#517 【谷山浩子:今日の1曲】 「かおのえき」 ①

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (3:41)

【ポイント】
 ・ エキゾチックな作風の中にも、ピリッとスパイスが効いています。


「骨の駅」・「空の駅」と来た『駅シリーズ』の最後の作品、3曲目です。
大変コミカルな歌詞にPOPなメロディー。そこにシタールなど西アジアの楽器がいろいろと鳴っているというエキゾチックで明るいアレンジです。間奏には芸能界で“ガヤ”と言われる話し声で雑踏の雰囲気も入り、エネルギッシュなアジアを感じさせるような仕立てになっています。

歌詞の内容をよくよく読めば、ここでは「地球環境」のことを唄っていますね。
でも、どこかで間違った方に行っていることを皆が考えているよ、いつか間違いが見えないところからやってくるかも、と“警鐘”にも似た歌詞を忍ばせています。

尚、このVer.が年代別BESTの「'00S」、そしてライフBEST:「花とゆめ」に収録されています。


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Date: 2016.07.30 Category: 谷山浩子   

#516 【谷山浩子:今日の1曲】 「ポプラ・ポプラ」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:05)

【ポイント】
 ・ 清楚で可憐で、そして繊細な感じが伝わってきます。


森山良子さんのデビュー35周年記念のアルバム用に1992年に提供された作品です。
14年を経てセルフカバーしていますが、コンサートでもよく唄われています。

森山さんのアルバムの企画が「少女の頃から今までを振り返る」というテーマで、いろいろな年齢の頃の出来事を歌にしてもらう依頼をしていたようで、浩子さんにはこの思春期をテーマにした依頼が来たそうです。いかにもな感じの作品に仕上がっています。

森山良子さんのアルバムの方は倉田信雄さんが編曲者で、ピアノにストリングスを合わせたアレンジにしていますが、浩子さんのはピアノの弾き語りになっています。ちなみに、この作品のピアノ演奏は、浩子さんではなく、小原孝さんです。


Date: 2016.07.29 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #61 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/5/24

今日の音源は、第112回、1984年(昭和59年)5月24日の放送分です。

冒頭でハガキの宛先をお知らせする際に高部知子さんの話題にサラッと触れています。
あの“騒動”がひと段落して活動再開して、この年の1月に高部さんは著書:「告白 ハンパしちゃってごめん」を出版して芸能ニュースにもなりましたが、その本に触れる形で『買ってあげてくださいね~』と言っています。彼女への提供曲が発売中止になったり、「ニャンニャン」が下ネタ系に使われるようになってしまったりと、浩子さんにも少なからず影響があったと思われますが、そんな発言に“大人の優しさ”を感じます。

後半は、「オールナイターズライブ」を振り返るというコーナーがあって、リクエスト次第で第4回を行なうかどうかを決めるということで過去のライブのハイライトを流しています。
そんな特別コーナーもあったので、「浩子の部屋」のコーナーはお休みでした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年5月24日

そんな訳で、冒頭のコーナーに絡んで、次週のハガキの宛先は 「要の、ハンパしちゃってごめん」でした。


Date: 2016.07.28 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#515 【谷山浩子:今日の1曲】 「夢のスープ」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:50)

【ポイント】
 ・ おどろおどろしい感じがいっぱいです


歌詞は面白く、めったに聞かないような日本の「数字の単位」が入っています。
その昔、テレビ朝日で放映した「COSMOS」で日本IBMのCMで聴いた単位ですね。

この作品に出てくる少女の声はスタッフのお子さん。(大西純奈さん)
以前にラジオで浩子さんが語っていましたが、収録時は大変だったようです。
協力してもらう為にスタジオ連れてきたものの、初めての環境に怖がってしまって大泣きしてしまったんだとか。時間をかけて慣れてもらって収録に繋いだのだそうです。

半音多めのアレンジ、そして音響で不可思議な空間が表現されており、作風としては面白い出来栄えになっています。


Date: 2016.07.28 Category: 谷山浩子   

#514 【谷山浩子:今日の1曲】 「人生は一本の長い煙草のようなもの」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:41)

