#467 【谷山浩子:今日の1曲】  「ハートのジャックがパイとった」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
日本語詞:矢川澄子、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (0:29)

【ポイント】
 ・ これが谷山作品の中で最も短い作品です。


なんと20秒台。
前奏と後奏でファンファーレが鳴っているので、実質的にはもっと短い訳です。
最初に聴いた時は、これで次のトラックに移ったのでビックリしました。まさか、このアルバムの前に出て来た「道草をくったジャック」よりも短い作品が出てくるとは思わなかったので。。。

歌詞だけ聴くと、「だから、どうしたの?」というツッコミを入れたくなるほど短い歌です。
歌詞にしてわずか4行。
ですが、原作から訳した詞を元に曲を付けているので、ちゃんとした「歌」です。

この作品のもう1つすごいところは、8人のコーラスで唄っていて、浩子さんの声がほとんど聞き取れないほどのアレンジになっていることです。少し引いて見れば、誰の歌なのかもわからないほど。かなり思い切った舞台よりの演出になっています。


ここからの4作品は「幻想図書館:不思議の国のアリス」の劇中歌を紹介していきます。
最長約9分から約30秒までと幅広い作風になっていますが、どれも「谷山浩子」なのですね。
すごい才能だと本当に思います。


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Date: 2016.05.31 Category: 谷山浩子   

#466 【谷山浩子:今日の1曲】  「雨の国・雨の舟」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:37)

【ポイント】
 ・ “美少年系”のイメージの作品。


水の流れる音に雨粒が落ちて水面で跳ねる音。
雨が降っていますが風は吹いていないようで、静かに降り注ぐ光景が浮かぶようです。
光の明るさもどこか感じさせてくれます。

しかし、歌詞は、男の子の心情を綴るどこか淋しい別れの歌。

全体的な透明感が高く、聴いていて気持ちを穏やかにさせる良いアレンジです。


Date: 2016.05.30 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #7.5 谷山浩子・・・のはずが、石川優子のオールナイトニッポン 1982/8/20 (代打!)

思わぬ形で過去の音源に出会ったので、今日は特別でUPします。

「僕らのポプコンエイジ ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~」の千秋楽から早くも1週間経ちましたが、ネットサーフィンしていたら復帰記念で石川優子さんのオールナイトニッポンがUPされていたのを見つけました。
実はこの放送、浩子さんが病欠でピンチヒッターとして石川優子さんが担当した回。
第20回、1982年(昭和59年)8月20日の放送分です。

冒頭、浩子さんの横浜の自宅から声を寄せていて
『おたふく風邪にかかって、1週間寝込んでいます。』
・・・・26才になる直前の大人が罹るとは。。。

このブログで紹介した#7と#8の間が2ヶ月ほど開いているのですが、ちょうどそこを埋めるところに当たるので、だいぶ時間を遡りますが紹介します。

前半で石川優子さんが浩子さんとの馴れ初めについても語っていますが、当時の浩子さんの趣味だった写真の話が出ていて、『撮影された写真が浩子さんのアルバムの中で使われています。』という話がされています。アルバムを持っている方は、是非探してみてください。

「大洋のコーナー」で、いかにも当時らしい話をしています。
『阪神の選手は、なんでナイトクラブのような雰囲気を持っているんでしょうね。』・・・いやぁ、あの当時の水商売っぽいファッションがプロ野球で流行していた時期の様子が目に浮かびます。そして、『早稲田実業の荒木大輔くんが負けた』というコメントも・・・・“時代”がよくわかります。

後半は聴きものです!
「真夜中のお客様」のコーナーは、お休みの「谷山浩子」さんでした。
石川優子さんが自分のアルバムでカバーした「河のほとりに」が出てきますが、やはり全然雰囲気が違って興味深いですよ。
「初めてひとりでラジオでおしゃべりする」ことの大変さについて2人で語っているのが印象的です。緊張しながらもチョイチョイ関西弁が覗く石川優子さんのトークも新鮮です。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
以下の青字のタイトルリンクから入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

石川優子のオールナイトニッポン 1982年8月20日 前半
石川優子のオールナイトニッポン 1982年8月20日 後半

次週のハガキの宛先は 「谷山浩子おたふく風邪だよオールナイトニッポン 優子の日」 でした。



Date: 2016.05.29 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#465 【谷山浩子:今日の1曲】  「パラソル天動説」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:59)

【ポイント】
 ・ これだけSF的な要素でいっぱいなのに、愛の歌。


この作品は浩子ワールドらしさがいっぱいの歌詞です。
以前に「谷山作品は映像化しやすいのでは」と書いたように、この作品もメルヘンタッチなアニメーションにしたら面白い作品になるような印象を持っています。何しろ「パラソルが極にある」というSF的な発想が面白いし、それによって全てが単純化されるというシチュエーションも楽しいです。

曲もアップテンポにまとめられていて、そのコミカルさが谷山ワールドを引き立てているという感じです。


Date: 2016.05.28 Category: 谷山浩子   

#464 【谷山浩子:今日の1曲】  「第七官界彷徨 ~intermission~」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞(?)・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (1:41)

【ポイント】
 ・ 歌が始まると思っていると、何故か終わります。


この作品が舞台のタイトル作品になります。
曲はソロのサックスにピアノの伴奏というシンプルな構成ですが、彷徨う世界へ誘うような不思議な魅力のあるメロディーです。

しかし、とても不可解なのです。
歌詞カードにも「作詞」と書かれているのですが、聴いてみても歌もコーラスもどこにも入っていないのです。
それ故、私はこれはインスツルメンタル作品と受け止めています。
そこで、このブログでは、2003年発表のアルバム:「宇宙の子供」に収録された「花野」(ラジオドラマ挿入曲)とこの作品が、谷山作品でオリジナル収録されているインスツルメンタル作品ということにしたいと思います。

ここまでが舞台:「第七官界彷徨」の劇中歌でした。


Date: 2016.05.27 Category: 谷山浩子   

「追悼番組」ならびに「お別れの会」の告知

先日お知らせした冨田勲さんの追悼番組が放映されます。
今日の午後からなので改めて告知します。

■ 5月27日(金) 14:00~18:00  【ラジオ: NHK-FM】
    『未来を走り続けた冨田勲の音世界』

■ 5月28日(土) 24:50~25:49  【テレビ: Eテレ】
    『ETV特集 「音で描く賢治の宇宙 ~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ~ 」』
      2013年2月3日放送分の再放送です。

