#590 【谷山浩子:今日の1曲】 「おやすみ」 ⑥

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:鳴海寛・山川恵津子   (3:36)

【ポイント】
 ・ これが6度目の収録の「励ましソング」です。


出来た頃の経緯でいろいろと“曰く付き”になった作品ですが、代表曲としての座をしっかりつかんでいます。コンサートでもリクエストが飛ぶほど、共感を得ている作品と言えると思います。このアルバムの中では、「地上の星座」と並んで、最多の再録になります。

ストリングスがよく効いた作品で、夜の帳が降りてきた静かな世界で、好きな人を想って静かに祈る様子が目に浮かぶ作品ですね。


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Date: 2016.10.31 Category: 谷山浩子   

#589 【谷山浩子:今日の1曲】 「しっぽのきもち」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:岡崎倫典   (3:07)

【ポイント】
 ・ 3曲目の「みんなのうた」でした。


とにかく、とてもかわいい歌です。
歌詞も、ギターの音も、パーカッションも、どれもカワイイが詰まった作品です。
そこに放映時につけられたアニメも大変効果的でした。
「しっぽになりたい。」というどこか突拍子もない発想も、谷山ワールドにしっかり繋がっていて、「らしさ」が出ています。

歌詞がひらがな・片仮名ですべて書かれているところは、やはり「みんなのうた」ですね。


Date: 2016.10.29 Category: 谷山浩子   

#588 【谷山浩子:今日の1曲】 「僕は帰る きっと帰る」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:44)

【ポイント】
 ・ 寝覚めに出来ました作品です。


歌の最後に入る鳴き声で主人公が「犬」とわかる作品です。
猫がテーマになることが多い浩子さんの作品の中では異例な部類に入るかもしれません。
とても前向きな歌詞なので、これも立派な“励ましソング”ですね。やはり、「現実」がテーマの“花”盤なので、こういう励まし系が多くなるのかもしれません。

歌詞カードに寄せた浩子さんのコメントに「惑星探査機はやぶさのイメージで動画を作ってくれた」とありますが、おそらくこの動画のことなのでしょうね。





Date: 2016.10.28 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #74 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/9/6

今日の音源は、第126回、1984年(昭和59年)9月6日の放送分です。

冒頭のコーナーで久しぶりに春風亭小朝さんに会ったという話をしています。
『会ったら「太りましたね。」と言われた。ずっと41Kgだったのが、半月で43.5Kgになった。』
あの頃に比べて、いまの浩子さんはだいぶ丸くなりましたねぇ。。。。

今回はハガキ中心の回でした。
大洋漁業のブランドの「マルハ」についての解説ハガキなど、面白いものが寄せられています。

「真夜中のお客様」のコーナーは、またまたお休みでした。

今回は浩子さんが『お腹を壊して点滴を受けて来た』というくらいなので「収録」のようです。
(また「おはようございますの朝食屋さん」のコーナーのやり取りで、それがわかる展開に。。。。)


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源も比較的クリアですが、若干のパチパチノイズが入ります。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年9月6日

次週のハガキの宛先は 「まだまだ谷山浩子」 でした。


Date: 2016.10.27 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#587 【谷山浩子:今日の1曲】 「DESERT MOON」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:Dennis De Young、訳詞:谷山浩子、編曲:鷺巣詩郎   (5:18)

【ポイント】
 ・ 実は、これが“正調”です!


フジテレビ系列で放映された学園ドラマ:「青い瞳の聖ライフ」(1984~85年)の主題歌として、浩子さんがデニス・デ・ヤングの作品をカバーして唄ったものです。(以前の紹介では、主役だったフローレンス芳賀さんのことにも触れましたね。)

今日のブログタイトルを見ての通り、これが3度目の収録ですが、この「花とゆめ」に収録されたのが「正調」とも言うべきVer.になります。
浩子さんもこの「花とゆめ」の歌詞カードの中にコメントを寄せていますが、ドラマで流れる歌も、放映期に出たシングル盤も、ピッチが上げられていました。それも素人の耳でもわかるくらい変に声が高かった・・・・テレビ局の意向なのでしょうが、浩子さんの声には聞こえない印象が残ったものでした。もちろん、声だけでなく楽器の音にも不自然さが感じられたことは言うまでもありません。

そんな過去がある作品ですが、このライフBESTへ収録するにあたり、浩子さんがリクエストして元々のピッチに戻して収録されています。つまり、この作品だけが“初出し”のオリジナル収録ということになります。
これはもちろん効果的で、大変聴きやすい作品になりました。安心して聴ける、不自然さが無くなったという意味合いが大きいかもしれません。

このVer.でもエンディングで“字幕ロール”が下から上がってくるシーンがイメージされるので、最初から変にいじらないで使った方がよかったのではないかと、今更ながら思ってしまうところがあります。


Date: 2016.10.27 Category: 谷山浩子   

#586 【谷山浩子:今日の1曲】 「あかり」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (4:42)

【ポイント】
 ・ 音楽劇からの“励ましソング”です。


20世紀末の1999年に発表された作品です。浩子さんが行なっていた「幻想図書館」という音楽劇、その第1作:「雪の女王」(アンデルセン原作)の為に作られました。

励ましソングとして人気があり、リクエストも含めてコンサートでも唄われる機会が多い作品です。ピアノの旋律がとても美しいので、ソロ・コンサートでも大変映える印象があります。歌詞の内容、そしてメロディーが気持ちを穏やかにさせるだけでなく、温かく背中を押すような印象が残り、まさに“励ましソング”であることを実感できます。


Date: 2016.10.26 Category: 谷山浩子   

#585 【谷山浩子:今日の1曲】 「ピエレット」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:クニ河内   (4:55)

【ポイント】
 ・ 傷つきやすい人に聴いてもらいたい作品です。


前の作品から30年の時間が戻ります。浩子さんが20代中盤:1980年に作った作品です。
自分のセルフカウンセリングを行なうような作品を浩子さんは時々書いているように思うのですが、この作品もそんなジャンルに位置づけることが出来るのではないかと思います。

道化師が題材とメルヘンな歌詞が描かれていますが、音には当時の作品らしくストリングスがしっかり入った作品で、聴いていて穏やかな気持ちにさせてくれます。


Date: 2016.10.25 Category: 谷山浩子   

#584 【谷山浩子:今日の1曲】 「NANUK」 ②

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (6:31)

【ポイント】
 ・ 本と一緒に聴くのが良いそうです。


ライフBESTである「花とゆめ」の中で比較的新しい2009年の作品です。
DVDで発売された「うたのえほん」に収録されたこの作品がオリジナルアルバムに入るのは、それから2年後。この「花とゆめ」が出る前年:2011年発売の「夢みる力」になります。

ナショナルジオグラフィック社のホッキョクグマの映像がキッカケで出来た本作ですが、その製作経緯を聞くと、映像から得た感動を曲に、そして文章へと変えていった浩子さんのマルチクリエーターぶりがよくわかります。

音響効果として巨大な氷が割れていくような音も入っていますが、石井AQさんのセンスでしょうか。これも楽曲のイメージを大きく膨らませてくれる秀逸なアレンジです。


Date: 2016.10.24 Category: 谷山浩子   

【鉄旅日記】 京都鉄道博物館に行ってきました!

谷山浩子さんの神戸でのソロライブの翌日、あまり長時間の滞在はできなかったのですが、予てから訪問したかった京都鉄道博物館へ行ってきました。

大阪の淀屋橋で1泊し、少しゆっくりめに日曜の朝を過ごします。
9:45にチェックアウト。地下鉄御堂筋線に1駅だけ乗って梅田駅で降り、京都へ向かいます。JR大阪駅に入ると大変混みようで、東海道線の上りホームは新快速を待つ乗客の長い列がドア毎にありました。もちろん、京都までの移動は立ったままになるのが一目瞭然でした。外国人旅行客がかなり目立ち、ホームでは東南アジア系の方に、車内ではアメリカ人に「この電車は京都に行きますか?」と尋ねられ、観光都市:古都京都の存在感を実感します。

10:00発の長浜行の新快速に乗り、約30分で京都に到着です。
今年は仕事で京都へ毎月来ていますが、平日と違い、やはり休日は大変な混雑です。
中央口へ出て、京都鉄道博物館のある梅小路公園へ線路沿いを西に向かって歩きます。この日は晴れて暖かな日だったので、この移動だけでもかなり汗をかきました。およそ15分、1kmほど歩くと梅小路公園があるのですが、その手前でも遠くに汽笛が聞こえてきます。博物館の敷地内で運行している「SLスチーム号」です。高めに抜ける音色だったので、少なくとも大型蒸機ではないことはわかりました。

公園に入ってすぐの場所にSLスチーム号の構内運転の折返し場があります。ちょうど列車がやってきたところで、客車を見ると体験乗車の子供たちでいっぱいです。折返し場までは推進運転(後退)なので、最後尾にいる蒸気機関車を見たところ、大正生まれの古参:「8620型」(愛称:ハチロク)です。汽笛は切なく、スピード感もあまり感じられない音がするので、まだまだ時間の進むのが遅かった時代を映しているような印象を持ちます。

スチーム号折返し場所

SLの写真はあとで博物館に入ってからゆっくり撮ることにして、同じ公園内にある「市電ひろば」へ先に向かいます。

市電ひろば2

市電ひろば1

木々の間を抜けて北側の開けた方に行くと、屋根のかかったエリアに4両の旧京都市電が置いてありました。時代ごとに少しずつ塗色が違います。4両のうち、1両はお土産物店、もう1両は飲食物を売る売店になっていて、残りの2両が休憩用に車内が開放されていました。ちなみに、この広場の東側に京都水族館があります。

市電ひろば3

市電ひろば5

(私はこのカラーリングの記憶が強いですね。)

市電ひろば4

この市電ひろばの脇に「電停」があります。
トロリーポールの時代の市電を公園内に走らせています。さすがに架線はなく、この電車は大型のリチウムイオン電池を電源に走っています。

旧型市電

ここから再び西に向かって、京都鉄道博物館の入口へと向かいます。
広場では子供たちのイベントをやっていて賑やかでしたが、その広場にも旧京都市電の電車が1両置いてありました。
JR山陰本線(嵯峨野線)の高架が掛かるところに表示があり、その奥の左手の建物が博物館の入口です。右手は路線バスの発着場になっています。

