No,72 【谷山浩子:今日の1曲】  「ミスティーナイト」 ①

シングル_カントリーガール

シングル 1980年3月21日発売  <B面>
作詞:安田義文、作曲:谷山浩子、編曲:山川恵津子   (3:46)

【ポイント】
 ・ 情景が細やかに表現されている歌詞。しかも、素人さんの作なのです。


浩子さんは1978年(昭和53年)からラジオ・パーソナリティーの活動もしていました。
ラジオ関西の「Gal Gal コーベ」という番組で、この中でリスナーの書いた詞に曲をつけるコーナーがあり、そこから生まれた作品です。浩子さんは1981年(昭和56年)3月まで担当していましたが、他にもこの番組で生まれた作品があります。

あの頃はNHKにも「あなたのメロディー」といった素人参加番組があり、こういう機会は現在と違って多かったのかもしれませんが、この詞は浩子さんが唄いそうな言葉が良く使われているせいか、浩子さんが唄うと「らしさ」も良く出ていますね。

このB面収録曲は、山川恵津子さんのアレンジです。
かわいらしいベルのような音から始まります。
そこからピアノの弾き語りのような形で切ない歌詞の世界に入っていきます。
そして、弦の響きやコーラス・・・・歌謡曲的な展開をしていきます。華やかです。
この作品は17年後にベストアルバム:「Memories」(1997年9月発売)で再録されますが、こちらはアルバムVer.で別モノです。


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Date: 2017.03.31 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月31日は 『パリのシンボルの1つが完成した日』

【今日が記念日】
 ・経理の日
 ・体内時計の日
 ・山菜の日
 ・サザンイエローパインの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

現在ではパリを代表するシンボル、エッフェル塔が完成したのは、1889年(明治22年)のこの日のことでした。

フランス革命100周年を記念して1889年にパリで開催される第4回万国博覧会のために建造されるべく、1886年(明治19年)2月にコンペティションが開かれました。
そこで選ばれた作品がこの塔のデザインで、その設計者はソーヴェストルさんとケクランさんのお2人。
ともにエッフェル社の社員だった為、最終的にはエッフェルさんが著作権者となり、塔の名前にもなりました。
その選考理由は、『1889年の万国博覧会用に建てられる塔は決定的な特徴をもち、金属産業の独創的傑作として出現しなければならない。この目的に十分適うのはエッフェル塔のみと思われる』というものだったそうです。

こうして、この塔の建設が始まります。その工期はもちろん『万博に間に合わせる』というもの。
結果的に2年2か月というすばらしい速さで建設は行われ、しかもその期間中に死者も出さなかったそうです。

建設当時の高さは312.3m。塔は錬鉄製で、使用した錬鉄は実に7,300トンにもなります。
1930年(昭和5年)にニューヨークに「クライスラービル」が完成するまでは「世界一高い建造物」でもありました。
しかし、「奇抜な外見」と受け止められた為、その建設当時は賛否両論だったそうです。1887年(明治20年)2月に「建設反対派の芸術家たちが連名で陳情書を提出した」というのは、フランスらしいエピソードですね。

当初の契約により1909年(明治42年)に一度解体しようとしますが、のちに軍事用の無線電波を塔から送信することになり、今は『国防上の重要な建築物』という位置づけになっているそうです。現在は放送用アンテナが設置されたために高さは324mと更に高くなっています。

ちなみに、1991年(平成3年)には、この塔を含むパリの「セーヌ川周辺」は世界遺産に登録されました。




Date: 2017.03.31 Category: 歳時記   

【ラジオ】 #96 谷山浩子のオールナイトニッポン 1985/2/14

今日の音源は、第149回、1985年(昭和60年)2月14日の放送分です。

この前の週に、長いこと病欠していた構成作家のポチ(寺崎要)氏が復帰しています。
この週はいつものレギュラーメニューの流れで進んでいきます。
ハガキ中心で進んでいきますが、ちょうちょい“怖い話”の雰囲気を出していく森谷ディレクターです。

ちょっと興味深かったのは、コンサートチケットの値段を「3,000円」としてきたハガキに
 『そんなに高くないですよ。』
ん!? ・・・・となると、チケット価格は随分上がったんですね。30年でほぼ2倍ですね。

「真夜中のお客様」のコーナーは、その前の週に引続き、お兄さん共々に浩子ファンである女優の 冨田靖子さん ですが・・・・「はい」と「いいえ」しか何故か言いません・・・・というか、彼女の声を使って遊んでいる森谷ディレクターでした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1985年2月14日

次週のハガキの宛先は、 「真夜中の小物入れ」 でした。


尚、この放送回の次の回の音源も見つからないので、再び1回飛ぶ形になります。
実は、この2月21日の回は斉藤由貴さんがゲストに来ています。
しかも、デビュー当日! つまり、初対面ですね。(おそらく)
その後、このような長いお付き合いになると思ったでしょうか。
ここでは、冨田靖子さんに続き、由貴さんも浩子ファンであることを話しているようです。
auのCMでのかわいい由貴さんのデビュー日の声を聴きたいところですが・・・・残念!!


Date: 2017.03.30 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

No,71 【谷山浩子:今日の1曲】  「カントリーガール」 ①

シングル_カントリーガール

シングル 1980年3月21日発売  <A面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:山川恵津子 (4:05) 【白谷山】

【ポイント】
 ・ 前奏なしで歌が始まって、歌詞が「3番」までのアンハッピーなバージョン


初期の代表曲です。まぎれもない大代表の1曲です。

この曲は山川恵津子さんのアレンジ。
前奏なしにサビの部分からスタートするというライブ向きの構成になっています。
この曲を初めて聴いた時に日本の地方の風景・光景をイメージしたんですが、実際は全然違っていて、浩子さんが初めて海外旅行に行った際にツアーの同行者の方を見て書いたものなんだそうです。

この頃から「暗い/悲しい歌詞」を、暗い・悲しいメロディーに載せるのではなく、明るめの曲に載せるようにもなってきます。シングル盤ですから、アレンジも多少賑やかになっていますけどね。この作品は何度も再録されますが、当バージョンは曲のピッチが少し遅いというのも特徴です。

この後、Happyストーリーになっていく「4番」が入ったバージョンに変わっていきます。
ファンの間では賛否両論ありましたが、この“バージョン変更版”の登場の仕方も面白いので、再録版が来た時に改めてご紹介します。

ベストアルバムには欠かせない代表曲ですが、そんな“変化”も背負いながら、各年代に出されたベストアルバムにそれぞれのバージョンで入ってくることになります。長年唄っているからこそのエピソードでもありますね。

この「3番まで」のシングルバージョンは、ベストアルバムの「'70s」でも聴くことが出来ます。


Date: 2017.03.30 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月30日は 『広大な領土が売られた日』

【今日が記念日】
 ・妻がうるおう日
 ・信長の野望の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

財政難のロシアが、その領土であったアラスカをアメリカへ720万ドルで譲渡する条約に調印したのは、1867年(慶応3年)のこの日のことです。

ロシア人は18世紀末から狩猟や交易のために北アメリカ大陸の太平洋岸のエリアに進出し、カリフォルニア州にまで達していました。ところが、いま再び話題の中心になっているクリミア半島が舞台で起こった「クリミア戦争」〔1853年(嘉永6年)~1856年(安政3年)〕によって「戦勝国のない戦争」となり大きな損害を被ってしまいます。

これで経済的に疲弊したロシアは、その立直しのためにアラスカを売却することを決心しますが、戦争相手国だったイギリスは避け、取引相手にアメリカを選んで1859年(安政6年)に売却の意向を打診します。
しかし、アメリカも当時は南北戦争の影響もあって進展せず、ロシア皇帝:アレクサンドル2世は1867年(慶応3年)3月になって外交ルートを通じて改めて交渉を行わせました。そして、この3月30日の午前4時、アラスカを売却する条約が結ばれた訳です。

アメリカの購入価格は、720万USドル。
そして、その土地の単価は、1エーカーあたり約2セント。(1エーカー=約4047平方メートル)
実に6000坪を超える土地をわずか1ドルで買った計算になります。

翌月、アメリカ議会の上院で条約が批准されますが、『巨大な保冷庫』との非難を浴びます。
ところが、約30年後の1896年(明治29年)には金鉱が発見されるなど、アラスカが資源の宝庫であることが判明したことで評価は一変します。
また、アラスカは狭い海を挟んでロシアと国境を接することから、その後の冷戦期にも軍事上で大変重要な役割を果たします。その為、アメリカのアラスカを購入したこの条約締結は、今では政治的に高い評価となっています。


ちなみに、前述した「クリミア戦争」が終結したのも、1856年のこの日のことでした。
今のクリミア半島の事態が、この戦争の歴史をなぞらないと良いのですが。。。


Date: 2017.03.30 Category: 歳時記   

No,70 【谷山浩子:今日の1曲】  「風を追いかけて」 ②



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:54)

【ポイント】
 ・ キッカケは読書です。


アルバム発売の約1ヶ月前の9月末に先行発売したシングルが終曲として入っています。
こちらはシングルB面の「風の子供」と違って、シングルもアルバムも同じ内容ですね。

この作品は読書をしていて生まれたものだそうです。
『尾崎翠(おさきみどり)さんの小説を読んでいて、その序文からイメージして作った』
と話しています。(ひとりでオールリクエスト180分:2017)
本文ではなく、「序文」というのが興味深いですね。


〔これまでの収録は〕
 No,58 【谷山浩子:今日の1曲】  「風を追いかけて」 ①


Date: 2017.03.29 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月29日は 『皆既日食を世界中で見た日』

