【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子・放課後の音楽室~倫典先生と(revenge!)』 @東京文化会館 小ホール

ブログの更新も思うように進まない中、仕事の合間を何とか作り出して、上野で行なわれたギタリストの岡崎倫典さんを迎えたコンサートに行ってきました。
今年のコンサートへの出席は4月の「弾き語りコンサート」の横浜・調布に続いて3度目。
2ヶ月ぶりということもあり、また浩子さんの作品で大変美しいアコースティックギターを聴かせてくれている岡崎倫典さんとの共演なので、大変楽しみに当日を迎えました。

今回のコンサート会場は、上野の山にある東京文化会館。
JR上野駅の公園口改札の目の前にあることもあり、大変アクセスが良いホールです。
建物に入って、小ホールに向かうスロープの前の柱に、公演を知らせるポスターが貼ってあり、多くの皆さんがそこをカメラに収めていました。

 (光線の加減で、あまりきれいに映っておらずスミマセン。)
放課後の音楽室

今回使用した小ホールはステージを要にした扇状の客席になっているもので、ステージ後方には高い天井に向かって幾重にも折られた反射板がついているという独特の構造を持ったホールとなっています。この反射板が大変響きのよい音響を生み出していて、とても聴きやすい面白い仕掛けでした。

今回、初めてこういったジョイント形式の浩子さんのコンサートに行きましたが、コンサートの構成は基本的に普段と同じ2部構成でした。土曜日の夕方ということもあって客席は非常に賑わっていて、公演途中に遅れてくる方も結構多かったのですが、最終的にはほぼいっぱいになっていたかと思います。

18:30の開演時間どおりに浩子さんと岡崎倫典さんがステージに登場。
1曲目は、「まっくら森の歌」。
ギターの演奏台の脇にイスを置いて、浩子さんはそこに座って唄うという形式の演出です。

最初にLPで聴いた時からギターの美しさに感動した「Lady Daisy」が2曲目でした。
この作品が浩子さんと岡崎倫典さんの出会いの作品だったそうで、この作品を録音する際にギターのパートを8回も重ねて録音したという裏話もしてくれました。「だから、あれほどきれいなギターだったんだ」と納得しつつ、この日はもちろんギター1本Ver.です。これはこれでとても良かったです。

その後は、岡崎倫典さんと共に作った「みんなのうた」の作品から「恋するニワトリ」と「 しっぽの気持ち」を2曲続けて演奏しましたが、実はここが岡崎倫典さんにとっての『今日のクライマックス』だったのだそうで、『もしこんな日が来るんだったら、こんなアレンジにしなかったのに・・・』とご本人も緊張するという、観客としては興味津々で視てしまう2曲となりました。

ここまで「みんなのうた」のようなメルヘン作品が続いたのですが、ここからしばらくは岡崎倫典さんのソロパートになりました。
聴き手も緊張してか、ギターのチューニングを合わせている最中もシーーーンとしていたら、『少しは騒いでいてもらえると。』というお申し出が・・・観客も笑ってしまい、これ以降の作品の間にはいろんな物音が聴こえるというちょっと面白い雰囲気になりました。

岡崎倫典さんが最初に弾いたのが「大地の輝」という作品。
これがそれまでのメルヘン世界を一変させるような大変男臭い感じの重低音も聴こえてくる激しいギター演奏で、浩子さんが『倫典さんがどんなにすごいギタリストか知って頂く為の時間です。』と言った理由がいきなりわかる作品でした。
そんなすご技タップリの演奏を2曲した後、今度は『カバー曲を1曲。』というイントロダクションで題名を言わずに演奏に。
私はメロディに入って曲名がわかりましたが、弾いたのは浩子さんの「河のほとりに」。
演奏が終わって、タイトルを「河のほとり“で”」と言ったのはご愛嬌でした。

『ソロ曲が3曲続いたので、そろそろ他の音も入れましょう』というお話で、「ピアニスト:谷山浩子さん」が呼ばれます。
ピアノ前に座るなり、『やっぱりピアノ前は落ち着くわ。 あっ、さっきの曲は「河のほとり“に”」だからね。ま、よく間違われるからいいんだけどね。』とチクリ。
そんな軽妙なやり取りをしつつも、浩子さんの本日のクライマックスはここだったそうで、『自分の曲でのミスは許されるけど、他の方の曲では間違う訳にいかないから』と緊張した様子。そして演奏されたのが「Thanks My Dear」というしっとりとした作品でした。

そんな形で第1部は終了し、10分休憩の後、第2部がスタート。

冒頭、『21歳の時に作りましたが、21歳が書く唄ではないですね』と紹介した「あたしの恋人」でスタート。
この作品もギターがよく鳴く作品なので、フォークソングなのにこういうホールで聴くとエレジー(哀愁歌)に聴こえてくるから不思議ですね。
そして、「僕は鳥じゃない」・「さよならのかわりに」とギターのメロディーが特徴的な作品がその後に続きました。

個人的にこの日のクライマックスだったのが、「ピヨの恩返し」と「笛吹き」の2作品でした。
「ピヨの恩返し」は4月にピアノソロVer.を聴きましたが、今回はギターも入った形のアコースティックアレンジという違うものになっていましたが、これが大変良かったです。浩子さんのオリジナルアルバムに収録される時には、こんな感じで収まってくるのかなぁという印象を抱かせるような出来栄えでした。
そして、“音楽してるっ!感”が満載だったのは、「笛吹き」でした。
浩子さん自身が『ライブでの印象が強くて、原曲にギターが入ってないことをごく最近まで気づいていなかった』というびっくりエピソードまで付いていたものですが、『浩子さんがそういうだけのことはあるわ。』と聴き手が納得してしまうほどの圧巻なものでした。

お別れの曲は、「向こう側の王国」でした。
そして、もう1つのクライマックスがここからでした。

アンコールでお2人が登場したところで建物が微かに揺れ始めます。
立っている浩子さんたちは気づきませんが、座っている観客の中には気づいた方もいたようで、私も天井に吊ってある照明を見て、わずかに揺れていることを確認しました。
わずかな時間で止まったので『大したことはないな』と思って、ステージでのお話に注目した直後、グワッとした床が回るような大きな揺れがやってきました。
さすがにステージ上のお2人も気づいて、『結構大きく揺れていますね。大丈夫かな?』と心配になった様子。
私は『最初の揺れが初期微動で、これが本震なら、相当遠いところでの大地震だな』と思いましたが、まさか小笠原のあんな地下深くとは思いませんでしたね。

揺れも収まり、アンコールで唄ったのは「あかり」でした。
これもアコースティックな雰囲気がいっぱいに伝わってきて大変良かったです。
ダブルアンコールの拍手が起き、お2人が再度ステージ上に現れましたが、『準備したのは全部やってしまったので・・・』とのことでご挨拶でお開きになりました。
時間にして20:35頃のことです。

小ホールから出ると窓越しに上野駅の公園口改札が目の前に見えるのですが、やはり電車は地震で停まっている様子。
足早に駅に行ってみるとJRは全滅だったものの、『地下鉄銀座線・日比谷線は運転再開する』と駅員がアナウンスしていたので、銀座線へ。再開列車の発車するところに運よく当たり、結果的に待たずに地下鉄を乗継ぐ形で帰ってこれました。
土曜日で良かったと思う出来事でした。

そんな訳で、次のコンサートの参加は、秋:9月の「猫森集会2015」が目標です。
ちょうど詳細案内もプレイガイドでも情報がUPされたようで、今回はDプログラムまであるようですね。楽しみに待ちたいと思います!


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Date: 2015.06.03 Category: コンサート   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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