【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編! 2017年4月29日(土) 「谷山浩子コンサート~デビュー45周年大収穫祭~」のチケット発売に関して

いつもこのブログに遊びに来て頂きまして、ありがとうございます。

今朝がた、phm202さんからメッセージを頂きました。 (いつもありがとうございます。)
『4/29の東京国際フォーラムのコンサートのチケットを昨日買おうと思って調べたら、どのプレイガイドも売り切れでした。「まあそんなに急がなくても大丈夫だろう」と思ったのがまずかったです。せっかく時間もお金も都合がついたのに・・・。なにより20年ぶりくらいにコンサートに行く気になったのに・・・。』

こういうお問合せがヤマハの方にも多かったのかもしれません。
また、同じように思っている方もいるかもしれません。
そんな方に、朗報です!!
現在は完売状態ですが、でも、まだあきらめなくても大丈夫ですよ!
谷山浩子スタッフさんから、こんなツイートが出ています。(以下のリンクから)

谷山浩子コンサート~デビュー45周年大収穫祭~のチケット

この谷山浩子スタッフさんのツイッターをちょこちょこ覗きに行ってみてください。
発売前に必ず案内が出てきますよ。

「一生に一度のデビュー45周年」のコンサートですから、皆さんで遊びに行きましょう!


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Date: 2017.02.28 Category: 谷山浩子   

No,46 【谷山浩子:今日の1曲】  「あたしの恋人」 ①



アルバム 1978年12月5日発売
作詞・作曲・編曲:谷山浩子   (3:15)  【花谷山】

【ポイント】
 ・ とにかく、場面設定と歌詞がすごいんです。


この曲は、とにかく「真っ暗」です。冒頭から突き抜けてて「怖い」です。

21歳の時の作品ですが、その歌詞がすごい。
「あたしの恋人は 飛行士」と紹介した後、
「初めての 空を 飛んだ時に 真赤な炎 吹き上げながら 落ちて来た」と。
これだけでも少し珍しいのに、更に追い打ちをかけるように「けど 死ななかった」です。
これ、すご過ぎです。聴く方もついていくのが大変なシチュエーション展開です。

冒頭がこんな感じですから、その後は病的なほどの暗さが展開していきます。
たぶん男性目線で見ると、かなりドン引きじゃないでしょうか。

でも、リスナーの想像力をかきたてる内容の歌詞でもありますね。
浩子さんのところにもさまざまな曲の解釈が寄せられているようですが、あまり現実感がない場面設定で入っている分だけ、シチュエーションの設定で受け止め方も変えられるのかもしれませんね。

ある種の“怖いもの見たさ”で聴いてみて頂けると良いのかなぁ。。。

ギターとピアノというシンプルなアレンジです。
フォークソングなのにホールで聴くとエレジー(哀愁歌)に聴こえてくるから不思議です。

尚、このバージョンがベスト盤の「'70s」・「花とゆめ」に収録されています。


Date: 2017.02.28 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月28日は 『地下鉄が橋の上で転んだ日』

【今日が記念日】
 ・エッセイ記念日
 ・ビスケットの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

鉄橋で竜巻に遭い、走行中の電車が脱線・転覆したのは、1978年(昭和53年)のこの日のことでした。

場所は営団地下鉄(現:東京メトロ)の東西線の葛西-南砂町間にある鉄橋上で、21時34分頃のことでした。被災したのは10両編成の快速電車で、脱線したのは後部の3両、うち2両が反対方面行きの線路上に横転する形で転覆したものです。

下流域で隣り合って流れている荒川と中川の2つの川に架かる「荒川中川橋梁」は、全長は1,236mと関西国際空港への連絡橋の開通までは私鉄では最も長かった鉄道橋です。その構造がトラス構造で線路面が囲われた形状だった為、この事故では河川への落下という最悪の事態は回避されましたが、正面衝突も起きうる大変危険な事故でした。
負傷者が23人で済んだのも、郊外への帰宅者で混雑するのと反対方面だったということも幸いしました。

 【こちらがその現場 〔写真〕 】

営団地下鉄では地上部の区間には各地に風速計を設置しており、現場から800mの地点にも風速計が設置されていました。 しかし、この時は運輸司令所の警報ブザーは鳴らなかったそうです。当時の天候は非常に不安定な気象状況だったこともあり、極めて局所的に起こった竜巻を予見・検知することが出来ませんでした。

事故当時は「アルミ車の事故」と報道されたのですが、それは誤報でした。実際に被災した電車は5000系というステンレス車両でした。 まだまだ鋼製車両が多い時代でもあり、マスコミは「その車重が問題」としましたが、のちの調査により「不可抗力」という結論に落ち着きました。

事故後、転覆した2両は橋の上で復旧作業が困難と言う理由から現地で解体され、川に準備したはしけに降ろして撤去されました。メディアでは、ちょうどこの当時は春日三球・照代の“地下鉄漫才”が大流行していた時期で、「地下鉄の路線にも地上区間や鉄橋があるのだ」ということも話題になりましたね。

尚、この事故では『走行中の列車を竜巻が直撃する確率は50 - 100年に1回』と計算されて不可抗力とされたのですが、その後に起きた類似事故・原因には、特急電車が脱線・転覆した2005年(平成17年)12月25日の「JR羽越本線脱線事故」(北余目駅~砂越駅間で発生)が上げられます。


Date: 2017.02.28 Category: 歳時記   

【谷山浩子:Album】  『鏡の中のあなたへ』



アルバム 1978年12月5日発売

ここから数枚、70年代に作った作品を発表していくことになる80年発表のアルバムまでは、とにかく総じて「暗い」という印象が残るアルバムが続いていきます。これはレコード会社やディレクターが「やってもらいたいこと」と、浩子さんが「やりたいこと」がなかなかマッチしなかったんでしょう。「才能」の世界では、いつの時代でもよくある話ですね。
このアルバムの収録作品には歌詞カードに作品番号と作った日が書かれています。いずれも19才~21才あたりに作ったものなので、いま改めて聞くと、要請や時代に合わせようとどこか無理をしているような感覚も残ります。

さて、このアルバムですが、浩子さん曰く・・・
『メルヘンや組曲じゃない「普通の大人の女性の恋の歌」のアルバムを作って!と事務所スタッフに言われて作った』
そうなのですが、冒頭の「あたしの恋人」から猛烈に『暗さ』を放ちます。この曲以外でも、盟友:中島みゆきさんにも引けを取らないドロドロした“情念”の世界が展開します。内向的な人の思いつめた世界が多いので、聴いていると確かに「怖っ!」という感じも受ける方もいると思います。

ただ、このアルバムの歌詞の全般から感じられるのは、ここで描かれている「暗さ」や「冷たさ」というものが、文字の意味を超えて「純粋」、あまりにもPUREな感じのものであることでしょうか。あまりにも純粋すぎて、その透明感に吸い込まれる怖さを感じてしまうのかもしれません。

音楽面では、アレンジャーを曲ごとに変えていて、今回新たな方も参加しています。
後奏に津軽三味線を使った「遠い夏」はかなり実験的要素が強い作品ですし、方向性はわかりにくいものの、音づくりの面ではいろいろとチャレンジした作品という印象は聴き手にも残ります。

そんな訳で『落ち込む時は、とことんまで落ち込みたい』という女性にはお勧めです。
ここまで暗くなれれば逆に元気が出る(というか出すしかない)と思いますよ。



Date: 2017.02.27 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月27日は 『総選挙のドキドキ感が薄まり始めた日』

【今日が記念日】
 ・冬の恋人の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

NHKテレビが総選挙での開票速報を初めて放送したのは、第27回衆議院議員総選挙のこと、1955年(昭和30年)のこの日です。

投票日の当日の22時~24時、翌日の8時~19時という放送時間で、もちろん総合テレビでの放送です。実に、定常のニュースの時間を除いて、合計13時間に渡って放送されたそうです。

この初回は、既に始まっていたNHKラジオでの開票速報の音声をそのままテレビ上でも流す方式で実施されたそうで、画面上ではラジオの内容にあわせて、表に書かれた候補者の名前を指し示して経過を伝えたのだそうです。

その後、総選挙の度にテレビの開票速報は様々な改良が加えられていきます。
1958年(昭和33年)の第28回衆議院議員総選挙では「回転式数字表示器」でより視覚的に、
1963年(昭和38年)の第30回衆議院議員総選挙では「コンピューター」を活用、
そして、1967年(昭和42年)の第31回衆議院議員総選挙において、「コンピューターと得票数表示装置を連動させた装置」を用いた事で、ここでようやくテレビとラジオの開票速報の完全分離が実現したのだそうです。

いまや投票締切りの20時と同時に当確が打たれてしまうほど速くなった開票速報というのも如何なものかと思いますが、報道スタイルの変化の中で競走を繰り広げた結果としての技術&運営方法の「進化」として受け止めるしかないのでしょうね。

ただひとつ、内容が内容ですから、是非「早とちり」だけは止めていただきたいですね。


Date: 2017.02.27 Category: 歳時記   

【今日は何の日?】 2月26日は 『乗り鉄を文学ジャンルに高めた作家が亡くなった日』

【今日が記念日】
 ・ハンドメイドの日
 ・プルーンの日
 ・フロリダグレープフルーツの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

鉄道紀行作家の宮脇俊三さんが亡くなったのは、2003年(平成15年)この日です。
この日を「周遊忌」と呼ぶ向きもありますが、その戒名「鉄道院周遊俊妙居士」にちなんでのことです。

この宮脇さん、元々は中央公論社の編集者で、常務取締役までお勤めになった方です。
「中公に宮脇あり」と言われた名編集者で、作家:北杜夫(どくとるマンボウ)を見出した功績などがあります。

鉄道紀行作家としての活動は、その編集者時代からも始めています。
処女作:『時刻表2万キロ』〔1978年(昭和53年)〕では、金曜日の夕方の退社後に夜行列車に乗って地方ローカル線を訪ねていくなど、多くの人が触れる機会の少ない地方鉄道の楽しさを伝えただけでなく、「鉄道に乗ることを趣味とする者」(今で言う“乗り鉄”)の存在を紹介するという趣味的にも高い功績を生みました。この作品は「第5回 日本ノンフィクション賞」を受賞しています。
そして、第2作の『最長片道切符の旅』〔1979年(昭和54年)〕では『最長片道切符』ということを世の中に広めてくれました。
晩年に刊行した『鉄道廃線跡を歩く』シリーズ(全10巻)〔1995年(平成7年)~〕では、「廃線跡」を探訪する(今で言う“廃線鉄”)という全く注目されていなかったジャンルを一般に広めたという功績も見逃すことは出来ません。

その宮脇さんの文体は、「深い教養に裏打ちされた格調高い、そしてユーモアにあふれた文章」と言われます。その飄々とした文体が多くの人々に受け入れられ、鉄道ファンにとどまらない多くの愛読者を惹きつけました。
宮脇さんが「鉄道紀行」を文学の1ジャンルにまで引き上げたことは間違いなく、宮脇さんレベルの大衆性を持った鉄道紀行作品は未だ出ていないと言ってよいでしょう。

    


さて、この宮脇さんにゆかりのある方で、一緒に語るべき鉄道趣味人が2人います。
まず、よく比較して評されるのが、鉄道ジャーナリストの種村直樹さんです。
文体の比較でも「宮脇体」・「種村体」などと言われましたが、それはおふたりの「鉄道」に対する視線や表現の方法が全く違っているからで、宮脇さんは「編集者」で「主に一人旅」、種村さんは「ジャーナリスト」で「主にグループ旅行」であるという点にも現われています。プライベートでも親交が深かったようですね。

