【今日は何の日?】 6月12日は 『日本の原子力船が海に浮いた日』

【今日が記念日】
 ・恋人の日
 ・恋と革命のインドカリーの日
 ・晩餐館焼肉のたれの日

こんな記念日である本日ですが、今日の話題はこちらです。

日本初で、また唯一の原子力を動力とした船:「むつ」が進水したのは、1969年(昭和44年)のこの日のことでした。
原子炉を動力源とする船を建造した国は少なく、世界でも4番目。進水時の母港となった青森県むつ市に因んで名付けられた船でした。

元々、この船は1963年(昭和38年)に「海洋観測船」として建造が計画され、1967年(昭和42年)に「特殊貨物船」に仕様変更されたうえで1968年(昭和43年)11月に着工し、1969年(昭和44年)のこの日に進水したものです。ただ、その時点から核燃料を実装していた訳ではなく、核燃料による実際の運行は進水から5年後になります。

しかし、原子炉使用による航行を始めて日も浅い1974年(昭和47年)9月の航行中に放射線漏れの事故を起こします。(ちなみに、この事故が「国内初の原子力災害」です。) この放射線漏れ事故はこの船の命運を変えてしまいます。

事故で帰港を余儀なくされるものの、地元の人々が事故船が入港することを拒否。その為、船は16年もの長い年月を母港もなく彷徨うような形になりました。

その後、新しい母港として日本原子力研究開発機構が所有するむつ市の「関根浜港」が決まり、ようやく安住の地を得ます。1990年(平成2年)以降、出力上昇試験や公試を行なって1991年(平成3年)2月に船舶と原子炉についての安全が確認されました。そして、その翌年:1992年(平成4年)1月に原子力船としての全航海を終了しました。

さて、その後の「むつ」ですが、1993年(平成5年)に原子炉は撤去され、ディーゼルエンジン+電力を動力とした船に改造されました。現在は「海洋観測船」として活躍しています。海洋研究開発機構の「みらい」がその船です。
日本の地球科学への取り組みが強化される中で、主にエルニーニョ現象などの西太平洋海域のデータ観測に使用する観測船として改造されたものです。「むつ」が海洋観測船として当初計画されたことが、ここで大きく役に立った訳ですね。

2011年3月に起きた東日本大震災で起きた福島第一原子力発電所事故による海洋汚染を調べるため、3月末に福島県沖に派遣されて海水を採取する活動を行なったというのは、何とも言えない因縁を感じます。



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Date: 2017.06.12 Category: 歳時記   
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FX&鉄(fxrailways)

Author:FX&鉄(fxrailways)
気がつけば転職7回! 「人生への投資」で出費がかさんだうえ、わずかな資産もリーマンショックで大きな痛手。景気回復に期待しつつも『まずはお小遣いの安定確保!』を目標に、わずかな軍資金で2013年9月から再びトレードに参入です。
トレードだけでなく、あちこちの趣味に話が飛んでいきますので、たぶんグダグダなブログになるかも、です。

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