【今日が記念日】
 ・作業服の日
 ・サニクリーンの日
 ・みんつくの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

南アメリカ~北アフリカ~ヨーロッパ~西・中央アジアという大変広大なエリアで日食が観測されたのは、2006年(平成18年)のこの日のことです。

そのうち、北アフリカ、西アジア、中央アジアでは皆既日食が観測された天体ショーでした。
エジプトで観測された皆既日食はこんな感じだったそうです。



皆既日食は、やはり美しいものですね。

だいぶ暖かくなってきました。
冬の星座もまだ見られるようですし、夜の天体見物も面白いかもしれませんね。



Date: 2017.03.29 Category: 歳時記   

No,69 【谷山浩子:今日の1曲】  「イートハーブの魔法の歌」



アルバム 1979年11月5日発売
作詞:清水一寛、作曲:谷山浩子、編曲:山川恵津子   (2:33)

【ポイント】
 ・ 冬の音を吸い取るような静寂感が感じられます。


この歌は冬に聴くのが良いですね。
雪国の穏やかな、そして音のない夜のイメージがしっかり浮かんできます。

全編にわたってパイプオルガンの音が静かに、そして荘厳な響きをもって流れています。
そのメロディーに浩子さんの透明感のある声で静かに歌詞を乗せていきます。
サビの部分の男性とのデュエットもシンプルで好感触です。

いかにもアルバム用の曲ですが、穏やかな気持ちになれる、そんな1曲です。


Date: 2017.03.28 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月28日は 『世界初の原発事故が起きた日』

【今日が記念日】
 ・八幡浜ちゃんぽん記念日
 ・三ツ矢の日
 ・三ツ矢サイダーの日
 ・グリーンツーリズムの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

東日本大震災以降、日本を悩ます原発事故。
世界で初めての原発事故は、アメリカの東北部にあるペンシルベニア州のスリーマイル島で1979年(昭和54年)のこの日に起きました。
スリーマイル島原子力発電所での炉心溶融事故です。

この事故は「原子炉冷却材喪失事故」に分類され、国際原子力事象評価尺度 (INES) において「レベル5」に認定されています。発電所で想定されていた事故の規模を上回る大きな事故でした。

メトロポリタン・エジソン社のスリーマイル島原子力発電所はペンシルバニア州を流れるサスケハナ川の周囲が約3マイルの中州にありました。この発電所は2つの原子炉を持ち、事故を起こした「2号炉」は営業運転開始から3ヶ月を経過したばかりの新しい原子炉でした。この加圧水型原子炉はその日も定格出力の97%で営業運転中だったそうです。

この事故ではいろいろな知見を得ることになります。
例えば、「現場環境」においては、異常状態を表示する警告灯や警報音を出す装置が多数設置されていたにも関わらず、それが足を引っ張ります。
137個もの警報灯が点くという現象が起き、あたかもクリスマスツリーの電飾のようになったうえ、警報音も鳴り響く状況となり、作業員を辟易とさせるには十分なほどの設備環境でした。
結果的に、その精神的疲労の蓄積が冷静な思考を阻む要因になってしまい、現場の混乱をさらに助長する結果に繋がったそうです。

福島では電源喪失で警報灯や警報音がどんな状態だったかはわかりませんが、こんな断面で見るだけでも、情報の過多も喪失も人間の手に負えない事態へ繋がっていくことがよくわかりますね。



Date: 2017.03.28 Category: 歳時記   

No,68 【谷山浩子:今日の1曲】  「テングサの歌」 ①



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲・編曲:谷山浩子   (2:46)  【ゆめ谷山】

【ポイント】
 ・ 実在する駅での1コマをモチーフに出来た歌ですが、実は「人類滅亡ソング!」


歌詞の冒頭で説明されますが、国鉄(現:JR西日本)の紀勢本線にある岩代駅が舞台です。
この歌、とっても明るくかわいく出来ていて、唄うと楽しい曲です。
・・・が、浩子さんの場合、こういう曲こそが“意外な黒っぷり”を発揮します。裏を返せば「それこそ、谷山ワールド」とも言えますが。

この作品の舞台は実在する駅ですが、その実、設定は『放射能による人類滅亡後の世界』になっていて、そこにフィクションを描いています。人類が既に1人もいない世界をテングサの視点で唄っているのです。
これは1977年に作られたので、その当時は「原子力船むつ」の放射能漏れ事故もあり、反核・反原子力の機運が高まっていた時期とも重なります。いわゆる“社会派”の歌はほとんど作らない浩子さんですが、今となっては浩子さんなりの表現方法で“社会への皮肉”が入っているような気もします。本当はこういう歌が流行らないといけないんでしょうね。


さて、この岩代駅。
作品の発表当時は有人駅でしたが、1985年(昭和60年)に無人化されています。
残念ながら、歌詞に出てくる「駅長さん」は既にいません。
・・・ということで、近年の駅の様子を唄と共にYouTubeからご紹介。



尚、このバージョンがベスト盤の「'70S」・「花とゆめ」にも収録されています。

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本題からはずれますが・・・

この曲が描く世界のような「駅の姿」が現実に起きてしまうとは思いませんでした。
JR常磐線。
福島県内には、街も道路も線路も駅もあるのに、電車が来ない駅があります。
その1つである「双葉駅」の様子がYouTubeにもUPされています。



常磐線は2020年の全面復旧を目指しています。
こういう状態にある駅が出来てしまうのは、本当に残念でなりません。


Date: 2017.03.27 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月27日は 『2つの首都が桜で友好を結んだ日』

【今日が記念日】
 ・さくらの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

アメリカで最も有名な桜並木であるワシントンD.Cのポトマック河畔に、その桜が植樹されたのは、1912年(明治45年)のこの日のことです。

当時のアメリカ大統領:タフト氏の夫人が「日本の桜を米国の首府ワシントンのポトマック河畔に植えたい」と希望していることを知り、当時の東京市長の尾崎行雄さんは1909年(明治42年)に2000本の苗木をワシントンに送ります。しかし、その後の検査で害虫が発見されて、その苗木は全て焼かれてしまいます。

この出来事を残念に思った尾崎さんは、荒川堤の桜並木の桜を穂木とした苗木を健全に育て、1912年に今度は3020本を送ります。
そしてこの日、寄贈した苗木のうち2本をタフト米大統領夫人らが最初に植樹しました。

付近一帯には現在3770本の桜があるそうですが、うち約100本は当時植樹した樹だそうです。
ちょうど100年目だった2012年(平成24年)には、当時の大統領夫人であるミシェル・オバマさんが、また新たな植樹を行なっています。日本でも有名なこの川沿いの桜は毎年3月中旬に見頃を迎えるそうで、その頃にあわせて全米桜祭りが開催されており、多くの観光客が訪れる様子はニュースでもよく流れていますね。

ちなみに、この桜がポトマック川の入り江に植えられた縁から、荒川とポトマック川は姉妹川の関係にあるそうです。


Date: 2017.03.27 Category: 歳時記   

【今日は何の日?】 3月26日は 『ロシアの柔道家が大統領になった日』

【今日が記念日】
 ・犀星忌

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

ロシアの大統領にプーチン氏が選ばれたのは、2000年(平成12年)のこの日の選挙でした。

1999年12月31日に辞任を表明したボリス・エリツィン大統領の後任を決める選挙であり、当時首相だったウラジーミル・プーチン氏が第一回投票で過半数を獲得して当選しました。

プーチン氏は元は諜報機関:KGBのスパイです。
レニングラード大学(現在のサンクトペテルブルク大学)の法学部を卒業していますが、学生時代に格闘技を身につけるのがKGBへスカウトされるには有利でだったことから、柔道に熱心に取り組んだそうです。その重さは八段であり、ヨーロッパ柔道連盟名誉会長、国際柔道連盟(IJF)の名誉会長にもなっているほどです。

大統領としては2000年、2004年(再選)、2012年(再登板)と選出され、現在が3期目です。
2008年の退任時に後任の大統領であったメドヴェージェフ氏の指名により2012年までは再び首相に就任しており、2000年以降はずっとロシアのトップの仕事をしていることになります。

1・2期目の8年間の政権運営でロシアの経済は大きく成長し、貧困層が減り国内総生産(GDP)が6倍に増大したことで、国民からも高く評価されました。その一方、“反民主的で謀略的な手法”で支配力を行使していることも明らかになっており、第二次チェチェン紛争での人権侵害などにより、諸外国や人権団体からロシアの人権と自由について追及されているという面もあります。最近ではクリミア半島の併合問題で、ある意味で“禁断の領域”に踏み込んでしまったプーチン大統領。後戻りは決して出来ないこの領土問題は、彼の今後にどんな影響を与えていくのでしょうか。

この21世紀に入ってから中国やロシアのような社会主義大国が外へ外へとキナ臭い方向へ進もうとしているのが懸念されるところですが、穏やかな世界が続いてくれることを願うばかりです。


Date: 2017.03.26 Category: 歳時記   

No,67 【谷山浩子:今日の1曲】  「風の子供」 ②



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:安田裕美   (2:30)

【ポイント】
 ・ シングルVer.とは歌詞が違います。


作品はフォークソングですね。
A面からの流れでいえば、朝の子供の快活さが主人公に元気を与えているというものです。

この作品の大きな特徴は、シングルVer.と歌詞もアレンジも全く異なるという点です。
1ヶ月半前に出たシングルVer.と編曲者が変わり、安田裕美さんになっています。しかも、このアルバムVer.では一部削除される形で歌詞が短くなり、結果的にアレンジも大きく変わっています。(当然、演奏時間も短くなりました。)

