【谷山浩子:Album】  『夢半球』



アルバム 1979年11月5日発売

前作から11ヶ月後に発表されたアルバムです。
前作で頑張りすぎたのか、元のスタイルに戻って、全曲が組曲というコンセプトで作られた作品です。
ライナーノーツに書いてあるスタジオ収録の時期が「真夏」だったからでしょうか、早朝の5:38を境にA・B面それぞれのの世界を作っています。A面はAM1:00から始まって5:37に終わる『夜』。B面はAM5:39から始まって10:07で幕を閉じる『朝』という設定です。

アルバムジャケットは上野紀子さんのイラスト。
元々はほかの詩人の方の詩集に使われていたイラストだそうですが、表・裏がちゃんと朝・夜のシチュエーションになっています。

前作と同様に、特にA面は“暗い谷山浩子”。
お得意の時間帯ですが、冒頭の「語り」から怖いです。
真夜中に恋人に手紙を綴っている少女・・・温度を感じるナレーションじゃないので、画的にもちょっと怖いイメージです。曲が進むにしたがって、その内面から激しい感情が見えてくるような歌詞になっていきます。
そして6曲目の後にある「語り」が“夜明け前の時間帯が最も暗い”という感じでしょうか。

一方のB面は、朝の光の中で輝く木々や草花などの自然に癒される、という流れです。
特に「もみの木」は良い歌です。後のライブベスト:「白と黒」や「花とゆめ」に選ばれなかったのが不思議な感じです。また、「テングサの歌」は、実は背景・設定が怖いお話なのですが、あの可愛らしい声とアレンジで軽快な歌に仕上がっています。

ただ、この作品も音づくりはしっかりしていて、スタジオミュージシャンがプロの生音を聴かせてくれているアレンジは、いま聴くと新鮮で気持ちがよいです。

チョイチョイ垣間見られる“黒さ”とか、80年代に展開する「谷山ワールド」のさわりが感じられるアルバムとも言えますね。


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Date: 2017.03.16 Category: 谷山浩子   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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