京都鉄道博物館の前

今回は内容をつぶさに見れるほどの時間はないので、展示物の詳細を見るのは次回の楽しみにまわし、今回は全体構成を確認することを主眼にして見学していきたいと思っています。

券売機で入場券を買って中に入ると、「プロムナード」と呼ばれるエリア。
すぐに置いてあるのが新幹線の「0系」です。

0系

ここの展示が奮っているのは、ホームを模したデッキから見学する形なのですが、連結状態で置いてあるので現役さながらに見ることが出来ます。0系は(先頭から)普通車+グリーン車+食堂車+展示車の4両編成で、最後部の先頭車両では運転台の開放が行なわれています。やはり、子供連れの長い行列が出来ていました。

このプロムナードには、その他にも「80系電車」の初期型や「貴賓車」(マロネフ59)などの展示もありますが、時間帯もあってか盛況だったのは20系客車の「食堂車」(ナシ20)でした。中が食堂として実際に使われている為、気分を味わおうということでしょうか。こちらにも長い列がありました。

この一画に日本の通勤電車の「顔」というべき、一大派閥であった「103系」も保存されています。(クハ103-1)

クハ103-1

JR西日本で晩年を迎えた為、戸袋窓が埋められたり関西仕様に改造された姿になっていますが、「国電」と言われるとこの電車の姿が浮かびます。

プロムナードを抜けると本館がありますが、そちらには入らずに左手にある「トワイライトプラザ」というエリアに行きます。ここは夜行列車をイメージした展示になっていて、ホームの左側に旧型電機のEF58と寝台車(24系24形)が置いてあります。

EF58-150

右側に『トワイライトエクスプレス』の機関車(EF81)と客車(24系25形)が置いてあります。特にトワイライトエクスプレスの車両群は引退から日も浅いので、来館客の話に耳を傾けると身近な印象を持っているようでした。

ここで本館に入ります。
トワイライトプラザ脇の小さな通用口から入ると、「車両工場」というコーナー。
ここに敷かれた線路は実際のJRの営業線まで繋がっていて、搬出口を介して展示車両の入換えが出来るようになっています。屋根の高さまで昇れる通路が設けてあり、なかなか間近に見ることの出来ない屋根上を細かく見ることが出来ます。

本館を入口側に向かって奥から進んでいきますが、「車両工場」の隣には「車両のしくみ」と「鉄道の施設」のコーナーがあります。「鉄道の施設」のコーナーは、踏切やホームにある非常ボタンが押せる体験が出来るようになっていて、安全教育としての側面も果たしています。一方、「車両のしくみ」のコーナーは、ディーゼル機関車(DD51)と電気機関車(EF66)の置かれた線路の下にピット(潜れる空間)が作られており、普段は見ることのない真下からの構造がわかるようになっています。

その隣から本館入口にかけてのコーナーが「鉄道のあゆみ」という歴史コーナーです。
ボード解説が中心ですが、面白い企画なのは「昭和の駅」という展示です。昭和期の駅の姿、切符売り場や木枠の改札口などが再現され、そのホームにディーゼル特急の80系(キハ81)が置いてあるのですが、駅前には駄菓子屋に赤電話、軽3輪のミゼットが停まっている凝りようです。まさに「三丁目の夕日」の時代の地方駅の姿です。

昭和の駅

もう1つ、ファンの心をくすぐってくれるのが、日本が初めて国産した電気機関車(EF52)の展示です。この機関車は“旧型電機”の特徴であるデッキ(先台車)が付いているのですが、その上に上がれるような形でスロープが設けられています。もちろん運転室も覗けます。

EF52

そして、本館入口の前にあるのが、エポックメイキングとなった3つの特急電車。
485系(・489系)、581系、新幹線500系の先頭車がカーペット敷きのフロアに展示されています。

581系・489系

日本中を走り回った昭和の特急電車たち。
最後の活躍を見せていますが、ここでは国鉄特急色の展示です。
右手の「クハ489-1」は、485系の系列で信越本線の横川・軽井沢間の急勾配を電気機関車と協調して走行できるようにしたタイプの先頭車。上野と北陸を結んでいた特急「白山」に使用されてきた為、機関車とつながる反対側の先頭車(クハ489-501)は、石川県小松市の小松駅近くの広場に保存されています。
見学していた女性が 『やっぱり「特急」っていうと、この色のイメージよね。』 という声を聞きましたが、やはり標準色として長く使ってきたので、そう感じるのも自然ですね。

左手は、日本最初の寝台特急電車だった581系。
581系(・583系)は、寝台列車だけでなく、昼間は普通の特急電車としても使用されました。ここでは真ん中の通路を挟んで、片側が昼間の座席状態で、もう片方が夜行の寝台を組んだ状態になっており、その差が一目瞭然。車両の特性をしっかり伝えられる良い展示になっています。

そして、新幹線500系。

500系

まだ本線上を走っているものもありますから現役ですね。
『これぞ、弾丸列車!』 時速300kmの世界を得るにふさわしいすばらしいデザインです。
以前、仕事で九州に行く折、この列車の1号車1番という席にあたったことがありますが、ご覧のとおり、細長くするために客席部から屋根が下がり始めています。ハッキリ言って頭の空間が狭く、乗客よりもデザインを優先したような車両です。(笑) でも、その代わり、新幹線の先頭車が時速300kmで走る時に風を切る音(空気を裂く音)が聴ける席でもあります。
現在は「500系 エヴァンゲリオン プロジェクト」として特別塗色&内装を施した車両が新大阪・博多間を運行中です。あまりの人気ぶりに2018年まで長期延長が決まったようですね。


本館入口前にあるエスカレーターで2階に上がります。

上がるとすぐ目の前にあるのが、「鉄道ジオラマ」。“16番”と言われる1/80サイズのもの。
ちょうど運転会の間だったので車両は走っていませんでしたが、線路構成と使用している車両を見てきました。やはりJR西日本の博物館なので、新幹線の走行がメインになっているようです。この辺りは大宮にある「鉄道博物館」とは違った印象になります。ただ、ここは近隣の私鉄(阪急・京阪・近鉄・名鉄)の車両も走らせているようなので、この辺りは個性的です。

ジオラマの奥には「生活と鉄道」というコーナーがあります。
近づいていくと自動券売機が見えます。そして、自動改札機もあり、いかにも駅の改札口の雰囲気です。自動券売機には長い列があって、「奥に何か特別なコーナーでも設けられているのかな」と脇を通り過ぎようとした時、壁に貼られた紙の掲示に目が停まりました。その紙には

『切符の発券体験が出来ます。切符は改札でそのまま使用できます。』

こんな文面だったように思いますが、これが今回の博物館見学での最大の驚きでした。
“切符の発券体験”・・・・私たちの世代では信じられないことです。気づけば、多くの幼児連れのグループが並んでしました。

きっぷうりば

すごい時代になったのですね。これを博物館で体験教育するなんて想像しませんでした。
確かに、今の交通機関はICカードを機械にかざせば乗れると子供たちが思ってもおかしくはなく、「お金」と結びつかなくなってしまうような側面はありますね。お金と交換する「切符」という存在を理解してもらって、それが電子化されたのがICカードだと教えないといけないのですから、確かに親御さんは真剣にやっています。

この光景を遠巻きに見て、自動改札の裏手に回ると、切符売り場の中にある切符の予約システム(マルス)の端末機が時代ごとに並んでいたり、新幹線などの列車運行集中制御システムの巨大な路線図などが展示してあります。実際に走っている列車が表示されているので、新幹線の速さも改めて実感できます。

その先のコーナーは「企画展示室」になっています。
現在展示中の企画展は 『The Sleeper Train ~寝台列車の軌跡~』 (~2017/1/31)

企画展

ブルートレインが全て廃止され、寝台列車も移動目的からリゾート・レジャーへ役割が変化してきた時代の流れを解説しています。入口からして夜汽車の雰囲気がいっぱいの展示になっていますよ。

そこから先に進むと「運転シミュレーター」のコーナーです。
大変な人気なので抽選をして当たった方だけが参加できるアトラクションになっています。次回来る時は応募してみたいと思います。(笑)

簡単な操作で模型の電車が動くので子供たちで大人気の「運行のしくみ」のコーナーを抜けて、エスカレーターで3階へ上がります。ここは遠足で来る生徒たちの研修室や屋上へ抜ける通路があり、写真がいっぱい飾ってあります。今日は晴れて暑い日なので、屋上で少し一服します。非常に景色がよく、屋上の展望デッキからは京都駅方面がこんな感じに見えます。

(右手に当時の五重塔、左手に京都タワーで挟まれた画角で写してみました。)
屋上より京都駅方面

展望デッキの脇の階段を降りてくると、館内レストラン。2階の一番奥にあります。
そして、その脇に「SL第2検修庫」への連絡デッキがあります。
ここからはSLの展示です。デッキを渡るとプンと石炭の燃える独特の匂いがしています。右側に「SL第2検修庫」があり、そのデッキから庫内を上から見学できます。中には明治期にアメリカから輸入されたSL:国鉄7100形の7105号機-『義經』と、本線運転が再びできるように復元中のD51形200号機の後半分が入っていました。

(ガラス越しなので、こんな写り方ですが。)
義經

D51-200テンダー

博物館内のみとはいえ、明治期のSLが動くというのも素晴らしいですね。

SL第2検修庫の反対側には、前身の「梅小路機関車館」の中心だった扇形庫があります。
本線運転ができるC56だけが庫外に出ていましたが、ズラッと並んだ大型のSLの迫力はいつみても良いものです。

C56・扇形庫

地上に降りるべくデッキの先の階段に行ったところ、右側にある第2検修庫にいるD51には火が入っていて煙突から煙がたなびいています。どうやら石炭の燃える匂いの元はこれだったようです。その先には、C62形の2号機“スワローエンゼル”が休んでいます。

D51-200前方

C62-2後方

階段の正面には「SLスチーム号」の体験乗車の駅があります。ちょうどハチロクが運転中だったので、今回は動画で撮ってみました。

(30秒過ぎに最初に汽笛が聞こえます。)


