【谷山浩子:今日の1曲】 ・・・番外編!  『谷山浩子 弾き語りコンサート2017』 @小金井 宮地楽器ホール 大ホール

7月1日に鶴見で開催された「弾き語りコンサート」に続き、7月14日は小金井での開催です。

私が武蔵小金井駅に着いたのはちょうど6時でした。
この駅に降り立ったのは実に35年ぶり。中学生の時に駅にほど近い東京学芸大学に部活の試合でいく為に降りて以来です。当時はどちらかというと田舎びた雰囲気のある駅だったのですが、近年では中央線の高架化もようやく完成して南北に分断されていた街を1つにする開発が進んでいるようですね。
本日の会場の「小金井 宮地楽器ホール」は駅南側のロータリーに面しており、まさに再開発エリアの象徴のような公共施設です。ガラス張りになった3階・4階が大ホールのフロアです。まだ新しいこともあり、大変きれいなホールでした。

1階からエレベーターで大ホールの3階に上がったら、そこは受付の目の前。
既に開場時間を過ぎており、続々と入場していきます。
客席に入って自分の席を探すと、なんと今回も真正面! 鶴見と全く同じような位置。
ステージを見ると、そこにはSteinway & Sonsのピアノが鎮座していました。

今日は入場時間が遅めだったので、アンケートの準備をしていると、開演を知らせる音がなりました。
このホールは教会で鳴るような鐘の音。とても品がよく、穏やかに開演時間を告げています。鶴見のブザー音とは大変な違いです。


照明が落ち、ステージだけ再び明るくなると、左手から浩子さんが登場です。
この日の衣装は、鶴見とほぼ同じ。黒の長袖シャツに白地のポンチョを羽織ります。そこには鮮やかな青色の大きな刺繍で花柄があしらわれています。今回は照明のおかげで、その花柄にラインストーンが散りばめられていることもよくわかりました。前回はスパッツに似ているように見えたのは、スキニーのパンツでした。そして、今日は茶色の紐靴。珍しいなと思っていたら、これが後でコンサートにアクセントを与えることになるとは。。。 そして髪には黒のカチューシャです。

いつものようにピアノに向かってスタートです。
今年の労音さん主催の「弾き語りコンサート」は照明に拘りが感じられたので、今回も演出の照明色も併せてお知らせしていきます。

#1 『窓』  《白》

唄い終わって、いつもの通り、まずはご挨拶です。
金曜の晩の開催なので、仕事帰りに来る方も多く、遅刻組も結構出ています。
『こんばんわ。今日は小金井宮地楽器ホールでの“谷山浩子 弾き語りコンサート2017”にようこそいらっしゃいました。 いま来た方も、いらっしゃいませ!』
『しかし、本当に、本当に暑いですね! 頭がボーっとしていて、この後に間違っても気にならない(?!)・・・・そんなことはないです。でも、何かやらかしそうなんですよね。』
『皆さんもボーっとしていると思いますが、今日は平日だし、忙しい中を来てくださった方もいるかもしれません。疲れたら寝ちゃってもいいですよ。私はダラーっと聴いて頂くのが一番よいので・・・・』
という流れで“いつものご挨拶”になりました。

『「窓」は、高校卒業して半年後くらいに書いた唄です。この季節に“秋”の曲を持って来ました。次も「学校」がテーマの曲です。「ポプラポプラ」は中学校。女子の唄です。「放課後」は高校です。』

#2 『ポプラポプラ』  《黄》
#3 『放課後』  《青》


『唄ってて気づきましたが、「ポプラポプラ」は“冬”の歌ですね。季節感、全く無視です。(笑)』
『実態のある人間への初恋は私は中1の時でしたが、そういう気持ち、“初恋状態”のようになったのは、グループサウンズが流行った時でしょうか。』
ここからグループサウンズ(GS)時代の話になっていきます。
『私はクラシカル・エレガンスみたいな曲が好きです。』
GSは、そのファッションも「スーツ」、衛兵のような「ミリタリールック」、「VAN」、中世ヨーロッパをイメージしたような「クラシカル・エレガンス」など様々でしたね。浩子さんが好きだったザ・タイガースも王子様ルックの映像も残っていますから、クラシカル・エレガンスに入るのでしょうね。

ここでちょっとした情報として
『ちょうど歌入れが終わりました。あとはミックスダウンしてマスタリングすれば完成です。』
と新アルバムの状況を教えてくれつつ、
『このアルバムにも1曲、クラシカル・エレガンスみたいなのを入れてみました。』
なのだそうです。
その流れで 『私の「思春期」の3大“美しいメロディー”』 を紹介してくれました。
① 「JUN & ROPE」のCMソング
 浩子さんが話した『古城の前で男と女がポーズを決めているようなCM』(1972年)の曲は、確かにGSっぽいです。



② 「ニーノ・ロータ(Nino Rota)」
 作曲家の名前だけを浩子さんは言ってピアノで弾きましたが、あのフレーズは「太陽がいっぱい」だったかな?