■ 5月29日(日)
  ① 13:50~14:55  【テレビ: 総合】
    『NHKアーカイブス 「理想の音を追い求めて ~冨田勲さんを偲ぶ~ 」』
      この中で『NHK特集 「冨田勲の世界 ~ドナウ川・光と星のコンサート」』
      (1984年11月18日放送)を取り上げます。
  ② 22:50~24:00  【衛星: BSプレミアム】
    『宇宙を奏でた作曲家 ~冨田勲 84年の軌跡~ 』
      作曲家・冨田 勲の音楽を堪能するスペシャル番組。
      アニメ音楽、テレビ番組やドラマのテーマ音楽等で冨田さんの軌跡を辿る。


また、冨田勲さんの「お別れの会」が決定したと、25日に報道発表がありました。

 6月15日(水) 14時から 東京都港区南青山の青山葬儀所にて。


Date: 2016.05.27 Category: 冨田勲(&PSO)   

【ラジオ】 #52 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/3/8

今日の音源は、第101回、1984年(昭和59年)3月8日の放送分です。

冒頭から何故か森谷ディレクターと構成作家のポチ(寺崎要)さんのケンカをマイクの後ろでやっているという、浩子さんはDJとして試練の場に立たされています。
この回は冒頭部でこれからレコーディングに入るという情報を発信していますが、最後の「おはようございますの朝食屋さん」のコーナーでリスナーからの質問に『5月に出ます。』と答えていて、アルバム:『水の中のライオン』の製作に入る直前であることがわかります。

「真夜中のお客様」のコーナーは、今回は「 ウエストウッド 」の皆さんでした。

後半では、この時期に行なった「谷山浩子のニャンニャンしてネ!」の公開録音@芝:郵便貯金会館(収容数:1700人)の観覧募集のお知らせや、オールナイトニッポンで『風の谷のナウシカ』のスペシャル番組を行なう告知をしています。女優の安田成美さんがデビュー時に唄っていたナウシカのイメージソングを浩子さんが口ずさんでいたり、貴重な音源になっています。

そして、前回の放送時に編集ミスが原因で尻切れトンボで終わった「上柳アナの緊急入院を茶化したラジオドラマ」の“完全版”を改めて流しています。この内容をいま行なったら結構なクレームが飛んできそうですが、やはりこの時代の番組は面白いですよ。

最後の独り語りのコーナーは、掃除で見つけた元カレからの「ラブレター」のお話。
まだ電子メールもない時代ですから、もちろん「手紙」です。時に、浩子さん27才。
電子メールは読み返すことがほとんどないように思いますが、「手紙」は“存在感”がしっかりあるせいか、ふとした時に読み返してしまうことはありますよね。想い出が甦ってくるそんな経験は誰にもあると思いますが、そういう手紙の光景に懐かしさを感じてしまうのは“時代が進んだ”ということなのでしょうね。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年3月8日

次週のハガキの宛先は 「貴様、それでも軍人か!」 でした。


Date: 2016.05.26 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#463 【谷山浩子:今日の1曲】  「道草をくったジャック」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (0:33)

【ポイント】
 ・ 歌詞ににして、わずか5行。


最初に聴いた時、「えっ、これで終わり?!」と思った作品です。わずか30数秒。
・・・・でも、これが谷山作品の中で最短ではなかったのです。

歌詞は、これだけを聴けば「確かに、そうだよね。」と言ってしまいそうなものですが、そこにあえて曲を付けるところは如何にもお芝居の世界ですよね。

この超短編は是非聴いてみてください。


Date: 2016.05.26 Category: 谷山浩子   

#462 【谷山浩子:今日の1曲】  「片恋の歌」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:01)

【ポイント】
 ・ 切なさがいっぱいのアレンジ。


「片恋」とは「片想い」のこと。
しかし、この2つを並べ比べると、「片恋」の言葉の方がその想いが深いように感じます。
「どうしようもない」を繰り返す、その行き場のない想いのようなものが切々と伝わってくる作品です。

あえてシンセサイザーを入れず、ピアノの弾き語りでも聴いてみたい作品です。


Date: 2016.05.25 Category: 谷山浩子   

#461 【谷山浩子:今日の1曲】  「ねむの花咲けばジャックはせつない」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:05)

【ポイント】
 ・ 音楽劇らしく、場面転換していきます。


メロディーは非常にシンプルで、すぐに聴き手に入ってきます。
歌詞は恋愛にちょっと・・・いや、かなり鈍感な男のことを唄っています。
いかにもお芝居の歌らしく、あまり歌では使わない言葉が入っていたりしますが、場面転換的な要素が入っている作品です。最後にはコーラスの方で「ねむの花」が「コケの花」という歌詞に変わって終わるのも面白いところです。

歌ではコーラスが最後の方で「コケ」と唄っていますが、歌詞カードに書いてあるのは「苔」ではなく「蘚」。こんな字があるのを初めて知りました。


Date: 2016.05.24 Category: 谷山浩子   

#460 【谷山浩子:今日の1曲】  「ありふれた恋の歌」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:23)

【ポイント】
 ・ アコースティックギターがシミジミとした世界を描いています。


ギターで吉川忠英さんが参加しています。
(関東で昨日放送された「小室等の新・音楽夜話」(@MXテレビ)に出演していましたね。)

ゆっくりとしたテンポの3拍子の作品です。とても静かに進行していきます。
歌詞は悲しく淋しい内容なのですが、アコースティックなサウンドに包まれて、そこに「救い」を感じさせてくれます。一歩引いて客観的に見ているような「ありふれた」というタイトルの言葉が、多くの人に経験のある心情を思い起こさせるのでしょうね。


Date: 2016.05.23 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『僕らのポプコンエイジ ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~』 @さいたま市文化センター 大ホール (南浦和)

今回はイベント系のレポートです。
「ヤマハのポプコン出身者・参加者の同窓会」的なイベントとして計3回行なわれた“僕らのポプコンエイジ”。その千秋楽にあたる21日(昨夜)のコンサートへ参加してきました。

場所は、さいたま市文化センター。最寄駅はJR南浦和駅。
京浜東北線と武蔵野線の乗換えで何度も利用していますが、考えてみると下車は初めて。
駅前散策でも少ししてみようと余裕気味に家を出て来たので、駅に着いた時点で16時の開場までは小1時間あります。