待っていたところ、今回は給水を行なうとの場内アナウンスがあり、客車から切り離して転車台を使う展示も見せてくれるようなので、その模様も動画に収めてみました。



作業が終了して扇形庫の見学に行けるようになり、11年ぶりに庫内を見学します。
SLが機関庫にぎっしり入ってしまったので、かえって撮影がしにくくなっていて、その点は残念でした。(ちなみに、このブログの「プロフィール欄」に使っている画像は、2005年10月27日に訪れた際に庫内で撮影したD51形1号機です。)

C56-160形式写真

C56-160後方・運転台

最後に庫外にいたC56の写真を撮影して館内見学を終えました。
出口は移築した旧:二条駅舎になっているのですが、この中がミュージアムショップになっていて、入館者でない一般の方々も入れる施設になっています。お土産物コーナーは大混雑でした

結局、今回は展示している掲示板、アトラクション、食堂利用など全くせずに見て回るだけで2時間かかりました。やはり1日過ごせるボリュームなので、また時間を見つけてゆっくり見学に来たいと思います。

帰りは、タイミングよく京都駅行きの路線バスが来たので、乗ってしまいました。
京都駅に戻り、八条口のレストラン街で遅めのランチ。その後、新幹線に乗って戻ってきました。
これでライブ参加+観光の「秋の遠足」は終了です。


Date: 2016.10.22 Category: 鉄道ネタ   

#583 【谷山浩子:今日の1曲】 「すずかけ通り三丁目」 ④

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲・編曲:谷山浩子   (3:52)

【ポイント】
 ・ 「女性的な視点での反戦歌」と言ってよいかもしれません。


この2枚組アルバム:「花とゆめ」に収録された中で最も古い作品です。
オリジナルVer.では童話を元にした組曲として作られていた為、イントロ前にお芝居が入っていたのですが、ここの収録されているのはそのオリジナルVer.ではなく、1985年発表のアルバム:「眠れない夜のために」へ収録された“生録音Ver.”です。

浩子さんは社会派のメッセージソングはほとんど出しませんが、こういった感じで同じようなメッセージを発信しているところがあります。この歌詞の内容は、言わば「反戦歌」。 最近は女性視点で戦争を語る機会が増えたように思うので、今の時代に逆にシミジミする聴き手も多いかもしれません。


Date: 2016.10.22 Category: 谷山浩子   

#582 【谷山浩子:今日の1曲】 「真夜中の太陽」 ④

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:橋本一子   (3:46)

【ポイント】
 ・ 真夜中、凛として透き通る静けさが感じられます。


“励ましソング”の代表曲の1つです。
ここに収録されているのはアルバムVer.でドラムとか他の楽器が入ったものですが、基本がピアノ曲として十分アレンジされているので、コンサートでも弾き語りで唄われることが多い作品です。アレンジャーがジャズピアニストでもある橋本一子さんだからでしょうね。

・・・・ひとり静かに聴きたい作品です。


Date: 2016.10.21 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #73 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/8/30

今日の音源は、第125回、1984年(昭和59年)8月30日の放送分です。

お誕生日を2日前に迎えた28才最初の回になります。
冒頭から浩子さんは 『17才から1つ年を「取って」、16才になりました。』 とのたまっています。
スポンサーがない番組なので、冒頭の「提供」はリスナーからのプレゼントが読まれるのですが、とにかく今回は大量のプレゼントが届いていて、番組のテーマ(てんぷら☆さんらいず)が終わって2回も延長されるほど。

『当時アイドルだった早見優さんのアルバムの曲を頼まれた。資料もなかったので紀伊國屋書店で写真集を買ってきた。』という話をしています。『かわいい曲が書けた。』と浩子さんは言っていますが、この顛末は3ヶ月後の放送で明らかになります。

前半に声が聴こえる小林麻美さんは、最近25年ぶりに復帰されましたね。
女性ファッション誌の表紙を飾ったようですが、あの華奢な身体から醸し出す雰囲気は当時と変わらない感じに映りましたが、皆さんは如何だったでしょうか。

そして、「ザ・トップスリー」のコーナーでは、「小室等の音楽夜話」で小室等さんと作った『ゆれないものは』が第1位に輝いています。“触り”と言っても8割方は流れていますが、やはり他局なので全編は流れません。
この『ゆれないものは』は、このブログでもご紹介しましたので、是非こちらでどうぞ。



「真夜中のお客様」のコーナーは、今週もなしでした。

「がんばれ!大洋ホエールズ」のコーナーでは、親会社の大洋漁業の『マルハ』の由来を教えてほしいと問い掛けています。その答えは、次回放送回で語られます。

ちなみに、この週、実は「収録」です。
最後のコーナー:「おはようございますの朝食屋さん」で電話機のトラブルが起きるのですが、その顛末に関する記事がネット上にあります。(こちら


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回は音源も比較的クリアです。以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年8月30日

次週のハガキの宛先は 「熟女のささやき」 でした。


Date: 2016.10.20 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#581 【谷山浩子:今日の1曲】 「よその子」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (8:11)

【ポイント】
 ・ 歌詞カードでも歌詞が1ページに収まりません。


谷山作品の中で2番目に長い8分超えの作品ですが、とても人気がある代表曲です。
浩子さん自身の心象風景を描いたそうですが、人の心を震わせる力にあふれたすばらしい作品です。アルバムでなくても、この作品だけでも良いので、是非モノとしてお奨めする1曲です。

心が洗われるような感じがして、その余韻に浸る頃には肩の力が抜けていますよ。
ホント、必聴です。


Date: 2016.10.20 Category: 谷山浩子   

#580 【谷山浩子:今日の1曲】 「あたしの恋人」 ④

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲・編曲:谷山浩子   (3:11)

【ポイント】
 ・ この歌詞の「解釈」は、今でも話題が尽きません。


2000年代から始まった収録曲が次第に古い時代の作品に移ってきましたが、本作は70年代。
アルバムの中でもノイズレベルが明らかに異なるのがわかる、時代を感じさせる音源がここには収録されています。

暗い・怖い・重苦しい・・・・こんな表現が付いて回ってしまいそうなイメージがする作品ですが、どういう訳か人気があります。聴いて一緒に落ち込みたいタイプの人にはウケが良いのかもしれませんね。


Date: 2016.10.19 Category: 谷山浩子   

#579 【谷山浩子:今日の1曲】 「うさぎ」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (2:48)

【ポイント】
 ・ 「たみちゃん」を覚えている方には懐かしい作品です。


1984~85年にテレビ朝日系列で放送された「たみちゃん」。
欽ちゃん(萩本欽一さん)のバラエティー番組は数々ありましたが、自分の冠番組にしていないバラエティーというのは、当時はちょっと珍しかったように思います。“コント55号”として出演していたからかもしれませんね。
そのタイトルの「たみちゃん」こと、野咲たみこさんのシングルとして提供された作品です。
彼女はアイドル路線だったので、たみちゃんVer.は電子楽器とビートが前面に出たアイドル歌謡のアレンジになっていました。

浩子さんのセルフカバーした「うさぎ」は、ほんわかした雰囲気を漂わす柔らかい作品です。
街の風景が詞から透けて見える、本当に素敵な歌になっています。


Date: 2016.10.18 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子ソロライブツアー2016』 @神戸酒心館

「山猫軒」での食事、そして「六甲模型」の訪問を終え、昨年と同じ道を酒心館に向かいました。途中のCAFEで休憩をしつつ、酒心館が面する東明の交差点まで歩いてきたところで、はたと気づきました。酒心館の看板が昨年のとは変わって、白の現代風のデザインになっています。

酒心館_福寿FY16

現地に着いたのは16時頃。まずは敷地への入口に向かいます。
もちろん酒心館も造り酒屋さんですから、入口には杉玉が下がっています。

酒心館FY16

昨年と同様、中の蔵造りのお土産コーナーを見て周ります。
酒心館のブランドである清酒:「福寿」を使った『酒まんじゅう』、そして『樽煎餅』、そして「純米大吟醸酒」の『酒粕』を買いました。もちろん酒粕が傷んでしまわないように、クール便での宅配依頼もしっかり行なって。

開場時間が迫ったので、土産物を売る建物の脇にあるホールへの通路へ。
並んでいて気づいたのは、本日の客層がいつもより若いこと。女子高生の2人連れや親と一緒に来ている小学生もいました。浩子ワールドは着実に若い世代も取り込んでいますね。

酒心館のコンサートは「自由席」。
今回のチケットはFC権限で得たチケットものですが、振られた整理番号が若番だったおかげで開場早々に入れました。本日の席は正面ブロックの右寄りエリアの前方、浩子さんが演奏し唄っている顔が見える場所を確保しました。昨年よりは少し内側よりです。

ステージの中央には美しい装飾が施されたピアノ。OLDスタインウェイが鎮座しています。
このピアノが明るいキャラクターの音色を持っていて、今のピアノともちょっと違うんですよね。(だから、今年も聴きに来てしまった。(笑)) 蔵造りで壁が厚く、内部も木組みで高い天井になっている為か、響きがとても良いホールなので楽しみです。そして、ステージ後方の壁際には3枚の紺色の縦長の幕が下がっています。

座っていると、なんか前より明るい感じ。それもLEDっぽい明るさに感じられました。コンサートの中で浩子さんが触れていましたが、どうも照明システムを更新したらしいです。

もう1つ変わったかな?と思ったのが、ホールの中で目隠しに使っている衝立。
障子紙が貼られた市松模様に凹凸が付けられたものなのですが、音響的にも面白そうな効果がありそうに感じてしまうデザインをしています。


アンケートを書く準備をしながら待っていると、すぐに開演時間になりました。
ホールの右手に木の壁で仕切られた楽屋があり、その入口には暖簾が掛かっています。どこか寄席っぽい感じがしますが、その暖簾を分けて浩子さんが登場します。

本日の衣装は、「猫森集会2016」のCプログラムの時と同じ。ワンピースと黒いブーツ。違うところはカチューシャをしていなかったことですね。この日はこれがちょっと災いして、第1部では髪が口に入ってしまって話しにくそうにする場面が数回ありました。

