#565 【谷山浩子:今日の1曲】 「さよならDINO」 ①

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ  【ゆめ谷山】  (5:29)

【ポイント】
 ・ フランス語っぽい言葉が世界観を拡げてくれています。


歌詞カードにも4本足の首長竜のような恐竜の人形の写真が載っています。
タイトルの「DINO」は「ディノサウルス」を指していると思います。アルファベットで表記すると「Dinosaur」になりますが、これは英語の発音では「ダイナソー」ですね。

恐竜が繁栄を極めた後に絶滅したという歴史に人間を重ねあわせて書かれたのでしょうか、恐竜に想いを馳せる壮大な時間の旅をイメージさせる歌詞が特徴の作品です。

そんな歌詞の中にフランス語のように聴こえる部分があるのですが、ここが印象的な響きを持っていて、音楽的にも面白い作品になっています。


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Date: 2016.09.30 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #70 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/8/9

今日の音源は、第122回、1984年(昭和59年)8月9日の放送分です。

この日は冒頭から浩子さんの高知県の親戚話から。
浩子さんのお父様は葉山村のご出身だそうで、現在は“平成の大合併”で現在は津野町になっていますが、ニホンカワウソが住む町なのだそうです。

マンガのコーナーでは、漫画家:矢野健太郎さんの「ネコじゃないモン!」がヤングジャンプの連載が終わったという投稿に触れています。「完結の仕方」に疑問を持ったハガキでしたが、「連載開始当初からの想定だったのか尋ねてみたい。」と浩子さんも言っています。

久しぶりの「真夜中のお客様」のコーナーは、TARAKOさん。
これが2度目のゲストですが、この時点では彼女の代名詞:「ちびまる子ちゃん」の放送はしていない(1990年~)ので、声優としての知名度はまだまだの頃の彼女です。当時24才です。
今回は初のシングル盤が出るということで宣伝も兼ねて登場ですが、ゲスト出演を希望するリスナーのハガキを自ら読むところなど、後の“まるちゃん”に通じる雰囲気は出てきています。彼女のデビューは「うる星やつら」の「幼稚園児C」という端役だそうですよ。

浩子さんが作品提供したものの、「ニャンニャン事件」で“お蔵入り”になりかけた高部知子さんのアルバムが9月発売が決まったという話題にも触れながらの放送です。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回は音源としては十分聴き取れますが、近隣他局の電波を拾っているようで全体的に高周波ノイズが入っている為、少し聴きにくいかもしれません。以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年8月9日

次週のハガキの宛先は 「浩子、28才まであと18日」 でした。
・・・・そんな浩子さんも本日で「還暦とちょうど1ヶ月」です。


Date: 2016.09.29 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

【谷山浩子:Album】  『夢みる力』



アルバム 2011年9月14日発売

通算41枚目のアルバムは約4年ぶりのオリジナルアルバムです。
ジャケットは下駄を履いた少女の写真。
2才くらいの浩子さんです。
当時は千葉県の八日市場で問屋を経営されていた祖父母の元で暮らしていたそうで、その家の玄関前で撮られた写真だそうです。

いろいろな夢を見始めるお年頃の写真を選ぶなんて粋な選択ですね。
まだピアノも始める前でしょうから、皆さんに夢のようなメルヘンな世界を提供する歌手になったことを振返ると、この写真を選択したことに思いの深さを感じてしまいます。

今回のアルバムには豊崎愛生さん、手嶌葵さん、持田香織さん(ELT)への提供曲のセルフカバーが収録されています。オリジナル作品の中にはメッセージソングも含まれていて、多彩で多才な作品集になっています。

このアルバムはかなり少人数で作っているようで、今までとは分担も少し変えているようです。
これまでのアレンジは浩子さん・石井AQさんのおふたりの名前がクレジットされていましたが、この作品のアレンジは全面的に石井AQさんになっています。そして、コーラスやセリフでお迎えしているゲスト以外に演者がいない、すなわち浩子さんのピアノとAQさんのシンセサイザーだけですべてが創られているというところです。シンプルな体制でここまで出来るのかと感心させられます。


では、そのアルバムに収録された11曲をご紹介していきたいと思います。


Date: 2016.09.29 Category: 谷山浩子   

#564 【谷山浩子:今日の1曲】 「テルーの唄」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【花谷山】  (5:17)

【ポイント】
 ・ 「こころ」は大好きな詩だったそうです。


年代別ベスト:「'00S」の終曲は、2006年夏に公開されたスタジオジブリのアニメ映画:「ゲド戦記」の挿入歌です。劇中ではヒロイン:テルーの声も担当した手嶌葵さんが唄いました。

公開時に「歌詞が萩原朔太郎からの盗作では?」というひと悶着がありましたが、『萩原朔太郎の「こころ」を下敷きに書いた』というクレジットがつくことでまとまりましたね。そんな「こころ」は、浩子さんが高校時代に大好きだった詩なのだそうです。

挿入歌の依頼は、映画公開の1年ほど前だったようですが、ヤマハのディレクターが映画名を教えずに創作依頼を行なったのは、おそらく間違いなく原作を読んでいる浩子さんに予断を与えないという配慮からでしょうね。
「手嶌葵さんの声を聴いたら、あっという間に出来た」と浩子さんが語るこの作品。大変美しいものが出来あがりました。


Date: 2016.09.28 Category: 谷山浩子   

#563 【谷山浩子:今日の1曲】 「アトカタモナイノ国」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:18)

【ポイント】
 ・ あえて順番に並べました。


この前に書いた「仇」で空耳をした私のような人が大変多かったことを受けて、この歌詞には「3階建ての郵便局」が登場します。そしてこのアルバムでは“聴き比べ”のように2作品を順番に並べています。

前奏部分のシンセサイザーの音が幻想を浮かび上がらせるようで、歌詞にある「きみのことを誰も覚えていない 名前さえもきいたこともない」という夢のような不可思議な世界をうまく演出してくれているようです。


Date: 2016.09.27 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子・猫森集会2016 ~Season15~』 Cプログラム(2日目) ~なんとかなるなるトリオのオールリクエストライブ~ @新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ

昨日UPしたCプログラムの1日目に続き、今回はオールリクエストライブ2日目の模様です。
ゲストはもちろん斎藤ネコさん。
秋分の日ですが、あいにくの小雨模様。今日はさすがに出足は鈍いですね。
行列に並んでしまうと傘もさせないので、新宿全労済ホールの建物にへばりつくように1列に並んでいるせいで、行列は長いのですがさほどの人数ではありませんでした。

開場時間になって中に入ります。今日も早々に席に向かいました。
本日の席は正面ブロックの左側。ちょうど斎藤ネコさんの後方のエリアです。
始まる前、近くでこんな会話が聞こえてきました。

若い女性: 「あのぉ・・・・リクエストに当たったことありますか? 私、オールリクエスト、初めてなんです。」
男性: 「えっ、あぁ、3年前くらいに当たったことがあります。それからはまたずっと当たっていないかな。」
若い女性: 「そうなんですか。当たるんですね。・・・・コンサートもまだ3度目で、ファンクラブにも入ったばかりで。」
(初々しいですね。)
男性: 「昨日の1日目なんか、左側の人ばかり当たって、こちらの方は当たらなくて。」
昨日の抽選で起きた“16列の奇跡”の話をしています。
・・・・しかし、この聞こえてきたトークがこの後に活きてきます。

この会話を耳にしながらアンケートの記入準備をしていたら開演時刻になりました。

浩子さん、石井AQさん、そして斎藤ネコさんも登場。
あれ? 浩子さんの衣装、1日目と同じ。違うのは黒いカチューシャがなかったくらい。

今日もオールリクエストの進行について簡単な説明をします。
そして、早速、チケット半券による抽選がスタートです。
今回も抽選に当たった方の記念にもして頂けるよう、ここでは座席番号の表記も加えて紹介していきますね。

まず、最初の2曲。
今日はいきなり向正面のエリアから続けて出ました。

#2 Y列-8番 男性  『風になれ~みどりのために~』
#1 X列-8番 女性  『船』


なんと1人目の前の席に座っている人が2人目です。1日目と同じような流れ。浩子さんも同じように感じたのか・・・
浩子さん: 『昨日ね。16列の3番・4番・6番が続けて当たってね。5番の人に怒られるかと思った。』

さて、浩子さんがピアノの前に座って弾こうとして、はたと気づきます。(今日はここ)
浩子さん: 『あっ!! 紹介を忘れた!』

進行にすっかり気を取られて、まさかのAQさん・ネコさんを紹介するのを忘れてスタートしようとしていました。
AQさん: 「まぁ、演奏が終わってからでいいから。」

冒頭からしっとりした演奏の2曲となりました。
そして、改めて、AQさんとネコさんをご紹介をして
浩子さん: 『どんなリクエストが来るか、今日のコンサートがどんな感じになるか皆さんにかかっています。』

・・・・ということで、次は3人抽選します。
Y列-3番 男性
当たったのですが、この方がなんと、「パス!」  ここで流れが変わったようです。

#4 11列-5番 男性  『あやつり人形』
#5 1列-20番 男性  『見えない小鳥』
#3 7列-21番 男性  『きみのともだち』


3人とも正面ブロックからの選出です。

浩子さん: 『「きみのともだち」は持田香織さんと作ったものですが、やっているようであまりやっていないんですよね。』
AQさん: 「どれで行きます? bとcがありますが。」
浩子さん: 『bで行きましょう。 こちらのには間奏で“ブレイク”って書いてあるよ? これなんだっけ?』
AQさん: 「まぁ、やってみれば、やっているうちにわかりますよ。」
・・・・とこんな感じでスタートしましたが、浩子さんが途中でブレイク。

浩子さん: 『わかった。bって持田さんの時だ。』
AQさん: 「じゃぁ、cで。 Take-2!!」
浩子さん: 『Take-2って。。。。』

ここまでの選曲はコンサートらしい曲が並んでいます。
AQさん: 「なんか、普通のコンサートみたいな選曲になっていますね。」

次は、1日目と同じく、“持ち物探し”のリクエストコーナーです。
浩子さん: 『普通はライブに持ってこないものを今から読み上げます。それを持っていた人がいたら、その方からリクエストをもらいます。では、行きます。 「折り畳みイス」・・・・』

いきなり手が挙がりました!
浩子さん: 『えっ、いた!?』
右ブロックの後列に座る男性がゴソゴソとカバンの中を探して、見事に出てきました。

浩子さん: 『ちなみに、何のために持ち歩いているのか、聞いていいですか?』
男性: 『何かの行列で待つ時に座ったり・・・・』
浩子さん: 『行列好きの方なんですね。ちなみに、他がどんなものだったかというと、「そろばん」、「音叉」・・・・YAMAHAのマークですからね。「ネコミミ」、「二千円札」・・・・』
その時、クッションを使って寝ているネコさんに浩子さんが気づきます。

浩子さん: 『おじさん、そういう為に置いているんじゃないんだから。それ、買取りね。』
ネコさん、クッションを振りかぶって机に投げ・・・・ないで置きます。

#6 男性  『O YA SU MI』

高部知子さんに提供した作品です。唄った後、浩子さんがこんな感想を言います。
浩子さん: 『いまだったら、この歌詞は作らないな。』
どうも“気休めで、根拠なし”という部分が引っかかるみたいです。そんな自分を評して
浩子さん: 『大人になりました!』
客席は爆笑です。(還暦ですからっ!)