【ポイント】
 ・ 自己の内面を切々と見つめています。


演劇の1シーンが見えてくる、そんな雰囲気を漂わせている作品です。
メロディーもアレンジも暗めですが、タイトルから与えられる哲学的なイメージとは違い、固く悲観的なところだけでないようです。たった一言、「ときめき」という言葉で救っているように思います。

どっぷり落ち込んでみたい時に聴くのが向いていると思います。


Date: 2016.07.27 Category: 谷山浩子   

#513 【谷山浩子:今日の1曲】 「雨のアタゴオル」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:25)

【ポイント】
 ・ 作風は、いかにもメルヘンです。


この作品は、浩子さんがやっている音楽劇シリーズ:『幻想図書館』の第3弾として2005年に上演した『アタゴオルは猫の森』(原作:ますむらひろし)の中の劇中歌として作られました。
『アタゴオル』は漫画家:ますむらひろしさん漫画シリーズで、猫と人間が言語を同じくするというファンタジックな世界が舞台になっています。原作は漫画のシリーズですが、この時期に「アタゴオルは猫の森」というオリジナルCG映画が制作されていて、浩子さんも声優として参加しています。

雨降りの水音から始まる作品です。
そして、その雨は間奏・後奏と降っています。
メルヘンでファンタジーが詰まった作品です。






Date: 2016.07.26 Category: 谷山浩子   

#512 【谷山浩子:今日の1曲】 「素晴らしき紅マグロの世界」 ①

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (2:20)

【ポイント】
 ・ “紅マグロ”というお魚は存在しませんが。。。


とても面白い作品です。
「マグロ、大好き!」という寝ても覚めてもマグロのことばかり思い続ける主人公です。
“食育”にも使えるような楽しさを持っています。
そんなこともあってでしょうか。この作品は映像化されて、浩子さんが所属するヤマハミュージックコミュニケーションズが持っているYouTubeサイト(yamahamusicchannel)で唯一公開されています。

(※ここでは音はあまり良くないようです。)



昨今は、中国の方々が食べるようになって天然モノの漁業規制が始まってしまいましたが、日本国内で進んでいる養殖技術の発展を期待し応援したいものですね。

尚、このVer.が年代別BEST:「'00S」に収録されています。


Date: 2016.07.25 Category: 谷山浩子   

#511 【谷山浩子:今日の1曲】 「空の終点」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (2:39)

【ポイント】
 ・ 終わり方に意外性があるアレンジです。


ここまでがこのアルバムで映画:「ゲド戦記」の関連作品になります。

映画の印象とは少し違うかもしれません。歌詞の内容からすると、エンディングの光景に繋がっていく部分なのかもしれませんが、とも結果的にちょっと異なった形になっているのでしょう。「映画のその後」を感じさせる内容と捉えたくなってしまいます。

ピアノの弾き語りにほぼ近い作品ですが、ちょっと意外なのは、この作品の終わり方。
「えっ?!」って感じで、続きがあるような雰囲気で、実は終わっているというところに驚かされますよ。


Date: 2016.07.23 Category: 谷山浩子   

#510 【谷山浩子:今日の1曲】 「旅人」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:40)

【ポイント】
 ・ 民族調の音色をシンセサイザーで組み合わせています。


吹きすさぶ風の音から始まり、そして終わるというドラマチックな作品です。
歌詞も文学的な色彩が大変強く、その歌詞に勇ましい感じのメロディーを与えています。

どこか行進調にも聴こえてくる力強さもあり、いかにも劇中で主人公の来し方行く末を描いていくような場面転換にも相応しい作品になっています。


Date: 2016.07.22 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #60 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/5/17

今日の音源は、第111回、1984年(昭和59年)5月17日の放送分です。

冒頭に、「たけしくん、ハイ!」が出版された話題に触れています。
まさか浩子さんもこの後にこれが大ヒットしてドラマ化されるまでになるとは思わずにしゃべっていますね。
そして、森谷ディレクターの愛情表現というか、放送直後の5/21にシングル新曲として出る「ラ・ラ・ルウ」と同じタイトル曲があることを世間に知らしめるという流れでスタートです。ちなみに、それは斎藤誠さんの「LA-LA-LU」のこと。正確に言えば、微妙に違うんですけどね。