そして、もうおひとり、宮脇ファンを公言されているのが、エッセイ:『負け犬の遠吠え』(2003年)で知られる酒井順子さんです。
中学時代からの熱心な読者であり、その影響もあって鉄道関係のエッセイ:『女子と鉄道』(2006年)も書かれた鉄道ファンとしての顔も持っています。宮脇さんに関する本の「解説」の執筆もいくつかされています。

  


ここで取り上げた鉄道紀行関係の本でも読みながら、ゴールデンウィークの旅の計画でも立ててみませんか。


Date: 2017.02.26 Category: 歳時記   

No,45 【谷山浩子:今日の1曲】  「星のマリオネット」 ①

シングルジャケット_忘れられた部屋で

シングル 1978年9月21日発売  <B面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:07)

【ポイント】
 ・ 大きな淋しさ ・・・・なのに、リズムも曲調も明るい。


この作品もラヴソングですね。
そして、やはりこれも幸せな歌じゃないです。
その歌詞は女性の心情を唄っているものなのですが、意外に現代の“草食系男子”にもこんな人がいるような気がしました。サビの部分の 『ひとりが淋しいなんて ただの病気さ』 に至るまでの、強がりにも似た何とも言えない心情がいいですね。

曲は、いかにもニューミュージックの王道をいくようなメロディーです。
暗さはないですが、“影”みたいなものがほどよく感じられるものにアレンジされています。特に、前奏・間奏のソロ演奏の弦楽器の持つ“音の明るさ”が、逆に歌詞の影の部分を浮かび上がらせてくれているようです。

このB面収録曲が、次回からご紹介するアルバム:「鏡の中のあなたへ」の9曲目にも収録されています。

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このシングルが発売された後の1978年(昭和53年)10月から、世の中が浩子さん、そしてその作品を知る機会が増えることになるラジオパーソナリティーのお仕事が始まります。
浩子さんのソングライターとしての活動は『この頃はスランプだった』そうですが、再び作品がドンドン書けるように復活していくのも、このラジオのお仕事の時期と重なります。関西ローカルの「ギャルギャルコーベ」を皮切りに、東京のキー局での「オールナイトニッポン(第2部)」・「FMサウンドパステル」など、特に1986年(昭和61年)あたりはAM・FMで週に2・3本はレギュラーで声を聴くことが出来ました。


Date: 2017.02.25 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月25日は 『あの「オレンジ色の憎い奴」が産まれた日』

【今日が記念日】
 ・ヱビスの日
 ・プリンの日
 ・ひざ関節の日
 ・親に感謝の気持ちを伝える日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

日本初の駅売りのタブロイド判夕刊紙である『夕刊フジ』が創刊したのは、1969年(昭和44年)のこの日です。

現在は産業経済新聞社から発行されている同紙ですが、これは1987年(昭和62年)にサンケイスポーツ新聞社と共に合併した為で、それまでは「フジ新聞社」からの発行でした。この新聞の名前はもちろん「フジテレビ」との所縁からです。

記事の見出しにオレンジ色を採用するという個性的な紙面を作り、それを受けて『オレンジ色のニクい奴』というキャッチコピーが付いていました。当時からテレビCMでもこのキャッチコピーが流れていましたね。



その創刊にあたっては産経新聞の精鋭ライターを集めて立ち上げたそうです。

いまはあのお馴染みだった「オレンジ色に白抜きの題字」は見ることが出来ません。
2006年(平成18年)の『9月5日号』からなくなっているそうです。


Date: 2017.02.25 Category: 歳時記   

No,44 【谷山浩子:今日の1曲】  「忘れられた部屋で」 ①

シングルジャケット_忘れられた部屋で

シングル 1978年9月21日発売  <A面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:小野崎孝輔   (3:48)

【ポイント】
 ・ ガラスのような脆さ・儚さを表現しているようです。


この歌はラヴソングです。でも、別れ歌。
幸せな歌ではないです。
『少しでも動けば 心くずれて』 という歌詞が全てを物語るように、部屋で身じろぎもせず、心を動かさないようにしているような情景が描写されています。あたかも演歌の世界ですね。

詞の世界だけでなく、曲のアレンジにも“70年代らしさ”がいっぱい。
冒頭のエレキギターがソロで入るところは、いかにも70年代フォークでのエレキギターの役回りに忠実というか、王道アレンジみたいな感さえあります。この“らしさ”を懐かしく聴いてみたい方にはお奨めです。

この作品はこの3ケ月後に出るアルバム:「鏡の中のあなたへ」の終曲(10曲目)にも収録されます。
そういう意味では「先行シングル」の扱いで良いと思います。このシングル以外では、次回作のアルバムにしか収録されていません。


Date: 2017.02.24 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月24日は 『「大喪の礼」が行なわれた日』

【今日が記念日】
 ・月光仮面登場の日
 ・等伯忌

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

昭和天皇のお葬式にあたる「大喪の礼」が行なわれたのは、1989年(平成元年)のこの日です。
その日の東京は雨模様でしたね。

現在の憲法下になって初めて行なわれた「天皇の葬儀」ですが、「国の宗教的中立」、「国民統合の象徴」、そして「宮家の葬儀」という側面を強く意識しながら行なわれたものになっていました。

現在の日本における「天皇の葬儀」とは、皇室典範:第24条で規定されていて、『国の儀式として行なう“大喪の礼”』と『皇室の儀式として行なう“大喪儀”』に区別されるそうです。
そして、この国の儀式として行われる「大喪の礼」は「特定の宗教による儀式とされない」ことになっています。

“政教分離の原則”に基づくこの区別は以下の形式で切り分けられましたが、これは昭和天皇の葬儀の際に定められたものです。

◆「大喪の礼」
  ①皇居から葬場が設営された新宿御苑までの葬列
  ②葬場における儀式の一部
  ③新宿御苑から墓所が置かれる武蔵陵墓地までの葬列
◆「大喪儀」
  上記と同時に行なう「皇室の私的な儀式」

ですから、この時に初めて「大喪の礼」が行なわれたことになります。
尚、皇室の私的な儀式とされた「大喪儀」は、皇室祭祀の『神道儀礼』に則って行なわれるのだそうです。

実際に行われた当日は「公休日」とされ、「大喪の礼」には世界各国・機関から国家元首を始めとする700人にも及ぶ人々が参列しました。各地で弔旗・半旗が掲揚されたほか、多くの公共施設だけでなく、デパート・映画館なども休業しました。全国のテレビ・ラジオも報道特別番組が終日で編成され、民間企業のCMも自粛されて公共広告機構のCMに差し替えられ、大変静かな1日になった東京でした。

この「大喪の礼」の模様は世界にも中継されました。現在もYouTubeで見ることも出来ます。


Date: 2017.02.24 Category: 歳時記   

【ラジオ】 #91 谷山浩子のオールナイトニッポン 1985/1/3

今日の音源は、第143回、1985年(昭和60年)1月3日の放送分です。

明けてお正月の放送です。
3日の夜中、正確には4日未明に放送している訳ですが、正月をどう過ごしたかを冒頭から話す浩子さんです。この日は年賀状を紹介しながら、浩子さんが選曲したものを聴いていくという、いつもとは違ったスタイルになっています。

トークの中に興味深いお話がいくつも出てきます。
『「すごい人が出てきた」と衝撃を受けた人』として中島みゆきさんの名前が挙がります。
『コッキーポップの中でデビュー前のデモテープを聴いて衝撃を受けた』というところから、この盟友ふたりのエピソードは始まっていくんですね。

そして、恋愛話。
中学2年生の時に同じクラスのサッカー部の副キャプテンが好きだったそうです。
浩子さんの初恋はお茶の水女子大学付属中学校の1年生の時。同じ学校の3年生に想いを寄せたのですが、その時はフラれてしまったんですよね。(まさか四半世紀を経てその人:N氏と結婚するというのも、“人に歴史あり”です。)
でも、2年生の時には違う人に想いを寄せていたんですね。“恋多き乙女”な感じです。

高校生の頃の話題では、いかにも女子校らしいお話。
2年生の時に好きだった他のクラスの女の子。その人が貸してくれたクラシックのレコードの想い出からヴァイオリンコンチェルトを選曲しています。こんなところにも学校の雰囲気を伝えてくれる印象があります。面白いのが、この曲の作曲がシベリウスだというところ。フィンランドの作曲家です。こんなところにも何か縁を感じます。

あたかもFMラジオの放送のような、このようなお話をしながらのお正月の放送です。
変則放送なので、もちろん「真夜中のお客様」のコーナーはお休みでした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1985年1月3日

次週のハガキの宛先は、特番なので設定がありませんでした。


Date: 2017.02.23 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

No,43 【谷山浩子:今日の1曲】  「やまわろ」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (2:37)

【ポイント】
 ・ ちょっと“スパイもの”っぽいスピード感のあるアレンジ


この作品は、徳島県の民話:「やまわろ」がモチーフになっています。
「やまわろ」という化け物に食われそうになる男の心情の変化を唄った歌です。
このB面の民話集の終曲ですが、ここにきて1曲だけ民謡調を離れていて、逃げる男の焦る心情をスピード感のあるアレンジで表現しています。

最後にイマドキのアクセントをつけたことで、聴き終わった時に「民話の世界」から現実世界に戻ってきたような印象を持たせる効果もあるみたいですね。アルバムとしての一体感を上手に出している面白い終わり方です。


Date: 2017.02.23 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月23日は 『フジサンの日』

【今日が記念日】
 ・税理士記念日
 ・工場夜景の日
 ・不眠の日
 ・富士見の日
 ・国産小ねぎ消費拡大の日
 ・乳酸菌の日
 ・ふろしきの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

言わずと知れた語呂あわせですが、今日は「富士山の日」です。

最初はパソコン通信のNiftyServeの中にあった「山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)」が1996年(平成8年)1月に制定したそうです。(リンク先
これとは別に、地方自治体としては、山梨県の河口湖町が2001年(平成13)年に、静岡県が2009年(平成21年)に制定しています。


昔から「どこから見た富士山が一番きれいか?」というのが良く話題になりますね。
実は私も長らく富士山の麓で生活しておりましたが、富士山周辺のお住まいの方にこの質問を尋ねると、多くの方がこう答えるようです。

    『ウチから見た富士山!』

・・・あのあたりでは『庭付き一戸建て、富士山付き。』が普通だったりしますから、こんな回答が来てもなんら不思議はありません。

鉄ネタでいえば、この富士山を南側から真正面に見るのもなかなかのものですよ。
ほぼ海抜0mから3,776mまでずっと斜面が登っていっているのがわかる光景です。
(冒頭の5分間だけでも見てください。)




Date: 2017.02.23 Category: 歳時記   

No,42 【谷山浩子:今日の1曲】  「夜明け前 声がやって来た」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:57)

【ポイント】
 ・ 洋楽器で和楽器のメロディーを弾くようなアレンジになっています。


こちらは鹿児島県の奄美大島の民話:「寄木の神様」をモチーフに、神様たちの会話を聞いてしまう男の姿がコミカルに描いています。前半は神様たちの、後半は主人公の語りのような歌詞になっていますね。

民謡調のメロディーですが、ピアノ・ギターが日本の伝統的なメロディーを弾くと出てくる独特な“雰囲気”を上手にまとめているようです。


Date: 2017.02.22 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月22日は 『“野球”がひとり歩きを始めた日』