さて、次も3人選びます。

#8 Z列-1番 女性  『卵』
#7 4列-15番 女性  『さよならDINO』
#9 1列-3番 男性  『夢』


本当に今日のリクエストは“変化球”がありません。
AQさん: 「今日のオールリクエストって、“名曲撰”?」

そして、次は2人選びます。

#10 13列-15番 男性  『人がたくさんいる』
#11 7列-1番 男性  『Puzzle』


来ました! 「Puzzle」。
アイドル:「てんかすトリオ」に昨年提供した作品です。
ついに来た“変化球”!

しかし、この球は完全に浩子さんに読まれていました。
笑いながらAQさん・ネコさんに問いかけます。
浩子さん: 『ねっ! 練習しておいてよかったでしょ!!』
客席も爆笑です。
浩子さん: 『昨日、練習したんです。そして、全くうまくいきませんでしたぁ!』
客席はまた爆笑です。

この世代の3人で、現役のアイドルソングをやっていきます。
テンポが速いので演奏も大変そうです。でも、息切れはしていなかったようですね。(笑)

次はおひとり。
当選者は、冒頭に書いた「当たったことありますか?」と女性に問いかけられた男性でした。
男性: 「ダメかもしれませんが、斉藤由貴さんに提供した“樹”をお願いします。」
浩子さん: 『ゴメンナサイ。それは出来ないや。』
この作品は、2011年に浩子さんが作詞、亀井登志夫さんが作曲をしたものです。自分が書いた曲でなくて、セルフカバーの形で演奏することがないようなものは尚更忘れてしまいますよね。
男性は違うリクエスト曲ということで・・・・

#12 3列-3番 男性  『ひとみの永遠』

演奏の準備の間に、当たった男性が尋ねた女性に 「来ましたね!」 と話しているのが聞こえました。

さて、そろそろ終わりのお時間ということで、最後はジャンケンでリクエスト権者を決めます。今回は2人です。
何度か行なって決まったのはいずれも男性。

#14 男性  『SORAMIMI』
#13 男性  『夜の一品』


この「夜の一品」がリクエストされた際に客席からは「おぅ~~」と感嘆の声が。
浩子さんからも解説が入ります。
浩子さん: 『この曲は、ブライアン・フェリーの「TAXI」というアルバムのジャケットを見ていて書きました。』

妖しい紫色の光に満ちた中、「夜の一品」を唄います。
そして、これも斉藤由貴さんへの提供曲でもある「SORAMIMI」を唄って、大拍手の中、退場します。

アンコールの拍手に促されて3人で再登場。
グッズの紹介を浩子さんから、ネコさん・AQさんからお知らせしたい活動報告や宣伝を行なって、いよいよ「お礼の歌」です。オールリクエストですから、アンコール曲も抽選で決まります。今回は2曲です。

#En-1 5列-19番 女性  『意味なしアリス』
#En-2 10列-22番 男性  『テングサの歌』


浩子さん: 『無難に行こうか・・・・いや、無難に逃げない!』
AQさん: 「どうしましょうか。コール、やりますか?」
浩子さん: 『じゃぁ、コールをお願いします。「ヒロコ」 以外であなたの好きなものを3文字コールして下さい。例えば・・・・』
AQさん: 「“キノコ!”だって良いんです。」
浩子さん: 『1番は何か3文字、2番は“トマト”ね。「ヒロコ」って言われるのは、ホントに恥ずかしいの。60ですからね!!』

「意味なしアリス」は順調に終わり、その「テングサの歌」になります。
浩子さんが前奏を弾いている時に指使いで間違えてブレイクします。そこで・・・・

浩子さん: 『テンポ、遅くならないよね?』
AQさん: 「ダメです。」
浩子さん: 『頑張ります。。。』
AQさん: 「Take-2!」

そして、問題の1番のコールです。お客さんは、やはり 「ひろこ!」 と唄った人が多かったみたいですね。浩子さんの耳にもしっかり入ったようで、演奏しながら苦笑いする横顔が見えました。 

こんな感じでコンサートは終了しました。
次は、昨夜行なわれたDプログラムの2日目、すなわち、「猫森集会2016」の千秋楽です。
Dプログラムも内容が大変濃かったので、また週のどこかでリポートしたいと思います。



Date: 2016.09.26 Category: 谷山浩子   

#562 【谷山浩子:今日の1曲】 「仇」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【黒谷山】  (5:01)

【ポイント】
 ・ 見た夢を無修正で。


浩子さんが見た夢を無修正で曲にまとめたのが、この作品です。
コンサートでもこの作品を紹介する際に「テーマは縄文人と弥生人」というお話をしますが、文明の摩擦のあるところ、同じような受け止め方が出来ますね。

初めて聴いた時、主人公はお姫様で「三階建ての家に住んでいるんだ」と思ったのですが、よくよく歌詞カードを見たら「残骸だけの家」でした。このベストアルバムのライナーノーツを見ると、そんな思い込みの空耳をした人は少なくなかったようですね。


Date: 2016.09.26 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子・猫森集会2016 ~Season15~』 Cプログラム(1日目) ~なんとかなるなるトリオのオールリクエストライブ~ @新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ

「猫森集会2016~Season15~」のBプログラムがあった日曜日から3日後、Bプログラムと反対に2日公演になったCプログラム。オールリクエストライブです。ゲストはもちろん斎藤ネコさんさん。その1日目:9月21日分のリポートです。

翌22日(木)が秋分の日ということで休日前夜の公演になります。
さすがに斎藤ネコさんが加わるオールリクエストライブだけに、新宿全労済ホール/スペース・ゼロの前は開場時間を待つ人の長い列がありました。

開場時間になって中に入ります。
ひとまずグッズ類は初日・2日目に買ったものが多いので、そそくさと席に向かいました。
本日の席は正面ブロックの前方の列の真ん中あたり。3人の動きが視界に入るエリアです。
今日もアンケートの記入準備をしていたら、すぐに開演時刻になりました。

浩子さん、石井AQさん、そして斎藤ネコさんも登場。
オールリクエストなので、最初から全員登場してのスタートです。
先日のBプログラムの中で 『A・B・Dは同じ柄の衣装を着ます』 と告知していたので、浩子さんの衣装が果たしてCプログラムはどんな感じになるのかと思っていましたが、その衣装は「猫森集会2016」のパンフレットのトップページ(P.1・2)にある写真の衣装でした。赤と青の細い線でチェックの細かい模様を作っているワンピース。遠目には薄目のピンク地にも見えるのが特徴です。靴も黒いブーツと、本当にパンフレットから抜け出て来たような感じです。その衣装の左胸に大きな花のコサージュ、そして髪には黒いカチューシャを付けていました。

そして、今日のオールリクエストの進行について簡単に説明します。
『谷山浩子の持ち歌であること。提供曲でも構いません。』
『ただ、1曲でも多く唄うのが目標なので、メロディーが思い出せないものは歌詞カードファイルからカードを抜いています。だって、わからないのは唄えないし。』
客席から「え~~っ!」という声が出ます。

そんな訳で、早速、チケット半券による抽選がスタートです。
今回も抽選に当たった方の記念にもして頂けるよう、ここでは座席番号の表記も加えて紹介していきますね。
そして、今回は、抽選後の曲順ではなく、あくまで当たった方から書くようにします。

まず、最初の2曲。
左ブロックが最初に当たりました。

#2 14列-7番 男性  『粉雪の日』
#1 5列-11番 女性  『恋するニワトリ』


「粉雪の日」は“地球滅亡三部作”の1つですね。浩子さん、ピアノの前に座って弾こうとして、はたと気づきます。

浩子さん: 『イントロ、忘れた・・・・』
AQさん: 『テキトーにやれば大丈夫。』

・・・・って、おいっ!(笑)
しかし、いざ弾いてみれば、なんと美しいアレンジになっていたことか。

次は3人の抽選です。ここで“奇跡”が起こります。

半券を箱から引きます。
浩子さん: 『あっ、また左だ。16列-4番! ・・・・ちゃんと混ざっているのかなぁ?』

次を引きます。
浩子さん: 『えっ! すぐ近く。 16列-6番!』

そして、よ~く混ぜて3枚目を引きます。そして、ゆっくり半券を見ます。
浩子さん: 『怒らない? ねぇ、大丈夫?・・・・16列-3番!』

客席からも驚きの声が上がります。何たる偶然。
浩子さん: 『ちゃんとまざっていないのかなぁ・・・・あいだの5番の人・・・・あ、彼女だ。』
手を振る5番の女性を見て
浩子さん: 『良かった! 怒ってない。』

#4 16列-4番 男性  『カーニバル』
#3 16列-6番 女性  『空飛ぶ橇 Ⅰ』
#5 16列-3番 男性  『船』


浩子さん: 『「カーニバル」は3人で唄う歌ですが、ひとり分しか唄えなくても良いですか?』
浩子さん: 『残りの分は、脳内で合成してください。』
AQさん: 「それにしても、“Ⅰ”か、キツイなぁ。」
ネコさん: 「“空飛ぶ橇”しか楽譜がない。」
浩子さん: 『えっ!?』

「カーニバル」が始まるとコードを書き始めたネコさん。そして、途中から演奏に加わり、なんとか乗り切ります。そして、「船」の時も同じように・・・・でも、流石です。きれいにあわせて美しい旋律を足してきます。
そして、ネコさんは演奏が終わると、そばに置いてある販促グッズのビーズクッションに落ちます。その姿に浩子さんが気づき、

浩子さん: 『ちょっと、それ、おじさんの為に置いてあるんじゃなんだから。。。』
ネコさん: 「えっ、違うの? なんだぁ。。。」

ここで「ゲームコーナー」です。
以前はオールリクエストライブでは2回やっていたものが、演奏できる曲数が減ってしまうことから1回にしたそうです。

AQさん: 「今回は、甦るあの企画!」
浩子さん: 『変なものを持ってきた人からリクエスト!』
浩子さん: 『普通はライブに持ってこないものを今から読み上げます。それを持っていた人がいたら、その方からリクエストをもらいます。 「ランドセル」、「まな板」・・・・お買いもの帰りにいらしたとかいれば・・・・「洗濯ネット」、「子機」・・・・たしか斎藤由貴ちゃんのお母さんがハワイに子機を持っていった、っていう話もありますから。』

・・・・やはり誰もいません。

浩子さん: 『じゃぁ、次は「持っていそうなもの」を読みますね。 「将棋の駒」、「カセットテープ」・・・・』
AQさん: 『いやぁ、時代ですねぇ。カセットテープなら一頃なら100人は出そうなものでしたが。』
浩子さん: 『次はいるんじゃないかなぁ。 「体温計」・・・・』