#1 『うさぎ』

ここで浩子さんからご挨拶。
このホールで行なうコンサートも数えきれないほどになったそうです。
『ここは美味しいお酒を味わうことも出来ますし、かわいいピアノ、このスタインウェイもありますし・・・・お酒が呑める方は味わいながら聴いてくださいね。お酒を呑んで聞くと、気持ちが・・・・ネッ!・・・・お互いに気持ちよくなれますから。』
『ここからは酒心館のお酒:「福寿」にちなんだ4曲です。因んだと言っても「ふ・く・じ・ゆ」で始まるタイトルです。最初の2曲は、久しぶりに唄うんですが・・・・』

#2 『ふたり』
#3 『果物屋のテーマ』


この「ふたり」は、先日の「猫森集会2016」のDプログラムのゲスト:新居昭乃さんへの提供曲。コンサート終了後にホールで新居さんVer.が流されていましたが、そのセルフカバー版ですね。

『「果物屋のテーマ」は、「ギャルギャルコーベ」というラジオを昔やっていて、送られてきた歌詞に曲を付けるというコーナーがあって、そこから生まれた作品なのですが、名前が書いていないので“作詞者不詳”です。レコーディングすれば名乗り出てくれるかと思ったのですが、それでもわからず。文字はよく覚えているんですけどね。』

この「果物屋のテーマ」は、このOLDスタインウェイの音色によく合っていてお似合いでした。

次のお話に行こうとした時、客席から 「カンレキ、おめでとうっ!」 と声が飛びました。
すると、そこから映画の話へ。
浩子さんは還暦になったことで1,100円で見られるようになったと喜んでおりました。これまでは「夫婦50割引」で見ていたそうです。この証拠として求められる“証”についてのエピソードでひとしきり盛り上がりました。
(この後のツアーでお話するかもしれないので、ネタバレしないように“自主規制”。。。。)

そして、最近の定番、「シン・ゴジラ」のお話に・・・・
『どうしても見たくて4回見たけど、これ以上観に行ったらバカなので、ブルーレイが出るまで我慢します。出たら買ってまた見ます。』 ・・・・どんだけ好きなんでしょう。
『「君の名は」はまだ観ていないので、なにがどうした・こうしたとかアンケートに書かないでくださいね。もしネタバレを書いたら、ツイッターに名指しで・・・・ウソです。(笑)』

『これからやる「じ」と「ゆ」の2曲も、ライブでやるのは久しぶりです。』

#4 『人生は一本の長い煙草のようなもの』
#5 『夕焼けリンゴ』


この「夕焼けリンゴ」は、オールナイトニッポンが終わった直後に出したシングルですね。まだレコード、EP盤でした。この作品もOLDスタインウェイの音色に合っていましたね。とてもかわいくて切ない感じがよく出ていた感じがしました。

ここでソロライブ恒例のリクエストコーナー。今回のリクエスト権者は4人。
決める方法は、本日は“じゃんけん”。
客席を照明で明るくして、普通の勝ち残りでスタートです。
 〔浩子さん: グー ⇒(1/3弱)⇒ チョキ ⇒(10人強)〕
とあっさり絞り込まれてしまいました。そこで、ここから“少人数ルール”が適用に。
『4人グループが出来たら勝ち。2つ出来た時はジャンケンで勝った方』ということで・・・・
 〔浩子さん: グー〕
なんと、これで4人組が2つ! しかも「パー」の4人組がいたので、その方々が勝者に。

#8 『椅子』
#6 『May Storm』 → NG!

この作品、浩子さんがNGを発しましたが、岩男潤子さんへの提供曲ですね。
浩子さんが作詞、作曲はいしいめぐみさんですが、この作品は歌詞ファイルから外したらしく、仕切り直ししたところ・・・・
#6(再) 『船』
#7 『忘れられた部屋で』
#9 『神様』


「忘れられた部屋で」では、夏川りみさんがオーディションを受ける際によく唄っていたというエピソードに触れていました。そして、唄った後、浩子さんがこの作品について“独り言”をつぶやき、客席が笑いに包まれました。
『テレサ・テンさんに持っていけば良かった・・・・唄ってくださいって。』


ここで第1部が終了。10分程度の休憩に入りました。

ふと、上を見上げると、柱の筋交いにかすれたペンキの白い文字が見えます。
 「清潔で整頓よく」
蔵として使われていた頃の名残でしょうか。こんなところにも歴史を感じますね。

すると、6・7分くらいした頃でしょうか、浩子さんがこっそりステージに遊びに出てきました。
休憩用にホールで流されている谷山作品に合わせてピアノを弾きはじめますが、すぐに曲を変え、今度はテレサ・テンさんの「つぐない」に。しかし、歌詞の記憶が怪しいようで・・・・

『♪家の鍵は・・・・なんだっけ?・・・・♪家の鍵はいつものように開けていくわぁ♪・・・・は不用心だよね。 この歌、よくカラオケで唄うんです。』

お客さんは笑っています。(正しい歌詞は調べてみてね! 記憶とは、かくなるものか、と。)

こんな感じでお手洗い休憩のお客さんを待ちました。
浩子さん自らがお客さんの戻りOKかをスタッフに確認して、後半のスタートです。

『第2部は、「谷山浩子ひとりカラオケ大会!」・・・ではなく (笑) ・・・・9月14日に発売した「ひろコーダー☆栗コーダー」の収録曲から送ります。』

#10 『そっくりハウス』

「みんなのうた」へ提供した作品ですが、これが本日のメインイベントになりました。
弾きはじめます。・・・・が、いきなり間違ってブレイクします。

『前奏が一瞬なのが、辛いんですよね。練習したんだけど・・・・』

そして、“Take2”。
今度は順調に進みます・・・・ところが、今度は浩子さんが遊びます。
最後のサビのパートを繰り返すのですが、その繰り返しを何度も続けだします。
「さて、何回繰り返すつもりなのだろう?」とこちらが思い始めても繰り返し・・・・そろそろ「しつこくなってきた?」と思ったあたりで既に4回は繰り返していましたから、今度はどんな終わり方にするのだろうかという方に興味が向かいます。
結局、私が「あれっ、終わらない?」と気づいてからおそらく繰り返しを6回して終わりました。

『30回繰り返そうかと誘惑にかられましたが、なんとか止めました。』(笑)

コラボCDの宣伝をしながら、昨今の「CDが売れない」件について語ります。
『CDが売れなくなった、ということは「チャートに入りやすくなった」とも言えますが・・・・』
これには客席も爆笑!
CDはプラスチックのケースに入っているのが良くないという考えを持っているそうで、
『レコードに針を掛けるという行為、レコード盤を手にした時、あの重くて黒い大きなものを持つ充実感は圧倒的!』
と熱く語っています。

次も恒例! 「今日は何の日?」からのシリーズです。
この日、10/15は「きのこの日」、そして「人形の日」なのだそうです。

『1年にこの日しかない訳で、しかもその日がライブに当たるとも限らない訳で、やらない訳にはいかないですよね。』

そこで、まず、「きのこが出てくる歌」から2曲。代表曲です。
#11 『ねこの森には帰れない』
#12 『意味なしアリス』


ここで、NHKの“朝ドラ”の話に。10月からは「べっぴんさん」(主演:芳根京子)ですね。
大阪放送局の制作なので、関西のお話。その舞台は神戸です。
途中で見るのを挫折する朝ドラも多いようですが、“浩子的価値観”に基づく「BEST3」は・・・・

~~ツアーで話しそうなので“ネタバレ自主規制” (終了後の12月下旬に加筆します)~~

・・・・だそうですが、ドラマ好きの浩子さんは以前から“芳根京子推し”だったらしいです。
『「べっぴんさん」を最後まで見る確率は87% まだ始まったばかりですがお奨めです!』

次の3曲は、今度は「人形の日」に因んで「人形が出てくる曲」です。
#13 『KARAKURI-DOLL』
#14 『人形の家』
#15 『星のマリオネット』


今日は少し喉の調子が良くないのか、「人形の家」では声が割れ気味になってしまいましたね。

さて、お別れの時間になりました。

『ここ酒心館で、今まで何でこの歌を唄わなかったのだろう? 私の歌の中で唯一ヨッパライが主人公の作品です。』
『神戸って、終電は混みますか? 大阪はすごく混むって言ってたけど。』
お客さんから 「あんまり混まない。 うぅ~ん、ボチボチくらい。」 との回答。
いかにも阪神エリアらしい回答で、きっと私がイメージしているのとは違うのだろうなと思いつつ、お客さんとのやり取りを聴いて楽しんでいました。

#16 『終電座』

演奏中に浩子さんがピアノを間違えそうになった瞬間があったように感じたのですが、浩子さんを見たら笑いながら唄っていたので、おそらく何とかごまかせた感じだったのでしょうね。
すると、今度は浩子さんから粋な計らい!
歌詞の「東京タワー」のところを『ポートタワー』に変えて唄ったのでした。

拍手いっぱいの中、舞台袖に入った浩子さんでしたが、割と早めにアンコールに応えて出てきてくれました。

還暦になったということで時間の流れる速さの違いについて話します。
60才~80才の20年間の速さが、20~40才よりずっと早いことを考えてしまって、 『いくつまで唄えるんだろう?』 と考えることがあるそうです。
すかさず、お客さんから 「100まで!」 と声が飛びます。
『じゃぁ、皆さんも来てくださいね。頑張りますから!』
と浩子さんが言いましたが、一部のお客さんからの「100までか・・・・」との声も聞こえ、浩子さん&お客さんが共に深い感慨を覚えるひと時が流れていきました。

そんな訳で、今日は“励ましSONG”が1つもなかったということで、アンコールはその中から。

#En1 『きみの時計がここにあるよ』

これもまた大拍手。そして、袖に下がった浩子さんにWアンコールを求めます。
すると、歌詞カードの分厚いファイルを抱えて改めて登場してくれました。

来年4月29日にある「デビュー45周年大収穫祭」(@東京国際フォーラム)の告知をした後、いつも通り、ファイルからの無作為抽出で唄う作品を決めます。

『地味なのが出た! でも、珍しい唄。』
『上野洋子さんとジョイントコンサートをやった時に共同で作った作品です。一緒に作ったもう1つが「月と恋人」でアルバムに入れましたが、これは収録していません。』
『“ハモり”の歌なので、ひとりは淋しいかも。ハモりを頭で合成して聴いてください。(笑)』

#En2 『夢の旅人』

弾き始める前に一瞬固まったような浩子さんでしたが、無事に演奏を終えました。初めて聴く作品でしたが、確かに地味かもしれないけど、今の年齢ならこういう穏やかな作品を改めてレコーディングしても良いのではないかと思いました。

こんな感じで大盛況のうちにソロライブは終了しました。
今日もOLDスタインウェイの音も満喫できた楽しい時間となりました。


酒心館を離れ、阪神電車の石屋川駅に急ぎます。ところが、コンサートの時間帯に人身事故があったらしくてダイヤが乱れていて、梅田までの移動にはちょっと時間がかかりました。梅田に着いてから、阪急三番街まで歩いて、そこで夕食を済ませてホテルに向かいました。

さて、翌日は予てから行きたかった「京都鉄道博物館」を見学に。
今回は火の入ったSLが2機いましたので、動画も含めてレポートします。
次の日曜にUPするのを目標に進めます!


