしい配慮もありました。


後半は、本当に5分後に照明が暗くなって、浩子さんが登場。
『5分って、本当に短いね』
と言いつつ、手には何やら“赤いもの”が。
『時間に気を付けるように、時計代わりに、いつも使っているiPod Nanoを持ってきました!』
と、ピアノの上に置いて後半に入っていきました。

後半の1曲目は、横浜と同様、「ピヨの恩返し」。
2~3月の「みんなのうた」で岩男潤子さんの唄で流れていた作品ですが、それについて
『書いているうちに「明日で50年」というフレーズが出てきて、お年寄りの歌だったんだと気付いたんだけど、今回の2~3月の「みんなのうた」はAKB48の「履物と傘の物語」もお年寄りの歌だったので、偶然にも揃ってしまった』
というお話をしていました。

その後は、「みんなのうた」つながりで「まっくら森の歌」。
そして何の脈絡もなく、先ほどのリクエスト曲の「真夜中の太陽」が入りました。
・・・何の作品が押し出された形になったのかが気になりつつ、進行していきます。

後半で一番盛り上がったのは、「今日は何の日」にちなんだお話でした。
4月10日は、障子や襖などのいわゆる「建具の日」なのだそうです。
そこで選ばれた作品が
 「ドッペル玄関」
 「DOOR」
 「窓」
・・・この発表は皆さんにウケていました。
ピアノの弾き語りVer.「ドッペル玄関」は、演奏がJazzyな雰囲気も漂います。ちょっと演奏が難しそうでしたが。

最後は春らしい作品ということで「小さな魚」がセレクトされていました。

さて、アンコールとなった訳ですが、時間を気にしながらのコンサートだったせいか、ここで意外と時間に余裕が出来てしまうという思わぬ“逆効果”。
そこで浩子さん、また粋な計らいです。
『いつもの「お礼の歌」と、「真夜中の太陽」に押し出されたものの2曲をやりましょう』
とサービスです。
例の「押し出されたもの」とは、「てんぷら☆さんらいず」。
そして、「お礼の歌」は「恋するニワトリ」でした。
『アンコールに2曲やるって、なんかアイドルのコンサートみたいだよね!』
という笑い話もありつつのアンコールタイムでした。

いつもであればダブルアンコールを求めるお客さんも、心得ている方たちばかりですね。
今日は時間制限のお話もあり、しかもアンコールが2曲だったので、納得して退場です。
ちょうど2時間のコンサート。楽しい時間を過ごしてきました。

私は、次は5月30日@上野の「谷山浩子・放課後の音楽室~倫典先生と(revenge!)」に出席予定です。


Date: 2015.04.11 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『Mezzo Piano』



アルバム 2004年9月15日発売

前作からちょうど1年後に発表されたアルバムです。

浩子さんのコンサート開始前にホールに流れているのは、このアルバムの音。
・・・というよりも、ホールに流す為のピアノの弾き語りが好評で、それを活かす形でアルバム化したのがこのアルバムという方が良いのかもしれません。
収録された作品はいずれも歌として発表したもので、純粋なInstrumentalとは違います。発表作品の中からピアノ演奏にだけにアレンジしたものです。「BGM集」という風に言うのが適切かもしれません。

浩子さんは歌詞と同じようにメロディを弾いています。
それも静かに。
「メゾピアノ」というタイトル通りの雰囲気が漂います。

このアルバムの特徴として、演奏が易しくなるように配慮されているようです。
初心者でも『これなら自分でも弾けるのでは?』と思わせてくれるので、ピアノを習っている子供たちにも聴かせてみると参考になるのかもしれません。

浩子さんの作品にはアコースティックなものが多いので、このピアノ・ソロVer.を聴くと、「ギターVer.」や「オーケストラや弦のアンサンブルVer.」も聴いてみたくなりますね。

====================================

さて、今夜は東京:調布でのコンサートがあります。
私もこのブログがUPされた頃には仕事を終了モードにして、出陣準備しているハズ。
このコンサートの模様は、明日のこのコーナーでリポートしますね。


Date: 2015.04.10 Category: 谷山浩子   

#437 【谷山浩子:今日の1曲】  「神様」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【白谷山】  (4:18)