【今日が記念日】
 ・行政書士記念日
 ・乃木坂46の日
 ・禁煙の日
 ・温泉マークの日
 ・駅すぱあとの日
 ・頭痛にバファリンの日
 ・おでんの日
 ・猫の日
 ・猫背改善の日
 ・からだのレシピシリーズ:生酵素の日
 ・忍者の日
 ・ディズニー マリーの日
 ・ラブラブサンドの日
 ・デルちゃん誕生の日
 ・ひざイキイキの日
 ・ヘッドホンの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

「ベースボール」を「野球」と初めて訳した本が発行されたのは、1895年(明治28年)のこの日です。訳されたのは、中馬 庚(ちゅうまん かなえ)さんという方です。

現在の鹿児島県鹿児島市に生まれた中馬さんは、明治21年(1888年)の9月に第一高等中学校に進学。ベースボール選手として活躍していた明治26年(1893年)に卒業する際に出版する「ベースボール部史」の執筆を依頼されたのですが、
   『ベースボールを何と訳すか?』
という問題にぶつかります。

この球技は当時すでに「ベースボール」と呼ばれていて、必要な場合のみ「底球」と当てていました。しかし、これがテニスを指す「庭球」と紛らわしいということで、考えた結果、彼は「Ball in the field」をもとに「野球」と命名します。その説明には『テニスは庭でするので「庭球」、ベースボールは野原でするので「野球」』といったそうですよ。
しかし・・・「テニスが庭で出来る」・・・やはり、そういう生活階級の方々がするスポーツだったという訳ですね。

この執筆作業の間に学制改革で「第一高等学校」と名称が変更になった為、この「野球」という訳語が初めて記載された部史は1895年(明治28年)2月のこの日に「一高野球部史」として発行されました。
ただ、雑誌や新聞で言葉が使われるなど「一般的な用語」として認知されるのは5年ほど後になります。

その後、中馬さんは東京帝国大学(現在の東京大学)に進学し史学科を卒業。
兵役を経て郷里:鹿児島に戻って教育者として長く勤めたのち、昭和7年(1932年)3月に62才でなくなりました。
この「野球」への功績を讃えて、1970年(昭和45年)に野球殿堂入り【特別表彰】されています。


Date: 2017.02.22 Category: 歳時記   

No,41 【谷山浩子:今日の1曲】  「水蜘蛛」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:19)

【ポイント】
 ・ 日本の怖い民話をイメージするような演出が音楽劇のようです。


この曲は、福島県の民話:「水蜘蛛」がモチーフです。
民話の世界にある静かな沼の「雰囲気」や「薄暗さ」、そして蜘蛛の持つ「薄気味悪さ」を音響効果でうまく演出しています。もちろん歌詞にも生々しさやホラー的な怖さが入っています。

なにかこういう風に書いてしまうととても怖い歌のように見えますが、“古き良き日本のお化け屋敷”的な感じと例えれば、マイルドな怖さであることがわかってもらえるでしょうか。。。


Date: 2017.02.21 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月21日は 『毎日の新聞習慣はこの日からの日』

【今日が記念日】
 ・myDIYの日
 ・マリルージュの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

現存する新聞社の中で最古の日刊新聞を発行・発売した『東京日日新聞』が創刊されたのは、1872年(明治5年)のこの日です。

この新聞社は現在の毎日新聞社にあたります。
本当の「日本初の日刊新聞」は1870年(明治3年)の『横浜毎日新聞』だそうですが、他社に吸収されてしまった為、「現存する中では最古」という言い方がされているそうです。

面白いのは、肝心の毎日新聞社は「存亡」ではなく「地域」で分けておられるようで、ご自身のことを「東京で最初」と表現しているのだそうです。
「同じ事実も“違った切り口”で見れば、また違ったものとなる」というニュースの真髄のようで興味深いですね。
「話半分で」とは言いませんが、読み手もその辺りを踏まえつつ読むということが大事ですね。


Date: 2017.02.21 Category: 歳時記   

No,40 【谷山浩子:今日の1曲】  「雲雀」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:クニ河内   (3:45)

【ポイント】
 ・ 農村ののどかな春を感じさせる暖かいメロディー


この曲はアルバムでしか聴けないのですが、私が最初に聞いたのはラジオからでした。
実に面白い歌詞で、お天道様(太陽)が借金をして踏み倒しているというお話です。
これは石川県の民話:「雲雀の金貸し」がモチーフになっています。

歌詞は、民話どおりに太陽へ 『金返せ!』 と雲雀が言うのですが、その後のフレーズで反対に「雲雀の鳴き声」を民話調に表現しています。覚えやすい歌ですし、悪さもチョット入っているので、小学生くらいの子供たちが唄うと面白いかもしれませんね。

ところで、以前の朝ドラで大変流行った“あまちゃん”。
浩子さんもどっぷりハマったようですね。
その中の挿入歌:「潮騒のメロディー」でも 『千円返して』 というフレーズがありましたが、浩子さんは歌詞のあの部分がお気に入りだったそうなので、こういう“だらしのなさ”が生き物っぽくてお好きなんでしょうね。 (無意識かもしれませんが。。。)


Date: 2017.02.20 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月20日は 『石が電車を跳ね飛ばした日』

【今日が記念日】
 ・夫婦円満の日
 ・発芽野菜の日
 ・リフレの日
 ・尿もれ克服の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

中学生のイタズラの置石が原因で電車が脱線転覆する事故が起きたのは1980年(昭和55年)2月20日20時59分のことでした。

大阪府の京阪電鉄京阪本線の枚方市駅-御殿山駅間で、市内の中学校2年生5人組が側溝用のコンクリート蓋を線路に置いたイタズラをしたところ、淀屋橋発三条行きの急行電車(乗客約400名)が脱線、先頭車輛が民家に突っ込み、2両目は横転するという大事故になりました。

幸い死者は出なかったものの、負傷者は104名にものぼっただけでなく、事故により先頭車両は廃車となって代替車両が新製されるなど、大きな被害となりました。

その後、当事者の中学生と保護者に対して京阪電鉄は損害賠償訴訟を起こしています。
1人あたり840万円の示談金で和解が成立しましたが、事実と賠償責任の発生に関して最高裁判所まで争うという面もありました。

結果的に、京阪電車は約4200万円の賠償金を受け取りますが、この額は実際の損害額の10分の1だったそうです。
この経験から鉄道事業者の各社では、線路への進入防止フェンスや有刺鉄線を積極的に設置したり、車輛へは排障器の設置を進めることに繋がりました。

今でも絶えない置石のイタズラですが、小さな石でもそのエネルギーは大きく、結果として大きな事故にもつながります。
このようなYouTubeの映像もあります。
絶対にやってはいけないイタズラです。




Date: 2017.02.20 Category: 歳時記   

【今日は何の日?】 2月19日は 『浅間山のふもとで銃撃戦が始まった日』

【今日が記念日】
 ・松阪牛の日
 ・熟カレーの日
 ・シュークリームの日
 ・クレープの日
 ・「信州・まつもと鍋」の日
 ・共育の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

いまは大きな事件も起きない静かな軽井沢。
長野県のこの町で連合赤軍が人質をとって立て籠もった事件、いわゆる「浅間山荘事件」が起きたのは、1972年(昭和47年)のこの日です。

この事件はこの1日で済まず、解決したのは2月28日のことでした。

事件は、左翼組織の「連合赤軍」のメンバー5名が、追っ手を逃れて入った浅間山荘でパトカーへ発砲し、山荘の管理人の妻を人質に立て籠もるところから始まります。

山荘を包囲した警察の機動隊が人質救出作戦を行ないましたが、激しい抵抗の中で難航しました。
発生10日目の2月28日に警察が強行突入し、人質を無事に救出。犯人5名は全員逮捕されました。
この一連の模様はテレビで生中継されており、警察と犯人との攻防で撃たれて血まみれで搬送される隊員、建設工事用の鉄球での山荘破壊など衝撃的な内容となりました。



結果的に民間人1名を含む死者3名、重軽傷者27名も出た大きな事件となりました。
不名誉な記録ですが、人質は219時間も監禁され、「警察が包囲する中で人質になった時間」としては日本最長記録になっているそうです。
また、この強行突入した2月28日の総世帯視聴率は、調査開始以来最高のNHK・民放合計で89.7%を記録したそうです。

ちなみに、この「浅間山荘」ですが、「河合楽器の保養所」だったんですね。


Date: 2017.02.19 Category: 歳時記   

No,39 【谷山浩子:今日の1曲】  「二月の部屋」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:54)

【ポイント】
 ・ 往年のラジオDJ:竹谷英子さんのナレーションですね。


この作品は、青森県の民話:「見るなの座敷」がモチーフです。
導入部として前奏にかぶせる形でナレーションが入っています。
声の主は70年代後半に文化放送の深夜放送:「走れ歌謡曲」のDJだった竹谷英子さんです。
大変きれいな日本語でのナレーションがスーっと入ってきます。
ちなみに、現在の竹谷さんは俳優:八名信夫さんがいる「悪役商会」の所属事務所の社長さんだそうです。

唄い方は、あえて民謡調にした声使い・節使いになっています。
この手の「開けてはいけない」系を題材とする昔話は多いのですが、本編では鶯が出てきます。
ここで面白いのは、その「開けてしまって鶯が逃げた」ところだけカントリー調のアレンジにしているところですね。


Date: 2017.02.18 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月18日は 『かつて太陽系の惑星だった星が見つかった日』

【今日が記念日】
 ・防犯の日
 ・嫌煙運動の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが、太陽系第9惑星:冥王星を発見したのは、1930年(昭和5年)のこの日です。

天文学者パーシヴァル・ローウェルによって内側の天王星の運行の乱れから太陽系の一番外側に惑星が存在することは1916年(大正5年)に予想されていました。

ローウェル天文台で「第9惑星を探すプロジェクト」に取り組んでいたクライド・トンボーは、天体写真を用いて2枚の画像から移動している天体を探すという方法で捜索を行なっていました。この日、1月23日と1月29日に撮影した写真との比較から移動していると思われる天体を見つけました。15等星という予想以上に暗い星だった為になかなか見つからなかったそうです。
こんな経緯から発見日は1930年2月18日とされていますが、小惑星センターの登録上では「発見日は1930年1月23日」と記録されています。

冥王星は海王星の軌道の外縁部で太陽を公転する天体としては最初に発見されたものですが、観測技術の進歩により1992年(平成4年)に他の外縁天体が発見されて以降、冥王星と似た大きさのものが続々と発見されるようになりました。そして、2003年(平成15年)に撮影された写真の中から2005年に確認された天体が冥王星より若干大きかったのがキッカケで、研究者の間では冥王星を惑星とみなすことへの疑問の声が広まっていきます。

発見から76年後の2006年(平成18年)8月の国際天文学連合総会で「惑星の定義」を定めるとともに、「準惑星」という分類を新設することが採択され、この冥王星は準惑星に改めて分類されました。また、冥王星を外縁天体の『新しい下位分類のプロトタイプ』として「冥王星型天体」という名称もあわせて設定されました。

この年は発見者トンボーの生誕100年でもありました。


Date: 2017.02.18 Category: 歳時記   

No,38 【谷山浩子:今日の1曲】  「北風南風」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:クニ河内   (2:38)

【ポイント】
 ・ 「アコースティック楽器で描く日本の農村」といった雰囲気です。


ここから始まるB面の収録曲は、日本の民話が題材です。
柳田国男著「日本の昔話」(角川文庫)より題材をとった6曲になります。
そういう意味では、“企画物”系の組曲といった感じでしょうか。