Date: 2016.10.17 Category: 谷山浩子   

#578 【谷山浩子:今日の1曲】 「地上の星座」 ⑥

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:平野孝幸   (4:54)

【ポイント】
 ・ 浩子さんの生活が歌詞に現れています。


オールナイトニッポンでもよく語っていましたが、浩子さんの生活リズムは基本的に超夜型。
そんなところが冒頭に出ているのが、この歌詞です。ある日の生活を切り取って歌詞にしたことがわかります。
歌詞カードには、タイトルを決める過程の「手紙」のやり取りが書かれていますが、まだ携帯電話もない時代のスピード感が懐かしかったりしますね。

ここに収録されているのは、シングルVer.として収録された音源です。
歌詞が当時の社会問題であった中国残留日本人をイメージさせる重たいテーマになっていますが、ストリングスが入っている豊かな音づくりがされていて、その夜の透明感の雰囲気とあわせて、聴き手に考えさせる作品になっているようです。


Date: 2016.10.17 Category: 谷山浩子   

【模型店】 今年も六甲模型を訪問。すぐ近くの美味しい洋食屋にも!

今年も谷山浩子さんのソロライブに伺うべく、“神戸弾丸ツアー”を敢行しました。
(・・・・というか、ツアー最中の大阪のホテルでこの記事を書いています。)

東海道新幹線:のぞみで新大阪に13時半近くに着き、東海道線の快速に乗り換えます。30分ほどの乗車で14時前に六甲道駅で着くと、既に覚えた六甲模型までの道を急ぎます。ここまでのルートは、昨年11月の初回訪問と全く同じです。
ただ、今回が前回と少し違うのは、六甲模型に行く前に食事をすること。

実は、今回の神戸行きにあたって、途中のどこかで食事をする計画を立てるべく、梅田や神戸・元町など検索してみました。しかし、どこもうまく計画に嵌まらない。そこで六甲道駅や主目的の訪問先である石屋川周辺で探してみたところ、口コミ情報を見たところ、ちょっと変わった洋食屋さんがあることに気づきました。しかも、六甲模型のすぐそば・・・・そんな訳で旅の計画が決まった次第です。

駅から山側(北側)に軽い上り道を歩きながら大通りへ出ます。そこから東に向かってすぐの場所に、このお店があります。
洋食屋さんの名前は 「山猫軒」 

六甲道 山猫軒

名前を見るとピンと来る方もいると思いますが、宮沢賢治の短編:「注文の多い料理店」に出てくる山猫たちが構える店がモチーフになっているコンセプトを持ったレストランです。
(お店のHPはこちら

前回来た時もレストランがここにあるということには気づいていたのですが、口コミが上がっているようなレストランとは知らず、素通りしていました。今回は時間帯もランチタイムの終わり間際ということで空いていることが予想された為、六甲模型に行く前に入ってみようと思った訳です。
メニューなどの詳細は、お店のHPやグルメ記事(食べログRetty)を参考にしてください。

私が食べたのは、「ポークカツハヤシ」。
ざく切りのタマネギを炒めてお店のデミグラスソースでビーフと絡め、それを洋食屋さんらしい豚のカツレツに掛けてあるものでしたが、家庭的な雰囲気を持ちながらも味はしっかりと贅沢なお味になっていて、大変美味しく頂きました。
ランチやホリデーメニューなどもしっかり欲張りな感じのものが揃えられていて、なかなか良かったですよ。
是非、六甲模型を訪ねる時には、このレストランも一緒に訪ねてみてくださいね。


さて、そんな形でお腹を満たしたあと、六甲模型に行きました。
今回は、15%~25%オフになっている商品から良いものがあれば買おうという計画。
相変わらず在庫がたくさんで通路も歩くのも大変な狭さですが、逆さに見れば、「端から端まで必ずしも目が届いていない」ということにもなる訳で、“突然の出会い”が期待されました。

そして、この当初計画を良い意味で裏切ってくれました。
ショーケースにフジモデルが16番の塗装済みキットで発売した旧型客車:「オハフ61」があったのです。六甲模型をはじめ、どの模型店もこの車両は「売切れ」表示になっており、「さすがに今は手に入らないか」と次回再販に期待を掛けていただけに、まさに「掘り出し物」。商品の箱を開けてもらって中身を見た時点で買ってしまいました。

ちょっとした散在ですが、この出会いは逃すわけには参りません。(笑)
1年に一度しか来ないのに、こんな出会いが連続で起こると、また来年も来たくなりますね。
この客車をどう仕上げていこうか楽しみが出来ました。


・・・・こんな感じで、美味しいものを食べ、そして「掘り出し物」を手にしたことで、充実感たっぷりでコンサート会場である神戸酒心館までの1.5km弱のお散歩に向かったのでした。

(この続きは、コンサートのリポートで。)

※日曜は、今年は京都に仕事で度々来ているにもかかわらず訪ねられていない京都鉄道博物館を見学して帰る予定です。


Date: 2016.10.16 Category: 鉄道模型(国内)   

#577 【谷山浩子:今日の1曲】 「約束」 ④

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞:谷山浩子、作曲:いしいめぐみ、編曲:石井AQ・谷山浩子   (3:43)

【ポイント】
 ・ 映画の主題歌とは「歌詞が違います。」


日本・香港の共同制作映画の主題歌として作られた作品で、浩子さんは詞を提供しています。主題歌に使われたものは映画のタイトルに準じた題名が振られていますが、実際は歌詞も異なる部分があるそうです。

さすがに代表曲として挙げられるだけあって、浩子さんがセルフカバーしたこのVer.も映画のサウンドトラックに収録されているようなダイナミックなアレンジになっていて、その壮大な感じや余韻が心地よさを残してくれるものになっています。


Date: 2016.10.15 Category: 谷山浩子   

#576 【谷山浩子:今日の1曲】 「さよならのかわりに」 ③

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2012年4月25日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ・谷山浩子   (5:10)

【ポイント】
 ・ コンサートの定番曲は、何度聴いてもシミジミとします。


「花」盤は2000年代の新しい作品から始まります。

安田祥子さん・由紀さおりさん姉妹の為に書き下ろした珠玉のフォークソングです。
学生向けに行なうコンサートで唄っている作品だそうですが、フォークソングらしく合唱することも出来る仕立てになっています。学生向きの歌詞にもなっていますので、合唱曲を選定される先生の皆さんにもお奨めです。

ライフBESTアルバムらしく、谷山浩子の世界観にしっかり誘って引き込んでくれる作品ですね。


Date: 2016.10.14 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #72 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/8/23

今日の音源は、第124回、1984年(昭和59年)8月23日の放送分です。

次週に浩子さんのお誕生日を控えた27才最後の回になります。
「1週間のお休みをもらって、だらー、ごろーっと寝ていたことが多かった」そうで、「社会人のような生活になってしまって、朝8時に起きる生活だったので、いまはとても眠い」と言いながらの生放送。しかも「ノーブラで来てしまった」と冒頭から暴露しています。

「真夜中のお客様」のコーナーは、今週はなしでした。

この回は構成作家のポチ(寺崎要さん)が久しぶりにスタジオにきたので、ハガキ中心に展開されていきますがチョイチョイ合いの手が入ってきます。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回も全体的に高周波ノイズが入っている為、少し聴きにくい音源かもしれません。ヘッドフォンではなくスピーカー再生の方が向いているかと思います。以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年8月23日

次週のハガキの宛先は 「お迎えが来ました」 でした。


Date: 2016.10.13 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

【谷山浩子:Album】  『花とゆめ』



アルバム 2012年4月25日発売

通算42枚目のアルバムは、ライフBESTアルバムの第2弾とも言える本作です。
そして、「デビュー40周年記念アルバム」になっています。
デビューシングル:「銀河系はやっぱりまわってる」、そして、ファーストアルバム:「静かでいいな ~谷山浩子15の世界~」が発売された1972年4月25日からちょうど40年を迎えた日に発売になりました。

このタイトルを聴いて、ある年令より上の世代は懐かしく思った方も多いでしょうね。「りぼん」と並び称された有名な少女マンガ誌のタイトルと同じです。
6年前の2005年12月に発売されたアルバム:「白と黒」と同じように“コンセプト集”のような体裁でまとめられていて、『現実』を唄った作品を集めた「花」の盤、そしてメルヘン性豊かな作品を集めた「ゆめ」の盤からなる2枚組みになっています。そんな分け方に合わせてCD盤の色が「花」はパステルピンク、「ゆめ」がパステルブルーになっていますが、どちらも少し暗めの色合いになっているところに浩子ワールドの雰囲気が出ているようにも感じます。

CDケースには浩子さんの書いた“のこちゃん”のシールが入っていて、このあたりも少女マンガの付録っぽい演出がされている感じです。また、歌詞カードを開くと、見開きの右下に浩子さんの書いたパラパラ漫画があったり、1曲1曲にエピソードが添えられていたりと、「聴くだけではない楽しみ」も演出されています。