シングルVer.では口笛が特徴的でしたが、口笛が含まれたパートの歌詞を削除している為にアレンジも変わったのでしょう。アコースティック・ギター2本で演奏されるシンプルなもので、ギターの良さがわかるメロディーは聴いていて気持ちの良い音です。アルバム収録曲としては、確かにこちらの方が収まりが良いように感じます。

ところで・・・・浩子さんの作品の中には、ものすごい“脳内感染力”を持つ曲が時折現れるのですが、この曲もなぜか、サビの「風の子供~♪」というメロディーがとても耳に残るんですよね。


〔これまでの収録は〕
 No,59 【谷山浩子:今日の1曲】  「風の子供」 ①


Date: 2017.03.25 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月25日は 『1日が地球時間で約16日の星が見つかった日』

【今日が記念日】
 ・電気記念日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

クリスティアーン・ホイヘンスが土星の第6衛星:「タイタン」を発見したのは、1655年、日本で言えば明暦元年のこの日です。

「月」の他、木星の4つの「ガリレオ衛星」に次いで発見された衛星である「タイタン」は土星の衛星で最大のもので水星よりも大きな星です。8等級と比較的明るいので小型の望遠鏡でも見ることが出来ます。

タイタンの特徴は「濃い大気」と「雲」があることで、その大気の主成分は窒素とメタンです。
その為、地球によく似た地形や気象現象があると考えられており、実際、液体メタンの雨が降り、メタンおよびエタンの川や湖が存在することは探査機による近年の計測でも確認されています。ちなみに、太陽系内の衛星で大気を持つものにはイオ(木星)やトリトン(海王星)などがあります。

タイタンの1日は地球時間で「15日と22時間」。非常にゆっくりとした自転です。
この「1日が約16日」であることは、1979年公開の映画「銀河鉄道999」で車掌さんが地球を出た最初の停車駅のアナウンスの中で紹介されていて、そこでタイタンの自転速度を知った方もいたのではないでしょうか。この映画の作成当時はあくまで望遠鏡から見ていたタイタンの姿を元にSFとして描かれていた訳ですが、そのタイタンの実際の詳細画像は1980年代に入ってからボイジャー1号とボイジャー2号が撮影するまでありませんでした。

さらに科学的な計測が行なわれるのには、21世紀を待たなくてはなりませんでした。
2004年(平成14年)6月30日に土星軌道に投入されたカッシーニ探査機が7月1日からタイタンの撮影を開始。ここで初めて大気の下の地形の画像が得られたそうです。


Date: 2017.03.25 Category: 歳時記   

No,66 【谷山浩子:今日の1曲】  「もみの木」 ①



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:山川恵津子   (4:25)

【ポイント】
 ・ ゆったりとした朝の雰囲気と、大きなもみの木の勇壮さ・安心感が伝わってきます。


ここからB面: 「朝」のPartに入ります。
冒頭、A面からの続くシチュエーションで、窓を開ける音と、小鳥のさえずる声が流れます。
そこにコーラス、前奏の順にゆっくり始まっていくという流れです。
ここでうまいのは、音を外したコーラスをわざと使って“自然な感じ”を演出していることでしょうね。

浩子さんはこの時期は「総じて暗い」アルバムが多いのですが、この「朝」のPartあたりに収録された作品から再録されるものが出てくるようになってきます。この曲もその1つで、80年代に出るベスト盤で再録されています。 ちなみに、このA面収録曲は全てこのアルバムでしか聴けません。

歌詞ですが、『もみの木の生命力が、ただ「ここにいる」だけで、傷ついた人を励まし癒していく』ということを唄ったものですが、誰もがどこかで経験している感覚を唄っているので、なんか共感してしまいます。
ピアノ&アコースティックギター中心の王道アレンジですが、間奏のオーボエ&弦によって樹の持つ壮大さ・豊かさが伝わってきます。光が次第に満ちてくるような明るく温かみのある音の楽器使いもよく、また、曲の最後の“キラキラ”は早朝の木々に感じる気持ち良さが表現されていますね。

ライフベストアルバムの「白と黒」・「花とゆめ」には入っていませんが、代表曲としてコンサートでも度々唄われる作品です。是非聴いてみてください。


Date: 2017.03.24 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月24日は 『荒川区が荒川に面さなくなった日』

【今日が記念日】
 ・人力車発祥の日(日本橋人力車の日)
 ・恩師の日(「仰げば尊し」の日)
 ・未来を強くする日
 ・ゲットナビの日
 ・ホスピタリティ・デー

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

東京の下町の代表的な景色でもある「隅田川」。
その河川の名前が“正式”に「隅田川」なったのは、なんと前回の東京オリンピックの翌年、1965年(昭和40年)のこの日のことでした。

JR赤羽駅の北方にある荒川鉄橋のすぐ下流にある「新岩淵水門」。
ここが“隅田川”の分岐点です。
元々この流域は入間川の下流部だったのですが、現在の隅田川は新河岸川・石神井川・神田川などを加えた形で東京湾に注いでいます。

この河川は1629年(寛永6年)の治水改良によって荒川の「本流」とされたのですが、結果的に急流の荒川は江戸に度重なる洪水を発生させました。
そこで、近代に入った明治末期から更なる治水事業として、現在の岩淵水門から河口までの「荒川放水路」が建設されました。江戸の葛飾の古地図を見ると、いまの荒川放水路あたりは田畑の広がる農村地帯であったようです。また、現在の地図でも荒川下流域には「荒川放水路」と人工河川であることがわかる表記されているものも多いですね。

1965年(昭和40年)のこの日に出された政令で、「荒川」と“隅田川”は正式に分離され、「荒川放水路」が『荒川の本流』となりました。と、同時に、分岐点である岩淵水門より下流部を俗称の「隅田川」を正式名称にして一級河川として登録された訳です。隅田川に面している荒川区が「荒川」の名を冠しているのは、この政令で隅田川が正式名称になるずっと前、1932年(昭和7年)に区が出来ていたからなのです。

隅田川は、その別名として「大川(おおかわ)」とも呼ばれていますね。
江戸時代の描写がある古典落語でも度々登場しますが、これは江戸庶民の身近にあった川らしい“粋な表現”だと思います。


Date: 2017.03.24 Category: 歳時記   

【ラジオ】 #95 谷山浩子のオールナイトニッポン 1985/1/31

今日の音源は、第147回、1985年(昭和60年)1月31日の放送分です。

前回のハガキコーナーで読まれた「ねこ耳少年」に恋した女性(たんぽぽかおるさん・16才)からハガキが今週も届いていて、その話題からハガキのコーナーがスタートします。
 「ハガキは来たでしょうか? 身元はわかったでしょうか? 叶わぬ夢だったのでしょうか。」
 「もし住所・氏名・年齢などわかりましたら、私の家にご連絡頂けないでしょうか。」
先週の放送では、浩子さんが男の子に向かって
 『聴いていたらお手紙くださいね。』
と呼び掛けましたが、その“尋ね人”はやはりリスナーでした。
本人からハガキが届き、それも5枚も。
そのハガキを読んだ後、浩子さんは現在では絶対ありえない対応をします。
 『では、このハガキを女の子に送ってもらうことにして・・・・こんなところからカップルが生まれたりするんですけどね・・・・後の責任は持ちませんけど。』
まさに「個人情報」ですが、この“大らかさ”が時代を映しているようで、そのどこか仄々としたところも、人と人の繋がりや「放送の楽しさ」に繋がっているように思います。“本人の同意”があるとはいえ、こんなやり取りが出来た時代でもあったんですね。
・・・・そして、このお話はまだまだ膨らんでいきます。


それと、この日の放送では、もう1つの「代表曲」が生まれてくる瞬間に触れられます。
放送の夜が明けた2月1日からNHK:「みんなのうた」で『恋するニワトリ』の放映が始まるお話をしています。

尚、「真夜中のお客様」のコーナーは なし でした。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源は、ちょっと今回は良くないです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1985年1月31日

次週のハガキの宛先は、 「パンにはやっぱり谷山浩子」 でした。

尚、この放送回の次の回の音源は見つからないので、1回飛ぶ形になります。


Date: 2017.03.23 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

No,65 【谷山浩子:今日の1曲】  「陽だまりの少女」



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (5:56)

【ポイント】
 ・ 「夜明け前」。 この歌はまさにそんな感じです。


A面:「夜」のパートの最後を飾る曲です。
チェンバロで次の曲:「もみの木」の冒頭部が前奏のように流れていて、夜が白み始めている感じが伝わってきます。

歌詞を読むと、厳しい言葉、激しい感情が迸っています。
この組曲は「主人公はA面の6曲の内容を“手紙”で伝えている」という設定なのですが、よくよく考えてみると、この手紙はかなり「重い」ですよね。

後奏にある「語り」で夜が明けます。
最後の「語り」では、明るく前を向こうとしている主人公の心持ちも垣間見れるようです。


Date: 2017.03.23 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月23日は 『世界で気象知識を普及する日』

【今日が記念日】
 ・不眠の日
 ・乳酸菌の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

毎年3月23日が「世界気象デー」に決まったのは、1960年(昭和35年)のこの日でした。
これは、1950年(昭和25年)3月23日に『世界気象機関条約』が発効・発足し10周年を迎えたことを記念して制定された「国際デー」の1つでもあります。

主管しているのは、スイスのジュネーブに本部を置く『世界気象機関(WMO)』
国連の専門機関の1つで、その主な役割は
 「気象事業の国際的な標準化と改善・調整」
 「各加盟国・地域間における気象情報・資料の効率的な交換の奨励」
となっています。
この組織は、もともと1873年に創立された『国際気象機関(IMO)』を発展的解消してWMOとしたもので、翌年1951年(昭和26年)には地球物理学の分野における国際連合の専門機関として登録されています。日本は1953年(昭和28年)8月11日に加盟しています。