ここで客席がザワッと反応します。確かに女性は持っていて不思議はないですね。
手が上がります。それも4人。
ところが、そのうち3人が男性・・・・ちょっと意外でした。
その時、浩子さんが“あること”を言うのを忘れていたことに気づきます。

浩子さん: 『あのぉ、今更なんですが言っていい? 「4人以上いたらノーカウント」って。』

客席は大爆笑! すると、右ブロックの男性が 「辞退しますっ!」 と宣言。
浩子さん: 『本当にいいの? 優しい方がいました。では、3人からリクエストをもらいます。』

#7 男性  『あそびにいこうよ!』
#8 女性  『催眠レインコート』
#6 男性  『あなたを忘れたい』


「あそびにいこうよ!」と「あなたを忘れたい」の2曲は岩男潤子さんに提供した作品で、「あなたを忘れたい」は浩子さんが作詞をした(作曲は岩男潤子さん)のですが、セルフカバーはしていない作品です。そんな解説を加えている間もネコさんがスタッフと楽譜を探しますが、見つかりません。その時、浩子さんが気づきます。

浩子さん: 『・・・・って、この曲、あなたのプロデュースの曲だけど。』
ネコさん: 「知らない。」
浩子さん: 『知らないわけないでしょ! 「ネコさんが良い曲だって言ってくれた」って潤ちゃんが言ってたよ。』
(浩子さんが唄います。)
ネコさん: 『あっ!!』 (思い出した。)

さて、演奏です。ネコさん、コードを取るべく、身構えています。
そして、始まったのものの、途中で浩子さんがブレイクします。

浩子さん: 『「痛いほど」・・・・なんだっけ?』

どうやらメロディーを途中で忘れてしまったようです。なかなか出てこず、リクエスト主の男性にも尋ねて、ようやく思い出します。本日初めてのやり直しとなりました。

そして、次の3人です。

#11 17列-12番 男性  『カントリーガール』 〔フルVer.(4番+イントロにサビ有り)〕
#9 T列-8番 男性  『天使の子守歌』
#10 W列-2番 男性  『エッグムーン』


浩子さん: 『「天使の子守歌」・・・・14歳の時に作ったつたない・・・・出来れば人に聴かせたくない・・・・40年以上たぶん歌ってない・・・・恥ずかしい・・・・けど、やります。』

順調に進んだかと思いましたが、「カントリーガール」の冒頭のサビの部分でブレイク。
喉に痰が絡んだようです。「この部分を聴きたい」というフルVer.のリクエストですから、喉の調子を整えて、やり直し。

そして唄い終わったところで、浩子さんからまたまた「カントリーガール」の解釈のお話に。

浩子さん: 『4番Ver.を唄うようになってから、「“僕”は誰だ?」という物議を醸しているのですが、いま唄っていて、それが判明しました!』
浩子さん: 『これは少女マンガが舞台な訳。“僕”は「読者」。 このお話を読んできて、ここで「今すぐ振返れ」で女の子がこちらを振返って、「キャーーッ!」って言って終わる。』

客席が笑いに包まれます。
浩子さん: 『これが“今年”の私の解釈、ということにしましょう。』

次も3曲です。

#14 4列-23番 男性  『きみの時計がここにあるよ』
#13 X列-10番 女性  『森へおいで』 (“森へおいで”Ver.)
#12 V列-5番 男性  『DESERT MOON』


浩子さん: 『「きみの時計がここにあるよ」は名曲ですよね!・・・って、自分で言うなって。でも、我ながら良くできたと思います。』
浩子さん: 『「森へおいで」はどちらのVer.が良いですか? 「森へおいで、森へおいで」の短い方? 「今夜きみを連れていくよ」の長い方?』
女性: 「短い方で。」
浩子さん: 『この3曲は比較的大丈夫と思われます。』
ネコさん: 「楽譜が3Ver.ある。」
浩子さん: 『えっ!? 何で3つもあるの?』
AQさん: 「一番長いのにあわせてやれば、何とかなると思いますよ。」 (キーワード、出た!)

こんな感じで無事にこの3曲をやり終えました。
終わりの時間が迫ってきたということで、恒例の「ジャンケン」で最後の1曲を決めます。

今回は、勝ち残りという普通のジャンケン。順当に絞られて、右ブロックの女性と正面中央エリアにいた男性という2人が残りました。ここから“直接対決”という形になったのですが、しかし、ここからが決着が付きません。果たして何度あいこになったのかわからないくらい。

浩子さん: 『昭和の名勝負!?』
浩子さん: 『「ジャンケンに強い」って、こういうのを言うんでしょうね。』

結局、右手ブロックの女性が勝利!! 浩子さんがリクエストを尋ねます。

#15 女性  『よその子』

浩子さん: 『うわぁ~ 長いの、来たぁ!』
最後に8分を超える谷山作品で2番目に長い曲のリクエストでした。

ここで「よその子」のイントネーションについての話題に。
浩子さん: 『アンケートに書いてください。矢印とかでどんなイントネーションと思うか。』

そして、演奏はその盛り上がり方も最高潮へ。ネコさんも凄腕全開!という感じで、まさに大団円という終わり方になりました。

大拍手の中、アンコールで3人が再び登場。
いつものようにグッズの紹介から。
ビーズクッションで今回の猫森集会用に追加された“花Ver.”に書かれたイラストについて

浩子さん: 『このVer.を「ひとり上手」と読んでいます。』 (おもむろに口ずさむ。)

次に、ネコさんに宣伝したいことを尋ねます。

浩子さん: 『何か言いたいことはありますか?』
ネコさん: 「一生懸命やりました。」
浩子さん: 『(???) ・・・・皆さんに何かお知らせするものはありますか?』

見事に噛み合っていませんでした。
石井AQさんはいつもの自主制作アルバムの宣伝を。
そして、最後の「お礼の歌」もリクエストで決めます。

浩子さん: 『今日のコンサートの後味を決める1曲です。』

#EN 2列-23番 男性  『遠い夏 -津軽に寄せて-』

ここに来て70年代の作品のリクエストが来るなんていうのが、いかにもオールリクエストらしい展開です。

浩子さん: 『うーん・・・・どうやって弾こう・・・・頑張ろう! “お礼の曲”ですからね。』

ネコさんやAQさんと知り合う以前の作品ですから、もちろん楽譜もありません。この作品の背景を、準備をしながら浩子さんが語ります。

浩子さん: 『NHKの仙台放送局で東北を周るFMラジオのリポーターをしたことがあって、太宰治の生家の“斜陽館”が当時は旅館として泊まれることができて、そこで太宰治と心中した山崎富栄の資料を見て触発されて書いた作品です。』

最後もネコさん・AQさんには大変な作品でしたが、とても素晴らしくすごい演奏でした。

この日は左ブロックと向正面ばかりが当たったオールリクエストになりました。次は、その翌日、Cプログラムの2日目についてレポートしますね。



Date: 2016.09.25 Category: 谷山浩子   

#561 【谷山浩子:今日の1曲】 「かおのえき」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (3:40)

【ポイント】
 ・ シャワーをしながら出来ました。


「骨の駅」・「空の駅」と並ぶ「駅シリーズ」の三部作です。
ほかの2作とはだいぶテイストが違うエキゾチックなメロディー展開とアレンジになっています。
シャワーを浴びていて思いつき、そのシャワー中にあらかた出来上がったらしいのですが、いったい何分シャワーを浴びていたんでしょうね?


Date: 2016.09.24 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子・猫森集会2016 ~Season15~』 Bプログラム ~花音と浩子のへんてこカノン~ @新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ

「猫森集会2016~Season15~」のAプログラム(1日目)の翌日、今回は単独公演になったBプログラム。ゲストは分島花音さん。そのリポートです。

17時前に新宿全労済ホール/スペース・ゼロに着くと、日曜日ということもあり、土曜日の初日よりも行列は長く出来ていて、開場前にはホール前で列が折返すほどの長さになりました。分島ファンも結構いるんだろうなと思いましたが、目立って雰囲気が異なる感じの客層ではなかったので、どのくらいいたのかはわからずでした。

内部の準備に手間取ったのか、17時を少し回ったあたりでようやく開場です。
受付脇の当日券売場にも「完売」の表示が出ています。客席に入ると今日の出足はよく、開演時刻の17:30前には全482席の99%以上の座席が埋まっていたようです。

本日の席は右手ブロック。浩子さんがピアノを弾く時の正面にあたるエリアです。
アンケートの記入準備をしていたらすぐに開演時刻になりました。

そして、浩子さん、石井AQさんが登場。
今日はいつもと同じでふたりで始めるVer.です。
出て来た浩子さんの衣装を見て「あらっ?」と思いました。
ワンピースで出て来たのですが、柄が前日のものと全く同じ。しかし、花柄の色が今日は青色。(前日は黄色) 形もフレアではなく、胸元のフリルも今日は無し。襟色も黒(前日は白)とここそこ違いがありました。そんなワンピースに、チャコールグレーのストッキング、黒いパンプス、という衣装です。

#1 『ポプラ・ポプラ』

終わったところで、正面:雛壇側に向かって 『ようこそ、いらっしゃいました!』 とご挨拶した時に、遅れて来たひとりのお客様が左のブロックに向かって最前列を横切ります。浩子さんもすかさず 『いらっしゃいませ~~』 と声を掛けます。浩子さんのコンサートではよくある光景ですが、これで場が和みます。
そして、いつもの『お客さんへは緊張しないでダラーっとして聴いてほしい』というお話をひと通りして、石井AQさんの紹介です。

『近所のパン屋さん、ですっ!!』

本日のAQさんは、前掛けではなく、楽譜がプリントされたエプロン姿です。「エリック・サティーの譜面が入った珍しいのがあったので、着てきました。」というAQさんに、浩子さんは『今日のゲストの分島花音さんはエリック・サティーが好きだって言ってたよ。』と話します。偶然にAQさんも驚いていました。

次は『通好みシリーズ』ということで3曲。

#2 『かくれんぼするエコー』
#3 『時の回廊』
#4 『夢のスープ』


非常にDEEPな感じの3作品が並びましたが、「時の回廊」は聴いていてとても気持ちよかった。浩子さんも気になっていたのか、『お客様の迷惑にならないように、普通はこの3つは一度にやらないです。また10年後くらいに・・・・』と話していました。

そして、次の作品へ移ります。
『自分の歌の中に“励ましソング”というのが何曲かありますが、最近、アンケートの結果を見ていて、実はこれも“励ましソング”なんじゃないかと思っている作品があります。』

#5 『満月ポトフー』


ここで、本日のゲスト、分島花音さんが登場です。
大変華奢な身体をしています。今日の衣装は、とてもシック。黒いヒョウ柄の半袖シースルーの下には黒のキャミソール、それに細かいプリーツのスカート、にまとめています。頭には黒いベレー帽のような帽子。そして履物は、足の止め方からすると、たぶんサンダルですね。