このアルバムは持っていて絶対に損のないお奨めの作品集です。
そんな「花」盤の16作品、「ゆめ」盤の17作品、合計33作品をご紹介していきます。


Date: 2016.10.13 Category: 谷山浩子   

#575 【谷山浩子:今日の1曲】 「きみのともだち」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞:持田香織、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (6:37)

【ポイント】
 ・ 切なくて素敵なお話の歌になっています。


Every Little Thing(ELT)の持田香織さん作詞の作品です。
持田さんはソロとしても活躍されていますが、その2枚目のアルバム:「NIU」に収録されたのがこの作品です。

持田さんのアルバムではこの作品のプロデュースまで浩子さんが担当するという大役だったそうですが、そのあたりの経緯は浩子さん自身が以前のブログに書かれていますので、ご参考に。(以下のリンク先)

「きみのともだち」 持田香織さんとの共同作業

浩子さんVer.は、このアルバムの終曲として収められています。
幼い頃から持っているぬいぐるみが主人公で、その目を通して持ち主を見守り励ますという歌詞の内容で大変長い歌です。歌詞を聴いてイメージするであろう「ぬいぐるみ」の写真が歌詞カードにもレイアウトされています。

アルバムの終曲らしく、静かな余韻を残してくれる心穏やかな作品です。

==============================
さて、このアルバムが発表された2011年9月以降、新作を発表するオリジナルアルバムは出ていません。
その後はベストアルバム、ライブアルバム(!)、コラボレーションアルバムの発表が続いています。

来年:2017年はデビュー45周年の節目の年なので、是非オリジナルソングの新作アルバムの発売を期待したいですね。



Date: 2016.10.12 Category: 谷山浩子   

#574 【谷山浩子:今日の1曲】 「夢みる力」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (5:46)

【ポイント】
 ・ 未来ある若い人に向けて力強い応援をしています。


アルバムタイトル作品です。このアルバムでのオリジナル作品になります。
いわゆる、“励ましソング”ですね。主人公は、若い男の子。
力強く生きていけるように背中を押している感じが伝わってきます。

「夢みる力は宇宙を超え行く船」という一節には、この前年:2010年6月に地球へ帰還した宇宙探査機:「はやぶさ」で経験した「チャレンジを諦めないことの大事さ」を髣髴とさせてくれるようです。


Date: 2016.10.11 Category: 谷山浩子   

#573 【谷山浩子:今日の1曲】 「わたし帽子」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (3:47)

【ポイント】
 ・ 物に心があるとすれば、是非大事にしてあげたいですね。


このアルバムでのオリジナル作品です。
短めの作品ですが、そこは浩子ワールド。ファンタジックで愛らしい作品です。
でも、最後には切ないお話になってしまいます。

どこかで誰もが見たことのある風景を切り取って、そこを擬人化して心模様を作品にしています。


Date: 2016.10.10 Category: 谷山浩子   

【感謝!】 ブログ拍手&拍手コメント、ありがとうございます!


今日もこのブログを見に来て頂き、ありがとうございます!

毎日UPできるところまで今年5月に戻してから、また多くの方々に遊びに来て頂けていることを喜んでおります。

また、最近は「拍手」をポチッとして下さる方も増えて、ポチッとするだけでなく「拍手コメント」を書き込んでくださる方も増えており、貴重な情報を頂いたり参考にさせて頂いています。

「聴いてくださる方が1人でも増えるように」と“勝手な布教活動”をしている『谷山浩子さんの今日の1曲』コーナーでは、ブログ記事を読んで「再び浩子さんのコンサートに出掛けてみようかな」と思ってくださる方も出てきて、浩子さんの応援のし甲斐、そして書き手のモチベーションにもなっております。

本業の仕事とのバランスの中でボチボチとやっていきますが、これからも時々は覗きに来て頂ければうれしく思います。

引続き、よろしくお願いしま~~す!



Date: 2016.10.09 Category: 未分類   

#572 【谷山浩子:今日の1曲】 「初恋の頃」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞:宮崎吾朗・谷山浩子、作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (3:29)

【ポイント】
 ・ “時代”が見事に映し出されています。


スタジオジブリのアニメ映画『コクリコ坂から』(2011年7月公開)。
企画・脚本:宮崎駿さん、そして。『ゲド戦記』に続く宮崎吾朗監督作品の第2作ですね。
この作品は挿入歌として提供したもので、手嶌葵さんが唄っています。
浩子さんのセルフカバーのタイミングとしてはかなり早い部類かと思いますが、映画公開の2ヶ月後のこのアルバムに収録されました。

映画の舞台は1963年(昭和38年)の横浜。そして、“港の見える丘”の周辺。
浩子さんは、国鉄(現JR)根岸線の山手駅から急な坂道を2つ登って15分ほど歩いたところにある「北向きの窓からマリンタワーの見える高台の家に住んでいた」そうで、しかも近所のフェリス女学院の音楽教室でピアノを習い始めたのはこの前年の1962年だそうです。まさに地元の話で、時代や地域性もわかる訳なので適任ですね。

歌詞は宮崎吾朗監督との共作ですが、その時代の男女の“恋愛の距離感”みたいなものが伝わってきます。音づくりでも時代背景をイメージさせる効果音が入っていて、オープンリールのテープレコーダーの音など、今となっては懐かしい音がいっぱい散りばめられているアレンジになっています。




【手嶌葵さんの作品です。】




Date: 2016.10.08 Category: 谷山浩子   

#571 【谷山浩子:今日の1曲】 「おうちでかくれんぼ」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (3:54)

【ポイント】
 ・ 「おかあさんといっしょ」にも通じる世界観が楽しいです。


こちらも「のらねこ」と同じく、女優:斉藤由貴さんへの提供曲です。
収録されたアルバム:「何もかも変わるとしても」は、斉藤由貴さんの歌手デビュー25周年記念で、しかも16年振りに発表した作品でもあります。この「おうちでかくれんぼ」は、その“カラオケVer.”がアルバム内にボーナストラックとして唯一収録されています。

親子4人家族と浩子さんが掛けあいをしていくように進行していく作品ですが、一部のパートはこの家族が唄っていて音楽劇的な要素も入っていて聴いていても楽しいものです。

これも斉藤由貴さんのイメージによく合っているように思います。

ちなみに、この作品に出てくる“野次馬”には「そこらへんにいた人合唱団」という名前が付いています。


Date: 2016.10.07 Category: 谷山浩子   

【ラジオ】 #71 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/8/16

今日の音源は、第123回、1984年(昭和59年)8月16日の放送分です。

前半の「浩子の恋ひとすじ」のコーナーでは、浩子さんが『荻野目洋子さんに曲を書いた。一度だけ会った。』という話をしています。ただ、いま調べてみても、荻野目洋子さんの作品の中に浩子さんの作品はないようなので、やはりボツ???

「真夜中のお客様」のコーナーは、エロ劇画家:影中白葉さん。
熱海在住の影中白葉さんはまだ24才。オールナイトニッポンのハガキ職人としても常連ですが、この日は2冊目の単行本、新刊:「アンティセプティック」の宣伝で来ています。この本には本編とは別に浩子さんとの対談が載っているそうです。この本は今でも古書でAmazonでヒットしますね。




では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
今回も音源としては十分聴き取れますが、近隣他局の電波を拾っているようで全体的に高周波ノイズが入っている為、少し聴きにくいかもしれません。以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年8月16日

次週のハガキの宛先は 「覚悟はできております。浩子」 でした。


Date: 2016.10.06 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

#570 【谷山浩子:今日の1曲】 「SHADOWLESS」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (4:16)

【ポイント】
 ・ 重たいテーマの物語に出てくるような街の光景が広がるようです。


歌詞カードはこの作品のページの右隣が、浩子さんの後ろ姿の写真にアルバムタイトルが書かれたページになっているのですが、この右ページを当初はアルバムジャケットにするつもりだったのでは?と思わせるような構成になっています。

この作品は声優:今井麻美さんへの提供曲です。ただ、彼女のオリジナルアルバムの方ではなく、『THE IDOLM@STER STATION!!! FIRST TRAVEL』(2010年3月)という企画系のアルバムの中に収録されている作品です。

冒頭の音響効果の果たす役割が大きな作品です。
吹きすさぶ風音、水が滴り落ちる音・・・・そんな効果音が相まって、人がいてもどこか寂れた街が思い起こされ、その街全体が影のような印象を持ってしまいます。重たいテーマの物語の中に出てくるような独特な街の光景がイメージされる作品です。


Date: 2016.10.06 Category: 谷山浩子   

#569 【谷山浩子:今日の1曲】 「何かが空を飛んでくる」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (4:36)

【ポイント】
 ・ 4人のきれいなハーモニーが聴けます。


声優:豊崎愛生さんへの提供曲(2009年10月)で、1stシングルのB面収録曲になります。
歌詞や曲調はアイドル声優さん向けに書かれた作品らしい構成ですね。

ただ、セルフカバーとなる浩子さんVer.はコーラスの方々が実に多彩。相曽晴日さん・岩男潤子さんはお馴染みですが、この作品では更に伊藤サチコさんが加わっています。皆さんの声の個性がしっかり伝わってきて、4人できれいなハーモニーを聴かせてくれているところが実は大きなポイントではないでしょうか。


Date: 2016.10.05 Category: 谷山浩子   

#568 【谷山浩子:今日の1曲】 「NANUK」 ①

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (6:30)

【ポイント】
 ・ 厳しい自然を雄大に感じさせてくれる演出が響きます。


本がきっかけになって広がりを見せた作品です。
ナショナルジオグラフィック社(NATIONAL GEOGRAPHIC)が制作した「北極のナヌー」(2007年7月)を見て感動した浩子さんが、その写真に言葉を添える形で小さなフォトブックを出しました。
それが 『北極ライフ』(2007年9月) です。



これはホッキョクグマが厳しい自然のなかで成長する姿を描いた物語。
ホッキョクグマが地球温暖化の中で生活圏が狭くなって厳しい環境に置かれていることは皆さんも聞いたことがあると思います。

それから2年。
この『北極ライフ』のイメージから生まれたのが、この作品「NANUK」です。
作品の生まれた経緯は、浩子さんがナショナルジオグラフィック社のインタビューで語っています。(以下のリンク)

フォトブック『北極ライフ』の世界が、谷山浩子さんの歌になりました!