毎年この日には「気象知識の普及」や「国際的な気象業務への理解を促す」キャンペーンが加盟各国で行なわれているそうです。



Date: 2017.03.23 Category: 歳時記   

No,64 【谷山浩子:今日の1曲】  「紙吹雪」



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (2:01)

【ポイント】
 ・ A面の終わりにかけて、歌詞が徐々に感情的な言葉になっていきます。


前曲の「愛の妖精」から続く一連の語りからの展開で、その一節を遮って唄が前奏なしに始まります。
心の中を映し出すような唄い方が特徴的で、面倒くさい感じに映るような表現方法も興味深いところです。歌詞の言葉に若干“やさぐれ感”もあって、人間味にあふれています。

間奏のSaxのソロがJazzyで、歌詞のやさぐれ感と相まって、都会的な雰囲気を作っていますね。


Date: 2017.03.22 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月22日は 『日本の鳥の代表が決まった日』

【今日が記念日】
 ・放送記念日
 ・禁煙の日
 ・感動接客の日
 ・ラブラブサンドの日
 ・デルちゃん誕生の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

皆さんは「日本の国鳥」と言われたら、何を真っ先に想像しますか?
タンチョウのような「鶴」という答えが一番多そうですが、実は違います。

答えは・・・「キジ(雉)」
さすがは昔話の「桃太郎」にも登場するだけのことはあります。
そんなキジを日本鳥学会が「日本の国鳥」に選定したのは、1947年(昭和22年)のこの日のことでした。

キジは「キジ目キジ科キジ属」の鳥ですが、人からすれば昔から「狩猟対象」の鳥ですよね。
実は、狩猟される鳥が国鳥になっているのは世界でも日本だけらしいです。

そんなこともあってか、国鳥の選定理由も奮っていて・・・・
 『メスは母性愛が強く、ヒナを連れて歩く様子が家族の和を象徴している』
 『狩猟対象として最適であり、肉が美味い』
など、実に人間的な(勝手な?)解釈で選ばれちゃったんだそうです。

しかも、「国鳥」であるだけでなく、「県の鳥」として岡山県(桃太郎つながり?)と岩手県が選定し、更に東北地方から九州地方まで全国多くの「市町村の鳥」にも指定されているなど、昔から日本人の胃袋への貢献が相当に高かった鳥であることがこんなところからも見えてきてしまいます。

確かに“焼き”でも“煮”でも向いているキジ肉は重宝ですが、「国鳥」に選ばれた理由は“モヤモヤ度”が高めですよね。。。


Date: 2017.03.22 Category: 歳時記   

No,63 【谷山浩子:今日の1曲】  「愛の妖精」



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (3:38)

【ポイント】
 ・ “80年代サウンド”の走りのようなアレンジになっています。


街の雑踏の音から始まります。
そこに浩子さんの語りが入るのですが、『公園通りで・・・』という一節でこの場所が渋谷であることを認識させてくれます。浩子さんは、今のような渋谷ではなく、「70年代の大人の落ち着いた街」だった頃の渋谷によく行ったらしいです。

その語りにフェードインしてくる前奏部のコーラスは、透明感が感じられて良いです。
アコースティックな割にゴージャス感もあり、それでいて透明感のあるメロディー。それなのに、歌詞はどうも「薄暗い」・・・が上手にまとまっているように感じます。

80年代前半に流行ってくるようなコーラスのメロディーラインですが、70年代の終わりのアルバムに既にしっかり織り込まれているあたりは、さすが!と思わせるところです。

次の曲:「紙吹雪」にかけても続きの内容の語りが入り、コンセプトアルバムらしい展開でつながっていきます。



Date: 2017.03.21 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月21日は 『美しい古代画が出てきた日』

【今日が記念日】
 ・ランドセルの日
 ・日本手ぬぐいの日
 ・マリルージュの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

奈良県の明日香村にある「高松塚古墳」で極彩色の壁画が発見されたのは、1972年(昭和47年)のこの日です。その年の3月1日から始まっていた発掘調査の成果の1つでした。

高松塚古墳は、694年~710年頃に築造された2段式の円墳。
1970年(昭和45年)10月頃、ある村人が生姜の貯蔵用に穴を掘った際に「古い切石」が見つかったのが、その発掘のきっかけです。そこで明日香村が事業資金を捻出して、奈良県立橿原考古学研究所が発掘を行なう形で調査を進めることになりました。これは「明日香村史」を編纂するために未調査の遺跡の発掘を進める活動の一環として行なったそうです。

そして、この日。
確認された「石室」の中から鮮やかに彩色された美しい壁画が発見されたのです。

この『高松塚古墳』は1973年4月23日に「特別史跡」に、また『極彩色壁画』は1974年(昭和49年)4月17日に「国宝」に各々指定されています。



Date: 2017.03.21 Category: 歳時記   

No,62 【谷山浩子:今日の1曲】  「たずねる」



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:谷山浩子・山川恵津子   (4:02)

【ポイント】
 ・ 自意識から来る不安と孤独感を、行き場のない気持ちを表現した歌詞です。


この歌は「語り」ではなく、1番の冒頭の歌詞がメロディーが乗らないまま始まります。
バックグラウンドミュージック的に流れている音だけで、歌にはなっていません。
その後、2番の冒頭は少しだけ音が乗る形に変わり、次第に演奏に加わる楽器が増えていきます。
街の喧騒や息づかいと主人公の気持ちの心理的な摩擦が表現されていくようなアレンジ、そして唄い方になっています。

この歌詞は、とても自意識過剰な心理状態で、自分を孤独に染めているようなネガティブな状態を唄っていますね。「いかにもフォークソングらしい歌」って感じがします。

昔の熱い想いを思い出してみたい方にはお奨めします。



Date: 2017.03.20 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月20日は 『東京で都市型無差別テロが起きた日』

【今日が記念日】
 ・春分
 ・上野動物園開園記念日
 ・昔 ピュアな乙女達の同窓会の日
 ・日やけ止めの日
 ・アクションスポーツの日
 ・サブレの日
 ・発芽野菜の日
 ・酒風呂の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

いわゆる「地下鉄サリン事件」が起きたのは、1995年(平成7年)のこの日の朝でした。

これは、通勤ラッシュ時間帯の東京都内を走る丸ノ内線(2編成)・日比谷線(2編成)・千代田線(1編成)の計5編成に対して、化学兵器として使用される神経ガス:「サリン」が撒かれたというテロ事件です。
被害者は、乗客・駅員ら13人が死亡、負傷者数は約6,300人にも上り、無差別殺人のテロ事件として記録・記憶されることになったものです。

1994年(平成6年)に発生した「松本サリン事件」に続き、『大都市で一般市民に対して化学兵器が使用された史上初のテロ事件』として全世界の治安関係者を震撼させただけでなく、これにより都市防衛の戦術スタイルにも変更が入るなど、各国の軍事組織への影響も大変大きなものでした。


Date: 2017.03.20 Category: 歳時記   

【今日は何の日?】 3月19日は 『「フォークランドって、どこ?」と誰もが思った日』

【今日が記念日】
 ・ミュージックの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

領有権の争いからいわゆる「フォークランド紛争」が起こったのは、1982年(昭和57年)のこの日です。

この日、アルゼンチン海軍がアルゼンチンの沖合にある「フォークランド諸島」の中のイギリス領:サウス・ジョージア島に2度にわたって寄航して、無断で民間人を上陸させたことに端を発します。
イギリスは直ちにアルゼンチン民間人の強制退去命令を出したうえで、アメリカへの武力支援の要請を行ない、激しい攻防が始まります。アルゼンチンの陸軍は4月2日に同島に侵攻していきますが、同月25日にはイギリス軍が上陸して島を奪還するなど、戦闘状態が長くなっていきました。

当初は紛争の戦闘地域まで距離的に近いアルゼンチンが航空攻撃で優位な戦いをしましたが、イギリスは陸戦や空爆にとどまらず、ECやNATOの支援による情報戦までも展開して、次第にアルゼンチン軍を弱らせていきます。
そして6月7日にフォークランド諸島にイギリス軍の地上部隊が上陸したことで、同月14日にアルゼンチン軍から白旗が揚がります。こうして、この紛争における戦闘は終結しました。


この紛争の大きな特徴として、『近代化された西側諸国の軍隊同士による初めての紛争』、そして『同一の兵器を使用した軍同士の戦闘』という2点が挙げられます。これらは近代兵器を実戦使用したことで、その性能が評価されただけでなく、軍事技術や戦術のその後の革新に大きく影響を与えていったのです。

昨今、類似の緊張が世界のあちこちで顕在化しています。
食糧問題や経済問題が裏に蠢いている印象がついてまわりますが、このような「実力行使」での解決は選択しないで頂きたいものですね。



Date: 2017.03.19 Category: 歳時記   

No,61 【谷山浩子:今日の1曲】  「破れ傘」



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (2:45)

【ポイント】
 ・ 谷山作品の中で最も力強いヴォーカルでしょう。


前の曲の終わりのナレーションから間髪入れずに始まる曲です。
並んで歩く男女が、女性の足取りが次第に遅くなって、別れに繋がっていくことを暗示するような歌詞です。

谷山作品の中で最もエネルギッシュというか、「力」の入ったヴォーカルで、声帯にも相当な負担を掛けた歌い方をしているのが、この曲の大きな特徴です。 そして、ヴォーカルに負けずに、ゴージャス感もある音とアレンジにもなっていて、かなりの意欲作のように感じられます。