 

③ 「青春の光と影」
 映画主題歌ですね。

 

次の2曲は「女の子の唄」がテーマということで
#4 『カントリーガール』  《オレンジ》
#5 『SAKANA GIRL』  《水色》


「カントリーガール」は、“前サビ有り”Ver.でした。
そして、「SAKANA GIRL」では、前奏を弾きはじめた浩子さんの演奏が1拍つまずいたような形に! 思わず聴き手も前のめりに・・・・コンサート始めに心配していた通り、やらかしてしまいます。そして、唄い終えると、
『完璧な「SAKANA GIRL」をお送りしました。』
客席は爆笑! こんな失敗も楽しみになるからコンサートは面白いのです。

ここでソロコンサート恒例の「リクエストコーナー」へ。
今回も「チケット半券による座席抽選」でした。
『当たりたくない人にも当たるってことなんですよ。』

2人目の当選者はご夫婦連れだったようで、リクエストの曲名を聞いて、浩子さん
『リクエスト権を奪いましたね。(笑) まぁ、仲の良いご夫婦のようなので大丈夫でしょう。』
・・・・話題のどこかの夫婦の姿が脳裏に浮かぶようなコメントです。(笑)

4人目の半券を取り出した瞬間、浩子さんが固まります。
『ちゃんと混ぜたよねぇ?・・・・1列、6番!』
客席も爆笑! なんと先ほどの2番目の方のお隣さんが当選でした。

そして、スタッフのヤマザキ アヤカさんが歌詞カードを持って登場。浩子さんに
『アヤヤ、ですっ!』
と紹介されて恥ずかしそうにしながら、抽選箱を持って帰ります。
そして、4人の曲順を検討している最中に歌詞カードを床に落とす浩子さん。

#6  11列-6番 男性  『メリーメリーゴーラウンド』  《白》
#9  1列-5番  男性  『ねこの森には帰れない』  《緑→黄》
#7  10列-22番 男性  『ブルーサブマリン』  《青》
#8  1列-6番 男性  『DOOR』  《オレンジ》


2番目の「ブルーサブマリン」が始まるところで、“無音”の時間が生まれます。
静かな中、右・左と首をかしげる浩子さん。
『キーが書いてない・・・・F?・・・かなぁ。』
無事に唄うことが出来ました。
3番目の「DOOR」は圧巻でした。今日のSteinway & Sonsのピアノはとてもよく鳴っていることが伝わってきます。

こうして、リクエストの4曲を弾き終えたタイミングで来場した人が3~4名いました。
『いま来た方には申し訳ないのですが、ここで休憩に入ります。』
と、これで第1部が終了です。

すると、暗くなったステージの後方の幕が左右に開き、白いスクリーンが現れました。
約15分の休憩の後、第2部の始まりです。

第2部の開始は、9/13発売の新アルバムに収録する過去に提供曲から唄います。
今日の選曲は手嶌葵さんに提供した作品です。
『映画:「西の魔女が死んだ」の主題歌のコンペで、新井昭乃さんの「虹」に負けた作品です。これも誰かがツイッターで「映画の挿入歌になっている」って書いていましたけど、挿入になっていないです。(笑)』
・・・・≪後のくだりは、浩子さんのお客様への要請もあって“自主規制”(笑)≫・・・・

#10 『金色野原』  《白》

『新アルバムに収録の新曲は、8月のファンクラブイベントで。今回は11のお話の歌ですが、ジャケットも童話集のようなものになりました。予約してくださいね。予約してくれると、(CDを)刷る枚数が増えるので。(笑)』

次は「共通点は斉藤由貴さんに提供した曲」という2曲。
#11 『ひまわり』  《オレンジ》
#12 『SORAMIMI-空が耳をすましている-』  《黄》


再び新アルバムに関するお話です。
『収録曲の曲順は、まだ決まっていません。これからです。』
実は、このコンサートの開始にあわせて収録予定の11曲が発表されました。先ほどの休憩中に「最後の曲が無限マトリョーシ
カ」とツイートした方がいたのですが、その情報が間違っているということで、まだ休憩中の10分後に浩子さんが訂正に走ります。(休憩中にツイッターを見て、ツイートしてしまうとは、さすが浩子さんです。)
『「無限マトリョーシカ」が最後、はないです! 変過ぎます。』
客席は爆笑!!
『先ほどクラシカル・エレガンスのタイプの作品を入れたと言いましたが、「城あとの乙女」という作品です。 あぁ、唄いたい。。。』
その言葉に客席から大きな拍手が起きますが、残念ながら「なし」ということで。。。