この「NANUK」は、シンセサイザーで氷が割れていくような音をイメージさせたり、静かで音のないような厳しい自然を雄大に感じさせるようなアレンジが施された秀作です。

この作品は、浩子さんのプロモーションビデオクリップ集になる『うたのえほん』(2009年9月)の中にも収録されています。





Date: 2016.10.04 Category: 谷山浩子   

#567 【谷山浩子:今日の1曲】 「のらねこ」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞:谷山浩子、作曲:亀井登志夫、編曲:石井AQ   (4:02)

【ポイント】
 ・ 斉藤由貴さんのイメージにもピッタリですね。


こちらは女優の斉藤由貴さんへの提供曲(2010年12月)になります。
斉藤さんの12枚目のアルバム:「何もかも変わるとしても」へ収録された作品です。

この作品は亀井登志夫さんが曲をつけて石井AQさんのアレンジ。のらねこの勝手気ままなネコっぽさや、野良猫のやさぐれ感みたいな雰囲気が伝わってくるという、実に雰囲気をまとった作品になっています。斉藤由貴さんのイメージにも合っていて彼女の唄っている雰囲気もイメージできます。

ちなみに、コーラスは「のらねこ合唱団」という不思議な集団が担当しています。


Date: 2016.10.03 Category: 谷山浩子   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子・猫森集会2016 ~Season15~』 Dプログラム(2日目)&千秋楽 ~昭乃と浩子の秘密すぎる花園~ @新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ

ライブリポートの間隔が少し空いてしまいました。
今回はDプログラムの2日目、すなわち猫森集会2016の千秋楽の模様になります。
レアもの+新曲を含むという大変貴重なプログラム構成で、浩子さんもツイッターで『一番練習したのが、Dプログラム』というほどなので、期待して参加してきました。

ゲストは、シンガーソングライターの新居昭乃さん。
ご自分が唄うだけではなく、コーラスとしていろいろな方の作品に参加されていて、もちろん浩子さんもその中のひとりです。そんな昭乃さんを迎えての2日目になります。

この日は最終日、かつ日曜日ということもあって、観客の参集は早かったです。
最終日なのでグッズを買おうと思っていたこともあり、16時40分にホールへ着いたのですが、その時には既に列が長く伸びていました。並んでいる時に友人同士で来ていたと思われる方々のお話からすると、浩子ファンだけでなく新居昭乃さんのファンが結構集まっている感じがしました。 (※このことは、終了後のアンケートを読んだ浩子さんも気づいたようで、こんなツイートをしています。)

17時になって入場して、本日はまっすぐグッズコーナーへ。
前から7・8人目の列に並びました。今回の猫森集会に向けて特別に作られたグリーンのビーズクッションが大人気だったようで、Bプログラムの時点で「日当たりの販売数」に制限を掛けたのは知っていました。今日もテーブルの上に出ていたので何個くらいなるのか気になってみていたところ、なんと!2人目の購入者が出たところで「SOLD OUTになりましたぁ!」という係の女性の声が・・・・わずか今日は2個しかなかったとは驚きでした。私は浩子さん還暦記念で作ったLUPICIA製のブレンドティー(ルイボスティーがベース)を購入しました。

今日の席は正面ブロックの右寄りエリアの前方、AQさん席の後方です。
周囲にはコンサートでよくお見掛けする定連さんが何人かいらっしゃいました。その中にはハンドサイズの望遠鏡を持ってきているという熱心な方も。
・・・・さて、そんなお客さん観察もほどほどに、開演の時刻となります。

浩子さん、そして石井AQさんが登場します。

#1 『ポンピイ・クラウンの片想い』

ここで浩子さんからご挨拶。
これまでネタバレになると思って書きませんでしたが、各プログラムのご挨拶のところで、「猫森集会2016~Season15~」というタイトルについて説明していました。
テレビ朝日系のドラマ:「相棒」の大ファンである浩子さん。
実は、この秋から始まる「相棒」のSeason15にあやかったものなのだそうです。
『猫森集会と共に歩んで15年・・・・・“Season●●”を一度は付けてみたかった。来年からは止めます。(笑)』

まずは、ゲストを迎えるまでの数曲を2人でやります。
『今日が千秋楽。今日がうまく行けば、今年の猫森集会も「大成功!」ということで、大ポカがなければ・・・』

そして、ここで衣装のお話になりました。
今回の猫森集会のA・B・Dプログラムの衣装は、チェック柄に小さめの花柄があしらわれた同じ生地で作られた少しずつ形が異なるものでした。注目の本日:Dプログラムの衣装は、花柄が真っ赤。そして少し開襟気味の形のワンピースでした。Aプログラムの衣装にも似ていますが、フリルは腰に縫い付けられている形になっていました。それに、チャコールグレーのストッキング、そして黒のヒモ止めパンプスという衣装です。

※ちなみに、それぞれの衣装のことについては、各プログラムのリポートを参照ください。
  ① Aプログラム(1日目) ~等くん船長と音楽の不思議を巡る旅~
  ② Bプログラム ~花音と浩子のへんてこカノン~

次の2曲は、
『「鳥の歌」を2曲。いずれも岩男潤子さんへの提供したものです。』

#2 『鳥籠姫』
#3 『ピヨの恩返し』


「鳥籠姫」の切ない薄暗さ、それと対極的な柔らかい明るさの「ピヨの恩返し」。これを2つ並べて聴けるというのもコンサートならではです。とても良かったです。
『千秋楽は、拍手が盛大な感じがする!』

ここで、前日のアンケート結果からのトークに。
『アンケートを読んでいたら、「もう少しシン・ゴジラの話を聞きたかった。」とあったので、シン・ゴジラの話をします。』
客席は爆笑です。

既に4回観に行ったという浩子さん
浩子さん: 『もう観に行った?』
AQさん: 「混んでいて入れなくて。来月には行きます。」
浩子さん: 『今月、行きっ!』
その“熱さ”に客席に笑いが出ます。

浩子さん: 『最近、唄っている最中にシン・ゴジラがパッと浮かぶんだよね。』
AQさん: 「唄っていて、よく思いつきますね。」
浩子さん: 『先月に還暦Birthday Partyをやったんですけど、「恋人の種」を唄っていてわかったんだけど、あの歌はシン・ゴジラのことかと思った。』
浩子さん: 『まだ、「君の名は。」は観に行っていません。カップルが多いらしい。』
・・・・などなど、現在やっているロードショーの話でひとりしきり盛り上がったところで、ふと気づきます。
浩子さん: 『「君の名は。」は、どーでもいいんだった。』

歌に戻ります。ここからは「夢」がテーマの2曲。

#4 『猫のみた夢』
#5 『夢』


「猫のみた夢」は、9/14に発売した栗コーダーカルテットとのコラボアルバム:「ひろコーダー☆栗コーダー」にも収録された作品です。そして、「夢」については、『谷山浩子の作品のなかで一番怖い歌、という人もいる歌』という紹介が付いています。


さて、ここで本日のゲスト:新居昭乃さんが登場。
真っ赤な洋服に金髪ロングという押し出しの強いファッションです。しかし、そんな見た目と、ご挨拶をした時の柔らかい声とのギャップの大きさに関心させられてしまいます。今日の衣装は、赤の七分袖のロング丈のプルオーバー・チュニックでしょうか。その下にパステルカラーの薄い柄の入ったシフォンスカートかな。それにブーティーみたいな感じの靴でした。

昭乃さんの入場にあわせて、ピアノの椅子が浩子さんのものから昭乃さんのものへチェンジされます。この光景は、どちらが弾き語りをするかで、度々展開されました。進行を妨げないように行なうスタッフも大変です。

浩子さんから新居昭乃さんを紹介します。
しかし、昭乃さんは一緒にやったことをほとんど覚えていないそう。「あそこで会った」・「ここで一緒にやった」とかいろいろなエピソードを浩子さんが話したそうですが、本当にほとんど覚えていなかったらしいです。

浩子さん: 『新居昭乃さんには、この“猫森集会”の前身の「101人コンサート」の時にコーラスをお願いしていました。その他にもアルバムのレコーディングでコーラスをしてもらっていたんだけど、“売れちゃって”頼みにくくなりました。』
昭乃さんは恐縮しています。
浩子さん: 『昨日ね、この話をしたでしょ。夜、言ったことを考えて、ハルヒ(相曽晴日さん)と潤ちゃん(岩男潤子さん)に悪いこと言ったと思った。ハルヒに「私達なら呼べるんだぁ」って、絶対言われそう。』
客席は爆笑でした。
浩子さん: 『ちなみに、昭乃さんは年齢は結構イってます。AQさんと同い年。』 (即ち、浩子さんの3歳下。)

久しぶりに同じ仕事に関わったのが、ジブリのアニメ映画:『ゲド戦記』だったそうです。
あれから10年になることに驚いているお2人ですが、浩子さんはゲド戦記の挿入歌:「テルーの唄」を作曲し、新居昭乃さんは主題歌を作詞・作曲して、手嶌葵さんが共に唄っています。

昭乃さん: 「一時的なバブルでした。」
そんなゲド戦記の主題歌から昭乃さんのステージが始まります。
浩子さん: 『最近のニュース番組のように紹介すると、「歌詞が違います。」』

#6 『時の歌』(元歌Ver.)