アルバム1曲目に続いて、これも短い曲ですが、アルバムを初めて聞いた時のインパクトは大きいです。


Date: 2017.03.18 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月18日は 『日本車のドアミラーはこの時からだった日』

【今日が記念日】
 ・防犯の日
 ・点字ブロックの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

国産車にもドアミラーの装着が認められることに法律が変わったのは、1983年(昭和58年)のこの日です。今では当たり前のこの装備。実は「非関税障壁である」という強い外圧がかかったものでした。

1950年代以降、輸入&ノックダウン生産されていた欧米車がフェンダーミラーを日本に輸入した事をキッカケに車体へのミラーの取付けが始まります。
その当時は「フェンダーミラーの方が運転者の視線の移動する角度が小さいので危険が少ない」とされ、日本国内では運輸省(現:国土交通省)により国産車へは『道路運送車両法』の第44条(後写鏡等)で、フェンダーミラーしか装着が認めていませんでした。もちろん外車にはドアミラーを装着した車種も多く、理屈はわかるものの、危険性と関連付けて語るには最早難しい状況でした。
当時は日本車のアメリカ輸出が大変多かった時代。
その貿易赤字を少しでも解消すべく自動車を輸出したいアメリカから、その自動車業界から「非関税障壁である」との指摘を受けてしまいます。そして1983年3月に法改正により規制が撤廃され、結果的に国産車にも取付けが可能となりました。

死角がフェンダーミラーより広いという欠点はあるものの、世界的にはドアミラーが既に主流となっており、ユーザー視点でも「他人の身体がミラーに接触して角度がずれる」といった乗り降りを伴う不便な作業が解消される為、規制撤廃後はドアミラーへどんどん変わっていきました。当初は高級車や上級乗用車のみの装備でしたが、現在ではほぼ全ての乗用車に装備されるほど広く普及しています。

ちなみに、国産車で最初にドアミラーが装着されたのは『日産 パルサー・エクサ』(N12)
そして、現在のような「電動格納式」の初採用は、翌年4月発売の『日産 ローレル』(C32)
『安全装備を他車種へ採用する展開スピードは、日産は国産他社に比べて速い』という印象を持っていますが、この時代にもその傾向は既に表われていたようですね。


さて、最近ではその安全装備として導入されたカメラの小型化と画像処理能力が向上したことで、すべての監視をカメラによって行ない、ドアミラーなどのミラーを装備しない車が世に出つつあります。技術の進歩はすごいですね。



Date: 2017.03.18 Category: 歳時記   

No,60 【谷山浩子:今日の1曲】  「扉」



アルバム 1979年11月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (2:41)

【ポイント】
 ・ 深夜の持つ空気感や透明感が伝わる曲


この歌は前奏・後奏で「語り」が入ります。
手紙を書く女性の心理が変化していく描写が、その「語り」で演出されています。
「午前1時です。少し雨が降っています。」と暗くWetな始まり方をしますが、曲自体は透明感のあるメロディーです。
短い曲ですが、ピアノと弦でシンプルにまとまっています。

後奏が終わるや否や、次の曲:「破れ傘」につながるという組曲スタイルのアレンジになっています。



Date: 2017.03.17 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月17日は 『筑波が世界にお披露目された日』

【今日が記念日】
 ・セント・パトリック・デー

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

国際科学技術博覧会(科学万博)が開幕したのは、1985年(昭和60年)のこの日です。
同年の9月16日までの184日間の開催期間で行なわれました。

茨城県の筑波郡谷田部町(現:つくば市)が主の開催会場の総面積は、実に101.6ha。
いわゆる『筑波研究学園都市』の国際的なお披露目も兼ねたもので、財団法人国際科学技術博覧会協会が主催した『人間・居住・環境と科学技術』をテーマに48ヶ国と37の国際機関が参加した国際博覧会でした。
お祭り好きなフジテレビが、期間中の特別番組をパビリオンから毎日生放送していたのを記憶されている方も多いのではないでしょうか。(後にリンドバーグのボーカルとなった渡瀬マキさんが出演していました。)

総入場者数は2033万人余りと当時の特別博覧会で史上最高の入場者を記録するなど、東京近郊での開催も手伝って大変盛況なものでした。従姉が某国のパビリオンでコンパニオンをしていたのもあり、個人的にも会場へ足を運びましたがなかなか面白いものだったと記憶しています。

交通アクセスもJR常磐線に臨時駅:「万博中央駅」が設けられ、そこから連接バスによるシャトル輸送を行なって大量の来場者を安定的に輸送を図るなどの特別な動きがありましたね。ローズピンクだった常磐線の塗色もこの万博に合わせて現在のものに変更したという出来事もありました。

科学万博の終了後、メイン会場の跡地は「筑波西部工業団地」となり、一部のブロックには「科学万博記念公園」が設けられました。また、桜村(現:つくば市)にあった第2会場は「つくばエキスポセンター」へ翌年4月に整備されました。
そして、終了後に解体された「万博中央駅」も、その跡地に12年以上経過した1998年(平成10年)3月14日に「ひたち野うしく駅」として再開業し、当時のインフラを活用しながらの新しい街づくりへ繋がっていきました。


Date: 2017.03.17 Category: 歳時記   

【ラジオ】 #94 谷山浩子のオールナイトニッポン 1985/1/24

今日の音源は、第146回、1985年(昭和60年)1月24日の放送分です。

前週はコンサートの模様を放送しましたが、今回から平常運転。
ただ、いま振り返ってみれば、この回が浩子さんの「代表曲」を生み出す出来事が始まった放送だったことがわかります。

それは、冒頭のコーナーで読まれた福岡の女性(たんぽぽかおるさん)からのハガキ。
 「コンサートの時にいた“茶色のねこ耳をつけた男の子”に恋をしてしまった。」
という1枚のハガキから始まります。その見た目は浩子さんも覚えていたくらい。
 「住所も名前もわからない。お友達になってくれませんか、って言いたかった。」
・・・・何とも純朴。
浩子さんが、その男の子に向かって
 『聴いていたらお手紙くださいね。おハガキ。取っとこ~』
というのですが、次週以降でこれが膨らんでいく訳ですね。


久しぶりに「真夜中のお客様」のコーナーがありました。
ゲストは、アニメーターの安彦良和さん。機動戦士ガンダムのキャラクターデザインと作画監督を務めたことで有名ですが、この頃はアニメ監督もやっていて、1983年には劇場用アニメ:『クラッシャージョウ』で初監督もして、更には漫画家活動も始めたという頃の安彦さんです。そして、一緒に来たもう一人のゲストが粉味(こなみ)さん。画的に似ていると思ったら、高橋留美子さんの元アシスタントだったんですね。創刊されたばかりの少年漫画誌:「月刊少年キャプテン」におふたりとも作品を発表しているとのことで、今回はその宣伝で来ています。

浩子さんは『生放送』と言っていますが、「お早うございますの朝食屋さん」のコーナーのやりとりを聞いていると、どうも録音だったみたいですね。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1985年1月24日

次週のハガキの宛先は、 「マドンナみたいな谷山浩子」 でした。


Date: 2017.03.16 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

【谷山浩子:Album】  『夢半球』



アルバム 1979年11月5日発売

前作から11ヶ月後に発表されたアルバムです。
前作で頑張りすぎたのか、元のスタイルに戻って、全曲が組曲というコンセプトで作られた作品です。
ライナーノーツに書いてあるスタジオ収録の時期が「真夏」だったからでしょうか、早朝の5:38を境にA・B面それぞれのの世界を作っています。A面はAM1:00から始まって5:37に終わる『夜』。B面はAM5:39から始まって10:07で幕を閉じる『朝』という設定です。

アルバムジャケットは上野紀子さんのイラスト。
元々はほかの詩人の方の詩集に使われていたイラストだそうですが、表・裏がちゃんと朝・夜のシチュエーションになっています。

前作と同様に、特にA面は“暗い谷山浩子”。
お得意の時間帯ですが、冒頭の「語り」から怖いです。
真夜中に恋人に手紙を綴っている少女・・・温度を感じるナレーションじゃないので、画的にもちょっと怖いイメージです。曲が進むにしたがって、その内面から激しい感情が見えてくるような歌詞になっていきます。
そして6曲目の後にある「語り」が“夜明け前の時間帯が最も暗い”という感じでしょうか。

一方のB面は、朝の光の中で輝く木々や草花などの自然に癒される、という流れです。
特に「もみの木」は良い歌です。後のライブベスト:「白と黒」や「花とゆめ」に選ばれなかったのが不思議な感じです。また、「テングサの歌」は、実は背景・設定が怖いお話なのですが、あの可愛らしい声とアレンジで軽快な歌に仕上がっています。

ただ、この作品も音づくりはしっかりしていて、スタジオミュージシャンがプロの生音を聴かせてくれているアレンジは、いま聴くと新鮮で気持ちがよいです。

チョイチョイ垣間見られる“黒さ”とか、80年代に展開する「谷山ワールド」のさわりが感じられるアルバムとも言えますね。


Date: 2017.03.16 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月16日は 『小田急の“顔”が去った日』