【ポイント】
 ・ 哲学的な作品集となったアルバムの終曲は心象世界


前の作品に続き、この作品もNHKの「FMシアター」で放送されたラジオドラマ:「神様」の為に制作されたものです。こちらはタイトル通り、ドラマ主題歌として書かれたものになります。

歌詞の内容は「私」と「私を見つめている私」、そして「それを見ている誰か」という、現実と幻想を行き来するような、いかにも不可思議な「谷山ワールド」を感じさせる作品になっています。
その歌詞の世界観を浮かび上がらせるが如く、アレンジはいたって真面目。
朗々と謡うようなアレンジにすることで、聴き手に自由にイメージを拡げさせてくれるようです。

もちろん、“白セレクト”された代表曲になっています。


Date: 2015.04.09 Category: 谷山浩子   

#436 【谷山浩子:今日の1曲】  「花野」 (Instrumental)

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (2:27)

【ポイント】
 ・ Instrumental作品が収録されています


NHK-FMの「FMシアター」という番組で川上弘美原作の小説:「神様」をラジオドラマ化して放送したのは、このアルバムの発表の前年:2002年4月のことです。
浩子さんはこの作品で主人公の「私」を演じています。
このドラマは好評で、「2002年度 文化庁芸術祭大賞(ラジオ部門)」も受賞しました。

このアルバムの最後の2曲は、その時に準備された作品が収録されています。
しかも、この作品はInstrumental。 つまり、曲だけの作品が収録されている訳です。
これまでのアルバムで、唄を外したカラオケVer.を一緒に収録した作品はありましたが、歌詞のないInstrumental作品を修めたのは、これが初めてですね。現在まで含めてもこの作品ともう1曲しかありません。

シンセサイザーと斎藤ネコさんのヴィオリンでメロディーが演奏されていきますが、シンプルで美しいメロディーなので、聴き手に安心感を与えてくれます。


Date: 2015.04.08 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『弾き語りコンサート2015』 @神奈川県民ホール 小ホール

先週の土曜日に今年最初のコンサートがありました。
場所は、横浜の神奈川県民ホール。山下公園に面したところにあるホールです。

当日は昼過ぎから横浜駅近辺で食事をして、近辺のお店を周って用事を済ませながら、開場の16:30の少し前に到着しました。
しかし、到着するとホールのエントランスにはすごい数の人が出入りしています。
 『なにか催しでもあったのかな?』
そう思って、ひとまず館内に入ってみると、デジタルサイネージが置いてあり、この案内が出ていました。

4月4日コンサート案内

浩子さんのコンサートの30分後発でコロッケさんのステージが大ホールで組まれていた為の大混雑だったようです。

今日の会場もほぼ満員。よくお見かけする常連の方々もしっかりいました。
私の今回の席は比較的後ろだったものの、通路に面していた為に楽な姿勢で聴けました。
ただ、隣に座った30代前半とおぼしき男性が、浩子さんのコメントにいちいち大きな声で反応するのがちょっとウザかったりしちゃったんですけどね。まぁ、“許容範囲内”ということで。。。

浩子さんの衣装は今日もワンピース。花柄のカラフルなもの。
ピアノに向かって客席側になる頭の右側にはリボン様の大きな髪飾りを付けていました。
ちなみに、この日の演奏に使用したピアノはYAMAHA製でした。

地元:横浜でありながら、コンサートとして訪れるのは十数年ぶりとのこと。
前回のコンサートの時の「忘れられない思い出」は、笑い話としても秀逸でした。
浩子さんは、前泊したホテル「ニューグランド」で朝から新聞を読んでいて、「金日成」(先々代の“北の将軍様”)の読み方を“ある名前”とずっと勘違いしていたことに初めて気づいたのだそうです。(間違いネームはネタバレしないように伏せておきます。)
 『香港の方が欧米系の名前を付けているので、それと同じような名前だと思っていた。』
・・・かなり、お茶目です。

コンサートでは、もちろん横浜にちなんだ曲が前半でセレクトされました。
といっても、「ヨ・コ・ハ・マ」が頭文字になる作品だったのですが。

コンサート中は小学生~中学生までを暮した横浜:山手にちなんだお話が随所に出てきましたね。横浜少年少女合唱団の二期生で、山下公園に係留されている氷川丸の中でよく練習したというエピソードなども紹介されました。