この作品は、新潟県の民話:「風の神と子供」がモチーフ。
「みんなのうた」のようなイメージを感じてしまうアレンジになっています。
こういう作品を描いている頃から、その“伏線”はあったのかもしれませんね。
映像化すると面白い曲が浩子さんの歌には多いのですが、これも“如何にも”な感じのアニメがピッタリ嵌まるように思います。


Date: 2017.02.17 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月17日は 『神奈川の夢の国がなくなった日』

【今日が記念日】
 ・電子書籍の日
 ・千切り大根の日
 ・国産なす消費拡大の日
 ・いなりの日
 ・天使のささやきの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

いま関東にある「夢の国」といえば、誰もが“出銭ーランド”こと千葉県浦安市のネズミの国を思い出しますが、それが出来るまでは神奈川が定番でした。
その夢の国:「横浜ドリームランド」が閉園したのは、2002年(平成14年)のこの日です。

神奈川県横浜市戸塚区の岡の上にあった遊園地ですが、日本ドリーム観光株式会社によって1964年(昭和39年)に開園したものでした。ただ、ここは開業当初から致命的な欠陥を抱えて運営せざるをえなかった不運な遊園地でもありました。

開業2年後の1966年(昭和41年)5月2日に横浜ドリームランドへのアクセスとして、ドリームランドと国鉄(現JR)大船駅を結ぶモノレール大船線が開通しました。しかし、このモノレールの車両重量を測定したところ、設計段階で30tだったはずが実測は約46tと16tも超過していることが判明し、軌道に疲労が見られたことから、運輸省からの指示でわずか1年5か月で運行休止になってしまいます。
このドリームランド行きのモノレールは長く遺構として残っていましたので、東海道線の下り列車で大船駅に入る手前で右側にあった軌道や駅舎などを記憶されている方もいらっしゃると思います。

これにより、バス・マイカーでしか行けなくなったドリームランドですが、折りしも高度経済成長によって急激にベッドタウン化が進んだのとともに道路交通量も著しい増加をみせていた為、駅から園まで行く時に越えなくてはいけない国道1号線の原宿交差点は、神奈川県内でもトップクラスの渋滞箇所になっていました。結果的に来園者は到着前に大きな時間的ロスを被ることになり、「遊びに行きにくい遊園地」になってしまった訳です。

このアクセスの悪さは横浜ドリームランドの経営を圧迫する致命的な欠点となり、1970年(昭和45年)以降は敷地の部分売却が段階的に行われるなどその後も苦しい経営が続きましたが、日本ドリーム観光株式会社の親会社になっていたダイエーの不振が打撃となって2002年(平成14年)に閉園へ至りました。

初期の売却地には「ドリームハイツ」という名の高層団地が建設され、閉園後の跡地には2006年(平成18年)に横浜薬科大学が開学、2008年(平成20年)には横浜市が「俣野公園」と市営墓地:「メモリアルグリーン」を整備しています。


Date: 2017.02.17 Category: 歳時記   

【ラジオ】 #90 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/12/27

今日の音源は、第142回、1984年(昭和59年)12月27日の放送分です。

このオールナイトニッポンがこの年の仕事納めという浩子さん。
なのに、先に気が抜けてしまったのか、風邪をひいて微熱がある中での放送です。

この週に『静岡の玉姫殿でコンサートをやった』と、結婚式場でコンサートをするって珍しいですよね。それにしても、“玉姫殿”ブランドはもうほとんど見なくなりましたね。この静岡の玉姫殿は、その後「ベルアージュ静岡」という名前に変わり、現在は「ベルヴィ ヴァンセーヌ」という結婚式場になっています。

冒頭のハガキのコーナーで、浩子さんが『私のコンパクトディスクが出ているんです!』というお話をしています。「コンパクトディスク」を“CD”と略さずに呼ばれていた、まだ「出立ての新しいメディア」だった時代です。今やデータ配信も多くなり、この“CD”すら数を減らしつつある訳で隔世の感はありますね。
ここで浩子さんが言っている「CD」とは、企画モノとして12月5日に発売されたアルバム:『谷山浩子 BEST SELECTION』のことですね。浩子さんのオリジナルアルバムでCDとLPが併売になるのは、翌年:1985年10月発売の「空飛ぶ日曜日」からになります。

「真夜中のお客様」のコーナーはお休みでした。

終わりのトークコーナーで、『「今年はどういう年でしたか」とよく聞かれる』というところからお話をしています。その中で 『大晦日からお正月にかけて、車が少なくて空気がきれいな時に・・・・』 という言葉を聴いた時に、懐かしい光景を思い出しました。
確かに、70年代後半~80年代前半までは御用納めの12月28日が過ぎると東京の空は急激にきれいになりました。夏のお盆休みの時も同様ですが、北風が吹く冬の方が実感が強かったですね。自動車の排ガスなどでスモッグが飛ばされて、空気が新鮮になった感じがしたこんな経験も“遠い記憶”になりました。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年12月27日

次週のハガキの宛先は、 「ボーナスは谷山浩子へ」 でした。


Date: 2017.02.16 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

No,37 【谷山浩子:今日の1曲】  「アリス (エピローグ)」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (1:59)

【ポイント】
 ・ ピアノの持つ“音の透明感”と、オルガンの持つ“音の荘厳さ”を短編に合わせています。


組曲の終曲としてわずか6行の歌詞の作品ですが、本の表紙絵や挿し絵がイメージされるような曲に仕上げています。前半はピアノの透明感を、後半はオルガン(シンセサイザー)で、あたかも1冊の本を読み終えたかのような雰囲気を醸し出してくれています。
特に、後奏で長く鳴り続くオルガンの音は乱れず・切れずに続くので、シンセサイザーにしか出せない個性を上手に使っている感じですね。


Date: 2017.02.16 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月16日は 『京都で決めたルールが世界で動き始めた日』

【今日が記念日】
 ・寒天の日
 ・トロの日
 ・「森のたまご」の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

温暖化対策の世界各国の活動目標を定めた、いわゆる「京都議定書」がロシアの批准で効力が発生しだしたのは、2005年(平成17年)のこの日からです。

京都議定書とは、1997年(平成11年)12月に京都で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)で採択された気候変動枠組条約に関する議定書で、『気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書』というのが正式名です。
地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素など6種について、「先進国における削減率を1990年を基準として各国別に定め」、「共同で」「約束期間内に目標値を達成すること」が定められたものです。

しかし、経済発展を行なうからには二酸化炭素の大量排出が必要と考えられた為、発展途上国の自発的参加が見送られてしまい、先進国でも推進派だったアメリカの方針変更や、判断保留だったロシアなどもいて、発効がままならない状態が続いていました。

会議から7年後の2004年(平成16年)にロシアが批准したことで、翌2005年(平成17年)2月16日にようやく正式発効しました。日本においても、2005年(平成17年)1月26日に公布・告示がなされ、同じ2月16日から効力が発生しています。

昨今の異常気象の原因でもあるだけに早めに効果が出るように、国際ルールでの縛りばかりでなく、日頃のひとりひとりの努力も必要ですね。


Date: 2017.02.16 Category: 歳時記   

No,36 【谷山浩子:今日の1曲】  「赤い靴」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:クニ河内   (2:40)

【ポイント】
 ・ 描写からいろいろな想像・イメージが膨らみやすい歌詞


踊り子が主人公の歌ですが、一定のメロディーがズン・タ・ズン・タと刻み続けるので、聴き手もクルクルと踊らされてしまう感じです。音楽劇の要素が詰まっていて、耳に残りやすいリズム・メロディーで作られています。

そして、この曲の後奏は、このA面組曲の終曲:「アリス(エピローグ)」と重なってフェードアウトしていきます。

これもこのアルバムでしか聴けない歌です。


Date: 2017.02.15 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月15日は 『ヨウツベが生まれた日』

【今日が記念日】
 (この日を記念日にしたものはないようですね。)

今日の話題はこちらです。

このブログサービスでも連携して使わせてもらっているヨウツベことYouTubeが誕生したのが、2005年(平成17年)のこの日です。場所は、アメリカはカリフォルニア州サンマテオでの出来事です。

このYouTubeは、友人にパーティーのVIDEOを配る方法として作った技術が、そのキッカケです。
インターネット決済サービスの「PayPal」の従業員であったチャド・ハーリーら3名が「この技術を使ってみんなで簡単にVIDEO映像を共有できれば」と思いついたことからベンチャー企業へとつながっていきます。

初めて動画が投稿されたのは4月23日。
ベンチャーキャピタルからの融資を受けるや、同年12月より公式にサービスを開始しました。

情報流布のスピードと同じく、実に早いビジネス化だと感心してしまいますね。


Date: 2017.02.15 Category: 歳時記   

No,35 【谷山浩子:今日の1曲】  「不思議なアリス」 ①



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:クニ河内   (2:47)

【ポイント】
 ・ 明るくブラックを感じさせる谷山ワールドらしい歌詞


童謡のようなメロディーラインで始まるこの作品も、中味はセミ・ブラックの出来栄えです。
最初に聞いた時、このかわいいキャラの歌声で 『一晩泣いた 涙は出なかった』 『血い吐いて死んだ』 とか生々しい心情や描写とのギャップに笑ってしまいました。いかにもおとぎ話的な展開です。

みんなに唄ってもらえるように「メルヘンの怖い部分」を面白くポップにまとめている、といった1曲です。


Date: 2017.02.14 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月14日は 『FXも全てはここから始まった日』

【今日が記念日】
 ・バレンタインデー
 ・恋の神様の日
 ・自動車保険の日
 ・予防接種記念日
 ・イケメンの日
 ・ふんどしの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

わが国が為替の「固定相場制」から「変動相場制」に移行 したのは、1973年(昭和48年)のこの日からです。為替レート・1ドル=308円だったのが、初日のレートは1ドル=277円でした。

外国為替市場における外貨の需要と供給の関係に任せて為替レートを自由に決めるのが「変動相場制」です。戦後長く続いた固定相場制の時代が崩れたキッカケは、いわゆる“ニクソン・ショック”。1971年(昭和46年)8月15日に行なわれたドルと金の交換停止の発表でした。その後の通貨の多国間調整(1ドル=360円→308円に切り上げ)により固定相場制の維持が行われましたが、先進国は1973年2月以降に相次いで変動相場制に切り替えていきました。

この変動相場制があってこそのFX。
いま我々が得られているチャンスも、全てはここから始まった訳ですね。


Date: 2017.02.14 Category: 歳時記   

No,34 【谷山浩子:今日の1曲】  「青い鳥」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (4:34)

【ポイント】
 ・ 前を向けない時、落ち込んでいる時の癒しになります。


この曲もこのアルバムでしか聴くことができないものになります。
そのタイトルがイメージさせるものとは異なり、とても淋しい歌です。

前奏のシンセサイザーとオーボエのメロディーが透き通るような純粋さを描き、それが故の淋しさを表現しているような感じがします。最後をコーラスのみが微かに唄っているのが聴こえるように終えるアレンジも面白い演出です。
いかにも劇中歌のような出来栄えで、静かに聴きこんでしまう作品です。


Date: 2017.02.13 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月13日は 『姓を名乗ることが義務になった日』

【今日が記念日】
 ・世界てんかんの日
 ・一汁三菜の日
 ・土佐文旦の日
 ・王様の食パンの日
 ・NISAの日
 ・石井スポーツグループ 登山の日
 ・豊後高田市恋叶ロードの日
 ・お父さんの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

この国で全ての国民に「姓」を名乗ることが“義務”になったのは、1875年(明治8年)のこの日です。 「平民苗字必称義務令」というものが布告されたのですが、わずか140年前くらいのものなんですね。

身分制度があった江戸時代は苗字を使うのは、ある意味「特権」で、支配階層の武士や公家、有力な庶民である名主や庄屋に限られていました。それが維新後、この布告に先立つこと5年前、1870年(明治3年)9月19日に発令された「平民苗字許可令」により、平民も苗字を持つことができるようになりました。
しかし、明治新政府の信用はまだまだ未知数で、社会の変革の中で「苗字を名乗るだけで課税されるかも?!」ということを庶民は懸念していました。 本当の歴史の真実が時代劇と違って面白いのは、庶民に苗字がなかったのではなく、「公に苗字を名乗ることが控えられていた」だけだったということです。

結果的に許可令では徹底せず、「義務令」とすることで新政府は定着化を図りましたが、この布告においても「原則として先祖以来の苗字を称えること」が想定されていて、『祖先以來苗字不分明ノ向』についてのみ新しく苗字を設けることとしているそうです。

皆さんは自分の苗字のルーツをご存知ですか?