「浩子の部屋」のお客様は、漫画家の川原由美子さんに電話で出てもらおうとして空振りに終わるという形で「無し」でした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年5月17日

次週のハガキの宛先は、今回もなぜか無しでした。


Date: 2016.07.21 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#509 【谷山浩子:今日の1曲】 「数え唄」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (2:36)

【ポイント】
 ・ フィンランドの民族楽器を使っています。


幻想的な雰囲気をいっぱい持ったアレンジです。
そこでは映画の世界観にも合うようなエピソードを持った楽器が使われています。
「Kantele」:カンテレ(・・・関テレではない)という弦楽器が、それです。
フィンランドの叙事詩の中で「老賢者」が開発したことになっていて、民族意識の象徴として扱われるような楽器だそうで、ここでは編曲者の石井AQさんが演奏しています。 (この辺りにも次のアルバムへの繋がりが見えてきた感じがしますが。。。)

この「数え唄」というタイトルですが、「数え歌」と言うのが本来ですよね。
(試しにやってみて頂くとわかりますが、“数え唄”とは変換されません。)
でも、この「唄」の文字を使うと、民族性というか大衆性や土着感のある言葉に見えてきますよね。不思議な感じがしませんか。


Date: 2016.07.21 Category: 谷山浩子   

#508 【谷山浩子:今日の1曲】 「テルーの唄」 ①

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【花谷山】  (5:19)

【ポイント】
 ・ 唱歌の名手らしい、スッと入ってきて覚えてしまう素晴らしいメロディーです。


映画の中で手嶌葵さんが唄った挿入歌です。
彼女の稀有で美しい声質もあり非常に耳に残りやすかった面もありますが、その場合でも曲がシンプルであることが重要です。浩子さんは『彼女の声を聴いて、すぐに曲が浮かんだ』とラジオなどメディアでお話ししていましたが頷ける作品の仕上がりです。

ここは作者である浩子さんのオリジナルVer.。
手嶌葵さんとは雰囲気は違いますが、浩子さんのコンサートの雰囲気すら感じられるような、静かで響きのよい音づくりで聴き手を気持ちよくさせてくれるアレンジになっています。最後のピアノの1音が消えるところまでしっかり聴きこんでしまいます。

何度聴いても「良い歌だなぁ」と思わせてくれるのは、この作品にスタンダードになるような要素が含まれているからなんでしょうね。民族楽器のケーナが映画の雰囲気・世界観も感じさせてくれて、とても穏やかな気持ちにさせてくれます。

尚、このVer.を年代別BEST:「'00S」、そしてライフBESTの「花とゆめ」へ収録されています。


裏話ですが・・・・
実は、この頃、私は浩子さんの作品に触れることから長く離れていた時期でした。
(転職とかで、人生がいろいろと忙しかった!)
そんな時に日本テレビの映画宣伝のスペシャル番組で手嶌葵さんの唄うこの作品を聴いたのですが、身体の中にスッと入ってきたのと、何とも言えない安心感がある歌に感じたのでした。そして、後で挿入歌の字幕テロップが出た時に『作曲:谷山浩子』と書いてあるのを目にした時、「好きで聴き続けた人の作品だから、無意識に反応できているのかな」と納得感を持ったものでした。

そして、新人歌手でありながらテルーの声優をすることになった手嶌葵さんを紹介するなかで彼女が唄う『The Rose』を聴きましたが、これも震えがきましたね。
ニコ動
「日本人でこんな歌い方が出来る歌手が出て来たんだ」と感動しました。


Date: 2016.07.20 Category: 谷山浩子   

#507 【谷山浩子:今日の1曲】 「竜」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2006年9月13日発売
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:02)

【ポイント】
 ・ 壮大でスケール感があって、アルバム冒頭にふさわしいアレンジです。


映画「ゲド戦記」に関係した5作品は、作詞はいずれも宮崎吾朗監督です。
この作品は、まさに映画の冒頭シーンに描かれている世界を歌詞にしたものですね。聴いているだけでそのシーンが思い起こされてきます。

こういう幻想的な風景を描く時、ピアノでシンプルに表現し、そしてシンセサイザーで広がりと深さを描くというのが、やはり馴染みますね。安心して聴いていられるように思います。