ホールのある西口に降ります。
ところが、駅前に小さなデパート:丸広百貨店があるくらいで、他に目立つお店もなく、喫茶店すらなく・・・・ホールへの道の途中に何かあることを期待して歩きますが、そこも予備校・塾とマンションが立ち並ぶばかりでセブンイレブンが1軒あるだけ・・・・そのままホールに着いてしまいました。ふと振り返ると、道には「文化通り」との標識。「なるほど」と思います。

道路の植栽のツツジが咲き始めていて、大きな木々もあり、ホールに彩りを飾っています。
観客が徐々に到着し始めた頃でしたが、逆にホールからは小さな子供連れの親子が何組も出てきます。ドレスを着た女の子が多かったので、ピアノの発表会でもあったのかもしれません。

さいたま市文化センター外観2

開場時間の16時を前に警備員が行列を作らせるように案内を始めたのに合わせ、グッズを購入したい方がいそいそと並んでいきます。私は並ばずに、入口脇にあった各ホールの案内板を見ていました。
本日のホールは大ホール。(中央の写真が大ホール)

さいたま市文化センター ホール案内

入場時間より少し早くロビーまでの案内が開始されました。
行列した方々が入った後にゆっくり入っていきましたが、グッズコーナーは大盛況。
そんな中、このイベントを祝って届けられた大きなお花があちこちに置いてあります。やはり石川優子さんへのファンからのお祝いが多かったようですね。

ホールへの案内が開始されて入場しました。
この大ホールは、2000人収容、3階席まである大きな箱です。
最後方の扉から入ると、ステージ上ではピアノの調律をしていて、これからを期待させる雰囲気が漂っている感じがしました。
今日の席は1階の前方ブロックの左端のあたり。最近、どうもこういう席に当たることが続いています。ただ、ステージを撮影するテレビカメラがすぐ左後方にいたので、そんなに悪い席ではなさそうです。

30分ほどウトウトしながら待っていたらブザーが鳴りました。
〔ここからは記憶を元に書いたので、抜け&間違いがたぶんあります。ゴメンナサイ。〕

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※ ジャケット画像はAmazonへのリンクです。iTunesリンク、共に試聴できます。
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ステージ左から三浦和人さん(元:雅夢)とChageさんが登場です。
どうも、今日は左側から皆さん出てくるようです。

三浦さんは黒ジャケット、Chageさんはグレーと黒の太めのストライプの衣装です。
三浦さん:『じゅんで-す。』
Chageさん:『長作で~す。』 『三波ウラワでございます。』
・・・・いきなり笑いを取りに行ったChageさんです。
確かに観客の世代は全員知っているであろうレツゴー三匹のギャグ。
「南浦和」なので、どうしてもこれをやりたかったようです。三浦さんが開演直前のやりとりを暴露してくれました。

このイベントの過去2回のお話に触れつつ、トップバッターとして三浦さんがステージを勤めます。1曲目はChageさんと一緒にやるハズがChageさんが段取りを忘れたようで突っ込まれます。それほどあのギャグをやりたかったんですね。

【三浦和人さん】

1. 愛はかげろう   雅夢  (1980年 第19回つま恋本選会 優秀曲賞)

 

前奏が流れるや、あの頃に一気に戻りますね。
よく声が出ていて、ホールの中にライブ感に満ちてきて、パッと明るくなった感じです。

2. 追憶  三浦和人

 

フォークソングらしさがあってとても良くて、グッと聞き入らせる作品です。アルバムでは1曲目に入っていますが、確かに世界に引き込む力がありますね。
ひとり2~3曲で進行していくので、ここで次にバトンを渡します。


【相曽晴日さん】

デビューした頃から聴いていましたが、コンサートには行ったことはないので、初めて生で見ました。ふわっとしたオレンジ系のドレスで登場です。今日はピアノの弾き語り。

3. コーヒーハウスにて  相曽晴日  (第20回つま恋本選会 入賞)

 

声は相変わらず透き通るようで、そしてとてもよく出ていて、聴いていてすごく気持ちよかったです。歌詞もニューミュージックらしさがいっぱい詰まっていて好きなんですよね。
今回の「同窓会」では相曽さんが最若年。そこから、ポプコンに出ていた同学年で2013年に早逝した明日香さんのお話に。
『彼女がこのイベントを聞いたら「絶対に出たい」って言ったと思う。』と、彼女の歌を2曲唄いました。

 

4. 花ぬすびと  明日香  (1982年 第23回つま恋本選会 優秀曲賞)



5. 神の宮  明日香  (亡くなった後に出たアルバムの最後の収録曲)



明日香さんの訃報に当時驚きましたが、思わぬ形で「花ぬすびと」が聴けました。

★追記★
相曽晴日さんがその想いをブログにUPされています。 (こちら


【辛島美登里さん】

衣装の真っ赤なサンダルがとても印象的だった辛島さん。今回のイベントでは、この3回目のみの参加ということで大変緊張しているのが伝わってきました。

6. 雨の日  辛島美登里  (1983年 第26回つま恋本選会 グランプリ)

 

ポプコンに出た経緯を話されていましたが、「ラジオから自分の歌が聴けたらな」という動機は興味深かったですね。

7. サイレントイブ  辛島美登里



TBSテレビのドラマ「クリスマス・イブ」の主題歌でヒットした彼女の代表曲ですね。
感極まったのか、歌詞が飛んでしまって、途中でブレイク。
いったん袖に入って、気を取り直して再登場。
『このようなこと、今までで初めてです。』とショックの色を隠せず。『今日、テレビカメラが入っているんですよね。』と気にしていましたが、あそこで笑いに変えられるんですから、全然大丈夫!


