【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子・放課後の音楽室~佐山雅弘先生と~』 @東京文化会館 小ホール

6/14(火)の晩にあったコンサート:『谷山浩子 放課後の音楽室 ~佐山雅弘先生と~』に行ってきました。
まず、先に結論を言うと、期待値よりもずっと楽しかった!!
佐山さんを知らなくて二の足を踏んで参加しなかった方がいたら、それは損をしたと思ってください。「音楽室」らしく、楽しくて勉強になるコンサートでした。

では、そんな当日のレポートです。

昨年はギタリストの岡崎倫典さんを迎えて5月30日(土)に行なわれ、ちょうどアンコールに入る時に小笠原近海の深さ100kmを震源とする大地震のせいで大きく揺れたこの「放課後の音楽室」。早いものであれからもう1年が経過したんですね。
今夜BSジャパンで放映される「ポプコンエイジ」コンサート(5月21日)で張り切ったせいか翌日から急性咽頭炎で全く声が出なくなった浩子さんですが、その後の養生で喉がどのくらい復調したか確認できる機会でもあり、この日のコンサートはそういう視点でも注目でした。

平日の晩、しかもゲストがJAZZピアニストとなるとお客さんがどのくらい集まるのか気になりましたが、とりあえず仕事上がりで会場がある上野へ向かいました。さすがに6月も半ば。まもなく夏至を迎える時期なので、開場時間の18:30になっても外は明るかったです。

東京文化会館は上野駅の公園口の目の前にあり、アクセスは大変楽です。早速、建物の中に入ると、既に結構な人数のお客さんがいて、まさに入場が開始されて列が動き始めたところでした。

2016放課後の音楽室

チケットチェック後のホールのロビーではアルコールなどの飲料を売っており、少し優雅な感じに待合いが楽しめるホールなので、喉を早速潤されているお客さんもチラホラといます。そして、ホールに入っていけば、いつもの浩子さんのコンサートとは異なり、JAZZのピアノ曲が流れていました。今日の席はFC特権を行使したおかげでかなり前の列の左手です。

開演時間になりましたが、客席の入りは上段席に空席が結構ありました。平日の、それも週前半の夜のコンサートですから、ある程度の空席はやむをえませんね。

浩子さんと佐山先生が登場です。
浩子さんは、おそらく大き目の花柄でしょうか、遠目に見るとピンクオレンジ色に見えるようなワンピース。髪型はストレート。そして茶色のロングブーツというファッションです。佐山先生もコンサートのパンフレットに載っている巨匠感たっぷりのタキシードなどではなく、ピンクのベストに蝶ネクタイという少しカジュアルな感じの格好でした。

今日のコンサートは佐山先生がピアノ。浩子さんはヴォーカルに徹します。
浩子さんはイスに腰掛けながら唄うのですが、そのイスはピアノのイスというところが、それらしい雰囲気を醸し出しています。

#1 『銀河通信』

佐山さんの弾くピアノに合わせて唄った浩子さん。終わったところで、解説が入ります。
『このピアノ。リハーサルで聴いたのじゃないんです。即興アレンジ。いま初めて聴いた!』
お客さんも感心しきり。譜面台に楽譜はありますが、その楽譜を見ながら間にいろいろなテイストのアレンジを加えて弾いているというJAZZスタイルだったんですね。

ここで浩子さんから喉の具合について経緯と現状について話がありました。
『全く出なかった声が、ここ数日でようやく唄えるようになった。だけど、まだかすれ気味のところもあるので、多少聴き苦しいところがあると思うけど・・・』ということで、まずは一安心。『でも、そんな声の時にしか唄えない歌もある!』と、転んでもタダでは起きない逞しさも披露してくるところは流石です。

#2 『三日月の女神』
#3 『タイタニア 恋をしよう』


ピアノの世界にグングン引き込んでいく佐山さん。聴き手に音に集中させるような演奏をしていきます。この2曲が終わったところで・・・・
浩子さん: 『容赦なく音数を減らしてくるね。 歌ばかりが目立つ。』
佐山さん: 『ヒトによっては嫌われる。 ・・・・テンポは苦手かな。』
浩子さん: 『あっ、お客さんもテンポは結構いい加減だから大丈夫。以前、アンケートで「今日のはテンポが少しゆっくりでしたね。」って書かれていたんだけど、実はその曲は打ち込みだったり(笑)・・・・だから気にしなくて大丈夫!』

この「タイタニア 恋をしよう」はシェイクスピア作の喜劇:「真夏の夜の夢」をモチーフに作ったいう紹介がありました。この後の佐山先生のコーナーの教材にこの作品がなると思いもせずに聴いていました。