Date: 2016.07.19 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『テルーと猫とベートーヴェン』



アルバム 2006年9月13日発売

通算37枚目となるアルバムです。
このタイトルを見てもわかりますが、この年の夏に公開されたスタジオジブリ作品:映画「ゲド戦記」(宮崎吾朗第一回監督作品)の挿入歌で浩子さんが作曲した「テルーの唄」が収録されたアルバムになります。提供曲をセルフカバーする時には少し時間をあけてから出すことが多いと思いますが、ここではカバーというよりは「谷山浩子Ver.」という形での発売という理解になるでしょうか。

このアルバムでは、手嶌葵さんに提供した「テルーの唄」、そしてイメージアルバムとして製作された「ゲド戦記歌集」に収録されている「竜」・「数え唄」・「旅人」・「空の終点」が冒頭からの5曲で収録されています。それと、2005年に公演した音楽劇:「アタゴオルは猫の森」で使った作品も含まれています。その他にも森山良子さんへの提供曲やモンティーパイソンのカバー曲などが収録されていて、面白い取り合わせになっていると思います。

浩子さん自身が「お気に入り」と言って憚らないアルバムです。
曰く、『裏タイトルは“竜頭蛇尾”』。
「竜」で始まって「蛇」(パイソン)で終わるからだそうですが、音楽的な構成としても竜から蛇への脱力感を楽しんでほしいそうなので、1枚通しで聴いてみてください。

その収録作品をご紹介していきますね。


Date: 2016.07.18 Category: 谷山浩子   

#506 【谷山浩子:今日の1曲】 「楽園のリンゴ売り」 ② 

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:26)

【ポイント】
 ・ おとぎ話のチョイ悪役のイメージです。


3拍子の歌です。しかも、何とも心地よいメロディーです。
このメロディーを聴くだけで南仏かイタリアあたりのおとぎ話のような世界がイメージされてきます。その中に出てくる少し悪いことをする人が語りそうな内容が歌詞になっている感じです。
浩子ワールドが好きな人は、こういうファンタジーに黒い部分を織り込むところに、たぶん魅力を感じているのではないでしょうか。

ライフベストとしての「白と黒」は、2枚組の最後がこの作品。
終曲としての役割をしっかり果たしているようで、その余韻もとても気持ち良いです。


Date: 2016.07.16 Category: 谷山浩子   

#505 【谷山浩子:今日の1曲】  「意味なしアリス」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:27)

【ポイント】
 ・ 浩子さん自身が歌っていて好きな歌。


お話しの歌ですが、イメージなのか場面描写なのかの転換が速く、最後は「そんな話?」ってなるような、聴き手が上手に振り回されるところが楽しい作品です。後のコンサートで「黒でも白でもない」という作品としてこの作品を挙げていますが、歌詞に若干クロい表現があるので、そんなところから「黒」に入れたのかもしれません。

浩子さん自身がコンサートでも言うように「自分っぽくて好きな歌」だそうですが、たしかにどこか“引き籠もラー”な感じもあって、自分を映しているのかもしれませんね。


Date: 2016.07.15 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #59 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/5/10

今日の音源は、第110回、1984年(昭和59年)5月10日の放送分です。

浩子さんがこの1週間の近況報告で、『初めてポルノ映画を見て興奮した。』と、冒頭からいきなり飛ばした発言でリスナーを驚かせるところからスタートします。

今週は続々と新コーナーに切り替わります。
“ベストスリー”のコーナーは「ザ・ベストスリー」から「ザ・トップスリー」へ変わり、ハガキだけでなく“電報”も受け付けるようにしようという企画になりかけます。『その為に“危篤電報”が遅くなってはいけない』という浩子さん・・・・いやぁ、電報もそうですが、ましてや「危篤電報」は聞かなくなりましたね。

「真夜中のお客様」のコーナーは、こちらも新コーナーになって名前が変わり、「浩子の部屋」になりました。その初回ゲストは、漫画家の「赤星たみこさん」です。
話の中で『・・・・渋谷の東急文化会館の前の長い横断歩道・・・・』というところが出てきます。いまや東急文化会館は渋谷ヒカリエになり、長い横断歩道は高架通路に変わってしまい、本当に懐かしい光景が目に浮かびます。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年5月10日

次週のハガキの宛先は、なぜか無しでした。


Date: 2016.07.14 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#504 【谷山浩子:今日の1曲】  「キャンディーヌ」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:45)

【ポイント】
 ・ スケール感が大きすぎてイメージするのも大変です!