【渡辺真知子さん】

登場時から小さい身体ながら貫禄十分。それがこの後の展開を期待させてくれます。

8. オルゴールの恋唄  渡辺真知子  (1975年 第9回つま恋本選会 川上賞)

 

18才の時に作った作品をピアノの弾き語り。最初はとても“静”で入りました。
『私も今年還暦になります。でも、今日の3回目には同級生が他にもいて、3人です。谷山浩子さんが8月、私が10月、小坂明子さんが1月2日・・・』と大暴露。

9. かもめが翔んだ日 〔※ JAZZ Ver. 〕  渡辺真知子

 

MXテレビ:「小室等の新・音楽夜話」で唄って放映されたものをライブで披露してくれました。
スペイン語Ver.で入って抒情的に演じられたあと、後半は日本語Ver.に。グングンとお客さんを引き込んでいきます。最後はまたスペイン語Ver.で締めると大拍手でした。

10. 唇よ、熱く君を語れ   渡辺真知子

 

1980年のカネボウ化粧品のCMソングだったこの曲。
浩子さんの「猫森集会2015」で太田裕美さんが『名刺代わりに。』と「木綿のハンカチーフ」を唄った時も思いましたが、こういうヒット曲は一気に皆さんを連れて行きますね。ましてや、CMソングだったりすると。
観客の皆さんも手拍子し始めると思い出すのか、この曲の途中の手拍子が変わるところも教えられなくても出来てしまうんです。身体に入っちゃってるってことですね。すごいです。
3曲でしたが、とてもパワフルで楽しいステージでした。

ここで、三浦さんが登場。Chageさんを紹介します。

「ザ・ベストテン」に雅夢とチャゲ&飛鳥が同時にランクインした時のイタズラ話で、本番でお互いのメンバーを入れ替えて登場したら、黒柳徹子さんに本気で怒られたんだとか。Chageさんらしいイタズラの仕掛けというかエピソードだなと思いました。


【Chageさん】

まずは三浦さんがサポートに入って、ポプコンに出てチャゲ&飛鳥のデビューアルバム:「風舞」(1980年)に入れた作品から

11. 夏は過ぎて  チャゲ  (第15回福岡大会 グランプリ)

今度はソロで、同じくチャゲ&飛鳥のデビューアルバムに入れたチャゲさんの作品から

12. 終章(エピローグ)~追想の主題  チャゲ

 

Chageさんから『20代から長く唄い続けてきているので、いくつになってもエピローグを唄い続けます。』の決意表明・・・・ちゃんとオチがありました。
そして、この方へバトンを渡します。


【石川優子さん】

何といっても今回のポイント! 実に26年ぶりの歌手活動。
前の2回分の写真はブログとかで見られましたが、声は聞けていなかったので、50代後半になってどんな感じなのか、楽しみにしていました。
まず結論からいうと、大満足!! 新譜の制作を期待します!
引退が割と唐突感があってすごく残念だっただけに、また歌って続けてもらいたい。
喉も26年休ませたことが良好なようで、それほどしっかり声も出ているし、時間を巻き戻したようですごくうれしかったです。

13. シンデレラサマー  石川優子

 

1981年のJAL沖縄キャンペーンソングとしてヒットした作品ですね。
前奏が流れ始めて袖から登場すると、大拍手とともに「ゆっこ~~~」・「お帰り~~~」と、あの頃のアイドルにいた親衛隊バリの声援が飛びます。
声を上げているのはもう立派なオジサンたちな訳で、それほど皆さん待っていたんですよね。気持ちわかるわ~。石川優子さんもご挨拶するかのように、手拍子にあわせてステージを広く使って唄っていました。

イベント出演の経緯に触れていましたが、決めたものの、すごく心配だったそうです。
『・・・・周りの方たちに支えてもらって、コーラスには相曽晴日さん・・・・』
紹介されて気付きましたが、ヘアースタイルをチェンジしてグレーの衣装でコーラスブースに相曽晴日さんが入って唄っていました。

ホールの入場時に見たように、ロビーや楽屋に届いたお花への感謝をしていましたが、皆さんの期待にしっかり応えてくるところはやはりプロですね。私はFM東京(現TOKYO FM)でやっていた『歌の翼に』というプログラムをよく聴いていたのですが、ラジオももう一度やってほしいなぁ。

14. 春でも夏でもない季節  石川優子

 

一転して今度はしっとりと、まさに5月末の今の時期にピッタリのタイトルの作品。
この作品、作詞:秋元康/作曲:石川優子/編曲:瀬尾一三、とすごい組合せなんですよね。
一度聴けばメロディーが頭に入ってきて自然再生するくらい脳内感染力の高い作品です。

そして、Chageさんがステージに登場! もうここでやる曲は決まっています。
『とにかく、やろう! あっ、あれがないと・・・・持ってきて!』
出て来たのはスタンドマイクの上半分。当時のスタイルで演ろうという訳です。

15. ふたりの愛ランド  石川優子とチャゲ

 

JAL沖縄キャンペーンソングとして、この年のヒットした代表曲ですね。
始まるや、一気にスタンディング!
もうみんなノリノリで楽しんじゃってて、このメロディーでTEENだったり20代に戻っていた観客が如何に多かったってことなのかな。


この曲が終わって、ホールに落ち着きが戻る中で、再び三浦さんが登場。
『皆さん、楽しんでます?』
もちろん、大拍手です。
アコースティックなステージに戻す為の舞台作業の間を使って、しっとりした雰囲気を作るトークをしています。既にステージ上には次の鈴木康博さんがいて、紹介してスッと消えます。

【鈴木康博さん】

第3回ヤマハ・ライトミュージックコンテスト(1969年)をきっかけにヤマハからレコード発売の話が来て、ヤマハの作曲コンクールの応募作品に作詞家の山上路夫さんが詞をつけた作品でデビューしたそうで、カナダの方が作曲したものという紹介から

16. 群衆の中で  ジ・オフ・コース  

 

ここで宣伝。
鈴木さんが「みんなのうた」を書いたそうで、6月から2ヶ月放送されるとのこと。
しかも唄うのは、あの笑点の林家喜久扇師匠のご一家(子:喜久蔵と、お孫さん)だそうです。そこに鈴木さんも入っているそうで、この異色コラボ、早く聴いてみたいものです。

17. でももう花はいらない  ジ・オフ・コース

(最初は思い出せなかったんですが、『最初のアルバムに入っている』というコメントから曲を調べなおして、何とか情報を上げることが出来ました。良かった。)

そして、浩子さんにバトンが渡ります。


【谷山浩子さん】

いつものようにステージにトコトコ歩いて出てきました。今日の衣装は、薄いグレー色の地に、裾には白いレース(?)、そして薄い黄色の花模様が入っている(ように見えた)ワンピース。

18. カントリーガール  谷山浩子

 

実は今週になって風邪引き状態だったことをツイートしていた浩子さん。
やはりその状態から抜け切れないのか、少しキーを上げての唄になっていたような気がします。今回はバンド有りなので、他にキーボードやセカンドピアノもいるので、比較的抑え目な編曲になっていましたが、またいつもとは違うものが見られて興味深かったです。