#4 『窓』

ここで浩子さんが一旦退場して、ここからしばらくは佐山先生のコーナーになります。
浩子さん: 『今日は佐山さんのJAZZ講座です。では、引っ込みます・・・・ん? こういう時は何て言うんだ? ・・・・「失礼します!」』
会場が笑いに包まれます。

【佐山先生のコーナー】

学校でも教えている佐山さんですが、さすがに授業でやっていることをそのままやると時間が全く足りないとのことで、JAZZピアノの奏法の歴史をいま演奏した作品を元に展開していくという楽しい解説をしてくれました。

#5 『タイタニア 恋をしよう』を主題にしたJAZZ講座

この曲を
①ブルースVer.
②ラグタイムVer. ・・・ とにかく明るい!
③ビッグバンドVer.
④4ビートVer.
⑤ハーモナイズVer.
の順で演奏していきます。特に、⑤ハーモナイズVer.で佐山先生がビル・エヴァンスの弾きマネをした時には、JAZZの造詣が深いお客さんにはかなりウケていましたね。このコーナーは大変わかりやすくて、これらのルールでJAZZも演奏されていることが理解できて勉強になりました。

#6 『楽園のリンゴ売り』 JAZZピアノソロVer.

この作品は当初は浩子さんと演奏する予定だったのが、3日ほど前に浩子さんから「止める」との話があったので、「じゃぁ、俺が演る。」と言って、ここに入れたのだそうです。ここで先ほどの奏法を次々に入れて演奏してくれたので、一層理解が深まった感じがします。

ここで、佐山先生の講座は終了。第1部終了後の休憩となりました。

15分の休憩の後、第2部も同じスタイルで進みます。

#7 『さよならDINO』

前半でエンジンがかかったのか、浩子さんの声の出も良くなった感じがします。
佐山先生も楽しくなってきたようで、最後はピアノの弦を手で叩きに行く奏法をするなど、JAZZ色が濃くなってきました。

#8 『きれいな石の恋人』
#9 『銀の記憶』


この「銀の記憶」のアレンジ・演奏は実に美しかった。。。
浩子さん: 『美しい・・・・聴き入ってしまった。』 『だから、ピアニストをゲストに呼ぶのイヤなんですよね。。。』 (お客さん笑)

「きれいな石の恋人」については『これは僕の歌』という佐山先生との恋愛トークに。私は佐山先生が言っていることに妙に共感できるところがあって、身につまされるところがありました。

#10 『ピヨの恩返し』

曲紹介として、『今日、唯一のカワイイ曲です。』という触れ込みがあって始めようとしましたが、何故か佐山先生が挙動不審・・・・どんなアレンジにしようか悩んだりしたのでしょうか。あれこれポーズを取りながら再びピアノの前に座ります。たぶんアドリブを入れにくい構成になっていたので、どうしようかと悩んだのかもしれませんね。

#11 『夜のブランコ』

“不倫”の歌ですが、巷を昨今賑わすことが多い話題の為か、ちょっとしたコメントにも笑いがあったのですが、何といっても佐山先生自体が夜22時頃に公園で女性と待ち合わせてブランコに乗ったことがあるというエピソードは面白かった。
浩子さん: 『夜の公園で、男の人がブランコに乗って キー ・・・・ キー ・・・。 怖っ。』

#12 『海の時間』

「NHKスペシャル的」という表現されたアレンジでしたが、個人としては良かったと思います。

#En 『まっくら森の歌』

2人で準備したものに限りがあるのでダブルアンコールにはならず、ご挨拶だけ。

今日は喉の負担にならないように少し曲数を抑えたようで、声も若干かすれるところはあったものの、十分堪能できたコンサートでした。次のコンサートは8月ですが、月末の還暦 Birthday Partyまでにはもっと良くなると思われるので、期待して待ちたいと思います。



スポンサーサイト
Date: 2016.06.18 Category: コンサート   
時計
カテゴリ
乗降者数
プロフィール

FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

意外に自宅でも役立ちます。
お探しものなら
株価&為替ボード
経済指標カレンダー
FX経済指標
FX&鉄が使うFX業者
外国為替証拠金取引の外為オンライン FXプライム
これ、便利です。
検索フォーム
月別アーカイブ
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QR
おことわり
当サイトは、商品の映像紹介などの利便性を図ることに加え、amazon・Apple・TCS等とリンクすることにより紹介料を得ることも可能な設定がされたプログラムです。(Amazonアソシエイト参加者)