浩子さん: 『先日ライブに行った時はアイドル服を着てたけど、今日はどういう感じ?』
花音さん: 「谷山ファンは落ち着いた感じが多いみたいなので、猫森集会のドレスコードに合わせて。」
浩子さん: 『ドレスコード!? どこに?』
花音さん: 「上品な私服みたいな」
浩子さん: 『初めて知った。』
客席は笑いに包まれます。

分島花音さんのProfileとキャリアについて浩子さんが質問していきます。既にデビューして8年の28才。チェロの弾き語りをする唯一のシンガーソングライターで「チェロ・ボーカリスト」と呼ばれています。確かに、伴奏楽器ではないので、弾き語りは難しい組合せになりますね。

ここから2曲、分島作品を浩子さん・AQさんの演奏で送ります。
もちろん分島花音さんはチェロを弾きながら唄います。
浩子さんも 『ここが僕らの今日のヤマだね。』 とAQさんに声を掛けます。

分島花音さんのアルバム:「ツキナミ」(2015年2月発売)に収録の2作品


#6 『チョコレート』
#7 『ナイチンゲール』


初めて聴いたのですが、いやぁ、この細い華奢な身体からこんな声が出るんだと思ってしまうような歌声です。特に、2曲目の「ナイチンゲール」は浩子さんのピアノもかっこよくて、ライブ感がするアレンジになっていて大変良かったです。

ここでゲストとのトークタイム。
「分島花音さんという歌手が浩子さんのファンだと言っていた」というライターさんからの情報で彼女を知ったという浩子さん。作品をよく聴いてくれていることに触れたところ、
花音さん: 「小さい頃から・・・・いや、憧れているから・・・・」
会場、爆笑!
若いゲストとの予想通りの展開のやりとりです。まぁ、完全に親子の年齢差ですからね。

ライブのステージ上と今のおしゃべりの雰囲気と違うことを浩子さんが問うと、
花音さん: 「ふだんがダウナー過ぎて・・・・」
なるほど。

次の作品のタイトルに関して浩子さんが問い掛けます。
浩子さん: 『これって、やっぱりあの歌を聴いて?』
花音さん: 「はい。唄っている男の子の声がかわいいな、と思って。」
浩子さん: 『あぁ、皆川おさむクンね。』

そうです。あの往年の大ヒット曲:「黒ネコのタンゴ」にインスピレーションを受けて作ったそうです。
アルバム:「少女仕掛けのリブレット ~LOLITAWORK LIBRETTO~」(2010年7月発売)に収録された作品


#8 『黒猫とピアニストのタンゴ』

いやぁ、良かったです。かっこよかった!
聴いていて、その音楽性の高さにすっかり感心してしまいました!

唄い終わりで浩子さんとこの作品についてのトークでのこと。
花音さん: 「もちろん“リアタイ”(リアルタイム)では見ていないので・・・・」
浩子さん: 『若者は“リアタイ”って言うんだぁ~!! 今日から使おっ!』
観客の皆さんも笑っていました。

分島花音さんの作品はここまで。
ここからは花音さんに谷山作品を唄ってもらうコーナーです。
もちろん花音さんの選曲。

花音さん: 「いろいろあって悩んだんですが・・・・」
浩子さん: 『谷山さんよりうまく唄ってはいけない、とかないですから。』
花音さん: 「一緒に唄わせて頂けることが光栄で。」
・・・・と言いつつ選んだ曲。これが浩子さんを唸らせます。
浩子さん: 『私の作品の中で、作って後悔した唄いにくいのが5・6曲あるんですが、これはその内の2曲です。』
浩子さん: 『こんな難しい曲、本当に唄うの?』

#9 『意味なしアリス』
#10 『てんぷら☆さんらいず』
  ← ☆印はセットリストの表記に従う。

初めてのセンターステージのせいかピアノの前で正面を向いて唄っていました。浩子さんVer.とは雰囲気がもちろん違うのですが、分島Ver.も独特の雰囲気で良かったです。観客もその出来栄えに大拍手!!

浩子さん: 『私が唄ってもこんなに拍手もらえない。(笑)』

今度は、花音さんがチェロの演奏に回って、浩子さんが唄う2曲。

#11 『空からマリカが』
#12 『きれいな石の恋人』


「空からマリカが」は浩子さんの選曲です。 『合いそうだな、と思って。』

ここからは一緒に唄うコーナーです。
・・・・が、実は分島花音さんも「シン・ゴジラ」ファンであることが判明。ひと盛り上がりします。

花音さん: 「谷山ファンは、シン・ゴジラを観るのがMUSTですか?」
浩子さん: 『そういうことはないんですが・・・・特撮モノというかエヴァが好きなんですよね?』
花音さん: 「庵野ファンです。」 「シン・ゴジラもカロリー(熱量)が高い映画。」 「庵野監督の作品を観ると、才能に切り刻まれた感じがする。」
面白い映画の見方をされますね。

浩子さん: 『ちなみに、シン・ゴジラの音楽は鶯巣詩郎さんです。何曲かアレンジをしてもらったことがあります。』 (「だからどうした」と自己ツッコミ。)
浩子さん: 『まだ映画館でやっていると思うので、怪獣特撮映画と思わず、災害映画として観てみてください。』

さて、改めて一緒に唄う3曲のお話に。

浩子さん: 『これが好きとは思わなかった。本当に好き?』
花音さん: 『好きです。言い訳みたいですが、トラウマ歌詞みたいで。浩子さんの歌詞って、“中毒的”ですよね。私がお料理したり掃除している時に歌詞が頭に出てくる。』
浩子さん: 『次の曲は、「まもるくん」ですっ。』
客席も、納得の爆笑でした!
その他の2作品も本当に谷山浩子を好きな人でないとチョイスしないようなもの。

#13 『まもるくん』
#14 『赤い靴』
#15 『穀物の雨が降る』


70年代の作品を選択してくるあたりも、やはり通の現れですね。
時間が経つのは早いもので、次が最後の一曲。

#16 『ガラスの巨人』

大拍手の中、アンコールで3人が再登場!
まずは、浩子さんの“グッズ売ってます”コーナー。
還暦記念で作ったルピシアのお茶の積極宣伝を行なった後、各自が宣伝告知したいお話に。

浩子さん: 『何かありますか?』
花音さん: 「私もお茶を買います!」
浩子さんもキョトンとして 『通販のアシスタントみたい。』 と笑っています。

そして、“お礼の歌”の紹介です。
浩子さん: 『感動は忘れて帰ってもらうのが猫森集会!』

#En 『素晴らしき紅マグロの世界』

分島花音さんの魅力が良く出たコンサートでしたが、選曲やトーク、そしてもちろんチェロも歌も良かったです。


次は、Cプログラム。
今年は斎藤ネコさんを迎えてのオールリクエスト2Days。
両日とも参加してきましたので、その模様をリポートしますね。


Date: 2016.09.24 Category: 谷山浩子   

#560 【谷山浩子:今日の1曲】 「終電座」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (6:18)

【ポイント】
 ・ 電車によく乗るようになったのがキッカケです。


学生や勤め人には日常でも、歌手・俳優・自由業の方にはあまり縁がない毎日の電車通い。
浩子さんの生活が変わったのか、電車に乗る機会が増えたことで乗り合わせた人たちに覚えた親近感が歌になりました。
この歌詞は、「最後の1行」に行く為の展開と考えると、本当に良くできていて傑作です。

「終電オペラ」の異名を持つだけにコンサートでも大勢で合唱します。
歌の上手下手の関係なしに出来るので、コーラスで参加するのが楽しい作品です。


Date: 2016.09.23 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #69 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/8/2

今日の音源は、第121回、1984年(昭和59年)8月2日の放送分です。

この夏はブラジル:リオデジャネイロのオリンピック&パラリンピックがありましたが、この放送回はちょうどアメリカ:ロサンゼルス・オリンピックが始まった週です。(7月28日開幕) 開会式でNASAの技術で人が空を飛んでフィールドに降りてくるという、アメリカにしか出来ないエンターテイメントを世界に見せつけた大会ですね。



それにしても、この放送回は改めて聴くと、ものすごく“濃い”。必聴です!
今は放送できないんじゃないかと思うような山崎ハコさんの怖い歌、この1年に亡くなった漫画家:水木しげるさんの作品の話、タレント:永六輔さんの若かりし声も聴ける放送です。

また、ハガキのコーナーで、「浩子さんの実家探検隊が横浜:山手を訪ねてみた」というハガキで、『2階建ての家が2軒に50ccバイクが1台置いてあった』というくだりから、『あのバイクは、ヤマハ発動機の社歌を作った時にもらった。お礼がバイク1台ですよ。』と、先日【今日の1曲】で紹介した社歌の裏話が語られています。

ちなみに、「真夜中のお客様」のコーナーは、またお休みでした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年8月2日

次週のハガキの宛先は 「ロスオリンピック、がんばれニッポン 放送」 でした。


Date: 2016.09.22 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#559 【谷山浩子:今日の1曲】 「神様」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【白谷山】  (4:21)

【ポイント】
 ・ ラジオドラマのエンディングにピッタリ


2002年4月にNHK-FMのラジオドラマ:「FMシアター」で放送した川上弘美さん原作の「神様」。
ドラマは高評価を得て「2002年度文化庁芸術祭大賞」を受賞するなど話題になり、再放送もされていますね。

主演と音楽を担当した浩子さんが書き下ろしたオリジナル曲がこの作品です。ドラマではエンディングテーマとして使われました。

夜、ラジオに静かに耳を傾ける。それもFM放送と音質も優れている媒体。
エンディングテーマには、「終わっちゃうのかぁ」と思わせながら、その世界から現実に戻す作業を嫌味なく行なうのに重要な役割があると思いますが、そんな特性も十分に活きるような前奏の雰囲気。ドラマのエンディングテーマとして心地よい印象を残すのに相応しいものになっています。


Date: 2016.09.22 Category: 谷山浩子   

#558 【谷山浩子:今日の1曲】 「人魚は歩けない」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:46)

【ポイント】
 ・ まさに「アイドル歌謡」


これはライブ向きの作品ですね。
歌謡曲全盛期に、アイドルが唄い踊り、親衛隊が応援する掛け声が思い浮かびます。
構成・アレンジとも70年代・80年代のアイドル路線そのもの。

現代のアイドルとは違う、まだ遠い存在だった頃のアイドル歌謡って、こんな感じでしたよね。
いま聴くと、かえって新鮮だったりします。


Date: 2016.09.21 Category: 谷山浩子   

#557 【谷山浩子:今日の1曲】 「洗濯かご」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:25)

【ポイント】
 ・ 美しくて切ないメロディーを書きました。


浩子さんが「歌詞は、なんちゃってグリム」という作品です。
ものすごく生活感がある言葉が並んでいますが、その先にある世界がとても怖い。まさにグリム童話が持っている怖さを垣間見るようです。
テレビドラマの美しくて切ない挿入曲を聴いたのが動機となって「きれいな曲を書こう」というモチベーションに繋がったそうです。