そして、トーク。
ここでラジオやコンサートで培っている腕が冴えました。
『ポプコンに出たのは、本選会の開催地が三重県にある“合歓の郷”から静岡県掛川市の“つま恋”に移った第7回でした。唄はうまくないけど、作詞作曲は天才だと当時思っていたので、絶対グランプリだと思ったのに入賞・・・・「社会」を知りました。阿久悠さん・筒美京平さんとか、あういう方が作るのとはジャンルが違うんだな、と。私が作るような作品を良いと思う人は、どちらかといえば「少数派」・・・。』 観客からも笑いがこぼれます。

そして、先ほど渡辺真知子さんが暴露していったので還暦話。
『長くやっていますが、このコンサートでいろんな方とお会いしましたが、久しぶりの方が多いんです。石川優子ちゃんは引退して以来だから26年ぶりだし、辛島美登里さんや真知子ちゃんも何年かぶりだし、同い年の小坂明子さんはたぶん初めてお会いして。楽屋で「たぶん初めましてですよね?」って感じ。 相曽晴日や鈴木さんは・・・よく会うのでお久しぶりではないです!』・・・・って、浩子さん、ここで笑いを取りました。
渡辺真知子さんは『浩子さん』と言いつつ、浩子さんは『真知子ちゃん』と言う。同い年でも5年もデビューが早いという関係性が垣間見えた気がします。相曽晴日さんだけ“呼び捨て”だったのは、いかに近いところにずっといたかの裏返しでもありますね。

19. おはようございますの帽子屋さん  谷山浩子
  (1974年 第7回つま恋本選会 入賞)


 

このアルバムは15才の時のデビューアルバムを復刻したものですが、「デビュー35周年記念盤」として東京予選とつま恋本選会のライブ音源が収録されています。今回のメンバーの中でもオリジナルアルバムでその音源を発売しているのは浩子さんだけかもしれませんので、是非聴いてみてくださいね。

そして、小坂明子さんにリレーします。


【小坂明子さん】

ステージに登場して、そのままピアノの弾き語りで始まります。

20. もう一度

 

年令的なものもあって徐々に低音になったのか、長く唄うことで喉が鍛えられてしまったのか、当時からは音域が下がっている現在の小坂さん。

ポプコンの想い出として大ヒット曲を持ったことによるその後の苦悩を語っていましたが、超えようにも200万枚はチャレンジできる世界ではないですよね。「あなた」の後の経歴は意外なもので、歌を中断してソングライターを長くやっていた時期も長いそうで、その間の代表作にはアニソンの「セーラームーン」のエンディングテーマなどもあるそうです。

再び自分で演じる活動を始めた時に最初にやったのは、ピアノのインスツルメンタル。
そのアルバム(Pianish)をiTunesで発売したところ、ヨーロッパのイージーリスニングのジャンルのヒットランキングで1位を取ったそうです。

 

こういうことが報道されないことが残念だったようですが、その収録曲の中で1位をもらったのが「あなた」だったということで、全く過去も背景を知らないヨーロッパの方たちにも受け入れられたことで、その良さを再認識されたようです。
その曲の紹介ということで

21. あなた〔インスツルメンタルVer.〕 ~ あなた〔歌Ver.〕
 (1973年 第6回ポピュラーソングコンテスト合歓本選会 入賞)
 (1973年 ポピュラーソングコンテスト'73グランプリ大会 グランプリ)
 (1973年 第4回世界歌謡祭 グランプリ)


そして、    

ここで三浦さんが再び登場。
“比較的新しいバンド”を紹介します。


【スリーハンサムズ】
 (元NSP:平賀和人さん・中村貴之さん、元ふきのとう:細坪基佳さん)


元NSPと元ふきのとうの3人で作ったグループです。やっている作品は説明するまでもないですね。ベースの平賀和人さんは、今日はここまでバックバンドでもずっとベースを弾いていました。今度はボーカルでNSP時代の作品を唄います。



22. あせ  ニューサディスティックピンク  (1973年 第5回合歓本選会 入賞)



『次の作品は振付けがあるので、コンサートの記念に一緒にやってください。』という紹介で

23. 夕暮れ時はさびしそう  NSP



あの印象的なオカリナの音も、なんか本当にフォークソングって感じで良かったです。
こういうのって、後から染みてきますよね。
そして、最後は男っぽく、熱い演奏と歌で締めてくれました。

24. 春雷  ふきのとう

 


再び三浦さんが登場して、重要なお知らせをしてくれました。
このコンサートをテレビで見ることが出来ます。
6月18日(土) 21時~ BSジャパン で放映されます。

3回分を編集してなので、今回のどこがどう使われているのか楽しみです。

そして、最後に全員をステージに呼びます。
ステージ左側から相曽晴日さん・辛島美登里さん・石川優子さん・谷山浩子さん・小坂明子さん・渡辺真知子さん・細坪基佳さん・中村貴之さん・Chageさん・三浦和人さん・鈴木康博さんと勢揃い。
そして・・・・

25. ポプコンの名曲メドレー
 ① 大都会  クリスタルキング
 ② 六月の子守唄  ウィッシュ
 ③ 待つわ  あみん
 ④ 夢想花  円広志
 ⑤ 完全無欠のロックンローラー  アラジン
 ⑥ サルビアの花  もとまろ
 ⑦ 時代  中島みゆき


あのアラジンの高原兄さんのセリフ部分は、14日の市川は石川優子さんがやったようですが、今回は辛島美登里さんが担当。恥ずかしそうに黒のサングラスを掛けてやっているところは微笑ましかったです。みんなで唄っていましたが、石川優子さんの声はよく通っていましたね。

これで大団円を迎えました。
今回は最後が全員メドレーだったのでアンコールはなしでした。
====================================

全25曲(メドレーを分ければ31曲)で3時間ノンストップ。
本当に大満足のコンサート。ヤマハさんには是非また企画してもらいたいです。
そして、石川優子さんには復帰そして新譜を出してほしいなぁ。お子さんも既に手が離れているだろうから、年に何本でもいいからコンサートをしてもらいたいと思いました。

★追記★
出演者の方々も本当に楽しかったようです。ポニーキャニオンのブログにコンサートと終了後の様子がUPされていますよ。素敵な笑顔がいっぱいの写真がたくさん入っていますよ。 (こちら


さて、浩子さんといえば・・・・
今朝のツイートで「声がガラガラ」とのこと。
最後のみんなでのメドレーで張り切って唄っちゃったって感じだったんで、どうかなぁと思っていたらやっぱりでした。
ご苦労様でした。でも、とっても楽しいイベントでしたよ。

★追記★
浩子さんの喉はだいぶ悪くなったようで心配なレベル。(こちらのツイート
8月にはバースデーライブが控えているので、しっかり養生してくださいね!