その後には、いつもの「リクエストコーナー」。
4枠の獲得を目指して争います。
今日は「ジャンケン」。
それも「勝ち残り」だったので、ごく普通の勝ち抜き戦。
最後だけ「4人グループが出来た時」に勝ちになるシステムで行なわれましたが、珍しくすんなり決まりました。
私はジャンケンは弱いので1回戦で早々に敗退。
ただ、今回は自分が弾き語りで聴いてみたいと思っていた「あかり」を勝者の方がリクエストしてくれたので、負けたものの満足でした。

この勝者の中で珍しい作品をリクエストをされた方がいました。
「シロツメクサの想い出」という作品です。
これは浩子さんのアルバムに収録された時には「銀の記憶」という名前になる作品です。
漫画家:水沢めぐみさんの「空色のメロディー」という作品のイメージアルバムの制作で、水沢めぐみさんの詞に浩子さんが曲を付けたのが「シロツメクサの想い出」。
そのメロディーに全く異なる歌詞をつけて、自分で唄った作品が「銀の記憶」。
そういう関係になります。
初めて聴きましたが、大変貴重な経験になりました。

さて、後半の1曲目は、話題になった「ピヨの恩返し」

コンサートでは初お披露目でした。
「みんなのうた」での放映が3月末でちょうど終わった後でしたが、唄った岩男潤子さんが病気療養中の為、浩子さんが先にお客さんの前で披露することになりました。
岩男潤子さんの唄と同じくらい、浩子さんVer.の“ピヨ”も良かったです。
イメージがラップするところもあり、「みんなのうた」の映像がだぶって泣けてきそうでした。

この日は皆既月食が起こる日ということで、「月」にちなんだ作品をその後にセレクト。
しかし、「心が全く温まらないやつ」ということで、会場からも笑いが置きました。

そんなこんなでダブルアンコールまで入った全18曲:約2時間半のコンサートでした。

いつもならば、終了後にセットリストが掲示されているのですが、この日はなかったです。
おそらく大ホールとの混雑防止での配慮からと思われますが、些か残念でしたね。
まぁ、浩子さんのコンサート終了のほどなくして、大ホールも終了してお客さんが出て来たので、警備上からも致し方ないところでしょう。
そんな訳で全曲紹介の写真がありません。
浩子さんのオフィシャルサイトにもセットリストはまだ掲示されていないので、知りたい方は“谷山浩子スタッフ”の実況ツイッターから確認してみてくださいね。

さて、今年の「弾き語りコンサート2015」は間を置かずに、次のコンサートが行なわれます。
今週の金曜日に、場所は東京の調布市で開催されます。
この横浜のコンサートとは全く異なる選曲で準備しているとのことでした。
もちろん出席予定です。
今度は週末にコンサートリポートをあげられるようにしたいと思います。


Date: 2015.04.08 Category: 谷山浩子   

#435 【谷山浩子:今日の1曲】  「あそびにいこうよ!」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作詞:谷山浩子、作曲:崎谷健次郎、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:00)

【ポイント】
 ・ 行動的な女の子のアクティブな恋愛模様が唄われています


前の作品に続き、この作品も岩男潤子さんに提供されたものになります。
こちらは作曲が崎谷健次郎さん。メロディーラインに崎谷さんらしさがしっかり出ています。
割と積極的な女の子が主人公です。20代前半でしょうか。
男性からすると、ちょっと押されてしまって萎縮してしまうかもしれないくらいの積極性も感じてしまうほど。
彼氏はそんな女の子の手のひらに乗せられちゃってる感じが歌詞に出ています。

20代前半と思われる割にかなりプラトニック感もあったりして、いまではちょっと懐かしく珍しくもなってしまった光景なのかもしれませんね。懐古主義的に聴いてみてもらっても面白いかもしれません。


Date: 2015.04.07 Category: 谷山浩子   

#434 【谷山浩子:今日の1曲】  「ここにいるよ」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作詞:谷山浩子、作曲:岩男潤子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:40)

【ポイント】
 ・ 浩子さんの詞に岩男潤子さんが曲を付けて唄った作品をカバーしています


ピアノ1本での弾き語り。スローなナンバーです。
1997年に岩男潤子さんが発表した作品を浩子さんが6年を経てカバーしています。
浩子さんの詞に岩男潤子さんが曲を付けているのですが、メロディーラインが浩子さんが書いた作品のようで、とても自然な感じがします。浩子さんと岩男潤子さんの作風に親和性が高いのかもしれませんね。