【今日が記念日】
 ・財務の日
 ・トロの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

新宿と小田原・箱根湯本を結ぶ「小田急線の顔」といえば『ロマンスカー』ですね。
それはそれで正しいのですが、今日のお話は『小田急顔』の方になります。

「小田急顔」と称される前面様式が採用されていた最後の形式:5000形(・5200形)が運行を終了し引退したのは、2012年(平成24年)のこの日でした。

この電車は1969年(昭和44年)から1982年(昭和57年)までの13年間にも渡って導入された小田急の通勤車両です。1970年代以降の高度経済成長による沿線の急激なベットタウン化が進む中で、この小田急の輸送力増強を果たしてきた、まさにその主役です。4両編成(5000形)×15本と6両編成(5200形)×20本の合計:180両という一大勢力でした。

「小田急線の色」と言えば誰もがイメージする“白と青”・・・・ケイプアイボリーのベース色にロイヤルブルーの太帯という『小田急通勤車両の標準色』を新製時から身にまとい、そして冷房装置を新製時から搭載したのも、小田急線ではこの車両からでした。
反面、1900形から続いた「低運転台の前面貫通型」、「行先表示は貫通扉の下部に幕式」、「前照灯は上部で、標識灯は左右上部」という『小田急顔』と称された前面形状が採用された車両としては、これが最後の形式でもあり、移りゆく時代をつなぐ橋渡し的な存在にもなりました。

こうして長きにわたり運用されてきましたが、2006年(平成18年)以降は廃車が進み、この日を迎えた訳です。

【撮影日:2012年(平成24年)3月13日@新宿駅、筆者撮影】
小田急5000系

これは運行最終日直前に新宿駅で定期始業に入っていた最後の1編成を収めた写真です。

小田急電鉄がこの時代の象徴たる5000形を保存できなかったことは残念でなりません。
東武鉄道が8000系電車をイベント列車に活用することで、登場時の塗色に戻してまで動態保存している姿を見るにつけ、残す方法を模索してもらえるとよかったのですが・・・


Date: 2017.03.16 Category: 歳時記   

No,59 【谷山浩子:今日の1曲】  「風の子供」 ①

シングル_風を追いかけて

シングル 1979年9月21日発売  <B面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (3:25)

【ポイント】
 ・ 口笛が随所に出てくる特徴的なアレンジです。


歌謡曲のような明るいアレンジで、いかにもB面曲という感じです。
こちらのシングルVer.は「大村雅朗さん」の編曲です。この後のアルバム:「夢半球」に収録されたアルバムバージョンは編曲が「安田裕美さん」なので別モノになっています。

明るく光に満ちてキラキラした感じが全編を渡って漂っていて、時間もゆったりと流れているような印象が残ります。


Date: 2017.03.15 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月15日は 『あの超高級車の会社が誕生した日』

【今日が記念日】
 ・眉の日
 ・サイコの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

自動車のあの超高級ブランド:「ロールス・ロイス社」がイギリスで創業されたのは、1906年(明治39年)のこの日です。
ロールス・ロイス社(Rolls-Royce Limited)は、元々は航空機用エンジンや乗用車のイギリスの1メーカーでしたが、現在は航空機エンジンと自動車は別の企業体になっています。

1906年の創業後、フランス高級車のシェアを奪って行く形で順調に経営の規模を拡大していき、1931年(昭和6年)には同じイギリスの「ベントレー社」を買収することで、スポーツカーのブランドも加えていきました。特に乗用車製造においては“超高級車の世界的な代名詞”となりました。

1960年代に入り、自動車における技術革新の遅れや、航空機部門で開発・発売したジェットエンジンの失敗による損失拡大で会社の経営が大きく悪化。1971年(昭和46年)に経営が破綻します。イギリス政府は国有化に踏み切り、再建の過程の中で自動車部門と航空機用エンジン部門が別れた道を歩むようになっていきます。

1973年(昭和48年)に自動車部門(ベントレーを含む)のみが分離され、イギリスの製造会社・ヴィッカースに譲渡されました。「ロールス・ロイス・モーターズ社」(Rolls-Royce Motors)と命名されて事業を継続します。

1998年(平成10年)、ヴィッカーズはロールス・ロイス・モーターズをドイツのフォルクスワーゲン社に売却します。しかし、ここではロールス・ロイスの「ブランド名」や「ロゴマーク」などは同じドイツのBMW社に譲渡されるというねじれた契約になってしまいます。これでは物事がうまく進むはずもなく、両社協議の結果、2003年(平成15年)1月からは『ロールス・ロイスの製造&販売はBMW』が、『ベントレーの製造&販売はフォルクスワーゲン』が行なうという商品軸での分離を図る形になりました。これを受けて、BMW社は『ロールス・ロイス・モーター・カーズ』という新たな自動車会社を設立し、独自に開発した「ロールス・ロイス」の製造販売を開始して現在に繋がっています。


さて、国有化されたもう一方の「航空機用エンジン部門」。
こちらはその後しばらくは国有企業として残存していきます。17年後の1988年(昭和63年)に再度民営化され、新生の「ロールス・ロイス社」(ロールス・ロイス plc)として現在に繋がっていきます。
こちらのエンジンが載っていて、最近おなじみの飛行機といえば『ボーイング787』
カバーの後端が波状になっているあのジェットエンジンは、実はロールス・ロイス製。ロゴもしっかり入っています。


Date: 2017.03.15 Category: 歳時記   

No,58 【谷山浩子:今日の1曲】  「風を追いかけて」 ①

シングル_風を追いかけて

シングル 1979年9月21日発売  <A面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:55)

【ポイント】
 ・ 懐古的でもなく、悲観的でもない、自分の中の“淋しさ”を歌っています。


まだ暗い印象の歌が多い時期です。
でも、曲はアップテンポになりつつあります。
明るい前奏に、本編に入ると歌詞にあわせて薄暗く。でも、間奏や後奏に入るとまた元の明るい曲調へ・・・ジェットコースターっぽいというか、ブレーキが掛かるような展開があります。
でも、そんなところにもフォークソングっぽさが感じられて、懐かしさがあふれます。

NHK-FMのリクエストアワー等、「谷山浩子特集」が組まれた時はよく流れていましたね。
この曲もこのVer.がベスト盤の「'70s」に収録されています。


Date: 2017.03.14 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月14日は 『一時期は“3”で教育された、あの数字の日』

【今日が記念日】
 ・ホワイト・デー
 ・さーたーあんだぎーの日
 ・切腹最中の日
 ・美白デー
 ・ピカジョの日
 ・花贈り男子の日
 ・ホームインスペクションの日
 ・数学の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

「3.14」 ・・・・言わずとしれた「円周率」ですよね。
皆さんは何桁目まで記憶する遊びをしたでしょうか?
小数点まで入れた上3桁に一致するため、この日は「円周率の日」とされています。

しかも、なんと、お祝いする時間まで!
通常は「1時59分」か「15時9分」に祝うのだそう。なるほど、3.14159だからですね。これで円周率の最初の6桁目まで表現できました。

こうなると、その先もないか?と探すのが、人の世の常。
ありました!
1592年3月14日6時53分58秒。アメリカ式で記述すると、3/14/1592 6:53.58。
倍の12桁まで一致させることができました。
円周率マニアの間では、この日を『究極の円周率の日』と呼んだりしているそうです。

2009年にはアメリカ合衆国の下院で2009年3月14日を『全米円周率の日』とする決議案が可決されたそうです。
ちなみに、日本ではこの日が「数学の日」になっています。

・・・・私は11桁目(3.1415926535)までは覚えて、その先はやめましたけど。(笑)


Date: 2017.03.14 Category: 歳時記   

No,57 【谷山浩子:今日の1曲】  「六月の花嫁」 ①

シングル_あやつり人形

シングル 1979年2月21日発売  <B面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:福井峻   (3:33)

【ポイント】
 ・ 提供曲のイメージそのままに、浩子さんらしさも出ています。


この歌はセルフカバーしたものになります。
香港のロウィナ・コルテス(Rowena Cortes/露雲娜)さんへ提供した作品です。(1977年)
彼女の歌はYouTubeで聴くことが出来ます。(こちら

彼女は1976年の香港の「ポピュラー・ソング・コンテスト」で12才ながらグランプリを受賞。日本で行われた第7回世界歌謡祭出場しました。翌:1977年に「あのね」(これも谷山作品です)で日本デビューした実力派の中国人アーティストです。中学生の年令であることを考えると、歌は大変お上手で、声にも“華”もあるのですが、この歌の内容には少し背伸びをしすぎでしょうか。
日本での活動は1979年までの2年間でシングル3枚とアルバム1枚をリリースだけのようですが、浩子さんの曲をいくつか歌っています。彼女に書いた作品を浩子さんがセルフカバーしたのは、この曲と「吟遊詩人の森」の2曲のようですね。

さて、浩子さんの方の楽曲ですが、ロウィナさん原曲と同じく、スローテンポで透明感のあるアレンジになっています。シンセサイザーの使い方もシンプルに世界観を演出するように使っていて、唄がスッと入ってくる印象のアレンジです。
こちらも年代別ベストアルバムの「'70s」にこの版が収録されています。

ちなみに、この作品は他の歌手にもカバーされていて、柏原芳恵さんも唄っています。


Date: 2017.03.13 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月13日は 『太陽系で3番目に大きな惑星が見つかった日』

【今日が記念日】
 ・新選組の日
 ・お父さんの日
 ・王様の食パンの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

イギリスの天文学者:ウィリアム・ハーシェルにより、天王星が「惑星として」発見されたのは、1781年(安永10年)のこの日です。

「惑星として」というのは、実は他の「恒星として」の20回以上の観測記録があることが後に判明したからです。

天王星は、太陽系の太陽に近い方から7番目の惑星ですが、太陽系の中で木星・土星に次いで3番目に大きな惑星です。明るさが5.6等星なので、地球最接近時は肉眼で見えることもあります。天王星が「惑星として」確認されたのは近代になってからで、実際には何度も観測されていました。最古のものは、日本で言えば「時は元禄・・・」の1690年(元禄3年)に「おうし座34番星」として記録したものになるそうです。