Date: 2016.05.22 Category: 谷山浩子   

#459 【谷山浩子:今日の1曲】  「空の駅」

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年2月23日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:59)

【ポイント】
 ・ 「駅」シリーズの第2弾。
 ・ 空間的な広がりと温度を感じさせるアレンジがとても良いです。


透明感や浮遊感を漂わせ、それでいてパステルカラーのように柔らかくて温かい、そんな明るい空間を感じさせる作品です。夢か現実かわからなくなっていく世界にだんだん入っていく不可思議な歌詞も「蜜柑」というキーワードで演出しています。

AQさんのシンセサイザーのアレンジに加えて、その音響効果もあり、ヘッドフォンで聴くと大変気持ちよく感じます。アルバムの1曲目として、その世界に引き込んでいく役割を十分に果たしている作品です。


Date: 2016.05.21 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『月光シアター』



アルバム 2005年2月23日発売

35枚目のアルバムは、浩子さんが書いた舞台や音楽劇の劇中歌を集めた作品集。
全14曲で、1~6曲目は、「空間読書の会」という浩子さんが俳優さんと作ったユニットの舞台:『第七官界彷徨』(2004年)の為に作られた作品。
そして、9~12曲目は浩子さんのコンサート:「幻想図書館」シリーズの第2回として行なった『ふしぎの国のアリス」』の劇中歌になります。
曲の並びは以上のような流れになっているのですが、お話を知らないとチョットとっつきにくいところがあります。
・・・・が、そこは谷山作品。フィクションとして楽しんでしまうことも出来ますよ。

また、本アルバムには谷山作品で「公式アルバムに入っている楽曲の中で最も短い作品」が収録されています。劇中歌という性格上、シーンに合わせた小さな作品も準備されています。このアルバムのコーラスは俳優さんたちが担当していて、時に浩子さんの声を喰っているようなところまである芝居の楽しさも詰まった作品集です。これまでのオリジナルアルバムで作ってきた「お話の歌」とはまた違う本当の演劇向けなので、クリエイターとしての浩子さんの多才ぶりを感じることが出来る作品になっています。コンサートでもこのアルバム収録曲をリクエストする方も目立つので、皆さんの感性を刺激するようですよ。

そんなアルバムに詰められた14曲を紹介していきますね。


Date: 2016.05.20 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #51 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/3/1

今日の音源は、第100回、1984年(昭和59年)3月1日の放送分です。

この回がちょうど100回目の放送です。
この週は、この日の早朝に起きた「ニッポン放送の上柳アナが胃潰瘍の疑いで緊急入院」という話題で冒頭から盛り上がり、そして終わりの方ではラジオドラマにして茶化していました。それも編集ミスでズタボロ・・・・笑えます。

今回も「ハガキが少ない」と“放送終了の危機”とリスナーの危機意識を煽っていますね。
振返ってみれば、谷山浩子のオールナイトニッポンは通算205回で終了しているので、ここからまだ約2年続いていくんですけどね。前回の放送でハガキに書くように指示していた“〇浪マーク”の付いたハガキが結構来たみたいですよ。

「真夜中のお客様」のコーナーは、今回は「 倉橋ルイ子 」さんでした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年3月1日

上柳アナの緊急入院を受けて、次週のハガキの宛先は 「うさぎは、今…」 でした。


Date: 2016.05.19 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#458 【谷山浩子:今日の1曲】  「おやすみ」 ⑤

 
(どちらからも試聴できます。)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子  【花谷山】  (3:31)

【ポイント】
 ・ そのままオルゴールに出来るようなピアノアレンジです。


「河のほとりに」・「カントリーガール」と同じく、このアルバムで5回目の収録になった作品です。
80年代前半に立続けにシングル盤を出した時にB面収録されたのが最初(この時のA面が「てんぷら★さんらいず」)ですが、ここではアルバムの終曲らしく、本当に静かにメロディーを奏でています。横になって聴いていたら本当に寝てしまいそうなくらいです。


現在まで浩子さんのインスツルメンタルアルバムは、このアルバムが唯一ですが、コンサートに行けば開演前・休憩時・閉演後のホールには他のピアノ作品が流されています。これらが“Mezzo Piano Ⅱ”として発売されるのを期待したいと思います。


Date: 2016.05.19 Category: 谷山浩子   

#457 【谷山浩子:今日の1曲】  「沙羅双樹」 ②

 
(どちらからも試聴できます。)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (4:21)

【ポイント】
 ・ 手作り感が伝わってくるアレンジです。


コンサートでもよく唄われる作品ですが、ここではコンサートVer.とも違ったアレンジです。
歌詞をメロディーに置き換えに行ったような“ピアノでカラオケ”的な感じのメロディー進行になっているような印象でしょうか。
浩子さんのお話を聴いていると、他の歌手へ作品提供する時にピアノだけで唄ったものを渡すようですが、ひょっとしたらこんな感じに仕上げて渡すのかもしれないな、と想像してしまいます。
そんな手作り感も垣間見えるのが、このピアノ作品の良さとも言えますね。


Date: 2016.05.18 Category: 谷山浩子   

#456 【谷山浩子:今日の1曲】  「休暇旅行」 ②

 
(どちらからも試聴できます。)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (4:38)

【ポイント】
 ・ ソロコンサートの雰囲気が一番出ています。


4分半を超える作品です。このアルバムで1番長いものになります。
この作品がソロコンサートの時の演奏を一番感じさせるような印象です。
もちろんコンサートでは浩子さんの歌声がある訳ですが、響くピアノの印象はまさにこんな感じです。
最後の1音の響きが消えるまで観客が静かに聴いているコンサートなので、この作品の終わり方からはそんな雰囲気が伝わってきます。
(クラシックコンサートの静かとは違います。これはうまく書けないので、是非皆さんも足を運んでみてください。)


Date: 2016.05.17 Category: 谷山浩子   

#455 【谷山浩子:今日の1曲】  「さかなの言葉」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (3:01)