こういう作品でのオーボエの音は、世界観・心情を映す時にすごく染みますね。


Date: 2016.09.20 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子・猫森集会2016 ~Season15~』 Aプログラム(1日目) ~等くん船長と音楽の不思議を巡る旅~ @新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ

8/29の「猫森集会Unlimited 還暦Birthday Party」に続いて、今年も浩子さんの「猫森集会」が、いつもの新宿全労済ホール/スペース・ゼロで始まりました。

今年はちょっと変則。Aプログラムが飛び石で、その間にBプログラムが1日だけ入り、オールリクエストがCプログラムとして2日間あるというスケジュール。その為、ネタバレしないように日曜日にはレポートしませんでしたが、Aプログラムの2日目も先ほど盛大に終わったようなので、スタッフブログで実況されなかった初日の模様をお知らせしたいと思います。(これを書いているのは日曜日のお昼です。)

9/17(土)は「夕方以降に雨が降るかも」という不安定な天気が予報されていたのですが、16時半時点で青空も見えていたので傘も持たずに出発しました。18時少し前に新宿駅に着いたのですが、3連休の初日ということもあってか大変な人出で、歩行も一苦労でした。南口の繁華街をブラブラしながら全労済ホールに着いたのは開場時間の5分前。既に多くの方々が行列をなしているといういつもの光景です。そして、外の行燈の掲示板には、これまたいつものように大きなコンサート案内が貼られています。

猫森集会2016_1日目 猫森集会2016_ホール掲示板

先日のコンサートの時もスマホのカメラの写りがどうもおかしいと思っていたのですが、どうやらピント調整機能が故障しかけているようで、持ち主の老眼と似てどの写真もボンヤリしていると思いますが悪しからず。 (iPhoneに変えようかと思っていたのですが、これで“引き鉄”が弾かれた感があります。)

今回もグッズの先行販売が案内されていたこともあり、観客の集まりは早かったようですね。
定刻の18時30分に開場。

今回の座席は向正面。それも通路側だったので、かなり見やすい席でした。しかも、ピアノに座った浩子さんと6~7mの距離なので、トーク時に背中を見ることが多くなる席の割に満足度は高いです。

Aプログラムは渡辺等さんがゲスト。
浩子さんもツイッターで『久々の正当派谷山浩子コンサートヽ(^o^)丿 青系黒系をメインに選りすぐりの勝負曲を取り揃えて』という触込みをしていたので、楽しみに開演のその時を待ちました。既に座席は95%以上は埋まっていたかと思います。

先に全体の感想を言えば、「すごく“音を楽しむ”感じで、音楽を聴いた!」って充実感がすごくしたコンサートでした。アルバムで技巧的に感じたものを目の前でそのまま演奏されるという「驚きと感動」があって、とても興味深く、そして楽しかったです。

浩子さんとAQさん、そして渡辺等さんも一緒に登場してコンサートが開幕です。

この日の浩子さんは、細かい千鳥格子に薄黄色の小さな花柄が数多くあしらわれているグレー色のフレアワンピース。ジャケットの飾り裾のような仕立てがアンサンブル風に見せるようなもの。胸に縦に付く小さなフリル、そして首の後ろ側で割れている白い襟が特徴です。それに黒タイツ・黒パンプスという衣装です。実は、帰宅後にコンサートのパンフレットを見ていたら、「ロングインタビュー」で着ている衣装であることに気づきました。パンフレットの写真は花柄がピンク色に見えるものですね。

※【注】※
日曜日夕方のBプログラムは、実は同じ柄の衣装でした。トークの中で浩子さんから『A・B・Dプログラムは同じ柄の衣装を着ます。昨日来た人はわかると思うけど黄色っぽい感じだったでしょ。気が付いた人には何かあげようか。』とお話ししていましたが、すぐに気づきましたよ。でも、パンフレットの写真については触れてなかったですね。(浩子さん、何かください!(笑)) この辺りの詳しいところは次のBプログラムのレポートの中で。

#1 『さよならDINO』

終わったところでご挨拶。
いつもの“ようこそ、いらっしゃいました”トーク。お客さんへ『緊張しないでダラーっとして聴いてほしい』というお話がまずあって、ゲストのご紹介です。

今回のゲストは、ミュージシャンの渡辺等さん。
浩子さんのアルバムにも何作も参加しているのですが、浩子さんと一緒にやるのは以前に猫森集会に出演した2007年以来9年ぶりなのだそうです。最初にお仕事をしたのはアルバム:「透明なサーカス」(1987年)の時の29年前になるという昔話から2曲目に繋がります。

#2 『影ふみ』

渡辺さんが参加された作品ということですが、アルバムさながらのきれいな音。浩子さんが『難しいので久しぶりに演奏した』と言っていましたが、聴いていて大変心地よかったですね。
録音当時の想い出を語っていたところ、AQさんから「シャスタコーラの自販機があって・・・・」というお話で客先が笑いに包まれます。このアルバムの発売時期(1980年代後半)にメジャーになった「シャスタコーラ」とは、これです。いや、懐かしい。。。 (シャスタコーラ

『次は、「国シリーズ」の2曲を。』ということで

#3 『アトカタモナイノ国』
#4 『向こう側の王国』


終わったところで「等くんと話そう」というゲストコーナーに。
渡辺さんがおもむろにサブタイトルについて尋ねます。
渡辺さん: 「なぜ、“船長”なのですか?」
浩子さん: 『何にしようかと考えたけど・・・・思いついたのを付けてみた。』
・・・・結構、テキトーだったりするんですね。

渡辺さんは、東京の保谷生まれ・中野育ちだそうです。
浩子さん: 『船は好きじゃない?』
渡辺さん: 「鉄道の方が好き」
そこからまさかの“鉄”トークに入っていく展開に!

浩子さん: 『どんなジャンルの“鉄”なの?』
渡辺さん:
 「“乗り鉄”ですね。仕事で各地に行くけど、乗っていない線に乗るとわくわくします。」
 「東京の中野育ちなので、中央線でも楽しくなる。」
 「九州とかでも飛行機を使わずに移動することもある。」
 「北海道を走る最長各駅停車の列車に憧れている。」
・・・・この列車は「運行時間が最長の各駅停車」です。この記事のことをやってみたいんですね。ちなみに、「距離が最長の各駅停車」は山陽本線を走っています。

浩子さん: 『車両には関心はないの?』
渡辺さん: 「古いのが好きです。地方にいくと、古いおさがりの電車がいるので。」
浩子さん: 『最近じゃ、インドネシアに行っているって、この前テレビでやってた。』
AQさん: 「丸ノ内線の電車がアルゼンチンで走っているんですよね。」
浩子さん: 『へぇ、知らなかった。』

・・・・浩子さんも中学生・高校生の頃に乗ったであろう営団地下鉄(現:東京メトロ)の500形電車は、今もアルゼンチンはブエノスアイレスで走っています。



それどころか、なんと! 東京メトロが3両買い戻したという最新ニュースがあります。
先ごろ約20年ぶりに里帰りを果たし、中野検車区に現在入っています! (ここでも「中野」がキーワード!)





浩子さん: 『“鉄”の人は、みんな子供のような人ですよね。だいたい子供の時に好きになっているから、そのままなのかもしれない。』
渡辺さん: 「最近は、“秘境駅”にも憧れます。」
浩子さん: 『秘境駅?』
AQさん: 「1日に数本しか列車が来ない駅とか、絶景にある駅とか。」
浩子さん、はたと気づきます。
『こんなに話題があるなら、なんで「骨の駅」を入れなかったんだろう?!』
客席は爆笑!

そんな“鉄”トークから演奏に戻ります。今度は「人形シリーズ」の3曲。

#5 『KARA-KURI-DOLL ~Wendy Dewのありふれた失恋~』
#6 『お人形畑』
#7 『キャンディーヌ』


再びゲストコーナー:「等くんと話そう」です。

浩子さん: 『元々、お父様が会社員のおうち?』
渡辺さん: 『そうです。』
浩子さん: 『音楽のキッカケは?』
渡辺さん: 『10才上の従兄がいて、そこでビートルズを聴かせてもらった・・・・』
浩子さん: 『だいたいそういうの多いよね。兄弟、いとこ、近所のお兄ちゃん・お姉ちゃんとか、そういうのが教えてくれたのがキッカケになるのって。』
浩子さん: 『ご兄弟は?』
渡辺さん: 『弟がいます。』
浩子さん: 『これじゃ、“身辺調査”だよね。でも、聞いてみたくなっちゃう。』
客席は爆笑。

浩子さん: 『弟さんは何をされているの?』
渡辺さん: 「秋田で“わらび座”という劇団にいます。」
浩子さん: 『役者さん?』
渡辺さん: 「年令が上になったので、幹部的なことも最近はしているようです。」
浩子さん: 『お名前は?』
渡辺さん: 「ワタナベ・テツと言いまして、同姓同名でイカツイ感じの役者さんが・・・・」
浩子さん: 『漢字は「徹」? まさか、ここでも「鉄」じゃないかと。』
・・・・客席は笑いに包まれますが、ここで浩子さんはおそらく勘違いをしています。

浩子さん: 『読みが「トオル」じゃなくて、「テツ」なんだ。』
こう書けばおわかりですね。イカツイ役者さんを「渡辺徹」さんと思っていますが、渡辺さんが言ったのは「渡辺哲」さんですね。弟の渡辺哲さんは、わらび座の「役者名鑑」にProfileが載っています。お兄さんとはあまり似ていないですね。 (こちら

#8 『まっくら森の歌』
#9 『気づかれてはいけない』
#10 『冷たい水の中をきみと歩いていく』
#11 『鬼こごめ』


『気づかれてはいけない』は、渡辺さんがアレンジも担当したというトークがありました。そして、『鬼こごめ』は、アルバムさながらのBass Playで、聴いていて本当にビックリ。それもすごく良かったです! 浩子さんは『いまだに何かと物議を醸す』というお話をしていて、またAQさんも「デタラメにやって、とお願いしたらこうなった」と言っていましたが、ライブで聴いてみて、このアレンジの良さが伝わってきた気がします。

浩子さんはここまでが「勝負曲」だったようで、何か失敗が起きるかもしれないと心配していたみたいです。『ここからの勝負は勝てると思う。』

#12 『森へおいで』
#13 『Elfin』
#14 『王国』


ここで定番の3曲が並びましたが、浩子さんが心配した『よく来られる方は「またぁ~」みたいに感じるかもしれませんが。』にはなっていませんよ。「王国」はライブVer.でも雰囲気たっぷりで良かったです。

そして、お別れの2曲になりました。

#15 『ひとりでお帰り』
#16 『電波塔の少年』


今回は“大きな”失敗やトラブルもなく、無事にメニューが終わったようです。
アンコールの拍手で3人が再登場。

グッズ紹介やゲストの広告等の後、浩子さんから『何度演奏しても楽しくなる』作品として、『唄いたい人は唄ってOKというルールにします。』というお墨付きでこの作品をやりました。