1781年3月13日、ハーシェルはある天体を観測します。
それが“新天体”であることには気づいたのですが、彼は「彗星」として発表します。
しかし、観測が進めていくに従って、求めた軌道が彗星のそれと合わず、他の人が軌道を「円」と仮定したところ観測結果を説明することに成功します。これによって「惑星発見」とみなされるようになりました。

天王星に接近した宇宙探査機は、1977年(昭和52年)8月20日に打ち上げられたアメリカ航空宇宙局(NASA)の『ボイジャー2号』だけです。『ボイジャー2号』は1986年(昭和61年)1月24日に天王星に最接近。天王星自体が持つ惑星の磁場や放射線の観測記録を残しています。もちろん写真も、その天体だけでなく、環や衛星も撮影しています。

ちなみに、この日本での「天王星」という呼び名。
中国で生まれた訳語だそうで、実は韓国・ベトナムでも同じ呼び名になっているそうです。


Date: 2017.03.13 Category: 歳時記   

【今日は何の日?】 3月12日は 『夜行列車で北陸路に向かう旅が終わった日』

【今日が記念日】
 ・だがしの日
 ・サイズの日
 ・サイフの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

東京から石川県の金沢を結んでいた寝台特急列車:「北陸」の最終列車が走ったのが、2010年(平成22年)のこの日です。

上野駅から高崎線・上越線を走って新潟県の長岡で折り返し、信越本線・北陸本線を経由して金沢駅まで運行していた列車でした。

その歴史は古く、1922年(大正11年)に上野・金沢間に設定された普通列車が起源です。
戦争中は廃止されていましたが、1947年(昭和22年)に上野駅から金沢駅と新潟駅間を運行する急行列車として復活し、翌年に上野~金沢間を上越線経由で結ぶ定期夜行急行になりました。その後、1950年(昭和25年)11月に急行:「北陸」の名称が与えられ、長く夜行急行列車としての運行が続きました。

1975年(昭和50年)3月に寝台特急に格上げとなり、東京と北陸地方間を結ぶ定期夜行列車体制は①寝台特急「北陸」 ②急行「能登」 ③急行「越前」(いずれも寝台車連結)の3往復体制となりました。

しかし、車両の老朽化や、競合する航空機や夜行高速バスへの旅客の転移が進んだ影響で利用率が大きく低下したことが影響し、2010年(平成22年)3月13日のダイヤ改正で廃止となりました。

最終列車の哀愁ある車内放送がYouTubeで見ることが出来ますね。
「ハイケンスのセレナーデ」のオルゴールで始まる車内放送に郷愁を感じます。



そして、2015年。「北陸新幹線」がその金沢まで開業しました。
1晩掛けていた行路がわずか2時間半・・・関東からの北陸路への観光がグッと身近になりました。有名温泉に美味しいお魚・・・楽しみが近くなったのはうれしい限りですね。



Date: 2017.03.12 Category: 歳時記   

No,56 【谷山浩子:今日の1曲】  「あやつり人形」 ①

シングル_あやつり人形

シングル 1979年2月21日発売  <A面>
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:ジーノ・メスコリ   (3:26)

【ポイント】
 ・ イタリア人編曲者が美しいアレンジで仕立てたシャンソンです。


この作品は、これまでの音楽とはまた少し違うチャレンジをしていますね。
歌詞の内容を読むと今どきのDV的な印象が残りますが、「これはシャンソン」と考えれば「悲しい歌」として受け止めることもできましょう。浩子さんの好きな三拍子のリズムに歌詞の言葉1つ1つがきれいに載っていて、とても物悲しくて美しい歌だと思います。

是非聴いてみて頂きたい作品です。
ちなみに、年代別ベストアルバムの「'70s」にはこの版が収録されています。


Date: 2017.03.11 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月11日は 『青き衣の者が金色の野に降り立った姿に感動した日』

【今日が記念日】
 ・いのちの日
 ・おかあちゃん同盟の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

宮崎駿監督の映画:『風の谷のナウシカ』(東映系)が公開されたのが、1984年(昭和59年)のこの日です。

宮崎作品といえばスタジオジブリ作品と思ってしまいがちですが、実はこの作品は「トップクラフト」制作のものです。まだジブリ社が出来る前の作品です。

宮崎駿監督の長編アニメーション映画としては『ルパン三世 カリオストロの城』に続く第2作にあたります。
この作品は、アニメージュを発行する「徳間書店」と広告代理店の「博報堂」による『製作委員会』の形で映画化されました。スタッフには高畑勲・鈴木敏夫・久石譲ら、のちのスタジオジブリ作品を支える人が名を連ねています。

原作は、この映画の企画を通す為に後追いで描かれた『アニメージュ』に連載した宮崎駿の同名漫画です。作品のあらすじは説明を待たないと思いますので割愛しますが、業績としては観客動員:約91万人、配給収入:約7億円と、当時のアニメ映画としては大ヒットとはいえなかったようです。翌年のテレビ放映以降に一気にブレイクしていく形になりました。「宇宙戦艦ヤマト」も「機動戦士ガンダム」もそうですが、『最初はパッとしなかったのが、後からジワジワ上がってきて、ついには“金字塔”になる』というのがこの頃は多かったですね。

映像ソフトの販売としては、オリコンランキングにおいてVHS版(1997年発売)、DVD版(2003年発売)、Blu-ray版(2010年発売)がいずれも各部門1位を獲得し、史上初の3部門を制覇した作品になるのだそうです。

宮崎アニメと言えば、その音楽もいつも話題になりますね。
これが現代音楽家だった久石譲さんとの出逢いの作品になります。久石さんの起用は関係者による推薦だったそうで、それまで宮崎さんも久石さんの予備知識は何もなかったらしいです。ちなみに、映画の中で使われている少女の歌声は、当時4歳だった久石さんの娘さんが歌っていたそうです。ここはあまり知られていないかもしれませんね。

       


Date: 2017.03.11 Category: 歳時記   

No,55 【谷山浩子:今日の1曲】  「忘れられた部屋で」 ②



アルバム 1978年12月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:小野崎孝輔   (3:50)

【ポイント】
 ・ エレキギターの前奏のアレンジが、いかにも70年代


ガラスのような脆さ・儚さを表現しているような歌詞、そして部屋の中の情景も70年代らしさが詰まっている作品です。
浩子さんも後に知ったそうですが、歌手の夏川りみさんはオーディションを受ける際によく唄っていたのだそうです。(谷山浩子ソロライブ2016 神戸酒心館)

この作品は、このアルバム以降に再録されることがありませんでしたが、2017年の『HIROKO TANIYAMA 45th シングルコレクション』が出ることで38年ぶりに収録される形になりました。


〔これまでの収録は〕
 No,44 【谷山浩子:今日の1曲】  「忘れられた部屋で」 ①



Date: 2017.03.10 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月10日は 『なぜか鉄道ネタが宝庫の日』

【今日が記念日】
 ・農山漁村女性の日
 ・東京都平和の日
 ・サボテンの日
 ・アメリカンフライドポテトの日
 ・名古屋コーチンの日
 ・コッペパンの日
 ・パンケーキの日
 ・ミルトンの日
 ・ミントの日
 ・たけのこの里の日
 ・スカイプロポーズの日
 ・クラシアンの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

この日を振り返ってみると、鉄道史上でいろいろな節目になっています。
その一部を古い順に取り上げてみると・・・

① 1882年(明治15年)
  官設鉄道として長浜~柳ヶ瀬・洞道口~金ヶ崎(現在の敦賀港)が開業
   ⇒ これが現在の北陸本線の最初の開通区間となる
② 1910年(明治43年)
  箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄)の梅田~宝塚、石橋~箕面が開業
   ⇒ 阪急電鉄の初の開業区間
③ 1926年(昭和元年) 鶴見臨港鉄道線(現在のJR鶴見線)が開通
④ 1931年(昭和6年) 南薩鉄道(後の鹿児島交通枕崎線、現在は既に廃線)が全通
⑤ 1932年(昭和7年) 六甲越有馬鉄道(現在の六甲摩耶鉄道)の六甲ケーブル線が開通
⑥ 1975年(昭和50年) 山陽新幹線の岡山~博多が延伸開業
   ⇒ これにより東京~博多が全通。
⑦ 1985年(昭和60年) 青函トンネルの本坑が貫通
   ⇒ 総延長53.85kmの、現時点でも世界最長の海底トンネル
⑧ 1990年(平成2年) 京葉線・東京~新木場が延伸開業
   ⇒ これで京葉線の全線が開通
⑨ 1990年(平成2年) 東北本線・上野~黒磯間で「宇都宮線」という愛称使用を開始
⑩ 1990年(平成2年) 山手線で6扉車の運行を開始
⑪ 1999年(平成11年) 相模鉄道いずみ野線のいずみ中央駅~湘南台駅間が開業
⑫ 2000年(平成12年) 東海道・山陽新幹線の「食堂車」がこの日限りで廃止
そして、今日
⑬ 2017年(平成29年) 東京メトロ銀座線の01系が営業運転を終了

と、栄枯盛衰・・・ざっとあげてもこのくらいの鉄道の節目記念日があります。
まさに「鉄道の得意日」といった感がありますね。


Date: 2017.03.10 Category: 歳時記   

【ラジオ】 #93 谷山浩子のオールナイトニッポン 1985/1/17

今日の音源は、第145回、1985年(昭和60年)1月17日の放送分です。

この時代には“冬のコンサートツアー”もやっていた浩子さん。
今回はそのスケジュールと当たってしまい、ニッポン放送から番組を行なうことが出来ません。そこで、コンサートの様子を録音したものを放送しています。全編を通して、浩子さんがところどころで簡単な解説を入れていますが、どうやら福岡のスタジオで行なっているようです。