【ポイント】
 ・ ソロコンサートの光景がイメージされます。


コンサートでもリクエストされることが多い作品ですが、このピアノ曲が最初の再録になります。
原曲がピアノが前面に出たアレンジなのでソロコンサートで聴く時の印象に近いのですが、エンディングは少し重厚な低音で締めているので、このアルバムとしてのオリジナル感も出ています。
作品はフォークソングなので、非常に覚えやすいメロディーということもあって、ピアノのメロディーだけでも口ずさんでしまいます。唱歌として馴染んでいくのもよくわかる作品です。


Date: 2016.05.16 Category: 谷山浩子   

【模型店】 KATO京都駅店へ行ってきました。


今週、仕事で京都に行きました。
本当なら開館したばかりの「京都鉄道博物館」に行きたいところなのですが、さすがにそこまでの時間はありません。そこで、出張報告を地下街のスタバで書いた後に、帰りの新幹線までのわずかな時間でKATOの京都駅店へ伺ってみました。

このお店は、昨年暮れに訪問した江坂にあった「ホビーセンターKATO大阪店」が閉店になり、新たに直営店として3月19日に京都駅の駅ビル:「ジェイアール京都伊勢丹」の9階に開いたお店です。

ジェイアール京都伊勢丹の特徴である『大階段』の入口にはこんな看板がありました。

KATO京都店(大階段)

フロアに入ると、入口に暖簾が掛かるだけで、外からわかる看板はありません。
アクセサリーフロアにあるような飾り棚にNゲージの編成が置かれています。ちょうど行った時には、出張で来たと思われるスーツ姿の男性がちょうど同じ構図で撮影していました。

KATO京都店フロア外観

店内はいたって狭く、江坂店よりは随分とこじんまりとしています。
開店記念ということもあってか、特別塗装の『281系「はるか」クロ280-9 KATO京都駅店限定品』や『パワーパック』を売っていました。奥の窓際のブロックは「展望室」になっていて、その眼下に京都駅のJR・近鉄のホームの様子が見えます。そして、窓際には京都駅を模した簡単な構内レイアウトがあります。

ちょうど入ってきた江坂店の定連さんだったと思しき方々も『パーツ類はあまり置いてないんだね。』と店員さんに話していましたが、なるほど確かにNゲージがメインで、16番ゲージのコーナーはかなり縮小していたようです。

それほど時間がなかったのであまり細かくは見ることが出来ませんでしたが、まだまだ開店したてで店の個性はこれからという感じです。これから京都には仕事で度々行くことになりそうなので、ときどき覗いてみようと思います。


Date: 2016.05.16 Category: 鉄道模型(国内)   

【冨田勲】 追悼番組の放送が決まりました。


先週の日曜のニュース、そして月曜の新聞で大きく報じられた冨田さんの死去の報。

特に関係が深かったNHKで過去の音源や映像から追悼番組が設定されるだろうと思っていましたが、12日にようやくその内容が発表されました。放送日がまだ先なので準備に入ったのでしょう。それほど突然の訃報だったということの裏打ちですね。
ラジオ・地デジ・BSとそれぞれありますが3日間連続です。
その放送予定日時と内容を改めてご紹介します。

■ 5月27日(金) 14:00~18:00  【ラジオ: NHK-FM】
    『未来を走り続けた冨田勲の音世界』

■ 5月28日(土) 24:50~25:49  【テレビ: Eテレ】
    『ETV特集 「音で描く賢治の宇宙 ~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ~ 」』
      2013年2月3日放送分の再放送です。

■ 5月29日(日)
  ① 13:50~14:55  【テレビ: 総合】
    『NHKアーカイブス 「理想の音を追い求めて ~冨田勲さんを偲ぶ~ 」』
      この中で『NHK特集 「冨田勲の世界 ~ドナウ川・光と星のコンサート」』
      (1984年11月18日放送)を取り上げます。
  ② 22:50~24:00  【衛星: BSプレミアム】
    『宇宙を奏でた作曲家 ~冨田勲 84年の軌跡~ 』
      作曲家・冨田 勲の音楽を堪能するスペシャル番組。
      アニメ音楽、テレビ番組やドラマのテーマ音楽等で冨田さんの軌跡を辿る。

どれも永久保存版ですが、特に強くお奨めしたいのが29日の総合テレビの番組です。
その中で取り上げるとしているドナウ川=オーストリア・リンツで行なわれる音楽祭での野外コンサートの模様は感動ものです。そのスケールに圧倒されるだけでなく、この発想がその後のデジタル音響家電にも反映されていったので、エポックメイキングになったイベントと言えると思います。

時期が近付いたら、またご案内します。


Date: 2016.05.15 Category: 冨田勲(&PSO)   

#454 【谷山浩子:今日の1曲】  「恋するニワトリ」 ④

 
(どちらからも試聴できます。)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子  【白谷山】  (2:22)

【ポイント】
 ・ とにかく、かわいい感じです。


「みんなのうた」向けに作られた作品で、ここで4回目の収録になります。
このピアノ曲は、まるでピアノの練習曲のようなアレンジが施されているようです。
聴き手にも右手と左手の動きがわかるようなメロディーになっていて、かわいい前奏も間奏もしっかりあるから、ピアノを習っている女の子なら弾いてみたくなるんじゃないかな。
2分半足らずの作品とは思えないほど、中身が詰まった作品に仕立てあがっています。
「教育」の観点からも、大人が見てしっかり作った感が残るものは「良い教材」と言えると思います。


Date: 2016.05.14 Category: 谷山浩子   

#453 【谷山浩子:今日の1曲】  「ウミガメスープ」 ②


(どちらからも試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (2:04)

【ポイント】
 ・ 前奏が与えるインパクトがここでも発揮されています。


一転してわずか2分にまとめたピアノVer.です。
大変印象的で脳内感染力が高めな前奏を持つ作品らしく、このピアノ曲でも世界観を表現するのに強い印象を残しています。
歌詞付きVer.には不協和音的な合唱が入っていますが、ピアノ曲では当然なし。
元々の歌が音楽劇向けの作品なので、題材の不可思議さにあわせて、そういうところで与える印象の違いも楽しめます。


Date: 2016.05.13 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #50 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/2/23

1年以上もお休みしてしまいましたが、このコーナーもゆるゆると再スタートしますね。

今日の音源は、第99回、1984年(昭和59年)2月23日の放送分です。

聴取率の調査週間の放送回です。
冒頭で、この週は届いたハガキが少ないことへの呼びかけを行なっています。
受験シーズンという季節がら、受験生はハガキを送る時は合否結果をハガキに書くように依頼をしています。
『浪人が決まった方はハガキの右上に“〇浪”を赤字で書くように。2浪は“◎浪”・・・・』
こんな依頼をしたので、次週の宛先は 「浪人の浪人による浪人の為の放送」 でした。