Date: 2017.02.13 Category: 歳時記   

【今日は何の日?】 2月12日は 『日本の大冒険家が山に消えた日』

【今日が記念日】
 ・ブラジャーの日
 ・育児の日
 ・わんにゃんの日
 ・黄ニラ記念日
 ・レトルトカレーの日
 ・ボンカレーの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

あの人懐っこい感じの人が姿を消して、ちょうど30年の月日が流れました。
冒険家:植村直己さんが北米・マッキンレーの冬季単独登頂に成功という世界初の偉業達成後の下山途中に消息を絶ったのは、1984年(昭和59年)のこの日のことです。

植村さんと言えば、60年代後半から行方不明になる80年代前半で様々な偉業を達成されています。

1966年(昭和41年)に「モンブラン」と「 キリマンジャロ」の2つの単独登頂に成功
1968年(昭和43年)に「アコンカグア」を単独登頂
そして1970年(昭和45年)には「エベレスト」の日本人初登頂を実現し、その3ヶ月後には「マッキンリー」へも登頂し、世界初の五大陸最高峰の登頂に成功するなど、世界有数の登山実績を残しています。

また、極地を犬ぞりで単独旅行する冒険では
1973年(昭和48年)にグリーンランド3000km
1974年(昭和49年)~1976年(昭和51年)に北極圏の12000km を走破
そして、1978年(昭和53年)には世界初の犬ぞり単独による北極点到達をも果たしていました。

そして、1984年。
既に登頂したマッキンリーへ冬に登るという挑戦をした植村さんは、43歳の誕生日である2月12日にマッキンリー世界初の冬期単独登頂を果たします。
しかし、翌13日に行われた交信以降、全く連絡が取れなくなり、消息不明となりました。

その後、母校の明治大学山岳部によって捜索が2度行なわれましたが発見されず、山頂にあった登頂の証拠とキャンプの装備の一部が発見されただけでした。

あれから30年以上経過した現在もその遺体は発見されていません。
まさにサン・テグジュペリと同じ「未帰還」です。

亡くなったものとされた後、その年の4月19日に国民栄誉賞が贈られています。


Date: 2017.02.12 Category: 歳時記   

No,33 【谷山浩子:今日の1曲】  「魔法使いの恋人が逃げた」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:01)

【ポイント】
 ・ パーカッションがアクセントとして効いていて、フォークソングの香りも感じられる作品


このアルバムだけにしか収録されていない作品になります。
一度聴いたら覚えてしまうような「みんなが唄いやすい歌」が多い浩子さんですが、これも面白い作品です。知らず知らずに覚えてしまうメロディー・・・・脳内感染力が高めの歌ですよ。

この作品では電子ピアノを主に使っています。エンディングのところでわずかにシンセサイザーが前に出てくるアレンジになっていますね。そして、少しけだるい感じで独白調、語りかけるスタイルの唄い方になっています。


Date: 2017.02.11 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月11日は 『人種差別の撤廃に踏み出した日』

【今日が記念日】
 ・わんこそば記念日
 ・おかあちゃん同盟の日
 ・ロールちゃんの日
 ・仁丹の日
 ・めんの日
 ・干支供養の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

政治犯として捕えられていたアフリカ民族会議の最高指導者ネルソン・マンデラさんが釈放されたのは、1990年(平成2年)のこの日です。

マンデラ氏は、南アフリカ共和国での反アパルトヘイト運動(人種隔離政策への反対運動)に学生時代から身を投じ、1964年(昭和39年)に国家反逆罪で終身刑の判決を受けてしまいます。それから27年間にもおよぶ獄中生活をしましたが、同国の人種差別政策に対する長年の国際的な批判もあり、1990年(平成2年)のこの日釈放されました。

復帰後の活躍は目覚しく、1991年(平成3年)にアフリカ民族会議の議長に就任し、当時のデクラーク大統領と共にアパルトヘイト制度の撤廃に尽力します。1993年(平成5年)には『アパルトヘイト体制を平和的に終結させ、新しい民主的な南アフリカの礎を築いた』ことへの貢献でノーベル平和賞を受賞しています。

そして、翌年の南アフリカ初の全人種参加の選挙により同国大統領に選出され、その大統領の就任後も民族和解・協調政策を進め、経済政策として復興開発に尽力しました。1999年(平成11年)の80歳で迎えた総選挙の機にあわせて引退されました。

引退後は、病気などもあり、あまり公の場には姿を現しませんでしたが、2010年(平成22年)に行われたFIFAワールドカップ:南アフリカ大会の閉会式には出席していました。既に90歳を越えて体に衰えが見え始めており、その後も度重なる危機を乗り越えてきましたが、昨年2013年(平成25年)12月5日にヨハネスブルグの自宅で95歳の天寿を全うされました。

追悼式には(日本)皇太子徳仁親王、(イギリス)チャールズ皇太子とキャメロン首相、(アメリカ)オバマアメリカ合衆国大統領、クリントンとカーターの元大統領、(キューバ)カストロ首相など国家元首もしくはそれに準ずる方々が出席し、追悼式典のVIP席でバラク・オバマとラウル・カストロが握手するという歴史的な弔問外交にもなりました。


Date: 2017.02.11 Category: 歳時記   

No,32 【谷山浩子:今日の1曲】  「鏡よ鏡」 ①



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:クニ河内   (2:57)

【ポイント】
 ・ 文字にすると怖い内容もコミカルな歌に


このアルバムは、先日も書きましたが、A面・B面のそれぞれが組曲で構成されています。
それが原因かはわかりませんが、初期~中期のアルバムで、のちに出るベストアルバム:「白と黒」と「花とゆめ」にセレクションされた作品がない唯一のアルバムでもあります。

歌詞は、女の子らしいワガママっぷりが楽しいものになっていますが、結構“ブラック”です。
「自我」や「メルヘンの持つ残酷性」も、実に浩子さんらしく、軽妙にまとめています。特に後半の『自分の入れた りんごの毒』で起きる光景はいかにも物語的で笑えます。
是非聴いてみて頂きたい「黒候補」の作品です。

曲のアレンジとしては、定番のピアノ・弦楽器以外では、アコーディオンとフルートが前に出てきていますね。


Date: 2017.02.10 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月10日は 『宇宙で出会いがしらの事故が初めて起こった日』

【今日が記念日】
 ・簿記の日
 ・Windows 10 の日
 ・バイナリーオプションの日
 ・福寿の日
 ・豚丼の日
 ・パンケーキの日
 ・コッペパンの日
 ・アメリカンフライドポテトの日
 ・白馬そばの日
 ・太物の日
 ・糖化の日
 ・フルーツアートの日
 ・ふとんをクリーニングする日
 ・ドクター・ショール フットの日
 ・フットケアの日
 ・二世帯住宅の日
 ・ふきとりの日
 ・左利きグッズの日
 ・二重(ふたえ)の日
 ・キタノ記念日

こんな記念日が盛りだくさんの本日ですが、今日の話題はこちらです。

宇宙空間で発生した初めての人工衛星同士の衝突事故が起きたのは2009年(平成21年)のこの日です。 「2009年人工衛星衝突事故」と呼ばれています。

アメリカ:イリジウム社の通信衛星とロシアの軍事用通信衛星が衝突したのは16時55分。
場所は北シベリアのタイミル半島の上空約789kmの宇宙空間でした。
人工衛星本体同士の衝突は宇宙開発史上初めてのことで、この衝突で数百個以上の“宇宙ごみ”が発生したと推定されています。

2つの衛星が数km以内ですれ違うということは、実は毎日発生しており、その頻度も「衛生1機あたり日に50回程度」と非常に多いそうです。

実際、イリジウム社は「異常接近で衝突がおきる確率」を5,000万分の1と見込んでいたそうです。今の衛生の活動状態から衝突の可能性が高いものを推定することは極めて困難な作業だそうで、衝突した2つの衛生も「584mの間隔ですれ違う」と予想されていました。
でも、結局、確率は2分の1でしかなかったわけですね。

衛星の位置に関して正確で最新の情報を得るのは難しく、仮に得られたとしても衛生運用の計画性や経済性、そして一時的ではあるもののサービス停止などがネックとなって、回避実行には技術とは違った困難が伴うようです。

広大な宇宙のその空間に出る前に人工衛星の渋滞を抜けていかないと出られないというのは、都市生活となんら変わらないことが“垂直方向”に向かう時でも起きていると言える訳で、なかなかうまく行かないものですね。


Date: 2017.02.10 Category: 歳時記   

【ラジオ】 #89 谷山浩子のオールナイトニッポン 1984/12/20

今日の音源は、第141回、1984年(昭和59年)12月20日の放送分です。

いま改めて聴くと、この回は話題が満載だったんですね。

冒頭の「来週の宛先」のコーナーで、浩子さんが応募してきた宛先名にちなんで 『いま「ネオソフト」のCMの曲を唄っている』 という話をしています。この商品のCMで長きに渡り唄われている歌:『おいしい顔ってどんな顔?』 は浩子さんが作ったものです。しかも、 『パンにはやっぱりネオソフト♪』 のメロディーは現在のCMでも使われていますね。(キャッチコピー自体はこれ以前からあります。) このCMソングは浩子さんの“隠れたヒット作”です。おとといに続き、このブログに[拍手&拍手コメント]をくださる“phm202 (dal 50200mm) さん”が貴重な音源をUPされていましたので、参考に。 (浩子さんの寛大なお心にも感謝です!)