聴いていると、「どんな女の子なんだ?!」って思ってしまうほど、大きくなったり小さくなったりする変化のある歌です。でも、そんな中に都会の影や混沌とかも映されているようで、どこか都市伝説に通じるような面白さも感じされます。
ちなみに、歌詞カードを見ると、浩子さんが19才の時に見た演劇のキャラクターをモデルに書かれた作品なのだそうです。その公演とは、どうやら・・・・

『魔術師セブン・ソングス第2歌』 (76.03.01-20)
六本木自由劇場
オンシアター自由劇場3月公演
作・演出・田槇道子
音楽・千野秀一・日下好明
出演・柄本明・大森博・串田和美・笹野高史 ほか

・・・・のようです。
現在は大ベテランの俳優さんや脚本家の名前が並んでいますね。


Date: 2016.07.14 Category: 谷山浩子   

#503 【谷山浩子:今日の1曲】  「リカちゃんのポケット」 ③

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:橋本一子・藤本敦夫   (3:29)

【ポイント】
 ・ 歌詞が自然再生されて鼻歌でつい唄ってしまいます。


浩子さんが自分をモチーフに書いた作品です。場所は渋谷。
・・・・と聞くと、この歌詞に出てくる華やかな色や物が実感的にイメージされてきます。渋谷も浩子さんのフィルターにかかるとこんなファンタジックな世界になっていくんですね。
メロディーは脳内感染力が高めで、スッと頭の中に入ってきて覚えてしまう作品です。


Date: 2016.07.13 Category: 谷山浩子   

#502 【谷山浩子:今日の1曲】  「王国」 ④  

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (7:25)

【ポイント】
 ・ これぞ谷山ワールド! まさに“黒”。


個人的にも大好きな作品です。
冒頭の鐘の音、そして重い扉の閉じる音・・・・ものすごくドラマチックで、ここだけでその世界観がグワッとイメージされるだけの威力と魅力がある作品です。初めて聴いた時にゾクッとしたほどの「まさに谷山ワールド」。一瞬でゴシックロリータのような世界が広がってくるようです。色があるのに、モノクロかセピアを感じさせるようなアレンジも必聴ではないでしょうか。

この歌詞の一部が、この作品の収録アルバムのタイトル:「歪んだ王国」になりました。
映画になるずっと前に出来た作品ですが、浩子さんが読んだ「ゲド戦記」を元に歌にしていったものです。
作家の綾辻行人さんがコーラスに入っているという、ちょっと異色な作品でもあります。


Date: 2016.07.12 Category: 谷山浩子   

#501 【谷山浩子:今日の1曲】  「不眠の力」 ②  

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:24)

【ポイント】
 ・ 深夜を感じさせてくれる透明感のあるメロディーです。


ヘッドフォンで聴かないとわかりにくいのですが、吹きすさぶ風音と、時計が刻む秒針の音から始まる夜の歌です。
寝る為に部屋の灯りを落として暗くなった部屋で、なぜかなかなか寝付けない時に、見上げた天井を見るといろいろと考えたりするものですが、恋する人ならこんなことを考えるんだろうなと思う歌詞です。浩子さんが書く恋愛ソングには、こういうシチュエーションが舞台になった切ない片想いの歌が多いかもしれません。

歌詞の展開がどこか破滅的なところが黒っぽいのでしょう。この作品も初めての再録になります。


Date: 2016.07.11 Category: 谷山浩子   

#500 【谷山浩子:今日の1曲】  「穀物の雨が降る」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:18)

【ポイント】
 ・ 怪しくなっていく渋谷が舞台です。


谷山作品の中でいわゆる“地球滅亡ソング”と言われているうちの1つです。
この作品の舞台になっているのは1980年代中盤の渋谷らしいのですが、浩子さん的に街のイメージが悪くなったと感じていたようです。私も原宿ではなく渋谷の方が好きで80年代前半は行きましたが、80年代後半以降は遊びに行かなくなったので、この感覚はわかるような気がします。

心の中でアレコレ“破壊”することで不愉快と不機嫌を解消するというストレス解消の“手法”は誰しも経験があると思うので、そんなメンタリティーを楽しむこともできる作品なのかもしれませんね。


 ※ 500の大台に達しました。まだまだ続きますよ!!