昭乃さんの唄い方に手嶌葵さんが似ていたからなのでしょうか。唄いだすと同じような雰囲気になります。しかし、確かに歌詞が全然違うのはすぐにわかりました。
実は、その経緯について前日:1日目で口を滑らせたようで、その顛末を話してくれました。

浩子さん: 『いま唄ったような柔らかい歌詞だったんだね。』
昭乃さん: 「手嶌葵さんが唄うので静かな感じのものにしたら、吾朗監督が映画にあった強いものに変えたいと言って、歌詞を書き換えた。」
浩子さん: 『一部分を変えるっていう感じだったら、よくあるんだけど。』
昭乃さん: 「全面変更でした。だから、そこは抵抗したんだけど。。。。」
浩子さん: 『あの歌は、それなの。』
昭乃さん: 「その上書きされた歌詞に落ち着きました。ただ、少しでも残れば共作という形になるので。」
浩子さん: 『どれくらい?』
昭乃さん: 「1行と“時の歌”の2フレーズ。」
浩子さん: 『ちょっとだけ・・・・』
昭乃さん: 「この猫森集会で初めて元々の歌詞で唄いました。」
そんな初披露のレアなVer.を聴く機会を持って、客席は大拍手!!
・・・・しかし、吾朗監督、イジリ過ぎでしょ。

そんな昭乃さんは今年がデビュー30周年!と浩子さんが紹介しますが。
昭乃さん: 「浩子さんの来年が45周年に比べれば、まだまだ」
と浩子さんを褒めて返します。
浩子さん: 『この方が猫森のこれまでのゲストの中で最も腰が低いです。』

そんな浩子さんと昭乃さんが初めてあった頃のお話に。
昭乃さんがデビューする前、ポプコンで唄った歌を聴いて知り合ったのだそうです。

浩子さん: 『ポプコンに出て、世界歌謡祭に出場って・・・・ポプコンは最優秀曲だったの?』
昭乃さん: 「川上賞をもらいました。“ヤマハの天皇”と言われた川上さん。」
浩子さん: 『それで世界歌謡祭に?』
昭乃さん: 「“ツルの一声”で出してもらえたみたい。」
浩子さん: 『でも、よくフランス語の歌を世界歌謡祭で唄ったよね。』
昭乃さん: 「すごいって言われた。それがウケたみたい。」
浩子さん: 『いいなぁ。。。 私は入賞だった。後で聞いた話だけど、川上さんが「どこがいいのか、まるでわからない」って言われた。』
・・・・浩子さん、ちょっとジェラシー入ってます。
そのポプコンで受賞した歌とあわせて2曲。

#7 『金色の目』
#8 『仔猫の心臓』


「仔猫の心臓」を紹介する時に面白いやり取りが。

昭乃さん: 「畏れ多くも浩子さんにコーラスをして頂けるなんて。」
浩子さん: 『こう言ってますけどね、自分で楽譜を書いて頼みに来たんですよ。』
客席も笑いに包まれます。
浩子さん: 『わかった。この人に対抗するには褒め殺すしかない。』

「金色の目」は三拍子のリズムが心地よく、本当にフランス語に合うメロディーで聴いていて楽しかったですね。それに比して、「仔猫の心臓」はとても悲しい歌。
実は、このパートのところが浩子さん的には“本日のヤマ”だったようです。
浩子さん: 『この「仔猫の心臓」は、コーラスが難しくて一番練習した。唄っているうちに最後のところは泣きそうになって・・・・この歌はヤバイと思った。』

さて、ここまでが昭乃さんの作品をやるコーナー。ここから後半です。
浩子さん: 『今日のここまでのイメージのように、カワイイ作品で引続きやっていきます。』

#9 『不思議なアリス』
#10 『クルル・カリル(扉を開けて)』
#11 『MOON GATE』


昭乃さんは、コーラスと共に、小さな鉄琴を弾いています。

ここまで来たところで浩子さんから“発表”です。

浩子さん: 『今回の猫森集会の為に、2人で歌を作りました。新曲です!』
浩子さん: 『昭乃さんが曲を書いて、谷山がそれに詞を付けました。タイトルが「秘密の花園」です。なんだっけ・・・・(お客さんから一声)・・・・そう、バーネットの「秘密の花園」とは関係ありません。』
昭乃さん: 「今回の“昭乃と浩子の秘密すぎる花園”というタイトルは、来るか・来ないかが分かれるかも。」
浩子さん: 『何故?』
昭乃さん: 「来ない人は、「秘密だから見ちゃいけない」って。」
浩子さん: 『じゃぁ、そんなフィルターを潜り抜けた選りすぐりの方が来たんだ!』
客席から拍手!

唄う準備に入ったところ・・・・
浩子さん: 『イントロなんだっけ? (MOON GATE の)“ティ・ティ・トン”の後で、このイントロがわからなくなっちゃうんだよね。』

#12 『秘密の花園』  【オリジナル曲】

アレンジはAQさん。「不穏な風の音」を足しています。
浩子さん: 『最初はもう少しテンポが速くて明るい感じの曲だったのですが、歌詞を書いているうちにテンポを遅くした方が良いと思って、変えてもらいました。一緒に育ててください。まだ出来たばかりなので。』

そういえば、「一緒に歌を作る」というのは、かつてはこれがありました。

小室等の音楽夜話 谷山浩子 「ゆれないものは」 (1983年6月)

※もし“エラー”表示が出るようでしたら、「更新」ボタン(F5)を押してみてください。


ここで「ゲストと話そう!」のコーナーです。

音楽を始めたキッカケを尋ねます。
昭乃さん: 「最初は幼稚園の時にオルガンを習った。その後、親に“ピアノを買って”とせがんだらしい。8才の時に歌を作った。浩子さんは?」
浩子さん: 『似ている。違うのは、ピアノは最初からあったことかな。』
昭乃さん: 「お嬢様なのね。」
浩子さん: 『いや、ウチは親がバンドマンだったというのもあって。その後は?』
昭乃さん: 「イギリスのBBCのドラマを当時放送していて、その音楽のコピーをしていた。」
浩子さん: 『負けた・・・・その年で。』
AQさん: 「そこで西洋化したんですかね。洋楽っぽいところは。」
浩子さん: 『私はその時にタイガースだったんだよね。』
昭乃さん: 「私も聴いていました。」
・・・・ここからひとしきり「ザ・タイガース」談義となりました。

浩子さん: 『感受性が強いんですね。好きなものが似ている。』
昭乃さん: 「サントラ全集を聴いてた。音で絵が浮かぶというのが好きなんです。
浩子さん: 『映画音楽が原点ですね。私はチャイコフスキーのバレエ音楽をよく聴いていた。何度も何度も。』
・・・・お2人ともその後の音楽活動に確実に繋がっていることがよくわかりますよね。

昭乃さん: 「音楽でやっていこうとは思わなかった。丸の内を歩いているようなOLさんになりたかった。でも、OLやったら会社を潰すと思った。」
浩子さん: 『OLって、ふつうは憧れない仕事だよね? OLとか主婦とか、ちゃんとやっている人をすごいと思うもの。』
昭乃さん: 「・・・(一瞬)・・・あっ、何でもないです。」
浩子さん: 『「あら、谷山さんはちゃんと主婦してなさらないんですか?」って言おうとした?』
・・・・このやり取りに客席は爆笑。
浩子さん: 『主婦をちゃんとやっている人、尊敬します!』

ここからは昭乃さんの為の選曲で、今日のイメージ通りのかわいい歌を3曲。

#13 『雨のアタゴオル』
#14 『悪魔の絵本の歌』
#15 『花の季節 屋根の上』


昭乃さん: 「私の為にありがとうございます。」

ここでお別れの時間になりました。最後は、昭乃さんが好きな谷山作品ということで選曲。
しかし、その事自体を昭乃さんがすっかり忘れていたことが判明。
浩子さん: 『一番唄いたい歌と挙げながら、本気で忘れた曲です。』
昭乃さん: 「一番好き!」

#16 『風になれ~みどりのために~』

安定して美しいアレンジですね。聴いていてリラックスできました。

大拍手の中、一旦退場し、そのアンコールの拍手に応えて再登場します。
そして、いつものように皆さんの告知をして、アンコール曲のお話です。

浩子さん: 『このままの世界で行きます! 今日はマグロとか出てきません!』
客席は爆笑です。

浩子さん: 『101人コンサートスペシャルの青山円形劇場の第1回目の時に新居昭乃さんにコーラスしてもらった曲です。』
浩子さん: 『よくコーラスを覚えていたね。』
昭乃さん: 「最初だったから、ものすごく練習したので覚えていた。」
浩子さん: 『あれから30年になるんだよ。。。。』

#En-1 『トライアングル』

浩子さんはここに来て小さなポカをやらかします。2度ほど声が裏返ってしまいます。
そして、唄い終わって、3人でご挨拶をして、退場していきます。

しかし、今日は千秋楽。
観客はダブルアンコールを求めて拍手を続けます。
そして、浩子さんが再々登場してきます。紙を1枚だけ持って。

浩子さん: 『本当に、ありがとうございました! 今年の猫森集会も千秋楽を迎えることが出来ました。』
浩子さん: 『季節の変わり目で気温が変化していますから、身体を労わってくださいね。』
浩子さん: 『今年の猫森集会では、いわゆる“励ましソング”が少なかったので、そこから“お礼のお礼の歌”を唄いたいと思います。先ほど、最後にやらかしたので。。。。』

#En-2 『真夜中の太陽』


今年もとても楽しかった一週間が終わりました。
仕事も多忙だったので身体的にはとてもハードでしたが、とても楽しい時間でした。
でも、出演した方もとても充実していたんだと思います。
浩子さんと新居昭乃さんは、ご自分のツイッターで、こんなツイートをUPしていました。


さて、浩子さんは今日から秋のソロ・コンサートツアーが始まりました。
札幌公演の1日目がちょうど終わった頃ですね。
私は昨年とても楽しかった神戸のコンサート(15日)に遠征する予定です。
また、その模様はレポートしますねっ!!


Date: 2016.10.01 Category: 谷山浩子   

#566 【谷山浩子:今日の1曲】 「KARA-KURI-DOLL ~Wendy Dewのありふれた失恋~」

 
(こちらから試聴できます。)

アルバム 2011年9月14日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:石井AQ   (4:34)

【ポイント】
 ・ 谷山メルヘンらしいカワイイ系です。


声優の豊崎愛生さんへの提供曲(2011年4月)で、浩子さんの提供パターンとしてよくある「シングル盤のB面」に収録されています。浩子さんのセルフカバーにあたっては、豊崎さんのシングルではなかったサブタイトル(~ ~)が付せられています。

谷山メルヘンらしいのは、タイトルにもある「からくり人形」から広がっていく幻想の世界というところですね。同じものを見ていて、どうしてこう空想が広がっていくのか感心してしまいます。

シンセサイザーを使ってサンプリングした破壊音を効果的に入れたり、音楽的にも面白い作品ですね。


Date: 2016.10.01 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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