「真夜中のお客様」のコーナーが久しぶりにありました。そのゲストは「高部知子さん」。

“未成年の非行”と社会的に叩かれた高部知子さんを番組の中でも応援していた浩子さん。
1年が経過して謹慎が明け、9月に1年前の発売予定が延期になっていた浩子さんの提供曲(2曲)が含まれたソロ・アルバム:「雨・ア・ガ・リ」を出し、そして10月からドラマにも本格的に復帰してきた高部さん。この日、浩子さんも『特別ゲスト』と言って迎えて、『ずっと会いたかったんですけど、これが初対面』なのだそうです。
ここでは、ドラマ好きの浩子さんらしく、この復帰ドラマ:「転校少女Y」の話題と、アルバムから3題を取り上げていて、浩子さん作の「白いハイヒール」も紹介しています。高部さんの詩の朗読をいま聴くと、10代ながら“表現者”としての実力が高いことを改めて感じます。

その後もいろいろと刺激的な話題を提供した時期もありましたが、今は芸能界は引退して「精神保健福祉士」という現代のストレス社会にはなくてはならないお仕事をされています。専門の著書もあるようですね。

また、このインタビューの中で浩子さんがポロっとしゃべっているのですが、この高部知子さんのアルバムは山川恵津子さんの作品も含まれていることに触れたくだりで
『山川恵津子さんは私の友達で、アレンジャー。鷺巣さんという人の奥さんなんですけど・・・・』
・・・・えっ?! 山川恵津子さんの夫が鷺巣詩郎さんだったとは、この放送を聴くまで知りませんでした。

最後のハガキは、国鉄宮原線(みやのはるせん)を廃線日(1984/11/30)に乗ってきたというリスナーから。最終列車に乗って見て感じたことを伝えてきたものですが、これを素敵な旅として紹介しています。「鉄」への理解は昔からある浩子さんです。そんな宮原線の往時の雰囲気をよく伝えるブログがあったので、一緒にご紹介しておきます。 (ここから


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1984年12月20日

次週のハガキの宛先は、 「一年分のおいしい浩子」 でした。


Date: 2017.02.09 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

No,31 【谷山浩子:今日の1曲】  「アリス (プロローグ)」



アルバム 1978年3月10日発売
作詞・作曲:谷山浩子   (1:43)

【ポイント】
 ・ これから始まる世界へいざなう為の短編です。


この曲はわずか5行の歌詞ですが、本の表紙の絵ようなイメージが湧く内容です。
透明感を感じるピアノのメロディーで、これから始まる世界観に期待が膨らむような曲に仕上げています。


Date: 2017.02.09 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月9日は 『ジャンボが飛んだ日』

【今日が記念日】
 ・パソコン検定の日
 ・えのすいクラゲの日
 ・福寿の日
 ・とらふぐ亭の日
 ・白馬そばの日
 ・クレープの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

日本の航空会社を去った“ジャンボジェット”こと、ボーイング747が初飛行をしたのは1969年(昭和44年)のこの日です。

アメリカのボーイング社が開発した大型旅客機ですが、安価な大量輸送を実現したことで、庶民にとって高嶺の花であった飛行機旅行を可能にするなど世界の人々の生活へ果たした役割は大きいものでした。特に、日本では経済成長と共に歩んだ象徴的な機体ということも出来ます。
その日本では退役間近ですが、多くの改良を重ねながら現在も最新型の生産が続けられているロングセラーの旅客機です。総2階建てのエアバスA380が初飛行するまでは世界一巨大な旅客機でした。

“ジャンボ”という愛称は、19世紀後半にイギリスにいた有名なアフリカ象の名前に由来するのだそうですが、ボーイング社では『鈍重なイメージがある愛称は最新鋭機にふさわしくない』と認めなかったようですが、一般に受け入れられてしまったこともあり、ボーイング社も公式の場で用いるようになったそうです。
航空会社1社が発注した総機数では、日本航空の113機が最多(2011年3月1日のフライトをもって全機が退役)ですが、アメリカ・日本・アラブ首長国連邦など世界各国の政府首脳専用機などにも利用されています。
この大型の機体は、のちに貨物機に転用することを見越してコンテナを横2列積めるような胴体直径とし、それを前から積むことを想定して、あえて機首部分の操縦席および客席部分を2層構造にするという特異な形状の機体で造られました。

この想定した貨物機への転用に留まらず、一部はNASAのスペースシャトル輸送機にも転用されたことをご存知でしょうか。
NASA所有のスペースシャトル輸送用のジャンボは2機。
N905NAは、アメリカン航空から購入してシャトル輸送機に改造したもの。
そして、もう1機のN911NAは、改造前はなんとJALの旅客機でした。ボーイング747の世界初の短距離仕様:SR型の1号機ですが、1988年(昭和63年)にJALから購入してシャトル輸送機に改造したものです。
彼らの「親亀・子亀」みたいなスケールの大きな輸送光景は壮観です。





戦闘機が2機随行して飛行する姿もアメリカらしいですね。

ただ、スペースシャトルも既に全部退役してしまい、これらの機体も引退。
これらの映像がそれぞれの最終フライトのようですね。

【N905NA】


【N911NA】


(2機編隊の貴重な映像も)



経済性の追求から現在の日本に合わなくなってしまったとはいえ、空港に行って日本のジャンボがいないというのは何とも淋しい限りですね。


Date: 2017.02.09 Category: 歳時記   

【谷山浩子:Album】  『もうひとりのアリス』



アルバム 1978年3月10日発売

このアルバムも童話・民話にコンセプトを得た作品群で構成されています。
A面・B面のそれぞれが組曲になっているので、前年のアルバム:『ねこの森には帰れない』のB面の「車の色はそらの色」からミニアルバムが3つ続けて出たような流れに結果的になっています。

このアルバムでは、A面は西洋の童話:「不思議の国のアリス」をモチーフに、B面は「日本の民話」を元に世界観を作っています。アリスに関しては、この後も谷山ワールドの題材としてたびたび作品化されたので、ここが“出発点”と言っても良さそうですね。
一方、B面に収録された民話を元に作った楽曲は、浩子さん自身が「変な曲が多い」と語っています。そして、「初めて聴く人やあんまり谷山浩子の曲を知らない人には、ハッキリ言ってオススメしません。このアルバムから入らないでください。」とも。歌詞カードの冊子にはその民話も紹介されていて、背景も楽しむことが出来るアルバムの作りになっています。

作風は間違いなくメルヘンなのですが、ただの「ほんわかした夢世界」ではなく、暗さ・怖さ・残酷さも表れているという『本当のメルヘンがここにある。』という感じです。逆にいえば、大衆性とは距離がある作品群になる為に嗜好性が高く、いわゆる“売れる”感じではありませんから、レコード会社の理解があったから出せたところもあったのかもしれませんね。

参加したミュージシャンで特徴的なのは、80年代には作曲家としておニャン子クラブ・工藤静香さんやとんねるずの楽曲で大活躍する後藤次利さんがベーシストとして参加されています。スタジオミュージシャンとして活躍していた頃ですね。

明日からは、このアルバムの内容を順番にご紹介していきますね。
“黒谷山”のセレクションにはなっていませんが、思いの外、ブラックですよ!


Date: 2017.02.08 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月8日は 『“郵便マーク”が誕生した日』

【今日が記念日】
 ・艶の日
 ・スパの日
 ・白馬そばの日
 ・信州地酒で乾杯の日
 ・ニッパーの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

皆さんも頻繁に使う記号「〒」・・・そう、“郵便マーク”が誕生した日です。
ただ、ちょっといきさつがあります。

1887年(明治20年)2月8日に当時の逓信省は「今より (T) 字形を以って本省全般の徽章とす」と告示しました。ところが、2月14日に「〒」に訂正してしまいます。2月19日の官報で「実は「〒」の誤りだった」ということを広報します。

この経緯に関しては諸説あるようなのですが、『国際郵便の取扱いで「郵便料金不足の印」として万国共通に「T」が使用されていた為に適当ではない、ということで「〒」に訂正した』という説が有力なようです。

いまは「ゆうびん」と打って変換してもこの記号は表示されますね。
ちなみに、郵便マークの縦横比は『幅のほうが広く高さが低いのが正しい記号』だそうで、これも昭和25年(1950年)の郵政省告示第35号によって正しく定められているそうです。


Date: 2017.02.08 Category: 歳時記   

No,30 【谷山浩子:今日の1曲】  「ゲームの終わり」 ①

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シングル 1977年10月10日発売  <B面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:萩田光雄   (3:37)

【ポイント】
 ・ 大変寂しい歌詞ですが、若者の世界では身近に起きる内容で共感してしまいます。


ピアノとアコースティックギターというフォーク色が強い作品です。
明るいイントロからすぐに転調したり半音が多かったりと、唄う技量・伝える歌唱力が要求される大変難しい作品です。メロディーをとらえるのも、歌詞の世界も、一筋縄ではいきません。

この作品はこのシングルB面にしか収録されておらず、CD化もされなかった為に聴くことがなかなか出来ませんでした。そして、2017年、デビュー45周年で発表された「Hiroko Taniyama 45th Single Collection」で初めて再録されました。


Date: 2017.02.07 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月7日は 『大宇宙を人類が初めて泳いだ日』

【今日が記念日】
 ・北方領土の日
 ・オリンピックメモリアルデー
 ・ニキビに悩まないデー
 ・ニゴロブナの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

人類初の「宇宙遊泳」を行なったのが、1984年(昭和59年)のこの日です。

これが4度目の飛行となったスペースシャトル:「チャレンジャー」は、1984年2月3日午前8時に打ち上げられました。この飛行計画が「STS-41-B」と呼ばれるもので、スペースシャトル計画では10回目のミッションにあたります。
このミッションでは2度の宇宙遊泳が計画されていました。

飛行5日目。
ミッションスペシャリストとして搭乗していた「ブルース・マキャンドレス飛行士」と「ロバート・ステュアート飛行士」は、船外活動ユニットを用いて史上初の『命綱なしの宇宙遊泳』を行ないました。マキャンドレス飛行士は、スペースシャトルの飛ぶ人工衛星軌道から92mも離れたところまでいったそうです。一方、ステュアート飛行士はリモート・マニピュレータの端で足を固定する装置の試験を行なったそうです。

飛行7日目の2月9日には、両飛行士は再び宇宙遊泳を行い、修理が必要な人工衛星を回収する練習を行ないました。

このミッションで彼らが宇宙遊泳した時間は
 1回目  1984年2月7日  所要時間:5時間55分
 2回目  1984年2月9日  所要時間:6時間17分
と合計12時間を超え、かなり長く危険なものだったことがわかります。

以前公開されたアメリカ映画:『ゼロ・グラビティー』は、「船外活動中に宇宙に投げ出された恐怖を描く映画」ですが、同じ宇宙遊泳でもこのようなシチュエーションですることがないようにしてもらいたいものですね。




Date: 2017.02.07 Category: 歳時記   

No,29 【谷山浩子:今日の1曲】  「窓」 ①

s_04.jpg 

シングル 1977年10月10日発売  <A面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:小野崎孝輔  (3:45)  【白谷山】

【ポイント】
 ・ 抒情的でありながら映像が思い浮かぶような歌詞です。


この作品は浩子さんが19才の時に書いたもの。高校時代を懐かしんで書いたそうです。
つまり、曲のモデルは母校です。
歌詞には出てきませんが、お茶の水女子大学の正門からのいちょう並木は、秋は大変美しく黄色に色づき、バス通りからも良く見えるんですよ。附属高校もいちょう並木に面していたハズなので、季節感も強く感じられたことでしょう。

この作品には歌詞が異なる未収録の原曲がありました。
おそらく放送倫理上もNGだったのかもしれません。レコード化にあたってこの内容に変更したようです。
その原曲はネットで検索ができますが、刺激が強すぎて賛否両論が出ると思うので、アルバム収録で紹介する時に改めて。

歌詞の世界は、若者が抱える悩みをとても深く表現しています。
そして、大人になるにつれ、誰もがどこかで実感を伴ってくるお話が描かれています。

ピアノ&ストリングスという、シンプルで音楽性豊かなアレンジ。
決してPOPな歌ではありませんが、ニューミュージックらしい楽曲です。
初期の名曲ですね。


Date: 2017.02.06 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月6日は 『皆さんも貢献しているIT日記の日』

【今日が記念日】
 ・お風呂の日
 ・メロンの日
 ・手巻きロールケーキの日
 ・C1000の日
 ・ニゴロブナの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

IT企業の株式会社サイバーエージェントがインターネットの記録サービスである「ブログ」の普及を目指す為に、2007年(平成21年)に制定したのが「ブログの日」です。

