【今日は何の日?】 3月30日は 『広大な領土が売られた日』

【今日が記念日】
 ・妻がうるおう日
 ・信長の野望の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

財政難のロシアが、その領土であったアラスカをアメリカへ720万ドルで譲渡する条約に調印したのは、1867年(慶応3年)のこの日のことです。

ロシア人は18世紀末から狩猟や交易のために北アメリカ大陸の太平洋岸のエリアに進出し、カリフォルニア州にまで達していました。ところが、いま再び話題の中心になっているクリミア半島が舞台で起こった「クリミア戦争」〔1853年(嘉永6年)~1856年(安政3年)〕によって「戦勝国のない戦争」となり大きな損害を被ってしまいます。

これで経済的に疲弊したロシアは、その立直しのためにアラスカを売却することを決心しますが、戦争相手国だったイギリスは避け、取引相手にアメリカを選んで1859年(安政6年)に売却の意向を打診します。
しかし、アメリカも当時は南北戦争の影響もあって進展せず、ロシア皇帝:アレクサンドル2世は1867年(慶応3年)3月になって外交ルートを通じて改めて交渉を行わせました。そして、この3月30日の午前4時、アラスカを売却する条約が結ばれた訳です。

アメリカの購入価格は、720万USドル。
そして、その土地の単価は、1エーカーあたり約2セント。(1エーカー=約4047平方メートル)
実に6000坪を超える土地をわずか1ドルで買った計算になります。

翌月、アメリカ議会の上院で条約が批准されますが、『巨大な保冷庫』との非難を浴びます。
ところが、約30年後の1896年(明治29年)には金鉱が発見されるなど、アラスカが資源の宝庫であることが判明したことで評価は一変します。
また、アラスカは狭い海を挟んでロシアと国境を接することから、その後の冷戦期にも軍事上で大変重要な役割を果たします。その為、アメリカのアラスカを購入したこの条約締結は、今では政治的に高い評価となっています。


ちなみに、前述した「クリミア戦争」が終結したのも、1856年のこの日のことでした。
今のクリミア半島の事態が、この戦争の歴史をなぞらないと良いのですが。。。


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Date: 2017.03.30 Category: 歳時記   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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