Date: 2016.07.09 Category: 谷山浩子   

#499 【谷山浩子:今日の1曲】  「ダイエット」 ②  

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:19)

【ポイント】
 ・ すごく生活感のあるファンタジー。


ものがあふれ、食も豊かになった現代だからこそ生まれたと言っても良いほど、いろいろなものを捨てまくる作品です。身体のダイエットとしては褒められないような食の内容になっていて、「こんな生活をしてて出来たのかな」と考えてしまいます。一方、身の回りの物のダイエット・・・・こちらは気持ちよいほどに捨てまくる内容です。いずれも生活の匂いがいっぱいする歌詞はどこか身に覚えのあることばかりですが、それがこんなファンタジックな世界になるのですから創造の面白さを感じずにはいられません。


Date: 2016.07.08 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #58 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/5/3

今日の音源は、第109回、1984年(昭和59年)5月3日の放送分です。

まず、冒頭のハガキが相当に奮っています。
この5月に発売になる『新アルバム:「水の中のライオン」の名前が良くない』とのハガキ。
『アルバムタイトルを逆から読むと、「ん、オイラのかな? 野積み」ですよ。』
・・・・と倉庫に眠っている姿を想像させるという指摘。さすが浩子ファンだけに言葉遊びに長けたリスナーが多いですね。

また、“2次元コンプレックス”の話題から「ショタコン」という言葉も出てきます。これは「ロリコン」の反対の意味(少年が好きな女性)で言葉遊びを起源にする用語ですが、既に“死語の世界”に属してしまったのかな。たぶん、いまでは「萌え」で代用されているイメージの言葉でしょうか。


「真夜中のお客様」のコーナーは、「クリスタルキングのムッシュ吉崎さん」です。
あの「大都会」で低い方のパートを担当していたサングラスの方です。
クリスタルキングがテイチクでデビューしたというお話のくだりで『テイチク。帝国蓄音器!』と言い換えた浩子さん。旧社名がまだまだポピュラーだった時代なんですね。いまじゃTEICHIKUですよ。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源も比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年5月3日

次週のハガキの宛先は 「アナタハ、ポチヲ、シンジマスカ?」 でした。


Date: 2016.07.07 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#498 【谷山浩子:今日の1曲】  「仇」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:03)

【ポイント】
 ・ 大河ドラマのような夢の中の世界です。


ドラマ性の高い歌詞です。これが夢で見た世界というのですから、物語好きの人が見る夢は、やはりドラマチックなものになるのでしょうか。私は夢を見ることがほとんどなく、ごく稀に見ると正夢化するので、こういったタイプの夢にはならないですね。

荘厳で重厚な構えから入り、そして間奏を持つ作品ですが、あまり「黒」という感じは強くないように思います。・・・・とはいえ、「白」ではないですけどね。
ちなみに、これが初めての再録になります。


Date: 2016.07.07 Category: 谷山浩子   

#497 【谷山浩子:今日の1曲】  「そっくり人形展覧会」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (2:23)

【ポイント】
 ・ 果たして、このネコの鳴き声は、いったい・・・・。


浩子さんが書いた小説:「お昼寝宮・お散歩宮」から出来た作品です。これが初めての再録です。正確には、オリジナルアルバム:「お昼寝宮・お散歩宮」では『第5の夢・そっくり人形展覧会』というタイトルだったので、微妙に違いますが音源はそのものです。

この作品を最初に紹介した折にも触れたとおり、声を聴けばわかりますが、この作品にはいまや日本テレビの天気予報の“顔”である気象予報士の木原実さんが参加しています。元々は俳優だった方なので、お天気お兄さんだけでなく、そういう活動もしていた頃の貴重な音源になっています。