#En 『ねこの森には帰れない』

今回はダブルアンコールなしだったので、これでお開きでした。
ホール入口に掲示されるセットリストは、今回はのこちゃんのお見送り付き。

猫森集会2016_1日目_のこちゃんとセットリスト

次は、日曜日に開催されたBプログラム:分島花音さんのゲストのリポートをしますね。

【注: 9/19-今日は“廃線鉄”の話にもなったらしいですね。どんなお話だったのかなぁ。】



Date: 2016.09.19 Category: 谷山浩子   

#556 【谷山浩子:今日の1曲】 「まもるくん」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (3:18)

【ポイント】
 ・ 「出来てしまった」そうです。


「変な歌」の代表格と言える作品ですが、いかにも谷山ワールドらしくて良いのです。
とにかく映像コンテストでも企画したら、ものすごく愉快な作品がいっぱい誕生しそうな「雰囲気」を持っています。
ほぼピアノの弾き語りにリコーダーがところどころ出てくるアレンジになっているので、小学生でも演奏が出来るかもしれません。

偶然降ってきたものをまとめたせいか、浩子さん自身はボツネタっぽい印象を持ったようですが、こういうのが時折出てくるのが「らしさ」なんだと思います。「まもるくん」って、まるで正体不明な面白い生物(?)はなかなか思いつきませんし、創作の世界で生きているからこその産物ですよね。

この作品はコーラスに相曽晴日さん・岩男潤子さんが参加しています。
エンディングの岩男さんの声は、こういう作風のものにはピッタリな気がします。


Date: 2016.09.19 Category: 谷山浩子   

【本紹介】・・・番外編! 色原理音さんから頂きました!


長期休暇の折を見ながらご紹介していく不定期のコーナー:「本の紹介」。
今年1月に始めた時にビジネス書や旅行記などお奨めする中でご紹介した『ある高校生華眼師の超凡な日常』というライトノベル。



その作者:色原理音さんがこのグダグダなブログをご自分のツイッターでその後紹介してくれました。 (そのツイッターはこちら

このブログから色原さんの作品ページにアクセスした方がいたようで、ご紹介した甲斐がありました。それで、丁寧なお礼状と共に「小旅行のお土産」を頂戴してしまいました。(本当にお人柄がよく表われています。) しかも、なんとこれがブログの趣旨にピッタリのものを送って頂いたので、せっかくですからお見せしますね。

頂きものです。

大涌谷の噴火も収まり、観光が全面再開になった箱根に行かれたようですね。
その観光の象徴の1つ、小田急線のロマンスカーのVESとMSEがあしらわれたゴーフル。今のイチオシのお土産らしいですよ。
そして、そのお菓子と一緒に入っていた小冊子。書店販売した際に配付された特典ですね。この見開きの紙の裏には「番外編」のショートストーリーが刷られていて、本編の時代設定より以前のお話が書かれています。

さて、本作の続編:『続・ある高校生華眼師の超凡な日常』もご紹介当時からまた連載が進んできました。 (こちら
また、「小説家になろう」にある色原理音さんのページにはエッセイもサイトアップされています。これも結構グダグダ感があって面白いのでアクセスしてみてくださいね。

小説家になろう-色原理音


Date: 2016.09.18 Category: 本の紹介   

#555 【谷山浩子:今日の1曲】 「よその子」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【花谷山】  (8:12)

【ポイント】
 ・ 子供のお話ですが、大人の歌です。


心の中からの解放という、あたかもセルフカウンセリングのような形で生まれたようです。
そこから来るのか人の心を動かす力の大変強い作品になっています。

谷山作品で2番目に長い8分12秒。
ご本人もこんなに長くなるとは思わずに作り始めたようですが、その世界に強く引き込むので時間を全く感じさせないものになっています。

「谷山浩子はすごい!」と思わせる1曲と言ってよいでしょう。


==============================

さて、今日から「猫森集会」が始まります。(@全労済ホール/スペース・ゼロ)
今年はオールリクエストが2daysある(Cプロ)という変則Ver.ですね。
私はA・B・C・Dの各プログラムに参加してくる予定です。
Aプロが飛び石日程だったりするので、ネタバレにならないよう、コンサートのレポートは少し遅れてのタイミングになると思います。
まずは、今夜の“初日”に何が起きるかを楽しみに新宿に向かいたいと思います。


Date: 2016.09.17 Category: 谷山浩子   

#554 【谷山浩子:今日の1曲】 「素晴らしき紅マグロの世界」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (2:20)

【ポイント】
 ・ このユニークなタイトルは舞台の演出家が考えたものです。


この作品も浩子さんの音楽劇向けの作品です。
「幻想図書館Vol.3 アタゴオルは猫の森」のテーマ曲として書かれたものです。
舞台ではアレンジャーの石井AQさんが唄ったでそうですが、たしかAQさんは結構なグルメらしいので、そのイメージにもピッタリですね。

このタイトルを最初に聴いて、日曜日の夜に日本テレビで放送していた名紀行ドキュメンタリー番組:「すばらしい世界旅行」(1966年10月~1990年9月)をふと思い出したのは私だけではないかもしれません。


尚、この舞台を映像化したDVD:「幻想図書館Vol.3 アタゴオルは猫の森」(2005年9月発売)は現在も入手可能です。(画像から入れます。)




Date: 2016.09.16 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #68 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/7/26

今日の音源は、第120回、1984年(昭和59年)7月26日の放送分です。

冒頭のコーナーで中島みゆきネタのハガキを2枚読みますが、ここで浩子さんがプチ暴露。
『中島みゆきさんは、すごいメルヘン趣味なんですよ。「うらみ・ます」とかあんな歌を唄っていながら、ミッキーマウスのランチBOXを持っているんですよ。』
・・・・たしかに、イメージないわ。。。

映画:「大魔神」を見てきたお話をしています。
浩子さんは最近「シン・ゴジラを見て来た」というツイッターを上げていましたが、この手の特撮モノも好きなんですね。

また、浩子さんは森谷Dとわずか3才違いということをここで初めて知ります。当時の森谷さんがまだ31才というのも含めて、ちょっと驚きでした。

この中で浩子さんから『「みんなのうた」の依頼を受けた』という話もしていますが、翌年2月に放送された「恋するニワトリ」に繋がるお話しかと思います。

ちなみに、「真夜中のお客様」のコーナーは、またお休みでした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源も比較的クリアですが、若干のパチパチノイズが入ります。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年7月26日

次週のハガキの宛先は 「谷山浩子・白いスケジュール帳」 でした。


Date: 2016.09.15 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#553 【谷山浩子:今日の1曲】 「さよならのかわりに」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【花谷山】  (5:13)

【ポイント】
 ・ コーラスは、ギターでおなじみの吉川忠英さんです。


由紀さおり・安田祥子姉妹のアルバム向けに書かれた作品です。
中学・高校の思春期に学校における情操教育の一環でコンサートが行なわれますね。彼女たちが行なっているコンサートでも唄われるそうですが、そこで多感な子供たちを泣かせる力を持っているそうです。
まさに珠玉のフォークソングです。

アレンジでは、この作品はピアノが入っておらず、浩子さんも珍しくシンセサイザーを弾いています。


Date: 2016.09.15 Category: 谷山浩子   

#552 【谷山浩子:今日の1曲】 「電波塔の少年」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【ゆめ谷山】  (4:43)

【ポイント】
 ・ 作ったキッカケも珍しいですが、ロックアレンジの作品も珍しいです。


浩子さんには「少年の片想い」をテーマにした作品がいくつもありますが、これもその1つ。
“ある化学”の話を聴いていて着想したそうなのですが、これは珍しいキッカケですね。日常生活のどこからでも歌って作れるものなんだと感心させられてしまいます。

アレンジは、ドラムにエレキギターも入ったビート感を前面に出した感じのものになっています。浩子さんの作品群の中ではこれもまた珍しい位置取りになっていると思います。ちなみに、そのドラムを叩いているのは、あのパール兄弟の松永俊弥さん。最近では水樹奈々さんのバックバンドにも参加されているようですね。


Date: 2016.09.14 Category: 谷山浩子   

#551 【谷山浩子:今日の1曲】 「意味なしアリス」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子  【黒谷山】  (4:23)

【ポイント】
 ・ 歌詞は、よく読むと、結構過激です。


谷山メルヘンらしい作品です。
ちょっと毒っぽくて、それでいて夢や妄想の世界だったりする歌詞なのですが、そこにものすごくかわいらしいメロディーが付いています。浩子さんが長年温めていたフレーズを形にしたところがあるそうですが、魅かれるファンも多くてリクエストにも上がりますし、コンサートでもよく唄われます。

前奏がトイピアノの演奏でスタートするので、そこでおとぎ話的な世界観がポンッと浮かび上がるような気がします。アレンジの妙ですね。


Date: 2016.09.13 Category: 谷山浩子   

#550 【谷山浩子:今日の1曲】 「向こう側の王国」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年3月2日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:45)

【ポイント】
 ・ 前奏がとても幻想的で、お話の世界にスッと引き込まれてしまいます。


浩子さんの音楽劇:「幻想図書館Vol.2 不思議の国のアリス」の為に書かれた作品です。
ルイス・キャロルの世界観だけでなく、浩子ワールドもしっかり広がっている明るい作品で、メロディーラインがとてもきれいです。

アコースティック・ギターはおなじみの岡崎倫典さん。
いろいろな奏法をしているのが素人でもわかる演出になっているので、そういう観点で聴いても面白い作品になっています。
また、フルートで小田島亨さんが参加しています。笛の音がこの作品の世界観をより柔らかいものにしてくれているように思います。


Date: 2016.09.12 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:Album】  『HIROKO TANIYAMA '00S』



アルバム 2011年3月2日発売

2008年9月発売の前作:「タマで弾き語り」から2年半ぶりに出たアルバムです。
通算40枚目は年代別BESTアルバムの第4弾。タイトルの「'00S」は『ダブルオーズ』と読みます。

21世紀に入ったばかりの2001年1月24日に発売された「心のすみか」から2007年11月発売の「フィンランドはどこですか?」までのオリジナルアルバムに収録された作品の中から15作が選ばれているのですが、歌詞カードの中のライナーノーツがポイント。作品の出来たキッカケや背景、収録時のエピソード、浩子さんのその時々の感想も書かれていて年代別BEST盤らしい工夫が施されているところは聴き手の関心をくすぐります。

ちなみに、この時に年代別BESTの「'70S」も再販されています。
お気づきになった方もいると思いますが、アルバムの発売日は東日本大震災の9日前。
穏やかに音楽を楽しめる雰囲気がなくなってしまった時期ですが、社会不安の中でリスナーの心の癒しになったであろうことは想像に難くありません。


Date: 2016.09.10 Category: 谷山浩子   

#549 【谷山浩子:今日の1曲】 「なつかしい朝」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (3:50)

