No,97 【谷山浩子:今日の1曲】 「マイケルという名のパン屋さん」 ①
アルバム 1981年11月21日発売
作詞:不詳、作曲:谷山浩子、編曲:橋本一子 (3:37)
【ポイント】
・ メルヘン。だけど、おどろおどろしい感じ。
これも「作詞者不詳」。
おなかが減ってどうしようもなかった人が書いたんではなかろうか?と思いたくなるほど、「パンの耳」がテーマになっている歌詞です。
しかも、かぶせたメロディーが些か“メルヘン怖い”な感じのものだから、すごい世界をイメージさせます。
でも、この感覚が“谷山ワールドらしいところ”と言えるかもしれません。
この作品がアルバムの終曲ですが、「確かに、この場所にしか収まらないだろう。」と納得してしまう作品です。
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この後のシングルから「オールナイトニッポン」と共に歩む時期に入っていきます。
スランプを抜け、たくさんの曲が出来るようになり、自分だけでなく“ソングライター”としての提供曲も増えていくようになります。
次の時代区分(Epoc)に入っていく転換点がここだったとも言えますね。
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Date: 2017.05.02 Category: 谷山浩子