浩子さんの書いた歌詞は「励まし&見守りソング」です。
やさしさと温かさにあふれた素敵な作品です。
是非聴いてみてください。


Date: 2015.04.06 Category: 谷山浩子   

#433 【谷山浩子:今日の1曲】  「空に吊されたあやつり人形」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:15)

【ポイント】
 ・ ジェットコースター的な落とし方がすごい歌詞


とてもHappyな感じの冒頭の歌詞が、一転して急降下。
そのまま大変な閉塞感に見舞われるというすごい場面転換が起きる作品です。

原因もわからずに、閉じ込められて苦しくなったところからは、ひたすらに「焦らないで」と自制している心理状況を表現しています・・・と言いつつも、曲のスピード感や“繰り返し”の多用で、その「パニック」を起こしている様子をメロディーに表現しています。

====================================

コンサートの話題です。

本日は今年最初のソロ・コンサートの日です。
場所は、横浜。

山下公園に面した「神奈川県民ホール」(小ホール)
開場は16:30、開演は17:00ですね。
浩子さんの育った山手地区はこのホールのすぐ近く。まさに地元開催のコンサートということもありますので、果たしてどんな展開になるのでしょうか。
その模様は明日のこのコーナーでリポートしたいと思います!

・・・・帰りにホールの楽屋口の前にある「そば処 味奈登庵 本店」で食事してこようかな。


Date: 2015.04.04 Category: 谷山浩子   

#432 【谷山浩子:今日の1曲】  「沙羅双樹」 ①

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:07)

【ポイント】
 ・ 女性的な歌詞ですが、それ以上の人間的な大きな“愛”が感じられます


浩子さんのピアノと、斎藤ネコさんのヴァイオリンの伴奏で進めていくアレンジになっていて、弾き語りにも向いた構成になっています。

タイトルは仏教と深い関わりを持つ樹木の名前なので、そういう方向の作品かと思えば、実際はそういう内容ではありません。スケールの大きな愛が感じられる光景が描かれています。
個人的には、この作品の歌詞のこの一節がとにかく素晴らしいと思っています。

 『果てない宇宙の中で ただの一度も ただの一瞬も 途切れてひとりの人はいない』

・・・なんとも言えない“安心”と“励まし”を与えてくれると思いませんか。。。


Date: 2015.04.03 Category: 谷山浩子   

#431 【谷山浩子:今日の1曲】  「卵」

 (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:56)

【ポイント】
 ・ 閉塞感や苦痛が強く感じられます


音楽劇の中に作品のようなアレンジになっていて、ドラマチックな仕立てになっています。
とにかく“現実逃避”のようなフレーズがいっぱいに並んでいる歌詞です。
そこに、精神世界の中の何とも言えない閉塞感、そして、それを打破できない苦しさを抱えたままの主人公がいます。

何がキッカケで、こういった心境や立ち位置にいる人を作品のモデルにしようと思ったのかが、大変興味深い作品です。それがわかると、この作品になぜ「卵」というタイトルを振ったのかも、たぶんわかるのでしょうね。


Date: 2015.04.02 Category: 谷山浩子   

#430 【谷山浩子:今日の1曲】  「わたしは淋しい水でできてる」

  (どちらからも試聴できます)

アルバム 2003年9月17日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:13)

【ポイント】
 ・ 環境音楽的な要素も入っています。


サンプリングされた波の音・・・潮騒から始まる作品。
前奏だけでなく、本編に入った後、そしてエンディングにもバックには打ち寄せる波音がしているという、ドラマ的な演出が施されたアレンジになっています。
アレンジャーの石井AQさんが現代音楽もやっているので、そんな環境音楽的な要素も織り込まれているようです。潮騒の音を聴いているだけでも、その揺らぎから気分は穏やかになるので、こういう精神的な移ろいを表現するにはよく合うように思います。

そして、精神世界を描いたような歌詞は、哲学的な要素を多く帯びているように思います。
実にいろいろな解釈ができそうな歌詞で、大変シンプルに、言葉数も少な目です。
歌詞の一説で、自分がやってきたことが徒労だったのかと感じてしまうようなところが、「淋しい水」という部分に繋がっているのかもしれません。自分がどこにいるのかわからなくなるような、深く考えてしまいそうな作品でもあります。


Date: 2015.04.01 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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