【今日は何の日?】 4月20日は 『南信州で大火が起きた日』

【今日が記念日】
 ・穀雨
 ・郵政記念日
 ・珈琲牛乳の日
 ・肌には知る権利がある記念日
 ・ジャムの日
 ・腰痛ゼロの日
 ・「聴く」の日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

中央リニア新幹線の通過地として駅も設置されることになった長野県飯田市。
この町が大火に見舞われたのは、1947年(昭和22年)のこの日のことです。

飯田は城下町で、京都にまねて作られて長屋作りの建物が並ぶ街並みでした。その為、道幅は狭く、建物は密集しており、火災が大きくなりやすい街の作りになっていました。

この日、午前11時40分過ぎ、南部にある知久町付近から火が出ます。
折からのフェーン現象による強風も手伝って、火はみるみる北に向かって拡大します。
しかし、この時に市内各地で一斉に消火活動を始めたため、消火栓の水圧が低下して初期消火に失敗。
消防も有効な手を打つことが出来なくなり、市街地の約50%に相当する面積67万㎡が焼き尽くされ、戦争を乗り越えた江戸時代からの城下町の町並みもほとんど失われ、被災家屋は3,577戸、被災者数は17,800人に及んだそうです。昼の火災だった為に避難が滞りなく行われた為に、亡くなった方が少なく済んだことは幸いでした。

しかし、飯田市は、この火災を契機として「都市計画」を強力に推し進めていきます。
被害を大きくした要因を分析したところ、気象や防災インフラの不備の他に、「土蔵の手入れが不備で十分な延焼遮断効果を発揮せず」という地方都市ならではの指摘項目なども挙がりました。また、「避難路や消防活動できる通路が無く、非常に苦労した」といった反省点もありました。

翌:1948年(昭和23年)から復興が始まります。
まず、延焼を防げるように最大幅30mにもおよぶ2本の防火帯道路を街の中心部で交差させ、町並みが4分割になるように整備して町の骨格を作ります。各地に地下貯水槽を設けたほか、各戸の裏に「裏界線」と言われる幅2mの避難用通路が作られました。それとともに、散在していた墓地を集中的に移転させるなど万一の大火災にも対処できる街へと作り変えられていきました。この防火帯道路は「並木通り」と呼ばれ、りんごの木が植樹された並木道になっています。

飯田市のこの都市計画は、その充実ぶりから「小都市における都市開発のモデル」といわれているそうです。
この後始まる中央リニア新幹線の工事に伴って、市の南部を中心に開発が始まることになりますが、南アルプスを望む信州のこの静かな街がこの先も穏やかに安心して過ごせるような街づくりになることを期待したいですね。


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Date: 2017.04.20 Category: 歳時記   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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