でも、こんな狂想曲的な出来事が起きるくらい、皆さん楽しみにしている新アルバムです。オリジナル作品には浩子ワールドらしい興味深いタイトルもあります。(「白雪姫と七人のダイジョーブ」ってタイトルに実にそそられます。) 私も完成を待ちたいと思います。

終盤の3曲は「東京を舞台にしたラブソング」がテーマです。

#13 『星より遠い』
#14 『キャンディーヌ』
#15 『電波塔の少年』


ここの照明は色とりどりでした。特に「キャンディーヌ」は街のネオンをイメージさせる色と点滅という演出で、シンプルながらも凝った内容になっていましたね。

演奏前の解説で、それぞれの舞台となった場所を浩子さんが教えてくれたのですが、
「キャンディーヌ」が西麻布、「電波塔の少年」は東京タワーなのですが、意外にも
『「星より遠い」は、“西武池袋線”です。』
・・・・すごい納得感。
以前、石神井公園に住んでいたので毎日乗っていましたが、確かにこれが江古田~練馬あたりの大学生が多く住んでいるエリアだと、実にピッタリな光景です。特に、この作品が出た2000年前半はまだ高架でない区間もあって、昔ながらの西武線の光景が都内でも残っていたので、雰囲気がしっかり作品に現れています。

『そろそろお別れの時間なのですが、宮地楽器ホールのことを冒頭話そうと思ったんですが、全部抜けてしまいました。(笑) 今から話すと、またコンサートが始まるみたいになっちゃうので止めておきます。(笑)。 最後は、いま一番新しいアルバムは「シングルコレクション」なのですが、その中からお別れの曲を。これはB面曲ですね。“何か”のB面です。(笑)』
・・・・「DESERT MOON」のB面曲ですね。

#16 『銀河通信』  《青》

唄い終えてステージから下がりますが、観客の大拍手のアンコールに応えて再登場。
『お礼の歌ですが、「人間じゃないかも?というラブソング」というテーマです。』

ところが、演奏に入ろうとピアノのイスに座ろうとした浩子さんが固まります。
『靴ひも、踏んづけちゃった。。。』
浩子さんはピアノの後方に向かい、靴ひもを結び直して戻ってきました。
そして、もう一度お辞儀して、仕切り直してピアノに座ります。

#En-1 『ピヨの恩返し』

そして、再びの大拍手。当然のダブル・アンコールの要求です。
歌詞カードのファイルを抱えて再びステージにやってきた浩子さんです。
『コンサートは終わりましたので、この後にご都合のある方はお帰りOKです! 私が唄いたいだけなので。(笑)』
『いつものように、このファイルから引いた歌詞カードの歌を何があろうとも唄う、ということで。』
ファイルから抽出しています。
『何があろうと・・・・だよね。・・・・あっ!・・・・・「遠い夏 -津軽に寄せて-」です。』
客席からは感嘆の声が。

ピアノに向かった浩子さんは少し悩みます。
『上手くいくかやってみないとわからない。だって、キーも書いてないし、歌詞も9行しかないし。』
と言って、客先に歌詞カードを見せてくれました。
『Fマイナーかな?・・・・Eマイナーでやります。』

#En-2 『遠い夏 -津軽に寄せて-』

前奏・間奏・後奏と訴えかけるような激しさと静けさをもったピアノ演奏に、最後まで驚かせられた感じです。ピアノの鳴りの良さも手伝って、迫力満点のダブル・アンコールでした。
やはり、浩子さんのピアノ演奏は天才的なものがありますね!!

・・・・ということで、21:00前に閉演です。
例年は4月にある「弾き語りコンサート」はこれにて終了です。


次は、8月末のファンクラブイベントです。今回初めて参加してみます。
到着した入場券を観たら、練習が必要な“お題”もあったりするので面白そうです。



スポンサーサイト
Date: 2017.07.16 Category: 谷山浩子   
時計
カテゴリ
乗降者数
プロフィール

FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

意外に自宅でも役立ちます。
お探しものなら
株価&為替ボード
経済指標カレンダー
FX経済指標
FX&鉄が使うFX業者
外国為替証拠金取引の外為オンライン FXプライム
これ、便利です。
検索フォーム
月別アーカイブ
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QR
おことわり
当サイトは、商品の映像紹介などの利便性を図ることに加え、amazon・Apple・TCS等とリンクすることにより紹介料を得ることも可能な設定がされたプログラムです。(Amazonアソシエイト参加者)