彼らの提供しているサービスは「アメーバブログ」。あのカエルさんがキャラの“アメブロ”です。
芸能人のブログが多数あるので、きっと皆さんも毎日アクセスしていると思います。

FC2のサービスを活用させて頂いているこのブログも、大変なスロースタートでしたが、今では多くの方に遊びに来て頂けるようになってきました。改めて御礼申し上げます。


Date: 2017.02.06 Category: 歳時記   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子 ひとりでオールリクエスト 180分』 @渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール (2017)

昨夜:2/4(土)に行なわれた今年1本目のコンサートの模様です。
年納めの大阪のコンサートから1ヶ月半しか経っていませんが、記念Yearの浩子さんはコンサートも始動です。 昨年初めて行なった 『ひとりでオールリクエスト 180分』。 2016年は2/27(土)の開催だったので、今回は早めの開催ですね。

この日、私は京都で朝を迎えておりました。
出張で泊まりになった訳ですが、前の晩には祇園の高級クラブ(座っただけで諭吉が逝く!)に初めて連れていってもらい、2時間ほどの「社会勉強」させてもらったりした訳でありました。(自腹だったので、本当にお勉強でした。。。)

そんな訳で、遅めの朝ごはんを摂り、お土産を買って、新幹線に乗ったのが11時前。
「地方からコンサートに来るお客さんはこんな気分なのかな・・・・」
などと思いながら、良く晴れて明るい車窓を眺めていました。
浜松を過ぎたあたりからは遠くに富士山も見え、かなり空気も澄んでいるようでした。
そして、新幹線は磐田市内のヤマハの本社・工場群を見ながら駆けていきます。“あの歌の前奏”が頭の中で響きます。ヤマハやNTN(ベアリングメーカー)の工場近くに東海道本線の新駅の建設が始まっている様子が見えると、すぐに袋井市。浩子さんに所縁のあるエリアをわずか数分で駆け抜ける新幹線でした。

今日は浜松からもきれいに見えた富士山ですが、この時期が最も美しく見える時期です。
静岡を過ぎてからはしばらくトンネルが続きますが、富士川を渡る直前にトンネルを抜けると、予想通り、山頂から裾野までの雄大な眺め、そして晴れて南側からの日差しをいっぱいに浴びた美しい富士山がそこにありました。
ここで十数年も生活をして半分地元のような街ですが、お昼時の暖かさの中でも水蒸気を感じさせないこの姿は真冬のこの時期にしか見られません。トンネルを出た直後にマイクスイッチがONになった音が聴こえると、車掌さんから観光案内の車内放送がありました。さすがに東海道新幹線で随一の車窓スポットなので、お天気に恵まれている時には上下線とも富士市内に入ったあたりで富士山の眺望の車内放送が入りますね。

そんな感じで帰宅。
着替えもそこそこに、今度は渋谷へ向かいました。

渋谷に着くと、やはり土曜の夕方近くなので大変な混みよう。駅の周囲あちらこちらで工事を行なっているので、歩きにくさに拍車をかけているようです。そんな中を歩きながら桜丘へ上って、『渋谷区立文化総合センター大和田』に向かいます。

今日のホールは「さくらホール」。4階にありながら2階構造のホールです。
到着すると入場は既に始まっていました。

ひとりでオールリクエスト180分(2017)

本日のチケットは完売!ということで、1階・2階の全500席が埋まっています。
当日販売分もなく、今年も大変盛況です。このコンサートだけは学割制度が適用されている為、いつものコンサートに比べて若者の姿が多い印象です。

私の席は、客席入口より前方の右手ブロック。
アンケートの準備やらバタバタしているうちに開始を告げるブザーが鳴りました。


浩子さんがステージの右手から登場!
今日の衣装は、シルバーグレーのワンピース。胸の合わせのところがフリルになっていて、裾にかけてはレースの刺繍が大きく入っているAラインの上品なもの。それに、濃いグレーか黒の小さなタイル柄の薄手のハーフコート。そして黒ブーツ。大き目の巻き髪で、アクセントに真っ赤な大きな髪留めを後ろに付けているというお姿です。

浩子さんからコンサートの趣旨、そしてチケットの半券による抽選という説明を行なって、リクエスト権者の抽選に早速入ります。
浩子さん: 『唄いやすくて、よく覚えている歌だと良いなぁ。』

最初に当たったのは2階の方。
ところが、くじ引いた浩子さんも2階のどこだかわからず、全体がパタッと停まります。
浩子さん: 『ん? バルコニー席? 10番って、こっち?』
お客さん: 「ここが1番。」
ステージに向かって右手のバルコニーの後方とわかったのですが、今度はマイクがない。
浩子さん: 『バルコニー席だけはスタッフがいないので、マイク無しで大きな声で。』
お客さん: 「カイの迷宮。」
浩子さん: 『暗く、長く、重いのが最初に来ました。』
と若干ヘコみ気味。

#1 2階-R列-10番 女性  『カイの迷宮』

浩子さん: 『心の準備が出来ていない「カイの迷宮」でした。』

ここからは3人ずつ選ぶ抽選になっていきます。
#2 2階-5列-22番 女性  『人形の家』
#3 1階-13列-9番 男性  『ここは春の国』
#4 1階-8列-29番 女性  『催眠レインコート』

作品の解説をしていく浩子さん。
「人形の家」では、また若干凹み気味に
浩子さん: 『うわぁ。。。まだ温まってないチューに。。。』
「ここは春の国」では、
浩子さん: 『関西で「ギャルギャルコーベ」という番組をやっていて・・・・ギャルですよ。ギャルですからね。・・・・そこで詞を募集して作った歌です。』
「催眠レインコート」に至っては
浩子さん: 『なかなか楽をさせてもらえません・・・・』

ここで最初の“変化球”が飛んできました。
#5 1階-12列-15番 男性  『真夜中の太陽』
#6 2階-2列-15番 女性  『テングサの歌』
#7 1階-17列-25番 女性  『すみれの谷』

リクエスト曲を聞いて拍手が起こるようになると
浩子さん: 『この拍手は、曲の人気・・・・と思ってよいのかな?』
「テングサの歌」では大きな拍手がありましたが、
浩子さん: 『“コール”はやらないよ!』

「すみれの谷」は、浩子さんはセルフカバーしていないので音源はありません。
北海道は芦別にあったテーマパーク:「カナディアンワールド」。(現在は普通の公園です。)
赤毛のアンの世界をテーマにプリンス・エドワード島にあるものを忠実に再現したもので、その開園(1990年7月)にあわせて制作されたイメージアルバムに収録された作品だそうです。
浩子さん: 『「友情」を唄った歌です。このアルバムでは岩男潤子さんが唄っていますが、これで彼女と出会いました。』

次の3曲では、ドラマ好きの浩子さんが脱線します。
#8 1階-18列-19番 男性  『しまうま』
#9 1階-11列-13番 男性  『街』
#10 2階-R列-7番 男性  『トライアングル』

「しまうま」のリクエストで拍手が少なかったのですが、そこでエピソード。
浩子さん: 『昔、コンサートでアルバムタイトル曲ばかり唄うコンサートをやった時に、この曲で「地味ですよね。」と言ったら、アンケートですごく怒られて・・・・「僕は一番良いと思っています」と言ってくださる方がいたんですが、・・・・やっぱり地味ですよね。(笑)』

浩子さん: 『「街」は、自分でも曲がよく出来ているなと思っていて、大好きな歌です。』

「トライアングル」のところで、ドラマ:「花より男子」を最近になって視たという話題に。
原作通りの少女マンガっぷりを発揮しているドラマの設定を語る浩子さん。つい、熱くなって
浩子さん: 『井上真央と松本潤と小栗旬を思い浮かべて、この「トライアングル」を・・・・いや、自由に思い浮かべて良いです。今更遅いか。(笑)』

唄う前の照明さんへの“歌の内容情報提供”が、何ともテキトーです。
浩子さん: 『照明は、白と黒のストライプで。』

演奏では、その「しまうま」でこの日最初のブレイク!
冒頭の入り方が掴めなくなって、何度か違う形を試して仕切り直して唄いました。
しかし、照明さんは、煙をステージ上空に放ち、上からピンスポットのランプを使って影を使って縞模様に見せようとアタック・・・・したようですが、「もう少し頑張りましょう」って感じでしたね。

本日、2つ目の“変化球”はここでした。
お客さん: 「Smile for meはできますか。」
浩子さんが固まります。しばらく考えた後、
浩子さん: 『サビの前までなら唄えます。それでも良いですか?』
お客さん: 「では、変えます。」
浩子さん: 『良くないですよね。では、何にしますか?』
・・・・といったやりとりがあって

#11 1階-7列-12番 女性  『裸足のきみを僕が知ってる』
#12 1階-8列-1番 女性  『エッグムーン』

これで、第1部が終了。
今回は3時間コースなので15分の休憩です。


そして、お手洗い休憩から皆さんが戻った頃、第2部のブザーが鳴りました。
浩子さんが再び小走りで登場します。

浩子さん: 『ここからも、第一部と変わることなく、同じスタイルでやっていきます。(笑)』

#13 1階-1列-27番 男性  『DESERT MOON』
#14 2階-7列-4番 男性  『テルーの唄』
#15 1階-17列-4番 女性  『約束』

選ばれた3作品が全て「ドラマ・映画のテーマ曲」になりました。
「DESERT MOON」は、大映の学園ドラマ:「青い瞳の聖ライフ」。「テルーの唄」はスタジオジブリの映画:「ゲド戦記」。「約束」は日本・香港合作映画:「孔雀王・アシュラ伝説」で使われた作品です。

「テルーの唄」では、リクエストされた方の題名のイントネーションから話題が膨らみます。
浩子さん: 『「テルー(↓)」という言い方は、ジブリ映画から入ってこられた方ですね。』
浩子さんとしては、映画になる前から「テルー(↑)」というイメージで原作を読んでいたそうで、自分ではどうしても語尾が上がる方向になるそうです。
浩子さん: 『あれが「テルー(↓)」なら、パズー(↓)ですよね。』
・・・・確かに。 天空の城ラピュタの主人公は「パズー(↑)」ですね。

第2部はここでハプニング!!