【ポイント】
 ・ アルバムの終曲らしく、終わりの余韻を大切にしている録音です。


70年代末期の作品です。
TV版を監督した宮崎駿さんが、劇場版では担当しなかったアニメ:「未来少年コナン」。
その映画版のエンディングテーマとして作られたものです。聴いているとエンディングのテロップが流れていくようなイメージが湧いてきます。ちなみに、オリジナルは研ナオコさんが唄っています。


Date: 2016.09.09 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #67 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/7/12

今日の音源は、第119回、1984年(昭和59年)7月12日の放送分です。

この日は、浩子さんのコンサートの模様を放送しています。
10日ほど前の6月30日に行なった長野県伊那市民会館でのコンサートです。
全部で19曲と、レギュラーツアーで演る曲数が今より多かったことがわかります。いまはスペシャルな時しかこの曲数の構成にはならないようですね。また、それとともに、ドラムも入ったバンド編成を組んでやっていた頃の音源としても貴重です。「人形の家」のライブVer.は、今のピアノ&シンセだけの小編成では聴けないスタイルなので興味深いものになっています。

先日8月29日には「谷山浩子 猫森集会Unlimited ~還暦Birthday Party~」もあったので、参加された方は現在のコンサートの雰囲気と比べてみるのも面白いかもしれませんね。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回の音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年7月12日

コンサートライブの放送だったので、次週のハガキの宛先は“なし”でした。


尚、ラジオだから見えませんが、「キャロットスープの唄」は踊りながら唄っているそうです。
実際にどんな踊りをしていたか視てみたい方は、この4年後のライブでその姿を見ることが出来ます。 (下の画像からAmazonに入れます。)




Date: 2016.09.08 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#548 【谷山浩子:今日の1曲】 「黄昏」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子   (4:35)

【ポイント】
 ・ 荒涼感の漂う静かな黄昏が感じられる作品です。


2000年代の作品です。
作詞した方の名前を見ればわかるように、これはスタジオジブリの映画:「ゲド戦記」のイメージアルバム:「ゲド戦記歌集」(2006年)に収録したもので、手嶌葵さんへの提供曲です。

手嶌葵さんが持つ憂いの感じにもよく似合いそうですが、浩子さんのピアノの弾き語りVer.も黄昏た雰囲気がよく出ています。


Date: 2016.09.08 Category: 谷山浩子   

#547 【谷山浩子:今日の1曲】 「想い出駈けてくる」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞:武田全弘、作曲:谷山浩子   (3:11)

【ポイント】
 ・ 別れた想い出の切ない歌詞をアップテンポに唄っています


70年代後半の作品です。
同じヤマハに所属していた女性デュオ:麻里絵へ提供した作品です。
(麻里絵って、名前だけ聞くと、ひとりのように思ってしまいますが。)
浩子さんらしいのは、やはりシングル盤の「B面曲」だということ。
ソングライターとしての初めて提供したベイビー・ブラザーズへの作品から「B面」が多いような印象があります。

歌詞は、男性と別れた後の淋しくて切ない気持ちを唄っています。
「コーヒーの匂う街角」という歌詞・・・・匂いって記憶をいろいろと呼び覚ます効果があるんですよね。


Date: 2016.09.07 Category: 谷山浩子   

#546 【谷山浩子:今日の1曲】 「イカルスの子守唄」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (3:02)

【ポイント】
 ・ 22才で「先生」と言われてしまったそうです。


70年代の作品です。
いまは女優として活躍する石野真子さんが、スター誕生出身のアイドルとしてデビューした1978年に発表したファーストアルバム
:「微笑(ほほえみ)」に収録されたされたものになります。

石野眞子さんは、デビュー曲の「狼なんか怖くない」、「わたしの首領」、「失恋記念日」、「ワンダーブギ」、「春ラ!ラ!ラ!」など数々のヒット曲があり、POPな歌を唄うイメージが強いですが、このような暗さのある作品も唄っていたんですね。そこはやはり「スタ誕」出身だけのことはあります。

それにしても、浩子さんも22才で17才のトップアイドルの「作曲家の先生」とは、なかなかすごいですね。


Date: 2016.09.06 Category: 谷山浩子   

#545 【谷山浩子:今日の1曲】 「ヤマハ発動機社歌」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞:鈴木恵子・橋本初江、作曲:谷山浩子   (2:48)

【ポイント】
 ・ 秀逸な唱歌なので、誰でも簡単に覚えられます。


市歌・校歌に続き、「社歌」の登場です。
浩子さんが所属するヤマハと言えば、「楽器製造」と「二輪車・自動車の製造」が皆さんのイメージするところでしょう。その楽器会社(当時は日本楽器製造株式会社)から1955年(昭和30年)に分離独立させたのが「ヤマハ発動機」(@静岡県磐田市)です。
浩子さんが活躍したポプコンの本選会の会場だった「つま恋」(@静岡県掛川市)も、実はヤマハの関連部門です。

そして、この社歌は80年代初期、1980年に発表されたものです。
この歌詞はヤマハ発動機の社内公募で選ばれたものだそうで、鈴木恵子さんと橋本初江さんという2人の社員が作詞したものです。「7音」で基本的にまとめられていて、「3音」のところが部分的にはありますが、曲を載せやすい言葉のリズムを持っています。(「ヤマハ発動機」自体が7音ですね。)

このアルバムでは、参加者にも入ってもらう合唱のスタイルで収録されています。
大変覚えやすい歌詞とメロディーになっていて、社員でもないのにすぐに唄えるようになってしまうほど、実は脳内感染力がすこぶる高い作品に仕上がっています。

それにしても、ヤマハにもシンガーソングライターはいっぱいいて、それぞれにこういった作家活動をしていると思うのですが、なぜ中核企業の「社歌」の作曲の依頼がいったのでしょうね。この社歌が制定された1980年は、浩子さんの初期の作品で「川上先生」としても登場する川上源一さんが再び社長の座に戻ったタイミングです。会社イメージの改善を図る為に、浩子さんの「唱歌づくり」の腕を川上さんが高く評価してのことだったのでしょうか。

ちなみに、この作曲のお礼は『50ccバイクが1台』だったそうです。
その所在も含めた裏話は、来月22日にUP予定の「谷山浩子のオールナイトニッポン」(1984年8月2日放送分)の中で浩子さんが語っています。


Date: 2016.09.05 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子 猫森集会Unlimited ~還暦Birthday Party~』 @東京・品川プリンスホテル クラブeX

8/29は浩子さんのお誕生日でした。
その晩にあったのが 『谷山浩子 猫森集会Unlimited ~還暦Birthday Party~』。
品川のクラブeXで行なわれたコンサートイベントに参加してきました。

当日はブーメラン台風となって最大勢力に発達した台風10号の接近の中での開催でした。
品川駅の高輪口の駅前の横断歩道を渡り、プリンスホテルの敷地内に入って坂を登って行きます。会場のクラブeXは水族館の手前の建物にあって、そこに着いたのは17時半少し前でした。外から見たらロビーにお花が並んでいるのがわかります。

クラブeX クラブeX-お花-外観

クラブeX-行列

会場入口から既に行列も出来ており、それが坂の下の方まで並んでいました。
還暦記念のコンサートだけに、来場の女性は「真っ赤」を入れたファッションが多かったですね。ワンピースの柄、カチューシャ、真っ赤なサンダル・・・・いろいろなワンポイントを見ることが出来ました。

雨が降ったり止んだりの空模様だったので外待ちしていても涼しかったのですが、開場時間の18時を若干早めた形で開場となりました。
チケットの半券をもぎってもらい、いつものようにアンケート入りの袋をもらいます。
ロビーには先ほどのお花の数々。中島みゆきさん、9月の猫森集会でゲスト参加される分島花音さんのお名前が並んでいます。

クラブeX-お花-内部

浩子さんの“お誕生会”ということで、今回はホールに入るまでにも楽しい趣向がいろいろ!
このお花を抜けたところに、グッズコーナーがありました。その横を見ると、浩子さんのメッセージボードが貼られていました。

クラブeX-メッセージボード
(映りが悪くてスミマセン。)

そして、1つ扉を抜けたところ、右手に何やら看板が立っていて
『のこちゃん(4さい)』とのコメントと共に、“等身大パネル”が飾ってありました。

クラブeX-のこちゃん4才

アルバム「夢みる力」のジャケット写真は2~3才の時のものですが、4才になると少し印象が変わりましたね。

左手にはファンクラブ会員限定のプレゼントコーナーがあり、浩子さんのコメントが書かれたガーゼタオルがプレゼントされていました。右手の通路にはバーカウンターがあり、カクテルとソフトドリンクを販売しています。浩子さんに因み、カクテルは「金色野原」、ノンアルコール飲料は「冷たい水の中をきみと歩いていく」という名前でした。すごく行列していたので残念ながらパスしましたが、爽やかな色合いの飲み物でした。


このクラブeXは、円形劇場です。
今回のイスのレイアウトは、まさにクラブeXのHPのトップページにある写真の通りです。

円形のステージの上にはテーブルとイスが置いてあり、花道の部分にピアノが置いてあるという奇妙な光景が目に入ります。そのテーブルは2人ずつ向かい合う形で、そこにマイクが4本ありました。

席に座って、入場時にもらった袋からアンケート用紙を取り出そうしたところ、中に黄色のレジュメがあり、本日の“式次第”が書かれていることに気づきました。そこでこのレイアウトに納得します。
第1部は「谷山浩子のオールナイトニッポンモバイル 初の公開録音」。そして、第2部は「弾き語りコンサート」という構成で、いつもより長め、休憩15分入れての2時間半の公演との案内でした。

そうこうしているうちに、開演時間になりました。浩子さんの登場です。
本日の衣装は、黒っぽいインナーシャツに、黒のパンツ、白地に青色の大きな花柄が入ったポンチョ、そして赤い紐ネクタイ、というものでした。 (たぶん、靴はカーキ色っぽいものだったと思います。)
『真っ赤なの着てくると思ったでしょ。』
見事に皆さんの期待を裏切ってくれました。

お誕生日会みたいなものをやるのは苦手だった、という浩子さん。
『これまで数えきれないくらいの誕生日を迎えてきましたが・・・・いや、数えられるか。』
いきなり会場は爆笑です。
『なんか今日は“昭和のお嬢様”みたいでしょ。「今度、お誕生日会をやるの。良かったらいらして。」みたいな。』


まず、今日の「猫森集会 Unlimited」について浩子さんから説明があり、本来この時期に毎年行っているファンクラブイベント:「猫森集会 Limited」を拡大して行なっている為にこの名前になっているということと、ファンクラブイベントのような感じで進めるというお話でした。

そして、早速、第1部のオールナイトニッポンモバイルの公開録音です。
参加する方々を呼び込みます。まず、石井AQさん。そして構成作家のテクノさん(神部恒彦さん)、それにディレクターとしてニッポン放送の天ちゃん(金杉天斉さん)が呼ばれます。そして、収録を始めるにあたり、天ちゃんがこのインターネット番組について“前説”します。この方、なかなかおしゃべりがうまいです。さすがはラジオ局の方という感じです。