かわいい歌詞にファンタジックな世界が広がるこの作品ですが、“謎”が1つあります。
それは、最後に入っている「ネコの鳴き声」。

オリジナルアルバム:「お昼寝宮・お散歩宮」では、この次に『猫のみた夢』という作品が入っていて、この「ネコの鳴き声」はそちらの冒頭部でカウントされています。しかし、この「白と黒」ではこの作品の終わりとしてそこまでカウントされていて、どちらに属してイメージさせているのか不透明なのです。

・・・・そんな疑問も、作品の楽しさで忘れさせてしまうところが不思議な魅力です。


Date: 2016.07.06 Category: 谷山浩子   

#496 【谷山浩子:今日の1曲】  「てんぷら★さんらいず」 ⑤

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:鳴海寛・山川恵津子   (2:32)

【ポイント】
 ・ 夕焼け見ながら出来た唄です。


“黒”には入っていますが、代表曲の中の代表曲です。別のコーナーでやっている「谷山浩子のオールナイトニッポン」のオープニングテーマとして使われたものです。この作品、過去の再録時にタイトルの星印が★と☆の場合があるのですが、ここでは「★」になっています。

歌詞の面白さがいっぱいに詰まっていて、マンガ的な楽しさがあります。歌詞には新宿駅とありますが、実際は東京駅で着想して書き始めたそうです。浩子さんは新幹線で移動されることも多かったのか、その中で書かれた作品も多いようですね。この作品は東京からの下り列車で書かれたようで、前に紹介した「たんぽぽ食べて」は名古屋からの上り列車で書いたようです。新幹線の中の時間の使い方は、本当に人それぞれですね。


Date: 2016.07.05 Category: 谷山浩子   

#495 【谷山浩子:今日の1曲】  「悪魔の絵本の歌」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:橋本一子・藤本敦夫   (3:08)

【ポイント】
 ・ 最後に怪しい世界が広がって、その余韻を残しています。


タイトルからして、すでにもう“黒”。
こんな絵本にどんなことが書かれているか、それだけでも想像が膨らみますね。
浩子さん自身もそうだったのか、前から順番に出来ていったらしいです。

浩子さんの“黒”の作品では、グロになるちょっと手前くらいで終わるところに上手さを感じます。ホラーではないけど血をイメージさせたりする言葉づかいとか、受け手によって創るイメージに幅を持たせてくれるところに、童話性みたいなものを感じてしまいます。この作品はそんな代表ではないでしょうか。

・・・・そんな個性が強い作品だからか、初めて再録された作品になります。


Date: 2016.07.04 Category: 谷山浩子   

#494 【谷山浩子:今日の1曲】  「ガラスの巨人」 ⑤

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞:谷山浩子、作曲:崎谷健次郎、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:12)

【ポイント】
 ・ 歌声にかけたエコーに、未明の都会を感じます。


この作品がなぜ「黒」なのか疑問に感じるくらい、実に美しい作品です。
崎谷健次郎さんが作った曲が先にあって、そこに浩子さんが詞を当てたものですが、新宿の高層ビル群を見て作ったそうです。

シングル曲として最初に発表されたものですが、ここにはアルバム:「水玉時間」に収録されたアルバムVer.が再録されています。
間奏で鳴るサックスやバイオリンのソロがどこかもの悲しい感じで、それがまた静かになった未明のビル街を想起させてくれます。


Date: 2016.07.02 Category: 谷山浩子   

#493 【谷山浩子:今日の1曲】  「SAKANA-GIRL」 ②

 
(どちらからも試聴できます)

アルバム 2005年12月7日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:斎藤ネコ   (4:51)

【ポイント】
 ・ 魚の干物が、浩子さんの手にかかるとこんな料理・・・・いえ、歌になるんです。


前の曲のビート感から一転して、スローな3拍子の作品です。
このタイトルの音を普通に日本語にすると 『さかながある。』
こう置き換えて歌詞カードを読んでみると、実はごく日常の風景からファンタジックな世界が広がっていったのかなと思えてしまいます。それを歌にまとめて面白い世界に変えて見せてくれています。

この面白い作品も再録は初めてですが、独特な世界が広がるので、こういう企画でないと納めにくかったのかもしれませんね。


Date: 2016.07.01 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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