浩子さん: 『次に当たった方・・・・1階、19列、18番!』
客席に反応がありません。すると、ディレクターの黒川さんの声が響きます。
黒川さん: 「いません。」
チケット半券を見ながら、固まる浩子さん。
浩子さん: 『帰った?』
黒川さん: 「用事があったんだと思います。」
浩子さん: 『つまらなかった、んじゃないよね?! ションボリ。。。』
・・・・しかし、これがオチではありませんでした。

気を取り直して再び抽選をしたら、今度当たった方は、なんと浩子さんのお知り合い。
お客さん: 「ピヨの片想い。」
浩子さん: 『ピヨの片想い・・・ん? あれは「恩返し」! まぁ、最初は片想いみたいだけど。』

#16 1階-6列-17番 男性  『ピヨの恩返し』
#17 1階-18列-18番 男性  『ドッペル玄関』
#18 1階-15列-11番 女性  『お早うございますの帽子屋さん』

ここでは代表曲が3曲並びました。
「お早うございますの帽子屋さん」がリクエストされたところで、階段席から出口に向かって降りてくる女性が1人。浩子さんが声を掛けます。
浩子さん: 『お帰りですか?』
お客さん: 「用事があるものですから、申し訳ありません。」
浩子さん: 『いえいえ。こちらこそ、今日は来て頂いてありがとうございました!』
“当選者不在事件”の顛末の直後にお帰りになる方が1人出るという珍事!
この方も席を立ちにくかったでしょうね。それを温かく送り出してあげる浩子さんも流石です。
・・・・でも、こんなオチになるとは思いませんでした。

演奏では、「ドッペル玄関」で冒頭にブレイク!
次の「お早うございますの帽子屋さん」では、始まってすぐに咽せてしまいブレイク。(3度目)
ここで久しぶりに浩子さんの「ハサミポーズ」が出ました。
この日の「お早うございますの帽子屋さん」はポプコンVer.が基本のアレンジでした。

第2部もここで“変化球”が飛んできました。
#19 1階-1列-5番 男性  『LUCKY DRAGON』
#20 1階-4列-21番 男性  『草の上』
#21 1階-2列-12番 男性  『風を追いかけて』

「LUCKY DRAGON」は、女優:斉藤由貴さんへの提供曲。
セルフカバーしていないので、浩子さんが唄うのは初めて聴きました。
浩子さん: 『「諦めなければ夢は叶う」という、よくある“励ましソング”です。DRAGONは「将棋」を見ながら・・・・』

3番目に当たった男性はかなりベテランの方。
お客さん: 「タイトルがわからないんだけど、キャンペーンで作った・・・・」
浩子さんもピンとこないようで固まります。
お客さんが身振りを交えて何か伝えているのですが、こちらからは様子がわからず。
浩子さん: 『あぁ~、何かのキャンペーンでやった・・・・ただ、この様子でわかって頂けると思いますが、全く思い出せないので、ゴメンナサイ。 他に何かありますか?』
お客さん: 「風を追いかけて。」
浩子さん: 『これは尾崎翠(おさきみどり)さんの小説を読んでいて、その序文からイメージして作りました。』

この3曲の演奏では、「草の上」はどの高さでやろうか悩みます。
浩子さん: 『“d”でやる。』
と言っていたのですが、唄い始めるやブレイク。
浩子さん: 『“c”だった。』
と即座に変更して唄いました。

#22 1階-13列-5番 女性  『キャンディーヌ』
#23 2階-3列-28番 女性  『無限マトリョーシカ』
#24 2階-4列-12番 女性  『闇に走れば』

「無限マトリョーシカ」は、ロシア好きで知られる声優:上坂すみれさんへの提供曲。
浩子さん: 『中国からロシアの方にどんどん向かっていくと、そこに森があって、中に入って酷い目に合う、という歌なんですが。』

浩子さんが作詞したこの作品は、昨年末の大阪のソロライブの時にも浩子さんが語っていましたが、東海林太郎さんが唄った「国境の町」をイメージして書かれたものです。


「闇に走れば」では、こんな裏話も。
浩子さん: 『この作品の舞台は千葉県の銚子の犬吠埼です。よく“心中”の歌と間違われるんです。二度と帰らぬ闇の中に力を込めてアクセル踏んで、とか言っているんで。(笑)』

早いもので3時間もあっという間。そろそろラストのお時間です。
浩子さん: 『とりあえず最後の2曲を選びます。もし「みんなのうた」とか短い作品が来たら、やってみてもう1曲足すとかにしましょう。』

#25 1階-11列-17番 男性  『Miracle』

ここに来て、すごくしっとりした感じの作品がリクエストされました。
穏やかで良いのですが、終盤で落ち着き過ぎちゃうからでしょうか。
浩子さん: 『ホントにいますごく聴きたいと思っていますか?(笑)』

そして、最後。
今度は前の方の席が当たりました。
ステージ上の浩子さんに声が直接届く位置なので、何やら伝えています。
どうも浩子さんも困った感じ・・・・そして、その「題名」を告げると、客席は爆笑!!

#26 1階-2列-8番 男性  『ヤマハ発動機社歌』 (※合唱付き)

浩子さん: 『これが最後になると、これまでの全てがチャラになるぅ。。。。』
しかし、客席からは声が飛びます。
お客さん: 「唄っても良いですか?」
浩子さん: 『いま言おうと思っていたんですが、3番までありますが、後半が同じなので良かったら唄ってください。』
・・・・ということで、歌詞とメロディーの「歌唱指導」が行なわれました。

これはまさかの展開!!
今朝の新幹線で眺めながら浮かんだ前奏が、まさに聴こえてきました。そして・・・・
全員: 「♪ヤマハっ、ヤマハっ、ヤマハ~ ヤマハはつどうき~♪」

弾き終えた浩子さんは、きまり悪そうにご挨拶をして退場しました。
そして、アンコールの拍手に応えてステージに再登場しました。

まずは、告知ということで、4/29(土曜・祝日)の45周年記念コンサートのお知らせ。
(※チケットの一般販売は、本日:2/5からスタートしました。)
そして、ここで昨夜も速報した“初出し情報”がお披露目されました!
浩子さん: 『ライブのちょっと前になりますが、4/26に「45th シングルコレクション」を出します!』

全50曲入りのCD3枚組で、Blu-specCDに録音されるほか、ジャケット写真の縮小写真も収められるそうですよ。
そして、価格は、驚きの3,500円!!
浩子さん: 『「1曲いくらだ?」って話もありますが・・・・』
シングル盤が多く出た'70S後半~'80S前半のEP盤の値段に比べても実に5分の1です。
尚、「Amazon」では予約特典もあるそうなので、こちらから予約するのがよいですね。

【Amazon.co.jp限定】HIROKO TANIYAMA 45th シングルコレクション(オリジナル・コースター(45周年記念ver)付)

その他、ファンクラブイベントの告知などを行なって、ようやくアンコール曲へ。
ここもやっぱり抽選で。
選ばれた男性は、しっかり“空気を読んだ”感じの選曲でした。
#En-1 1階-4列-17番 男性  『ねこの森には帰れない』 (※合唱付き)

浩子さん: 『これも良かったら唄ってください。唄うと免疫UPになるそうなので、カゼ予防の為に・・・・カゼを引いている人は心の中で唄ってください。』

大合唱で唄い終えると浩子さんが退場します。
でも、ダブルアンコールの大拍手を続ける観客の皆さん。
そして、小走りに浩子さんが登場!
浩子さん: 『退場してはいけなかったらしいです。昨年来た方は覚えていると思うのですが、いまから皆さんと集合写真を撮ります。ファンクラブの会報に載せる写真です。』
そして、ディレクターの黒川さんから観客の皆さんに注意点がアレコレと伝えられます。
黒川さん: 「カメラが見えなければ映りません。」
そりゃそうですが・・・・なんと、私はカメラと浩子さんの延長線上に!
カメラマンが浩子さんと重なって見えないということは、当然、写りようがありません。(残念)

そんなこんなの記念撮影が終わったところで、浩子さんが一言。
浩子さん: 『唄っちゃダメ?』
黒川さん: 「1曲なら。」
お客さんは大拍手!!
浩子さん: 『最後は、いつものようにファイルから引くね。』
浩子さん: 『わぁ・・・・シングルコレクションの話をしたからじゃないけど代表曲が出て来た。』

#En-2 『窓』

途中でちょっとブレイクしたけど、そのまま唄いきってのお開きとなりました。
今年も抽選には当たりませんでしたが、1日の流れからしても満足度の高いコンサートになりました。

次は、4/29(土曜・祝日)のお祭り : 「谷山浩子コンサート ~デビュー45周年大収穫祭~」(@東京国際フォーラム ホールC)に参加するつもりです。
(たぶんチケットの抽選は外れないと思うのですが・・・・)



Date: 2017.02.05 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 2月5日は 『女性の花形職業が日本にも誕生した日』

【今日が記念日】
 ・みたらしだんごの日
 ・ニゴロブナの日
 ・エコチュウの日
 ・ふたごの日
 ・長城清心丸の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

東京航空輸送社が初の女性客室乗務員の採用試験を実施して3人を採用したのが、1931年(昭和6年)のこの日です。

旅客機の客室において乗客への接客サービスや緊急時の誘導などを行なう客室乗務員。TV等では「CA」や「キャビンアテンダント」と言っていますが、実はこれ“和製英語”なんですね。正式には「キャビンクルー」(cabin crew)や「フライトアテンダント」(flight attendant)と称します。ちょうど2つが混ざったような形になってしまっています。

女性の職業としての歴史は、1930年(昭和5年)にアメリカのボーイング・エア・トランスポート社(現在のユナイテッド航空)が、女性の元看護師を客室乗務員にしたのが最初だそうです。当時はまだ「危険な乗り物」というイメージだった飛行機に女性の乗務員を搭乗させることで安全な乗り物をアピールするという意味もあったといわれています。

日本においては、翌1931年(昭和6年)に東京―下田―清水間の定期旅客路線に新卒の3人の客室乗務員を採用し、その後1939年(昭和14年)に開業した大日本航空も採用したという記録があるそうです。当時は「エアガール」という名前で呼んでいたそうです。
1930年代後半からのダグラスやボーイングの旅客機の大型化に伴って、全世界の航空会社も女性の客室乗務員を次々と乗務させたそうですが、ほとんどが男性の乗客だったために客室乗務員は女性が占めるようになりました。

1960年代になると、高度経済成長に伴う外貨収入の増加を受けて、1964年(昭和39年)4月1日に海外渡航が完全自由化され、海外への団体観光ツアーが次々と発売されるようになりました。また、日本にもルフトハンザドイツ航空やシンガポール航空などの新規乗り入れが相次ぎ、外国航空会社の日本人客室乗務員の採用も急増していきました。
・・・とはいえ、まだまだ海外旅行は一般層にとって高嶺の花であったこともあり、客室乗務員はステータスの高い花形職業となりました。

これ以降、20世紀末に呼び名が変わるまでは「スチュワーデス」という形で大衆化していきましたが、1990年代のバブル景気後は、契約制客室乗務員の導入を代表とした「待遇の引き下げ」、「女性側の意識の変化」、「心身ともハードな職業という認識の浸透」などもあり、人気の職業ではあるものの憧れだけの志願者は減りました。
現在では雇用形態の柔軟化を受けて、30代の中途採用、40代の有期再雇用など、かつて「若いこと」が採用条件だった状況とは変わりつつあるようです。



Date: 2017.02.05 Category: 歳時記   

【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編! 2017年4月26日(水)  『HIROKO TANIYAMA 45th シングルコレクション』 発売決定!

本日:2/4は渋谷で『谷山浩子 ひとりでオールリクエスト 180分』が開催されました。
その模様は追ってレポートしますが、そのコンサート内で“初出し”され、オフィシャルサイトでも同時解禁された情報を速報します!

『デビュー45周年ということで、いろいろな企画がある』と以前から話していた浩子さんですが、“初”のシングルコレクションが発売になるそうです!
高音質なBlu-spec CD2仕様で、3枚組。
その収録曲はなんと50曲!
・・・なのにお値段は¥3,500!!
コンサートでも浩子さんから 『1曲いくらだ?!』 という言葉があったほどリーズナブルです。

注目すべきは、この中に初めてCD化(すなわち再録)される作品があるということ。
『ゲームの終わり』・『ミスティーナイト』・『ごめんね』の3作品が今回収録されます。
(逆に、何でこれが入ってなかった?)
そして、当時は「トムキャットみたい。」と言われたド派手な『ブルーブルーブルー』も収録予定曲に入っています。

浩子さんの公式HPで詳細の案内が出ています。

4月26日「HIROKO TANIYAMA 45th シングルコレクション」発売決定!!

そして、先行予約でオリジナル特典がもらえるそうですよ! (以下、Amazonへのリンク)

【Amazon.co.jp限定】HIROKO TANIYAMA 45th シングルコレクション(オリジナル・コースター(45周年記念ver)付)




Date: 2017.02.04 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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