番組を始めたら終わりまでノンストップで行くという主旨の天ちゃんの発言に、浩子さんは
『編集なし?! ずいぶん楽な道を選びましたね。』
と突っ込みます。
いつものようにキューを出したらスタートしましょうという確認をして、開場が静かになったところで天ちゃんがオーバーアクションのキューを出した瞬間、浩子さんは 『うそっ・・・・・』 と言って笑いながら撃沈。やり直しです。

そうして改めて始まった収録。
既に「8月31日分」としてオールナイトニッポンモバイルのサイトで公開されています。
ライブ感そのままに感じられますので、是非聴いてみてください。

谷山浩子のオールナイトニッポンモバイル 第50回 (2016/08/31) 〔25:15〕

この番組の冒頭で発表がありましたが、来年4/29に『谷山浩子コンサート デビュー45周年大収穫祭』(@東京国際フォーラム ホールC)の発表がありました。40周年記念の時と同じ場所です。


公開録音の収録後は、ガラクタ?プレゼント大会。
いつものファンクラブイベントでは、浩子さんやAQさんの家にある“要らなくなったもの(?)”をプレゼントしているとのことですが、袋の中に入っていた数字のカードで抽選会を行ないました。この手書きの数字は浩子さん手書きなのだそうです。
今回の中で一番良いのは「還暦賞」。入場時に見たメッセージボードの原版がプレゼントされました。


ここで第1部が終了。15分の休憩です。
ステージではテーブル・イス・マイクが片づけられ、ピアノを花道から移動。
ホールから少し外に出てみましたが、飲み物コーナーは大盛況・大混雑でした。


さて、第2部は弾き語りコンサート。
今回は、コンサートで使っている歌詞カードファイルから浩子さんが無作為で抽選して唄う曲を決めていくというスタイルです。
どうやら、浩子さんにとって「えーっ!」が出るのか、「わぁ!」とか「えぇ~。。。」なのかわからないという感じのようなので、弾いた瞬間の反応とあわせてレポートしてみますね。

#1 (え~~~) 『鏡』 

いきなり森山良子さんに提供しながらも即返却になったという曰く付きの作品を弾きました。
次は2曲続けて

#2 (あっ。) 『花を飾って(KAMAKURA)』
#3 (ほぅ。) 『もみのき』 


コンサートでも唄われている作品が2つ並びました。
この「もみのき」、谷山家の庭にあったのは実はケヤキだったというエピソードも軽く紹介しています。

ツイッターでよく話題にしていますが、「シン・ゴジラ」を既に3度観に行ったという浩子さん。
『あの映画は、怪獣映画ではありません。災害映画です。』
怪獣映画と敬遠している方は危機管理がテーマの災害映画として見てみると良いようです。

次に引いたカード。見るなり、
『ダメ。メロディーが全く思い出せない。』
とパス。

#4 (あ~。) 『愛をもういちど』
#5 (エーーッ。) 『ほおずきランプともして』 


「愛をもういちど」は、映画:「未来少年コナン」のテーマとして研ナオコさんが唄った作品です。この映画はテレビシリーズは宮崎駿さんが担当していましたが、訳あって降りられた作品になってしまいましたね。
その頃のエピソードだそうですが、この曲を気に入ってくれたという宮崎駿さんと会った浩子さん。ちょうど映画「魔女の宅急便」の制作の頃で、宮崎さんが『主題歌の候補に入れるように伝えます』と言ってくれたらしいです。
『その後にプロデューサーの鈴木敏夫さんに会った時に聴いたら「何も聞いていない。」って言われました。』

このステージは回転するということで、ここでスタッフが入って90度ほど左に回転させました。
次の抽選に入る前に、代表曲らしいものに全然当たらないことに浩子さんも訝しがり始めます。

#6 (ひゃ~~。) 『窓あかり』
#7 『恋人の種』 


聴き慣れない名前の作品が出て来たと思ったら、2015年3月に発売された斉藤由貴さんのアルバム:「ETERNITY」に収録された提供曲(作曲は武部聡志さん)という新しい作品でした。

(エ~~~。)パス! → パス!〔メロディー忘れた〕
 → #8 (大丈夫!) 『時の少女』


2回パスして出て来たのが、アルバムタイトルナンバーであるこの作品。
『今日は渋いのばかり出てくるね。』 と浩子さん。

今日のコンサートの最後の抽選で出て来たのは・・・・
#8 (あっ!) 『漂流楽団』

カードを引いたあと、
『渋いのばかりで、こんな感じの最後でもよいですか?』
と浩子さんが浩子さんが尋ねたくらい珍しい選曲になりました。

盛大な拍手でアンコール登場を皆さんが求めます。そして、浩子さんが再登場。

ステージに戻ると、突然、「Happy birthday to you」の歌が流れ始めます。
花道の先の扉が開き、4人のスタッフが登場。
『ちょ、ちょっと。』 と驚く浩子さん。
出て来たのは歴代マネージャーの方々。彼らによるバースデーケーキと花束の贈呈でした。

実は浩子さんはサプライズが大の苦手だそうで、この日もマネージャーのゆかりんから
『「サプライズのケーキが準備してありますから』 と教えてもらっていたそうです。会場は爆笑でした。

大きなロウソクが6本立つケーキ。
浩子さんが吹き消そうとしますが、かなり強く吹いているのに1本だけなかなか消えず。。。。

“お礼の歌”として何を唄おうかという段になり、今日の抽選で代表曲が全然出てこなかったことが気掛りだったようで、
『皆さんで「ねこの森には帰れない」を唄うのは、どうですか?』
という提案があり、みんなで応える形になりました。

#En ねこの森には帰れない

拍手が止まないホール。
終了の音楽が流れだしても、ほとんどの方々が動き出しません。

そして、浩子さんが歌詞カードファイルを持ってステージに再々登場!
『ダブルアンコールがあってもご挨拶だけって(制作の)黒川さんに開始前に言われていたんだけど、「もう1曲、唄いたい」って言ったら「短いのなら良い」って言ってくれたので出てきました。』

そして、何を唄おうかということでお客さんとのコミュニケーションが始まります。
詰まるところ、「みんなのうた」の2曲サイズに入る曲というところが選択のガイドになっているようで、アレコレ挙げていたところ、浩子さんが突然、
『あっ、新譜が出るんだから、そこから何か唄おう!』
という展開になり、観客の何人かから飛んだ声で決まったのを“お礼のお礼の歌”として唄いました。

#En2 恋するニワトリ

これでお誕生日Partyはお開きになりました。

次の“番外編”は、今月後半にある毎年恒例の「猫森集会」をお伝えする予定です。


Date: 2016.09.04 Category: 谷山浩子   

#544 【谷山浩子:今日の1曲】 「走れメロス」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (1:42)

【ポイント】
 ・ 「唱歌づくり」の非凡な才能は、デビュー前から既にありました。


70年代、それも1970年発表の作品です。
中学1年生の時に創ったものだそうなので、正確に言えば60年代末期の作になります。

ある宗教団体の少年部の「愛唱歌」として提供されたもので、これが最初の「提供曲」となります。
1970年:14才の時にあの「フィンガー5」の前身の『ベイビーブラザーズ』に提供した「ぼくたちの秘密」がソングライターのデビュー、そして1972年の「静かでいいな ~谷山浩子15の世界~」で歌手デビューする前に発表された、まさにインディーズです。

これを聴くといつも思うのですが、とても中学1年生が創った作品とは思えないほどの出来栄えです。「唱歌づくり」の非凡な才能を感じることが出来ます。



ちなみに、ここで触れたソングライターとしてのデビュー作は、このリンクからニコ動に入って頂ければ聴くことが出来ます。 (ウP主さま:ありがとうございます。)

 ♪ベイビーブラザーズ 「ぼくたちの秘密」



Date: 2016.09.03 Category: 谷山浩子   

#543 【谷山浩子:今日の1曲】 「八日市場特別支援学校校歌」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (1:49)

【ポイント】
 ・ 学校のセレモニーに相応しい作りです。


市歌に続き、今度は公立学校の校歌です。80年代末期、1989年の作品です。
タイトルにある「八日市場」は千葉県の東部、JR総武本線が通る街。いわゆる東京のベッドタウンの1つと言ってよいでしょう。
この八日市場が浩子さんのお母様の出身地だそうで、浩子さんも幼少期の一時期に生活をしていたようです。お母様も音楽大学で声楽を修めた方なので、こういう依頼が来ても不思議はないですね。

このアルバムのライブ収録はパルテノン多摩で行なった訳ですが、この作品も会場に来た人が参加するスタイルで録音されています。この校歌では「拍手の合いの手を入れる」ということを皆さんでやっています。

「特別支援学校」という学校の性質上、非常にわかりやすく、覚えやすい歌詞。
そして、多くの学童が唄えるようなテンポ。
シンプルでありながら、学校のセレモニーにも相応しい作りになっています。
こういう作品こそ、浩子さんが「唱歌づくり」で超一流の腕を見せているところではないでしょうか。


Date: 2016.09.02 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #66 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/7/5

今日の音源は、第118回、1984年(昭和59年)7月5日の放送分です。

この日は久しぶりに構成作家のポチ(寺崎要)さんが来ています。
そして、ハガキ整理のアルバイトの「うさぎ」さんの後任になるかもしれない「まどか」さんが来ているという、秋の改編に向けた人事の気配も感じられる放送です。上柳アナウンサーとお付き合いしていた「うさぎ」さんは、実はまだ学生さんだった訳ですね。

「真夜中のお客様」のコーナーは、またお休みでした。
翌週はコンサートライブを放送して、再来週はニッポン放送の記念番組があってお休みという告知もあった週でした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源も比較的クリアですが、雷を拾っているところではシャリシャリというノイズが入ります。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年7月5日

次週のハガキの宛先は 「白い指」 でした。


Date: 2016.09.01 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#542 【谷山浩子:今日の1曲】 「不思議な手紙」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2008年9月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (3:01)

【ポイント】
 ・ 「冬の果実」とは違い、前向きな歌詞の作品です。


80年代前半の作品です。
このアルバムの収録曲の紹介で以前行なった「冬の果実 ~グレアム~」と同じく、三原順さんのマンガ:「はみだしっ子」のイメージアルバム(1983年)に収録されたものです。このアルバムは、少女マンガ誌の「花とゆめ」での連載終了(1981年)後に作られたものでした。「冬の果実」の持つ薄暗い部分とは異なり、非常に前向きな歌詞で、物語の冒頭部によく合う内容の作品になっているように感じます。

オリジナル版では、あの時代の名だたる声優さんが参加していて、小山茉美さん/藤田淑子さん/間嶋里美さん/雪野ゆきさんが唄っています。


Date: 2016.09.01 Category: 谷山浩子   
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Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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