1984年度は「サラダたいむ」という企画系で演出タップリのコンサートもやっていて、これを2日前の1月15日に大阪で行ないました。コンサート会場は、「大阪厚生年金会館の大ホール」です。現在は秋からのソロ・コンサートツアーの最終盤で12月に大阪でのコンサートがありますが、場所は「ザ・フェニックスホール」ですね。

この頃の浩子さんのコンサートはバンド形式。
アルバムにも参加しているドラムスの原田佳和さんや、サイドボーカルには児島由美さんがメンバーに入っています。アルバムには既に石井AQさんも参加している時代ですが、プロデューサーになる前なのでメンバーにはいません。その為、現在のものとは違うアレンジになっている訳で、興味深く全体を聴くことが出来ます。曲目の中に「不思議な手紙」が曲目に入っていますが、これは2008年9月発売のアルバム:「タマで弾き語り」にしか収録されていないので、バンド形式のライブVer.は貴重な音源ですね。

トークでは、当時の最新シングル:「DESERT MOON」を唄うことになったキッカケのお話が興味深いです。ドラマでは、最初から「DESERT MOON」をテーマソング使うことは決まっていたのだそうです。ただ、「それを誰に歌わせるか?」という所でいろいろな個性的な方のお名前が挙がっていたそうです。しかし、その個性が強すぎた為に“意外性”というところで浩子さんにお話が来たのだそうですよ。(挙がったお名前とか詳しいところは本編で。)

こんな楽しい楽曲やトークで綴られる若い頃のコンサートの模様です。


では、アナログ・モノラル放送のAMラジオの時代へ参りましょう。
音源は比較的クリアです。
今回分は以下の青字のタイトルリンクからニコ動の中へ入ってくださいね。
(ウP主さん、ありがとうございます!)

谷山浩子のオールナイトニッポン 1985年1月17日

ライブ中継だったので、次週のハガキの宛先は、 なし でした。


Date: 2017.03.09 Category: オールナイトニッポン〔谷山〕   

No,54 【谷山浩子:今日の1曲】  「星のマリオネット」 ②



アルバム 1978年12月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:瀬尾一三   (3:22)

【ポイント】
 ・ 大きな淋しさが伝わる歌です。


アレンジとリズムで明るい曲調の歌に仕上がっているのですが、その歌詞はとても大きな淋しさを伝えてきます。
このアルバムVer.は冒頭に浩子さんの語りから入るのですが、セリフ回しや滑舌がだんだん上達してきているのがわかります。このセリフも奥深い内容を語っていますが、本編の歌詞もとても良いです。

先行シングル盤のA面曲とB面曲の順番を入れ替えてアルバム収録したのは、聴き終えての印象や余韻を意識してのことだと思いますが、収まりの良い形になっているように思います。


〔これまでの収録は〕
 No,45 【谷山浩子:今日の1曲】  「星のマリオネット」 ①


Date: 2017.03.09 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月9日は 『日本製のアメリカ人形の発売が始まった日』

【今日が記念日】
 ・3.9デイ(ありがとうを届ける日)
 ・感謝の日
 ・脈の日
 ・子宮体がんの日
 ・試薬の日
 ・雑穀の日
 ・クレープの日
 ・ミックスジュースの日
 ・えのすいクラゲの日
 ・ネットワークの日
 ・パソコン検定の日
 ・緑の供養日
 ・ざっくの日
 ・ザグザグの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

アメリカの玩具メーカーのマテル社が「バービー人形」の発売を開始したのは、1959年(昭和34年)のこの日です。

実は、初期のバービーは日本製。
当時はまだ“粗悪”と言われていた日本製の品物に平均以上の価格を付けて販売した為、発売後には物議を醸したそうです。
まだ日本は戦後途上でアメリカに比べても人件費が安い国でした。旧来より繊維産業が盛んなこともあり、現在の着せ替え人形の製造を担う企業がバービーの生産に携わっていきました。

その後、日本でも販売されるようになりますが、日本市場では実はかなり苦労しています。
タカラ(現:タカラトミー)などと契約して販売をするものの、その業績はなかなか伸びず、ライバルとなる「リカちゃん」の後塵を拝します。
それどころか、契約関係が変わる中で「ジェニー」という名前の人形に変えて売られたり、今度はジェニーとバービーが似ているということで裁判沙汰になるなど、名前の知名度と似合わないほど「ご難続き」の日本市場参入の歴史だったようです。


Date: 2017.03.09 Category: 歳時記   

No,53 【谷山浩子:今日の1曲】  「眠レナイ夜」



アルバム 1978年12月5日発売
作詞・作曲:谷山浩子、編曲:大村雅朗   (4:08)

【ポイント】
 ・ 深夜の持つ透明感が弦楽器と歌で表現されています。


歌詞カードを見ないとわからないのですが、この曲の歌詞はひらがなは出てきません。
あたかも大正時代のような、漢字とカタカナだけの歌詞表現になっています。

眠れない様子を、それでいて焦る様子もなく、月明かりの中でただボンヤリと過ごしている雰囲気が伝わってくるような歌です。歌詞にあるように「ユラユラト」流れているような曲です。

この後のアルバム最後の2曲は先行発売したシングル盤を収録しているせいか、どこかアルバムの終曲のような印象もあるアレンジになっています。


Date: 2017.03.08 Category: 谷山浩子   

【今日は何の日?】 3月8日は 『銅像にもなった忠犬が亡くなった日』

【今日が記念日】
 ・町家の日
 ・サワークリームの日
 ・紗の日
 ・さやえんどうの日
 ・サぱの日
 ・サバの日
 ・鯖すしの日
 ・ビールサーバーの日
 ・サンワの日
 ・散髪の日
 ・三矢の日
 ・三板(サンバ)の日
 ・雅の日
 ・赤ちゃん&こども「カット」の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

亡くなった飼い主の帰りを東京・渋谷駅の前で7年間も待ち続けたという犬:「ハチ」が亡くなったのは、1935年(昭和10年)のこの日のことでした。「忠犬ハチ公」で知られたこの犬は秋田犬。日本に古来からいる大柄な犬種だったんですね。

ハチの飼い主は、渋谷に住んでいた東京帝國大学の農学部教授の上野英三郎さん。
先生は愛犬家で、ハチは1924年(大正13年)から他の2頭の犬に加わる形で飼われることになったようです。外出時には渋谷駅までハチを伴うことも多かったそうです。
しかし、ハチを飼い始めた翌年の1925年(大正14年)に急死してしまいます。

渋谷駅前で毎日帰りを待ち続けるハチの姿が見られるようになるのは、それからのことです。
その様子を大手新聞社が記事として紹介したことで一躍有名になり、その姿が人々の感動を呼び「忠犬ハチ公」と言われるようになりました。
この忠義ぶりは、1934年(昭和9年)には渋谷駅前にハチの銅像が設置されることにまで話が至ります。その除幕式には、まだ存命だったハチ自身が参列しているのは面白いところ。また、先日のこのコーナーで話題に取り上げた紀行作家の宮脇俊三さんは渋谷出身で、この頃のハチを実際に見ており、ハチが駅周辺の人々から与えられる餌を食べていたという逸話もその著作の中で紹介しています。

1935年(昭和10年)のこの日の朝、ハチは渋谷川に架かる稲荷橋付近の路地で死んでいるのが見つかります。

死体の病理解剖が行なわれたのは、飼い主の上野先生の勤務先だった東京帝国大学農学部でした。
その結果、心臓と肝臓には大量のフィラリアが寄生して腹水も溜まっていた状態でした。
その内臓はホルマリンに漬けられて保存されていましたが、2010年(平成22年)暮れから現代の科学技術による再検査が行われ、心臓と肺には重度の癌も新たに見つかったそうです。この臓器標本は東京大学の農学資料館に展示されているそうです。

ハチは剥製にされて、その姿はいま国立科学博物館にあります。
銅像は戦争末期の資材供出によってオリジナルは破壊されましたが、戦後に再建され、今日に至るまで渋谷のシンボルとして街を見守ってます。



Date: 2017.03.08 Category: 歳時記   

No,52 【谷山浩子:今日の1曲】  「遠い夏-津軽に寄せて-」



アルバム 1978年12月5日発売
作詞・作曲・編曲:谷山浩子   (5:39)

【ポイント】
 ・ あたかも演歌のような世界。北に向かう人の心情を歌っています。


人は傷つくと何故「北」へ向かいたがるのかわかりませんが、昔から演歌は北へ北へと向かいますね。
この作品の書かれたキッカケを浩子さんがコンサートで語っています。
『NHKの仙台放送局で東北を周るFMラジオのリポーターをしたことがあって、太宰治の生家の“斜陽館”に行った。当時は旅館として泊まることができて、そこで太宰治と心中した山崎富栄の資料を見て、触発されて書いた作品です。』 (2016年猫森集会Cプログラム)

この曲では、津軽の初冬の荒涼とした風景、寂しく風の強い光景が浮かぶような熱いピアノの演奏になっていて音の豊かさもよくわかります。また、この歌で実験的な取り組みを行なっているような印象も残ります。ピアノがフェードアウトした後に津軽三味線が入ってくるところは、やはり何か新しいコラボレーション効果を狙ったのかもしれませんね。


Date: 2017.03.07 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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