今回の「真夜中のお客様」のコーナーは、前年のホリプロの「タレント スカウトキャラバン」の優勝者で、まもなく3/2にデビューする「 田中久美 」さんでした。この時、18才。いかにもあの頃のアイドルらしい歌い方です。この年は、同級生に岡田有希子・本田美奈子・南野陽子・長山洋子・倉沢敦美・高部知子と、その後いろいろ話題になったアイドルがたくさん出た年でもありますね。

番組おわり間際の浩子さんが語るコーナーでは、ご自身の学生生活での勉強や授業の思い出を静かに語っています。いま聴いても結構しんみり来るお話ですよ。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年2月23日

ちなみに、冒頭のトークでは、2/23の出来事として『昨日、中島みゆきさんが32才の誕生日を迎えた』という情報も入っています。


Date: 2016.05.12 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#452 【谷山浩子:今日の1曲】  「雨上がりの天使」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (4:04)

【ポイント】
 ・ 空気感を伝えるピアノの音が何とも気持ち良いです。


このアルバムに収録された21作品の中で4分超えの作品は3点あります。
いずれも後半に入っていますが、これはその1つ目です。
明るいメロディーライン、それでいて雨上がりの空気の透明感やキラキラ感がピアノからしっかり伝わってくる好アレンジで、聴いていて気持ちをPOPにさせてくれます。そんな印象を持つせいか、4分ある作品とは思えないほど短い時間に感じます。


Date: 2016.05.12 Category: 谷山浩子   

#451 【谷山浩子:今日の1曲】  「カントリーガール」 ⑤

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲・谷山浩子  【白谷山】  (3:53)

【ポイント】
 ・ 歌詞付きVer.と違って、テンポはゆったり


これで5回目の収録となる代表曲です。今回収録されたのは“3番Ver.”の方。
このアルバムはBGMとしても使えるようにするという目的もあるので、歌詞付きのようなアップテンポなアレンジとは一味違うものになっていて、少し高めのキーでゆったりと弾いています。


Date: 2016.05.11 Category: 谷山浩子   

#450 【谷山浩子:今日の1曲】  「すずかけ通り三丁目」 ③

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子  【花谷山】  (3:18)

【ポイント】
 ・ 物悲しいメロディーをあまり飾らずに弾いています。


浩子さんの作品に「社会派」のものはほとんどありません。
しかし、これは“反戦歌”と言ってもよい作品です。
ピアノの旋律も悲しさを伴っていて、それながら主人公の強い想いを感じさせてくれるよう。
フォークソングらしさがよく出ていて、いま聴いても70年代には色濃く残っていた「戦争」の影が表現されていて、それが「昭和」らしさに繋がっているような印象を持ちます。


Date: 2016.05.10 Category: 谷山浩子   

#449 【谷山浩子:今日の1曲】  「窓の外を誰かが歩いている」 ②

 
(どちらからも試聴できます。)

アルバム 2004年9月15日発売
作曲・編曲:谷山浩子   (3:22)

【ポイント】
 ・ 響きのある豊かなピアノアレンジ


1999年10月に発売したアルバム:「僕は鳥じゃない」で終曲として収録された作品をピアノ曲として再録しています。
繊細で細やかな入り方をしますが、後半に向かって非常に豊かな情報量を持たせていて、穏やかながら聴き応えのあるピアノ演奏になっています。
そして、最後はまた繊細に・・・・

===================================
<追伸>
長い中断となりましたが、ようやく再開できました。
これからは、また日々の更新が出来るようにやっていきたいと思います。
どうぞお付き合いください。


Date: 2016.05.09 Category: 谷山浩子   

【冨田勲】 (追悼) この日が来てしまいました。。。

昼過ぎに外出から帰り、パソコンを立ち上げた。
YahooニュースのHeadlineに書かれた文字に、一瞬、我が目を疑いました。

『 作曲家・冨田勲さん死去 84歳 』

様々な音楽に触れることの多かった学生生活の間で、自分にとって最もよく聴いていた音楽家のひとりでした。既に齢を重ねられていたので、「いつかは・・・」と思っていましたが、本当にその日が来ると残念でなりません。


半世紀も前から毎日のようにテレビから聴こえてくるテーマ音楽だけでなく、映画音楽、そして現代の日本文化の象徴でもあるアニメーションの世界でも高い貢献をされてきた大作曲家です。

自分にとっては作曲家以上に『シンセサイザー奏者』という面で関心があった方でした。
10代前半はクラシック音楽は楽しくないものでしたが、冨田さんの『展覧会の絵』を聴いて電子音楽の面白さを知り、原曲のクラシック盤との聴き比べてみたり、それぞれの良さを知る価値観を広げる機会にもなっていたように思います。

22才で外科手術を受けた時には、NHK-FMでエアチェックしたオーストリアのリンツの「ブルックナー音楽祭」で行なった野外ライブ:『マインド・オブ・ザ・ユニバース』(※ダイジェスト版がその後アルバム化)をヘッドフォンで何度も聴きながら入院生活の時間を過ごしたことが思い出されます。

70'S後半~80'S前半は、日本でシンセサイザーといえば、冨田さん、喜多郎さん、そしてYMO。冨田さんは近年も初音ミクとの共演など先進的なことに取り組んでいて、その模様がテレビで流れたりしていましたが、国内外でも評判も高く『世界のトミタ』を強く印象付けられていました。

今年はシンセサイザー奏者のパイオニア的な存在であったイギリスのキース・エマーソンが亡くなり、そして冨田さんが逝き、時代を創った先生を世界は失いました。

現在も進んでいる「ISAO TOMITA Project」。
過去の音源を最新の録音&音響技術で録り直していきながら、そこに新たな息吹も加えています。この活動を大変興味深く見ていただけに、この活動が志を継ぐ方々で続いていくことを期待したいと思います。

このブログでも「音楽」のコーナーで取り上げたいと考えていたアーティストのひとりでした。
時期を見て毎月1アルバムくらいのペースで足跡と共にご紹介していきたいと思います。

NHKが映像や音源の資料をたくさん持っていて、おそらく追悼番組も放送されると思うので、それを見ながら偲びたいと思います。

・・・・とにかく、残念。


合掌。



Date: 2016.05.08 Category: 冨田勲(&PSO)   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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